自己破産が会社にバレるケース４つ！バレたくない場合の対処法

自己破産をすると会社にばれたり、クビになったりするのかな？

大丈夫。結論からいえば、自己破産をしても基本的には会社にばれることはないよ。

でも、給料というよりも、口座に入っているお金を没収されるんだ。

だから基本的には会社に連絡がいかないし、無関係だ。気にすることはないよ。

ただし、バレるケースもあるから注意が必要だね。これから教えてあげるね。

自己破産は意外と会社にバレないよ。

もし会社にバレるとしたらこんなケースだね。

もっとも、手続きが終わりさえすれば、再び仕事をすることができるから安心してね。

ただ、自己破産は３ヶ月～１年くらいかかったりするよ。

会社にはどうしても報告するか、転職をすることになるかも…。

だから、自己破産をする前に、自分の資格が使えなくなるかどうか調べようね！

裁判所を介する債務整理、自己破産や個人再生をすると、官報（国が発行する新聞のようなもの）に手続きをした人の名前と住所がのるって話。

もし会社が定期的に官報をチェックしていれば、知られてしまう可能性はあるよ。

とはいえ、ほとんどの人は官報なんかチェックしないから、資格制限を受けない仕事なら気にする必要はないと思うよ。

自己破産では、退職金証明書って書類が必要になるよ。

自己破産を申し立てると、裁判所から債権者（お金を貸した側）に通知がいくからね。

自己破産をするときは、債権者を平等に扱わないといけないって決まってるんだ（破産法252条）

正直に申告しないとダメですね…。

共済や労金は、給料から天引きされるのが一般的なんだ。

では、なぜ共済や労金からの借り入れでバレてしまうのか、時系列でまとめてみるよ。

でも、先ほどと同じ。共済や労金からの借り入れも隠せないから、覚えておいてね。

さっき言ったように自己破産を知られても、それを理由に解雇することはできないよ。

解雇できるケースは法律で決められているんだ。

ただ仮にクビにならないとしても、自己破産したことはあんまり周りの人に知られたくないな～…

取締役や役員は会社と雇用契約ではなくて、委任契約の関係になるんだ。

委任契約の場合、民法に破産をもって終了すると定められているから退任になるんだよ。

最後はオマケとして、自己破産以外で会社に借金がばれるパターンだけ紹介するよ

裁判所から会社へ「債権差押命令」が送付されるので、当然会社の管理部などには滞納の事実を知られちゃうしね。

それで職場の人に知られるケースもあるみたい…

ただし、設立のために必要な資金を銀行から借りられないんだ。

信用情報は、貸し付けの審査の際に参照される情報。

クレジットカードの利用履歴や借金の滞納、債務整理の事実などが記録されているんだよ。

3つ紹介するから、よかったら参考にしてね。

事業にチャレンジしたい人のための制度で、日本政策金融公庫が提供しているよ。

借りられるお金の限度額は7200万円(このうち、継続的に必要なお金である運転資金が4800万円)。

審査は必要だけど、気になる人は、日本政策金融公庫の専用ページを見てみてね。

再チャレンジ支援融資と同じく、日本政策金融公庫が提供しているよ。

こちらの融資限度額は3000万円(うち運転資金1500万円)。

担保も保証人も原則不要で、新しく事業を始めたい人にやさしい制度なんだ。

審査は必要だけど、気になったら確認してみてね。

インターネットを通じて不特定多数の人から支援を募る、新しいビジネスの形だね。

これまで紹介した日本政策公庫の支援制度よりも取り組みやすいのが特徴かな。

借金がチャラになるのはいいけど、制約があることも覚えておいてね。

自己破産ができない職業の人は、他の債務整理を検討した方がいいかもね。

自己破産は、確かに会社にバレる可能性は低いよ。

でも、本当に自己破産するしかないかどうかは正直分からない。

弁護士はたくさんの借金問題と向き合ってきたから、一人ひとりの状況を見極めて、どの債務整理がぴったりなのか教えてくれるよ。

メリットだけじゃなくてデメリットも色々聞いたうえで、判断してほしいな。

相談は無料ってところが多いから、まずは相談してほしい。

自己破産が会社にバレるケースをまとめるよ