ギャンブルで借金まみれ…自己破産はできる？人生をやり直す方法

まず最初に、どんな人がギャンブルで借金をしてしまうのか、その特徴を確認していこう。

本当なら１回のランチ代でも稼げたらそれで充分なはずなのに、欲が出てさらに突っ込み、結局負けてしまう人が、かなり多いんじゃないかな。

ギャンブルは結局胴元が必ず勝つようになっているわけだから、長期間やればやるほど負けが込んでくることになるね。

この段階にいる人は、自分は何とかなる！などとは思わずに、きちんと借金と向き合うようにしよう。

その上で、以下の３つの具体的な方法を試してみよう！

ある意味で趣味友達とも言えるんだけど、正直に言って、あまり健全な友達とは言えない。

だから思い切って「もうギャンブルは辞めたんだ」と宣言して、一切付き合いを断ち切ってしまえばいいんだ。

だから今では、行政や医療機関で、専門的なサポートを受けることができる。

ひとりで無理にギャンブルから卒業しようとするのではなく、こうしたプロの人たちの力を借りるのもひとつの手だよ。

正確には「与信自粛制度」とか「貸付自粛制度」といって、個人信用情報機関に申請し、５年以内はサラ金などからお金を借りられなくするんだ。

だけど、撤回には申告書をつくって郵送するなど面倒な手続きが必要だから、ある程度は踏みとどまることができるんじゃないかな。

でも今までギャンブルの借金はギャンブルで返すって思ってたので…何から手をつけていいかまったくわかりません…。

ストレスでまた依存症になっちゃいそうです…。どうしたらいいですか？

超簡単にいえば、自分のレベルを上げる時に、あと経験値がいくらあるのか確認するよね。

そんな感じで、借金を減らすには、現状でどのくらい借りていて、毎月どのくらい返済すれば完済できるかを知ることが重要だよ。

ここまで終わったら、どこからいくら借り入れているか・それぞれの金利がいくらなのかも確認しよう。

とはいえ、意志だけに頼ると挫折しやすい。意図的にギャンブルができない環境を作ると、やりやすいかもしれないね。

ダイエットしている人が、家にスナックを置かないみたいな感じだ。例えば、こんなことを実行してみよう。

それとポケットに札束やキャッシュカード、消費者金融のカードを突っ込んで行くのも絶対にアウト。

できない状況を意図的に作り出そう！

ギャンブル情報が流れるメルマガなどは登録解除して、SNSでもギャンブル関係のアカウントのフォローや登録は外しておこう。

あと、ギャンブル関係のアプリや写真なんかもすべて消し去った方がいい。

ギャンブルのことを考える時間をできる限り削ろう。

距離を置くために仲間に対してギャンブルをやめると宣言するといい。

バカにされるかもしれないけれど、宣言してとにかく距離を置くことが大事。

距離を置ければギャンブルに誘われることがなくなるからね。

そもそも自力でやめられない段階でもう依存症だからね。

病院や自助グループなど、ギャンブル依存症の治療をサポートしてくれる施設やコミュニティがあるから、1人でなんとかしようとしなくて大丈夫。

それに、ギャンブル依存症の治療は公的医療保険が適用されるようになったから、受診しやすくなったんだ。

治療やサポートをしてくれる施設については、「ギャンブル・パチンコの相談先一覧」でまとめて紹介するから確認してみてね！

具体的な行動は表にまとめてあるから参考にしてね。

ここでは、債務整理について、わかりやすく教えてあげるね！

個人再生は「民事再生法」によって、自己破産は「破産法」でそれぞれ規定されているよ。

結論からいうと、憲法第二十五条が規定する「最低限度の生活」を営むことができなくなるリスクを防ぐためにあるんだ。

返済に困っている人を助けるために債務整理というシステムがあるのさ。

サラ金やクレジットカードのキャッシングは利息が高いから、利息をカットできるだけでもかなりの減額になる可能性がある。

例えば、１００万円を１５％の利息で借りている場合、ざっくりとシミュレーションすれば次のようになるね。

任意整理する借入先が多いとお金はかかるけど、比較的安く債務整理できるからおすすめだよ。

特に、借入額が大きい場合にはかなり大幅な減額が見込めるんだ。

例えば、借入額の合計が３００万円で、利息が１５％の場合を想定してみよう。

任意整理とどちらを選択すべきなのかは、しっかり考えないといけないね。

費用は決して安くはないけど、弁護士費用に関しては、分割払いであるケースがほとんど。

法律事務所によっては6~12回ほどの分割払いになることもあるから、一度相談してみるといいよ！

自己破産は裁判所に認めてもらうことで、借金の支払いが免除になる手続きだね。

ただし、手続きによっては20万円以上の財産を没収されるなどのデメリットもあるよ。

とはいえ、借金の返済義務はすべてなくなるから強力な手続きだね。収入がないとか、財産もないって人にはおすすめなんだ。

といっても、自己破産には3種類あって種類ごとに費用が大幅に変わるんだ。

20万円以上の価値がある財産などを持ってなければ、手数料が数万円で済むから安心してね。

法テラスってのは、国が設立した法律相談センターだよ。収入が少ない人が利用できるんだ。

法テラスなら、無料相談や相場よりも安く債務整理を依頼したり、弁護士費用の建て替え制度を利用することもできるんだね。

ギャンブルや浪費による借金は「免責不許可事由」といって、許可がおりないんだよ。

今後一切ギャンブルをしないことを、態度や具体的な計画で証明することによって、自己破産が認められることもあるんだ。

それが裁量免責(さいりょうめんせき)だね。

裁量免責っていうのは、裁判所が自己破産の手続きに至るまでの経緯やその他の事情などを考慮した上で、借金の返済免除を認めることだよ。

裁量免責はあくまでも、色々な事情を考慮して裁判所が決定するもの。これさえすれば認められるって決まっているわけじゃないんだ。

例えば、こんな事情を考慮される。

弁護士なら、法律の角度から、どうやって借金問題を解決するのか、アドバイスをくれるよ。

さらに、弁護士に依頼するとこんなメリットもあるんだ。

しかも、受任通知が送られた後は、取り立てを受けないので、返済も止めてしまって問題ないよ。

生活を立て直しながら、債務整理の準備に入れるのも、大きなメリットなんだ！

月の返済も苦しいので、それを聞いてちょっと安心しました！

自分では自己破産しかないと思っていても、弁護士からしたら任意整理や個人再生の方がいいってこともあり得るんだ。

自己判断をすると、間違うリスクがあるから、弁護士に相談した方がいいね。

そんな人はカウンセリングなどをしている場所へ相談に行くといい。

1人でどうにかしようとしたり、悩みを抱え込んでも悪化する可能性の方が高いからね。

相談ができる場所や自助グループを紹介しておくね。

依存症を自力で治せれば、誰も苦労はしないよね。自助グループなら、同じ悩みを持った人が集まるから、一人で悩まなくてもいいんだ。

日本貸金業協会が行っている生活再建支援カウンセリングでは、本人の趣味を変えることや、夫婦間でのコミュニケーションの改善などをサポートすることで、ギャンブル依存症から抜け出せるようにしたりしている。

借金を返したとしても繰り返すかもという危機感がある人はカウンセリングを受けるといいよ！