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経営者必見!!近年話題のファクタリングとは!?ポイントを絞って概要をわかりやすく解説!!

こんにちは。
スタートアップドライブ編集部です。

突然ですが、資金繰りにお悩みの経営者の方はいらっしゃいませんか?
スタートアップ企業を運営する際には、初期段階の資金繰りに悩まれる方が多く弊社宛にも連日多くの相談が寄せられています。

「資金が底をつきそうだ」
「自転車操業で事業投資がうまくいかない」
「資本投資してくれそうなVCやエンジェルはハードルが高くて見つかりそうにない」

このような悩みを抱えるスタートアップや中小企業の経営者の方は数多くいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、そのようなスタートアップや中小企業の方を中心に近年話題の資金調達方法である「ファクタリング」についてご説明します。

ファクタリングとは?

ファクタリングの概要

ファクタリングとは、債権(入金待ちの請求書など)を買い取ってもらうことで、通常の支払日よりも前に現金化、着金を可能とするサービスです。

企業間で行われる売買取引の多くは、請求書を発行して即入金されるわけではなく、翌月翌々月などに後から支払われることで計上されるため着金までタイムラグがどうしても発生してしまいます。

ファクタリングの目的は、このような着金のタイムラグを解消し、「入金が約束されたお金はあるが実際の入金がまだ先であるためお金を動かすことができない」という企業の悩みを解決することであるといえるでしょう。

最大のメリットはスピード

ファクタリングを利用する場合、最大のメリットは「スピード」です。
そのため、以下のような悩みを解決したい場合、ファクタリングは非常に有効な手段になり得るといえるでしょう。

  • 閑散期の直後に採用シーズンが訪れるため、手元資金が手薄な状態で採用費を捻出しなければならない。
  • 経営戦略上、資金投下が絶対的に必要な時期にちょうどお金が不足している。
  • 研究開発などの事情で突発的に多額の資金を必要とする場合がある。

特に、スポットでの投資や支出がある場合、ファクタリングは非常に有効な手法となります。

一方で、ファクタリングを利用する場合は、手数料を差し引かれるため、手取り額そのものは減ってしまいます
そのことから、スピードよりも実質的な額を優先する場合、安易に利用するべきサービスではないため、注意が必要です。

ファクタリングの種類

ファクタリングは、「自社」「取引先」「ファクタリング会社」の関係で成り立ちます。
ファクタリングの主な仕組みとして「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」が存在しますので、それぞれ手法に着目して見ていきましょう。

2社間ファクタリング

2社間でのファクタリングは、自社がファクタリング会社に請求書を送付し、ファクタリング会社が入金、取引先から売掛金が入金された後、売掛金として入金されたお金をファクタリング会社に戻す手法です。

取引先は、通常通り入金するだけなので、自社がファクタリングを利用していることを知られることは基本的にはありません。

このタイプのファクタリングは、取引先に特段契約や確認をお願いする必要がなく、工数が少ないため、よりスピード感のあるサービスとして利用できます。

一方、手数料が比較的高い点がデメリットであるため、安易に利用してしまった場合、資金面での損失やダメージにつながる可能性があるため注意が必要です。

2社間ファクタリング

3社間ファクタリング

3社間ファクタリングは、2社間ファクタリングと異なり、取引先にファクタリングの承諾を得た上で、契約をする手法です。
取引先の承諾を得た上で契約しなければいけないため、手間はかかりますが透明性を確保できます。

このタイプのファクタリング最大のメリットは、手数料が低く設定されている点です。
低い手数料の背景としては、透明性が高い仕組みであるため、相対的にリスクが低いことが要因であるといえるでしょう。

また、この仕組みは一見工数が多く、手間がかかるように見えますが、売掛金を取引先から回収する手間が省くことができます。
なお、大手ファクタリング会社は、基本的に3社間ファクタリングのみ採用しているとされています。

3社間ファクタリング

ファクタリングを契約する際のポイント

この章ではファクタリング契約の流れや登録時のポイント、必要書類について解説します。
いざサービスを利用する際に慌てることがないよう、一度目を通しておきましょう。

ファクタリング契約の流れ

ここでは、ファクタリング契約の大まかな流れを解説します。
取引先の承諾が不要な2社間ファクタリングと、承諾が必要な3社間ファクタリングで流れが若干変わりますので注意が必要です。
以下で、段階ごとの説明を行います。

  1. 受付:インターネットや電話等で申し込み、書類を提出します。
  2. 審査:受付時に提出した書類に加え、登記情報などを参照し審査が行われます。
  3. 契約:審査後、契約手続きに移行します。

なお、3社間ファクタリングの場合は、受付前に、取引先に対して相談しファクタリング契約の承諾を得る必要があります。

前述した通り、大手のファクタリングサービスは3社間サービスのみ採用しているケースがほとんどですので、その点を留意した上で運用を検討しましょう。

また、近年では、オンライン上で契約が完結するサービスも増加しているため、サービスの利便性が非常に向上しています。

審査に向けた必要書類

ファクタリング審査を受ける際に必要な書類を説明します。
金融関連のサービスであるため、審査の対象となる内容は、資金余力や会社の社会的信頼性です。
また、法人と個人事業主で提出すべき書類がいくつか異なりますので、焦らずに対応できるように予め注意しましょう。

必要書類はファクタリング会社によって異なりますが、主な書類は以下の通りです。

  • 財務状況を表す資料
    (法人:決算書 / 個人事業主:確定申告書)
  • 身分を証明する書類
    (法人:登記簿謄本 / 個人事業主:身分証明書
  • 通帳
  • 売掛債券の証明資料(請求書、発注書、契約書など)
  • 事業の証明書類(HP、名刺など)
  • 保険や税に関する資料(納税証明書、保険の支払い証書など)

まとめ

この記事では、ファクタリングに関する基本的な概要を説明しました。
ファクタリングは、VCやエンジェル投資などとは異なり、長い時間や厳しい審査が必要なサービスではないため、サクッとスピーディーな資金調達方法として有効であるといえます。
他方、ファクタリングサービスでは、スピーディーに資金を確保できる一方、手数料が引かれるので通常の請求額よりも収入自体は落ちてしまいます。また、契約内容や業者によって手数料の率は大きく変動するため、プランをよく吟味して最適なサービスを選択しましょう。
ファクタリングサービスを語った悪徳業者にも注意が必要です。
サービスを利用する際は、ファイナンス関連に詳しい専門家の意見を聞いてみることも必要であるといえるでしょう。

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