風俗が原因の借金でも自己破産できる？風俗嬢の自己破産についても解説！

風俗通いが原因の借金でも、自己破産ってできるのかなあ？

風俗で働く人が自己破産できるかどうかは「風俗嬢は自己破産できる？」で解説するので参考にしてみてね！

ただし、風俗通いが原因の借金だと、自己破産は少し大変になると覚悟しておいてね。

自己破産によって借金の返済が免除されることを免責(めんせき)と呼ぶんだけど、風俗通いが原因の借金は免責が認められづらいんだ。

なぜかというと、風俗通いやギャンブルなどのような浪費は、自己破産が認められない行為である「免責不許可事由(めんせきふきょかじゆう)」にあたるからだね。

精神的なストレスなどから風俗に通っている人からしたら、生活に必要なものと思ってしまうかもしれない。

だけど、残念ながら法律上では風俗通いは生活に必要な支出とはみなされないんだ。

だけど、絶対に免責が認められないってわけではないんだよ。

『裁量免責(さいりょうめんせき)』といって、免責不許可事由があったとしても破産者の生活状況などの事情を考慮して、裁判官の判断で免責が認められる可能性もあるんだ。

風俗通いはたしかに浪費にあたるけれど、故意に誰かを傷つけていたり、犯罪を犯して借金を作ったわけではないでしょ？

借金を作ってしまったことによる反省や、自己破産後は風俗をきっぱり辞めるという更生の意思が示せれば、裁量免責を受けられる可能性は十分にあるよ！

自己破産は、借金を帳消しにするというとても強力な手続きだから、借金に至った経緯などは詳しく調べられるんだ。

なんでもかんでも借金が帳消しになる世の中だったら、誰も貸金業者なんてやらないしね。

風俗通いなどのように免責不許可事由があった場合には、自己破産を申し立てる際に最低限必要な書類に加えて、反省文などを提出するように求められることになるね。

反省文には以下の内容を盛り込むといいよ。

ただし、最初に伝えた通りに自己破産による免責を認めてもらうのは少し大変になる。

ここでは、風俗が原因の借金を自己破産する際の具体的な注意点について解説していくね！

管財事件では、持ち家や車などをはじめとした、一定以上の価値がある財産が没収されるんだ。

債権者だけが損をしないように、一定以上の財産を没収・換金して、分配するんだね。

大きな財産を失うことになるから、自己破産をしたことを家族に隠すのは難しくなってしまうね。

借金の理由自体は、自己破産をしただけでは家族などに知られる心配はない。

だけど、自己破産をするに至った理由について問い詰められることは避けられないだろうね。

ブラックリストとは、自己破産をしたという情報が信用情報機関というところに記録された状態のこと。

貸金業者やクレジットカード会社などは契約の審査の際に信用情報機関に個人情報を問い合わせているんだ。

その際に自己破産したことが発覚すると、『返済能力がない』とみなされて審査に落ちてしまうってわけさ。

自己破産の情報が記録されるのは最長で5~7年。

だから、その期間はローンなどの借金はもちろん、クレジットカードも使わずに生活することになるよ。

だけど、反省がみられない・更生する意思が足りないなどの理由によって自己破産が認められないケースもゼロではない。

ここでは、自己破産ができなかった際のその他の解決策を紹介しておくね。

弁護士を通して債権者(お金の借入先)と直接交渉して、借金にかかる利息をカットしてもらう手続きだ。

それに、任意整理は自己破産とは異なり財産の没収などはされないから、家族や周囲の知人にもバレずに借金を減らせるよ。

ただし、任意整理をした後に残った元本は、原則3~5年ほどで完済するように求められる。

安定した収入は不可欠だし、借金の額があまりに大きい場合には、任意整理をしただけでは解決できない場合もあるかな。

自己破産と同じように裁判所への申し立てが必要な手続きで、借金の総額に応じて最大で10分の1まで減額してもらえるよ。

個人再生においては、自己破産のような免責不許可事由がないから、借金の理由が特に問われないのがメリットだね。

ただし、個人再生で効果的に借金を減らす上では、債権者たちの同意を得る必要があるんだ。

風俗やキャバクラなどに通い詰めた人の特徴として、短期間で多額の借金を背負っている可能性が高い。

そのような場合だと、債権者はほとんど利息を払ってもらっていないにもかかわらず、減額の申し出を受けたことになるよね。

減額を認めると大きな損害を受けるとして、同意をしてもらえないケースもあるから注意しよう。

債務整理などによって早期に解決しないとどうなってしまうのか、その末路をみてみよう。

借金が返済できず、滞納が続いてしまえば、最終的には、差し押さえを受ける恐れがあるよ。

差し押さえとは、債権者が裁判所にお願いをして、借金の未納分を強制的に回収されることだ。

滞納をしていると『これ以上滞納が続いたら法的措置をとります』などといった手紙が届くこともある。

これは決して脅しではなく、実際にさまざまな財産が差し押さえられてしまうんだよ。

風俗嬢から性病を移されるリスクも考えるべきだね。

性病にかかっていることに気づかずに、配偶者や恋人にうつしてしまったりしたら大変。

女性にとっては、性病は不妊や早産、流産の原因になることもあるんだ。

風俗に通う回数が増えるほど、性病にかかるリスクは大きいとしっかり理解しておくべきだよ。

ここでは、風俗通いをやめるためのオススメの対処法を紹介していくよ。

たとえば、以下のような経験があったら赤信号だね。

ストレス解消に風俗に通うようになってしまった人は、風俗以外のストレス発散方法を見つける努力をしてみよう！

特に、ジム通いやジョギングなどの身体を動かす趣味はオススメだね。

スポーツによって肉体的な疲労があれば、性欲よりも食欲や睡眠欲を満たしたくなる可能性も高いからね。

また、お金のかからない趣味であれば、これまで風俗通いにあてていたお金を借金の返済に回せるから一石二鳥だね！

風俗店に勤めている人は、給料が手渡しで給与明細が存在していなかったり、確定申告をしていなかったり、お金に関して社会的な後ろめたさを感じている人も多いんじゃないかな？

結論から言えば、風俗嬢であっても、条件に合えば自己破産はできるから安心してね。

自己破産をする上で、職業の内容などは基本的に問われないんだ。

自己破産をする上で重要なのは、支払不能状態であるということ。

支払不能状態とは、現段階の収入では完済の目処が立たないほどの借金を抱えている状態だね。

風俗で働いていて多少の収入がある人であっても、自己破産できる可能性はあるから安心して欲しいよ！

だけど、基本的に自己破産において調査されるのは『収入』『財産』『借金の経緯』の3つに限られるよ。

もちろん風俗の仕事も、自己破産の手続き中も続けられるよ。

風俗嬢だから自己破産ができないとか、自己破産の手続き中も風俗の仕事をしてはいけないって法律はないから、安心してね。

相談をした上で、仮になんらかの事情で自己破産ができないとしても、債務整理(さいむせいり)といった方法で借金を減額することはできるよ。

債務整理とは、法律で決められた借金を減額する手続きなんだ。

自己破産以外にも、任意整理や個人再生といった他の債務整理によって生活の立て直しは可能だよ！

返せないほどの借金を抱えていると弁護士への相談も後ろめたく感じてしまうかもしれない。

だけど、借金問題は放っておいても解決しないからね。

まずは弁護士に相談してみて、自分に合った解決法を提案してもらおう！

結論から言うと、お店の人や従業員に迷惑がかかる可能性はほぼゼロだから安心してね！

風俗店で働いている人の多くが給料を手渡しで受け取っていて給与明細などは持っていないはず。

だから、自己破産をする時にはお店の人にお願いして給与明細や源泉徴収票などを発行してもらう必要が出てくるんだ。

その際に、給与明細が必要な理由などを聞かれてお店の人に自己破産や借金について知られる可能性はあるね。

ただし、給与明細を弁護士に提出したからといって、お店に迷惑がかかることはほとんど考えられないよ。

弁護士が勝手に税務署に通報するようなことはないから安心してね。

だけど、自己破産の手続きを進める上で、破産者の職業や収支については必ず申告する必要があるんだ。

それに、風俗店勤務で税金を申告していないのならば弁護士側での対応も異なるから、正直に話さなくてはいけないね。

とはいえ、風俗で働いていること自体は自己破産の手続きにおいてまったくマイナスにはならないよ。

でもそれなら、受けてくれる弁護士を探せばいいんだよ。弁護士なんかいくらでもいるからね。

それに、確定申告をしてないなどの事情があるならあわせて相談してみよう。

どうしたらいいのか、対処法も一緒にアドバイスしてくれるよ。

そのような状況だと、自己破産に至った経緯を詳しく調査する必要があるため、管財事件という手続きで自己破産が進められることになるよ。

管財事件になると、弁護士に支払う費用に加えて、財産の調査を行う破産管財人って人の報酬も負担しなくてはいけなくなる。

風俗嬢の自己破産だと、費用が少し高額になる可能性が高いと覚えておこう。

とはいえ、弁護士に相談すれば破産管財人の報酬などの積み立てにも協力してくれるから、費用に関してはそこまで心配しなくても大丈夫だよ！

ただし、風俗嬢の場合には弁護士に相談するべきだよ。

風俗嬢が自己破産をする時には、収入証明を改めて取得したり、税金関連の申告など、収支に関して色々とクリアにしないといけない問題が山積みなんだ。

それらの作業を、法律の知識を持っていない素人がこなしていくのは現実的ではないよね。

おとなしく弁護士に相談して自己破産を進めることをオススメするよ。

官報はインターネット上で誰でも自由に閲覧できるから、自己破産をしたことが官報から周囲にバレるリスクもゼロではない。

とはいえ、官報を日常的にチェックしているのは金融機関の人くらい。

また、氏名と住所は掲載されるけど、職業までは公開されないよ。

そこまで心配する必要もないよ。

自己破産ならすべての借金の返済義務が帳消しになるけれど、風俗が原因の借金だと手続きが少し大変になったり、費用が高額になる可能性もある。

風俗嬢の場合は、収入の申告も必要になるよね。

でも、債務整理の手続きによっては、そういった資料が不要な場合もある。

どの手続きが自分にあってるのか自己判断は難しいよね。

その点、債務整理の経験が豊富な弁護士に相談すれば、自分の状況や希望に合った解決法を提案してくれるんだ。

特に、家族がいる方なんかは風俗に通っていること自体バレたくないよね。

そんな時にも弁護士への相談がオススメ。

周囲に知られたくないという事情を伝えれば、周りにバレない方法で借金の減額をしてくれるよ！

たとえば、任意整理であれば財産も手元に残せるから生活の変化も少なくて済むから周囲にはバレづらい。

あとは、弁護士からの郵送物も事務所名の記載がない封筒で送ってくれるなど、こちらの事情を考慮して対応してくれるよ。

借金問題に関する相談であれば、多くの弁護士事務所が無料で応じてくれるよ！

それに、弁護士に支払う費用に関しても分割払いなど柔軟に対応してくれる可能性が高いんだ。

借金に苦しんでいる人は弁護士に依頼するお金もなかなか用意できないことくらい、弁護士側もお見通しだからね。

また、収入が少なくて分割払いでも弁護士費用を支払うのが難しい人は、法テラスに相談するのもオススメだよ！

法テラスとは、経済的に困窮している人でも法律関連のトラブルを解決できるように作られた国の機関だ。

法テラスを利用するには収入が一定以下であるなどの条件を満たす必要はあるけれど、弁護士費用の立て替えなども行ってくれる。

費用が用意できるか不安な場合は、一度相談してみるといいよ。