裁判所の手続きは不要で、貸金業者との話し合いだけで済むから、借金問題を素早く解決できる可能性が高いんだ。
でも、その点はあまり心配する必要ないよ。任意整理に応じてくれない業者とぶつかったときの対処法をみていこう。
「任意整理」は増えすぎた借金返済トラブルをスムーズに解決する手段としては非常に有効なもののひとつです。
ただし、あくまでも借主(債務者)と貸主(債権者)の間で話し合って決めるという「任意」の手段なので、話し合いがまとまらなかったり、そもそも相手が任意整理に応じない方針だったりすると、うまくまとまりません。
任意整理に応じない業者の一覧を紹介しながら、貸金業者が任意整理に応じてくれない理由や対処法を解説していきましょう。
任意整理は借りた側と貸した側で借金減額の和解をする手続きです。
ですので、まれに、会社の方針等により、任意整理の交渉を断られてしまうことがあるのです。
でも心配はいりません。任意整理ができなくても、「個人再生」や「自己破産」といった手続きで借金減額が可能です。
まずは弁護士に無料相談して、今後どうすべきかを考えてみましょう。
\家族に内緒で月々の返済を減らしたい人はこれ!/
任意整理とは?内容や特徴メリット・費用などすべてを解説!
\借金が返済できない人はこれ!/
自己破産とは|自己破産のデメリットや費用などをわかりやすく解説
\どっちが自分にあってるの?知りたい人はここ!/
LINEで無料相談!
任意整理に応じない業者
これだけたくさんの人が任意整理をしているのだから「この貸金業者は任意整理に応じてくれない」というデータもすでに出揃っているんだ。
任意整理に応じない業者一覧 | |
業者名 | 任意整理に応じない理由 |
日本保証(旧武富士) |
|
クレディア |
|
アペンタクル |
|
CFJ |
|
フクホー |
|
スペース | 会社の方針として任意整理には応じていない |
ギルド | 会社の方針として任意整理には応じていない |
- しんわ
- スペース
- 富士クレジット
- ライオンズリーフ
- ビアイジ
- アスト
- プラン
つまり、ここで挙げていないほとんどの貸金業者は「任意整理に応じてくれる可能性が高い」ってことだよ。
\LINEで無料相談しよう!/
借金に悩まされる生活はとても辛く苦しいものです。
でも大丈夫!専門家に相談することで明るい未来が待っています!
少しだけ勇気を持ってLINEで無料相談してみましょう!
友達登録して専門家に相談しよう!
なぜ任意整理に応じてもらえないのか
- 任意整理の和解に応じるかは業者次第
- 業績が悪化して応じたくてもできない
- 取引期間が短くほとんど返済していない
- 業者が担保を持っている
- すでに判決が出ておりあとは差し押さえるだけ
- 以前の任意整理で譲歩している
- 任意整理を自力でやろとしている
任意整理の和解に応じるかは業者次第
そもそもはそれを承知のうえで借金を申し込んでいるわけだし、その約束をご破算にしてほしいというお願いをするのだから「そんなのダメ!」って断るのも自由ってことだね。
法的手段を取るスピードは個人よりも業者のほうがはるかに素早いから、弁護士のサポートは必須だよ。
\専門家に無料相談しよう/
▼感謝の声多数!▼
でも、LINEで相談だけもしてみようかと思って勇気を持って友達追加してみたんですよね!
そしたら、その日のうちに問題が解決して、次の日からは借金に悩まず生活できるようになりました!
対応も早くて丁寧でしたのでとても感謝しています。
友達登録して専門家に相談しよう!
業績が悪化して応じたくてもできない
それが、貸金業者の業績の悪化だ。つまり、業績悪化のために、任意整理に応じかったとしても応じられない事情があるんだね。
- 貸金業法の改正により貸し付けや取り立てへの規制
- 債務整理をする人の増加
- 2010年頃の過払い金請求の増加 など
過剰な貸し付けの規制や、違法な取り立ての禁止、厳しい監視などがあり、貸金業者は激減した。
その上、過払い金ブームや、任意整理の認知もあり、以前は応じてくれていた業者も和解条件が厳しくなりつつあるんだ。
取引期間が短くほとんど返済していない
取引期間が短いと、任意整理に応じてもらえる可能性は低くなるよ。
業者が担保を持っている
「返せないときは担保を処分して返済にあてます」という約束で借金をしているから、任意整理は難しいね。
すでに判決が出ていてあとは差し押さえるだけ
財産を強制的に回収できるから、わざわざ任意整理に応じる必要もないんだ。
以前の任意整理で譲歩している
業者としては「前回で最大限の譲歩をしたでしょ?」という姿勢になるのも当然だよね。
でも、2回目以降だと断られてしまうケースが多いし、たとえ応じてもらえても和解条件が厳しくなりやすいからある程度の覚悟は必要だね。
\専門家に無料相談しよう/
▼感謝の声多数!▼
ただ、LINEは電話に比べて緊張しないので、少しだけ勇気を持ってLINEボタンをクリックして専門家に相談したところ借金を当時の3分の1まで減らすことができたんです! 今では、借金に悩まず、元気に生活できるようになりましたね!
友達登録して専門家に相談しよう!
任意整理を自力でやろとしている
任意整理の交渉は自力でできなくもないんだけど、実際は自力で債権者と交渉するのはかなり厳しいんだ。
債権者は、いいかえれば金貸しのプロ。
司法書士や弁護士ほどでないにしても、法律の知識があるよね。
かたや、借金を返せていない債務者は一般人。法律の知識があまりない人も多いんだ。
また、任意整理を自力でやるには別のリスクもあるんだ。詳しくは「任意整理を自分でやるリスク」で解説するよ。
任意整理に応じるものの和解条件が厳しい業者もいる
和解条件が厳しいと任意整理の効果も薄くなってしまうから気をつけておきたいところだね。
早期に和解できないと裁判を起こす
大手の消費者金融「SMBCモビット」なんかが有名だね。
モビットだと、3か月くらいで和解できなかったら裁判を起こしてくるケースが多いみたいだよ。
これを「受任通知」っていうんだけど、受任通知後の本人への連絡や請求は法律によって禁止されている。
しかし裁判を起こすことは禁止されていないから「早く返済するか、こちらが出す条件に応じろよ」っていう意味でプレッシャーをかけてくるんだ。
経営状態が悪いと和解に応じない
とくに多数の過払い金請求を受けている業者はすでに多大な支払いで経営難に陥っているから、和解条件が厳しくなりやすいんだ。
長期間の分割払いに応じない
ほとんどの業者は「最大5年」までの延長に応じてくれるけど、なかには「3年以上はムリ!」という業者もいるよ。
将来利息のカットに応じない
ところが、和解条件が厳しい業者になると、将来利息のカットに応じてくれないこともあるんだ。
これがすべてカットされると、こちらは約42万円の節約になる計算だね。
だけど、将来利息のカットに一切応じないのではなく「15%のところを5%に」といった提案をしてくる業者も多い。
たとえば5%で計算すると、完済時の利息分は約13万円だから、こちらとしてはかなりの節約になるし、貸金業者としてもまったく利益がないわけじゃないよね?
この辺の落とし所が難しいんだ。
\専門家に無料相談しよう/
▼感謝の声多数!▼
でも、LINEで相談だけもしてみようかと思って勇気を持って友達追加してみたんですよね!
そしたら、その日のうちに問題が解決して、次の日からは借金に悩まず生活できるようになりました!
対応も早くて丁寧でしたのでとても感謝しています。
友達登録して専門家に相談しよう!
遅延損害金のカットに応じない
遅延損害金の上限金利は29.2%だから、通常の上限金利よりもずっと高い。
和解条件が厳しい業者だとこれをカットしてくれないんだ。
任意整理を自分でやるリスク
- 取り立てが止められない
- 不利な和解条件でも自分で気づけない
取り立てが止められない
実は、司法書士や弁護士に任意整理を依頼した場合には、貸金業者からの取り立てを止めることができるんだね。
これは受任通知というものの効果なんだ。
受任通知
- 任意整理の依頼を受け付けたことを債権者に知らせる通知
- 「これまでの貸し借りの記録を見せてほしい」などの内容が書かれている
ゆえに、司法書士や弁護士に手続きを依頼した場合は、手続きの期間中取り立てに悩まされずに済むんだね。
ただしこれは、あくまでも司法書士や弁護士に依頼した場合。
自力で手続きする場合には、司法書士じゃないから、受任通知を送らないでしょ?
受任通知は依頼を受け付けたことを債権者に知らせるものだから、自力でやったら受任もなにもないんだよね。
だから自力でやると、取り立てを止めることができないんだ。
でも、司法書士や弁護士に依頼すれば、取り立てを止めた上で、交渉してくれるんだ。
取り立てが止まれば返済をやめてもいいし、返済をやめて浮いたお金を費用の支払いにあてても問題ないんだよ。
不利な和解条件でも自分で気づけない
すると相手は、こっちが無知なのをいいことに自分たち(債権者)に有利な条件を押しつけてくる可能性があるんだ。
たとえば、司法書士や弁護士がいれば将来発生する利息が全部カットできたかもしれないのに、数パーセントの利息を乗せてくるとか…。
しかもたとえ不利だと分かったとしても、支払いを滞納している立場上「不利だ!」っていえなさそうですし…。
それに司法書士や弁護士なら、双方納得できるような返済計画を提示してくれるからね。
任意整理に応じない業者がいるときの対処法
いるときの対処法
- 応じてくれる業者だけでも任意整理する
- 個人再生を検討する
- 自己破産を検討する
応じてくれる業者だけでも任意整理する
トータルの負担を軽くするのもいいし、ほかの業者が減額してくれた分だけ条件が厳しい業者への返済を増額して早く完済するのも利口だよ。
将来利息をカットしてくれなかったり、支払期間を延長してくれなかったりする業者だけを集中的に返済すれば、あとの支払いはかなりラクになるってことですね!
\LINEで無料相談しよう!/
↓↓任意整理にオススメ↓↓
債務整理に強い司法書士・弁護士に依頼をする
だから、応じてくれない業者がいるときは、債務整理に強い司法書士・弁護士に手続きを依頼しよう。
もちろん費用はかかるんだけど、司法書士や弁護士に依頼するとこんなメリットがあるんだよ。
- 取り立てが止まる
- 自分の代わりに債権者と交渉してくれる
- 収支のバランスを聞いたうえで無理のない返済計画を立ててくれる など
代わりにやってくれるのはありがたい!
個人再生を検討する
「定まった収入はあるからせめて減額してくれたら返済できるのに…」という人なら、個人再生による解決がおすすめだね。
貸金業者側は「同意しない」という意見を出せるけど、裁判所が許可してしまえば抵抗できないよ。
それに借金総額の2分の1が「同意しない」という業者からの借金だと不認可になってしまうこともあるから、慎重な判断が必要なんだ。
\LINEで無料相談しよう!/
↓↓個人再生に強い↓↓
自己破産を検討する
裁判所に申し立てて自分の財産を整理しないといけないし、借金の理由によっては裁判所が許可しないこともある。
個人で判断するのは危険だから、まずは弁護士に相談することをおすすめするよ。
\LINEで無料相談しよう!/
借金に悩まされる生活はとても辛く苦しいものです。
でも大丈夫!専門家に相談することで明るい未来が待っています!
少しだけ勇気を持ってLINEで無料相談してみましょう!
友達登録して専門家に相談しよう!
任意整理をしなければよかった・後悔しないために
理由は様々だけど、今日紹介したように、任意整理に応じてくれない業者に対して、分割回数を少なくするとか、完済までの期間を短くするとか、無理のある返済計画を立てたとしても、完済できなければ任意整理した意味がない。
最悪、任意整理後に返済できなくなって自己破産なんてことになるかもしれないんだ。
実際、任意整理をして後悔した人からは、「任意整理をしても返済が楽にならなかった」なんて意見もある。
それなら、最初から自己破産や個人再生を検討したほうがいいかもしれない。
結局、何が自分に向いているかなんてわからないんだね。
だから、任意整理で後悔してお金をムダにしないためにも、まずは司法書士や弁護士に相談しよう。
司法書士や弁護士なら、返済や生活の状況を聞いたうえで、どの手続きが向いているか判断してくれるよ。
まとめ
どうしても借金問題が解決できないときは、返済に苦しみ続けるよりも弁護士に相談して別の債務整理を検討したほうがいいかもしれないね。
- 任意整理に応じる・応じないは貸金業者の自由
- ほとんどの業者は任意整理に応じるが、ごく一部、応じない業者も存在する
- 任意整理には応じるが、利息カットや支払期間の延長に応じない業者もいる
- 任意整理に応じない業者はあきらめて、ほかの業者と任意整理を進めて返済をラクにするといい
- どうしても返済が苦しいときは個人再生や自己破産を検討しよう
借金問題の相談は初回に限って無料としている事務所も多いから、まずは無料相談の機会を活かしてアドバイスをもらおう!
企業法務をはじめ、債務整理関連の案件、離婚・男女トラブルの案件、芸能関係の案件などを多数手がける。