任意整理

債務整理中とは?言葉の定義や期間中に起こる影響を解説

さいむくん
さいむくん
先生、「債務整理中」という言葉を耳にしたんですけど、それは一体どういうことなんですか?
そうですね。債務整理というのは、例えば書類を出しておしまい、みたいにすぐに終わるものではありません。

例えば、多くの書類を用意したり、裁判所に申し立てをしたりなど、色々と時間がかかるものなんです。

なので、手続きを始めてから終わるまでの期間のことを「債務整理中」と呼ぶのでしょうね。

さいむくん
さいむくん
わかりました!

債務整理中にはどんな影響があるのか、色々と教えてください!

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「債務整理中」の定義

先生
先生
まずは、「債務整理中」の定義について詳しく説明しますよ!

任意整理・個人再生の場合

さいむくん
さいむくん
先生、任意整理と個人再生ってなんでしたっけ?

借金を減らしてもらって、手続きを済ませたあとに、残りの借金を返済していくんでしたっけ?

正解です!

任意整理は「貸金業者と直接交渉する」、個人再生は「裁判所を通じて手続きをする」という点は違うものの、「手続き後に返済していく」という点では一緒ですね。

それを踏まえたうえで、両者の「債務整理中」の定義について説明していきますね。

先生
先生

任意整理の場合

開始 弁護士に依頼、依頼を受けたことを弁護士が貸金業者に通知する
第一段階 弁護士と貸金業者の減額交渉がまとまる

返済がスタートする

第二段階 減額された借金を完済する
第三段階 ブラックリストじゃなくなり、また借入が出来るようになる

個人再生の場合

開始 弁護士に依頼、裁判所に個人再生の申し立てをする
第一段階 裁判所に、減額後の返済計画が認められる

返済がスタートする

第二段階 減額された借金を完済する
第三段階 ブラックリストじゃなくなり、また借入が出来るようになる
先生
先生
さいむくん、わかりましたか?

会話の流れによって、「債務整理中」の意味合いは変わって来るのですよ。

「何を持って債務整理中とするか」、厳格に決まりがあるわけではありませんからね。

個人的には、第二段階(完済)をクリア出来たら、それはもう「債務整理後」だと思います!

自己破産の場合

先生
先生
自己破産の場合、「返済」という行程がないため、もう少しスムーズな流れになりますよ。

手続きが認められた時点で、それはもう「債務整理中」ではないですね。

自己破産の場合

開始 弁護士に依頼、裁判所に自己破産の申し立てをする
第一段階 裁判所に、自己破産を認めてもらう

借金の返済が免除される

第二段階 ブラックリストじゃなくなり、また借り入れが出来るようになる

債務整理中に起こる影響とは?

さいむくん
さいむくん
先生ありがとうございます!「債務整理中がいつなのか」がよくわかりました。

それはいいんですけど、債務整理中だからって、それが一体なんだというんですか?

そこが知りたいです!

そうですよね。大切なのは、債務整理中にどんな影響があるかですよね。

もちろん、借金が返せなくなって法律の力を借りている最中なのですから、それなりの制限はありますよ。

ひとつずつ紹介していきますね!

先生
先生

お金を借りたり出来なくなる

先生
先生
これは結構有名なんですけど、債務整理中はクレジットカードを作ったり、ローンを組んだりするのがほぼ不可能になります。

もう少し正確な言い方をするとしたら、「審査に通らなくなる」という感じですかね。

さいむくん、借り入れなどの審査を行うとき、貸金業者はどうやって判断をくだしていると思います?

そうですね…まずはその人の年収を聞いたり、後は、その人の目を見るとかですかね(笑)
さいむくん
さいむくん
先生
先生
いくらきれいな目をしていても、そう簡単に審査には通りませんよ(笑)

正解は、「信用情報機関に蓄積されたその人の信用性をチェックする」です。

例えば、過去の借入や返済状況、滞納したことはないかなどをチェックします。

債務整理をした人は、その情報も記録されてしまいます。

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著者情報

この記事の監修者
赤堀弁護士
赤堀 太紀 FAST法律事務所 代表弁護士

企業法務をはじめ、債務整理関連の案件、離婚・男女トラブルの案件、芸能関係の案件などを多数手がける。

監修者の詳細なプロフィール
この記事の筆者
浜北 和真株式会社PALS Marketing コンテンツディレクター

2017年から法律メディアに携わりはじめる。離婚や債務整理など、消費者向けのコンテンツ制作が得意。
監修したコラムはゆうに3000を超える。

20代後半に作ってしまった借金100万円を自力で完済した。

筆者の詳細なプロフィール