よく弁護士に依頼したほうがいいっていいますけど…費用が不安だし自分でやるしかないかなと思ってるんですが…。
日本弁護士連合会によると2020年の自己破産の成功率は約96%。そして、約90%が弁護士に依頼しているんだ。
【引用:2020 年破産事件及び個人再生事件記録調査 – 日本弁護士連合会 消費者問題対策委員会】
今回はその辺について、わかりやすく教えてあげよう!
自己破産をする場合、弁護士に依頼するというのはなんとなくわかる方もいるでしょう。
しかし不安なのは費用。また、弁護士に依頼するメリットや選び方も知りたいですよね。
この記事では、自己破産で弁護士に依頼するメリットから費用、選び方などを解説しています。
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自己破産を弁護士に相談できる窓口一覧
- 法テラス
- 市町村の無料法律相談
- 無料相談を受けつけている弁護士または司法書士
法テラス
利用には収入が一定以下など条件があるけど、そもそも収入が少なくて返済が苦しいって人なら、利用できると思うよ。
電話受付時間 | 平日9~21時、土曜9~17時、メール予約は24時間受付中 |
相談方法 | 法テラスに連絡して予約をする サポートダイヤル:0570-078374 |
相談場所 | 全国各地にある法テラス事務所 |
おすすめな人 | 無料で専門家に相談したい人 |
市区町村の無料法律相談
対応している時間などは自治体によって違うけれど、目安はあるよ。
下の表を参考にしてね。
受付時間 | 平日9~17時 ※役所による |
相談方法 | 役所に連絡して予約する |
相談場所 | 役所または自治体が指定した施設 |
相談時間 | 15~30分 |
おすすめな人 | ちょっと聞いてみたい、平日昼間に時間が取れる人 |
だから専門的な質問にもしっかり応じてくれるのさ。
書類の作成とかは頼めないけど、自分に適した債務整理の方法などを提案してくれるはずだよ。
無料相談を受けている弁護士・司法書士
自己破産をすべきかどうか、本当にこの弁護士に依頼していいかどうかをしっかり判断する場なんだ。
むしろ、色々な事務所に無料相談をして比べた方が、弁護士選びに失敗するリスクも減らせるし、オススメだよ。
受付時間 | 各事務所による |
相談方法 | 電話かメールにて事前に予約をする |
相談場所 | 各事務所にて対面での相談 ※借金問題の相談は対面のみ |
相談時間 | おおよそ30分~1時間 事務所によって、30分以降有料、何度でも無料など異なる |
おすすめな人 | 自分で専門家を選んで相談・依頼したい人 |
最寄りの弁護士・司法書士を探す方法
ホームページがある場合は、「取扱分野」を見てみよう。ひとえに弁護士といっても、離婚や相続が得意ですって弁護士もいる。
債務整理や自己破産を扱っている弁護士を選ぼう。その中でいいなと思った弁護士に問い合わせてみよう。
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自己破産を弁護士に依頼するメリット
でも別に借金問題を依頼しても、叱られることはないし、費用もちゃんと相場があるんだ。
それに、弁護士に依頼するメリットはたくさんあるよ。
- 取り立てが止まる
- 書類の準備をしてくれる
- 少額管財事件を利用できる
- 面接に同席してくれる
- 自己破産が認められやすくなる
- 自分に合った解決方法を提案してもらえる
取り立てが止まる
これは、受任通知(じゅにんつうち)のおかげだね。
受任通知とは、弁護士が債権者に対して「わたしが自己破産の手続きを担当しますよ」と知らせる手紙のこと。
受任通知を受け取ったあとは、債権者は債務者に対して取り立てをしてはいけないと貸金業法第21条で決められているのさ。
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書類の準備をしてくれる
だけど、弁護士は面倒な書類の準備もしてくれるんだ。
- 自己破産申立書
- 陳述書
- 債権者一覧表
- 住民票・戸籍謄本
- 家計の収支がわかるもの(給与明細など収入がわかるもの・預金通帳のコピー・源泉徴収票 など)
- 財産目録・財産がわかる資料 など
自力でもできなくはないけど、ミスがあれば自己破産が認められない可能性もある。
弁護士にチェックしてもったほうが確実なんだよ。
少額管財事件も利用できる
手続き | 内容 |
管財事件 |
|
少額管財事件 |
|
ただし、管財事件は財産の調査から処分・分配する手間がかかるため、裁判所の費用も50万円ほどかかり高額なんだね。
でも弁護士が申し立てて、こうした財産の管理や調査を済ませておくことで、手続きを簡略化した少額管財事件を利用することができるんだ。
少額管財事件になれば、管財事件と比べると、20~40万円も安くなるんだ。
費用 | 少額管財事件 | 管財事件 |
裁判所費用 | 約20万円 | 約50万円 |
弁護士費用 | 約40~50万円 | 約40~50万円 |
総額 | 約60~70万円 | 約40~50万円 |
面接に同席してくれる
自己破産では、借金の額や内容が申告と合っているかどうかや、自己破産を認めるかどうか判断するために、裁判官と面接が行われるんだ。
自己破産が認められやすい
冒頭で話した通り、自己破産の成功率は約98%と高いけど、約90%の人が弁護士に依頼しているよね。
また、成功率は高いものの、一歩間違えれば、自己破産が認められないケースがある。例えばこんな感じ…。
- 財産が没収されたくないので他人名義にするなど財産を隠した
- 特定の債権者だけ優遇して返済した
- 借金の原因がギャンブルや浪費だった
- 裁判所の手続きに協力しない、虚偽の申告をした など
また、借金の原因がギャンブルや浪費だった場合も、自己破産が認められないケースに該当する。
こういった場合でも、弁護士に依頼することで自己破産が認められるようなポイントを押さえて、対策してくれるんだ。
自分に合った解決方法を提案してもらえる
この記事では自己破産をテーマに解説しているけれど、人によっては「実は自己破産をしなくても解決できるね」ってケースもある。
借金の返済義務はなくなるけど、一部の財産を失う可能性があるから、自己破産をしたくないって人もいるよね。
弁護士に相談することで、例えば家族に知られにくい方法や、財産を失わない方法、費用を抑えて借金を減額できる方法なんかも提案してもらえるんだ。
「自己破産しかない!」と思いつめてしまわずに、一度相談しみてほしいな。
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自己破産を弁護士に依頼するデメリットは費用:弁護士費用の相場は40~50万円
自己破産にかかる弁護士費用の相場は安くはないけど、費用が用意できない場合の対処法も一緒に教えるね。
まずは自己破産にかかる弁護士費用の相場。弁護士費用の相場は40~50万円ほどだね。
事件によって費用は変わるから、詳しくは表を参考にしてね。
費用 | 少額管財事件 | 管財事件 |
裁判所費用 | 約20万円 | 約50万円 |
弁護士費用 | 約40~50万円 | 約40~50万円 |
総額 | 約60~70万円 | 約40~50万円 |
でも弁護士費用が払えない場合の対処法もちゃんとあるから、この後解説するね。
自己破産の弁護士費用が払えない場合の対処法
借金があるのに、自己破産にかかる弁護士費用なんて用意できるわけないじゃないですか…。どうにかなりませんか?
ここでは、少しでも自己破産の費用を抑える方法を教えてあげるね!
- 分割払いを依頼する
- 法テラスで申し込む
- 司法書士に依頼する
費用が分割払いの弁護士に依頼する
各法律事務所によって対応は異なるけど、例えば6~12回ほどの分割払いをしてくれる所もあるよ。
何回まで分割払いができるのか、法律事務所で聞いてみたほうがいいね。
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対応も早くて丁寧でしたのでとても感謝しています。
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法テラスを利用する
法テラスは、経済的に苦しい人向けの法律の相談窓口なんだ。
法テラス経由で弁護士に依頼すれば、自己破産の弁護士費用も約15万円~依頼できる。
また、弁護士費用を月々5,000円くらいから分割払いできる立替制度や、費用を免除してもらえる制度もあるんだ。
といっても、誰でも利用できる訳ではない。収入が一定以下など条件があるから、条件に合うかどうか確認しよう。
【引用:費用を立て替えてもらいたい – 法テラス】
司法書士に依頼する
司法書士に依頼したときの費用相場は、20~30万円くらいと弁護士よりは安い。
ただ、以下のような制限やデメリットがある。
- 書類作成までしか対応できない
- 裁判所の費用が高くなる可能性がある
司法書士ができるのは書類作成まで
債務整理ができるのは法務大臣から認定された「認定司法書士」だけなんだ。
その上、「認定司法書士」が対応できるのも、簡易裁判所で行われる手続きまでなんだね。
自己破産は地方裁判所で行われるから、司法書士は自己破産をできないんだ。
書類の作成までなら手伝ってもらえるけどね。
司法書士だと裁判所の費用が高くなる可能性もある
自己破産は、ざっくりいえば、財産がある時とない時で手続きが異なるんだよね。
手続き | どんなとき? | 内容 |
同時廃止事件(どうじはいしじけん) |
|
破産手続きが開始されるのが決まると同時に、破産手続きが終わる。 |
管財事件(通常管財事件とも) |
|
裁判所から選ばれた破産管財人が、破産した人の財産や経済状況を管理・調査する。 |
少額管財事件 |
|
通常管財事件が簡略化された手続き。 |
これは、財産の調査や管理・処分を担当する破産管財人(はさんかんざいにん)って人の報酬が加算されるからなんだね。
この破産管財人の業務の一部を、申し立てる弁護士が担うことで、少額管財事件が適用されて、手続きの費用も20万円まで抑えることができる。
でも司法書士は、書類の作成までなので、破産管財人の業務を担うことはできない。
だから、仮に財産があるような場合は、管財事件となり、かえって費用が高額になる恐れもあるんだね。
自己破産に強い弁護士の選び方
自己破産に強い弁護士に依頼したいんですけど、選ぶポイントってありますか?
自己破産を頼む弁護士を選ぶには、以下のような点に気をつけるといいよ!
- 自己破産の実績があるかどうか
- 実際に面談をして判断をする
- 実績と同じくらい相性も見る
自己破産の実績があるかどうか
さっきも話したけど、弁護士の業務は幅広いから、なかには自己破産などの借金問題を扱っていない事務所もあるんだ。
自己破産は複雑な手続きで、スムーズに進めるためには経験がものをいう。
自己破産の実績があるかどうかは、法律事務所のWEBサイトから、取り扱い分野・対応件数・解決事例などを確認してみよう!
実際に面談をして判断する
実際に面談をしてみないと、どんな弁護士かわからないからね。
例えば、こちらの疑問にしっかりと答えられるか、リスクを具体的に説明してくれるか見極めたほうがいいよ。
ひとえに弁護士と言っても、すべての弁護士が自己破産に詳しいとは限らないからね。
実績と同じくらい相性も見る
どんなに実績がある弁護士が担当したとしても、嫌な感じの人だとストレスが溜まるよね。
手続き中に不安が出ても、なんか嫌な弁護士だと相談しにくいよね。
不安な手続きだからこそ、話しやすいとか、信頼できるって人に頼んだほうがいいんだよ。
【引用:苦情及び紛議調停 – 日本弁護士連合会】
自己破産で弁護士を選ぶ際の注意点
- 弁護士選びに失敗すると着手金は返ってこない
- 依頼前にわからないことはなくしておく
弁護士選びに失敗すると着手金は返ってこない
着手金っていうのは、弁護士に依頼した際に払う頭金のようなものだよ。
弁護士費用の内訳は、大きくわけるとこんな感じ。
着手金 | 依頼の際に支払う頭金のようなもの。 |
---|---|
報酬金 | 依頼内容が成功した際に支払うもの。 |
弁護士選びに失敗して、別の弁護士に依頼をするにしても、また費用がかかることになる。
早く自己破産しなきゃと焦る気持ちはわかるけれど、実際に面談をして相性を見て、慎重に選んだ方がいいね。
依頼前にわからないことはなくしておく
もちろん、相談の段階では自己破産がどんな手続きなのかってのをすべて把握する必要はない。
でもちゃんと面談して、弁護士が話すデメリットも知って納得ができた上で、依頼するようにしよう。
もし「なんかよくわらないけど、とりあえずお願いしよう」って気持ちで依頼してしまうと、思わぬデメリットが発覚した際に、後悔することになるからね…。
自分の人生を左右する手続きなのに、話しにくい弁護士だし、よくわからないまま手続きするって怖いですもんね…。
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自己破産を弁護士に相談する際のポイント
なので、面談で相談するときのポイントを教えてほしいです!限られた相談時間を無駄にしたくないですから。
- 面接で聞かれること
- 事前に準備しておくこと
面談で聞かれること
基本的には、今の借金や財産、返済状況などを確認して、どの手続きが適しているのか判断するんだ。
だから相談前にこの辺をある程度まとめておくと、スムーズに相談することができるよ!
今の借金と家計・財産の状態
借金の総額や、今後返済していけるかどうかなどを判断するんだね。
もちろん、返済が難しいなら自己破産がいいってことになるし、十分返済できるなら、別の方法を提案してもらえるかもしれない。
借金総額や借り入れ先についても聞かれるから、この辺はまとめておくとスムーズだよ。
借金が増えた原因や経緯
収入に合わない浪費やギャンブルが借金の原因だと、自己破産を認められない可能性があるからね。
といっても、怒られるようなことはないから正直に話そう。あくまでも自己破産ができるかどうかの判断のために確認するだけだよ。
仮に自己破産がダメでも、他の選択肢を提示してくれるから。
事前に弁護士への質問をまとめておく
例えば…
- 自己破産のデメリットは?
- 自己破産をするとできなくなることは?
- 自己破産の際の注意点は?
- 自己破産にかかる費用や支払い方法は? など
自己破産を弁護士に依頼した場合の流れ
相談から依頼まで
- まずは法律事務所に相談の電話をしてみる
- 面談の予約を取る
- 予約した日に面談をする
- 納得できれば依頼する
まずは法律事務所に相談の電話をしてみる
ただし、詳細を聞かないとはっきりはわからないから、面談の予約をするのが一般的だよ。
面談の予約を取る
簡単な相談なら電話とかでもいいんだけど、自己破産を検討するならじっくり話を聞いたほうがいいよ。
ほとんどの法律事務所では、相談は無料だしね。
面談では、リスクやデメリットもわかるし、弁護士との相性を見ることもできる。
何より、他の相談者と鉢合わせてしまうことなく、じっくり話をできるから安心だね。
予約した日に面談をする
受付に事務員さんがいたら相談室へと案内してくれる。
面談での相談時間は30分程度だから、質問する内容は事前にまとめておくといいね。
納得できれば依頼する
もちろん、初回の相談でもうちょっと検討したいならそれでもいいんだ。
納得できてないのに、無理に依頼しても後悔しちゃうかもしれないからね。
自己破産の流れ
- 弁護士に相談・依頼
- 受任通知を送って取り立てを止める
- 弁護士費用の積み立てを始める
- 必要書類の作成や収集をする
- 破産手続開始決定(自己破産手続きが始まる)
- 財産がある場合は処分や債権者への配当が行われる
- 免責許可決定(自己破産が認められる)手続き終了
だから自己破産もざっくり言えば、書類を提出⇒財産処分⇒自己破産認めるって流れになるね。
自己破産で弁護士に相談・依頼すべき人はどんな人?
でもまだ決断できないんですよね…弁護士に依頼したほうがいい基準とかありますか?
- 時間がないまたは体調がよくないから手続きを任せたい
- 自己破産してもいいのか判断できない
- 裁判官との面接が不安なので同席してほしい
自分が本当に自己破産すべきなのか判断できない
自己破産は割とよく知られている方法だから、とりあえず選ぼうかなって感じの人もいると思う。
でも実際は、他の債務整理で解決できるケースもあるからね。
「自分に合った解決方法を提案してもらえる」でも解説したけど全員が全員自己破産が適しているとは限らない。
「本当に自己破産でいいのかな?」って人こそ、適した方法を弁護士に相談してみたほうがいいよ。
忙しい・体調がよくないので手続きを任せたい
自己破産を選択する場合、ケガや病気で働けないって人も多い。だから、体調が悪い人は無理せずに、弁護士を頼ったほうがいいよ。
まずは自己破産をして、生活を立て直して療養しよう。
裁判官との面接が不安なので同席してほしい
裁判官との面接が不安で、弁護士にも同席してほしいなら、弁護士に依頼した方がいいね。
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自己破産後の生活はどうなる?
自己破産は、生活を立て直すための手続きだからね。
影響があるとしたら、自己破産によるブラックリストだね。
これらの影響が考えられるよ。
- 新しくクレジットカードがつくれない
- 携帯電話の本体の分割払いができない
- 車や住宅のローンが組めない など
もし自己破産後の生活について不安があれば、弁護士に一度相談してみてね。
影響を最小限に抑える方法について、アドバイスをくれるはずだよ。
自己破産とは
自己破産は借金の返済義務をなくす手続き
収入がないとか、少ないとか、本当に借金が返済できない人のための手続きなんだね。
また、この後解説するけど、さいむくんが今持っている財産によっては、一部没収されて、貸主(債権者)に分配されることになる。
一定以上の財産がある場合には、債権者に分配することで、返済義務がなくなる手続きだともいえるね。
財産によって手続きが異なる
表でざっくりまとめてあるから、参考にしてね。
手続き | どんなとき? | 内容 |
同時廃止事件(どうじはいしじけん) |
|
破産手続きが開始されるのが決まると同時に、破産手続きが終わる。 |
管財事件(通常管財事件とも) |
|
裁判所から選ばれた破産管財人が、破産した人の財産や経済状況を管理・調査する。 |
少額管財事件 |
|
通常管財事件が簡略化された手続き。 |
でも財産があるような時は、②か③の管財事件・少額管財事件になる。これは財産の調査や分配が行われるから費用や時間もかかるんだ。
手続きによって一部の財産を没収される
各裁判所によっても運用は異なるけど、20万円以上の価値あるものを持っている場合は、この管財事件になる可能性が高い。
没収された財産は、返せなくなった借金の穴埋めのために債権者に配分されることになるのさ。
没収される財産 |
|
手元に残せるもの |
|
電化製品などの生活に必要な最低限の財産は、自己破産をしても奪われることなく手元に残しておけるよ。
自己破産を弁護士に相談する際によくある質問
借金の理由によって弁護士に叱られたりしませんか?
それに、どんな相談者・依頼者であっても弁護士からしたらお客さんだから、叱るようなことは基本的にあり得ない。
それでも、嫌な感じがするのなら、他の弁護士を探してみよう。
法律事務所は土日でも相談できる?
対応している事務所もあるけれど、予約が必要なことがほとんどだから事前に問い合わせておくといい。
弁護士が依頼を断るケースはありますか?
ただし、以下のような行為をしてしまうと断れる可能性はあるから気をつけよう。
- 財産や預貯金を申告せずに依頼する
- 借金などの家計状況で虚偽の報告をする
- 弁護士に対して偉そうな態度で対応する
万が一嘘の報告をすると、自己破産は認められないんだ。だから、弁護士に相談する際も、正直に話そう。
弁護士だって、自己破産が認められるように全力でサポートしてくれるわけだし、協力してくれない依頼者の依頼は受けられないよね。
弁護士が辞任するのはどんなケースですか?
でも、以下のような行為をしてしまうと辞任される可能性があるね。
- 弁護士からの連絡を無視し続ける
- 面談の約束や支払い期限を破る
- 手続きの途中で新規の借り入れをする
自己破産をするってことは、借金の返済っていう約束を守れなかったことになる。
だからこそ手続きには真摯な姿勢で臨まないと、弁護士からも信用してもらえないからね。
手続き中に別の弁護士に依頼することはできる?
でも、着手金が戻ってこなかったり、新しい弁護士に着手金を支払ったりで金銭的な負担は大きくなるよ。
まとめ
- 取り立てが止まる
- 書類の準備をしてくれる
- 少額管財事件も利用できる
- 面接に同席してくれる
- 自己破産が認められやすい
- 自分に合った解決方法を提案してもらえる
費用面はたしかにネックかもしれないけど、分割払いや法テラスを利用する方法もある。
あまり不安になりすぎず、1度無料相談を利用して、費用面も含めて相談してみよう。
「下手の考え休むに似たり」だね!
企業法務をはじめ、債務整理関連の案件、離婚・男女トラブルの案件、芸能関係の案件などを多数手がける。