借金の一括請求が払えないと差し押さえ！分割交渉ができない場合は？

一方で弁護士に依頼することで、月の返済を一時的に止めたり、分割払いに戻せたりする可能性もあるよ。

よし、今日は、一括請求された場合の対処法やリスクなどをわかりやすく解説するね！

ここでは手っ取り早く対処法から解説していくね！

実は借金は5年払わずにいると、時効を迎えている可能性があるんだね。

『時効援用』という手続きをすることで、時効が成立したことになるんだね。

ただし、時効は簡単じゃないんだ。

例えば、一括請求が来て焦って業者に支払いの相談をしたり、少額だけ支払ったりすると、時効がリセットされてしまうんだね。

要するに、借金があることを認める行動をとるとダメなんだね。

確実に時効にしたいのなら、弁護士に無料相談することだね。そもそも時効かどうかを判断してくれるよ！

もし一括返済を求められた場合は、業者に連絡をして分割払いを交渉してみよう。

もしかしたら、分割払いに応じてくれるかもしれないよ。

債務整理は、法律にしたがって借金を減額・免除できる手続きのこと。

手続きは3種類あって、状況や借金の金額によって適した手続きが異なるんだ。

この手続きの内容やメリット・デメリットをざっと紹介するね！

借金の一括請求を受けた場合も、任意整理によって再度分割払いにすることができるんだ。

任意整理後は3~5年で借金を完済、つまり、36~60回の分割払いになるのが一般的だね。

裁判所を通さないから手続きが比較的簡単で、迅速に進められるんだ。

利息がカットされるから月々の返済額は減る。減額した借金なら返済できるって人には良い選択肢だよ。

一方で任意整理は利息のカット程度しかできない。借金が高額な場合は次に紹介する個人再生がおすすめだね。

借金は5分の1〜10分の1まで減らすことができて、原則3年で完済する計画を立てるんだ。

3年ってことは、36回払いだね。今ある借金が5分の1、10分の1まで減額されて3年で完済できると思うと、いい手続きだよね。

特に住宅ローンで購入した家を守りたい人にはいい選択だね。

ただし、個人再生を利用するには安定した収入が必要だよ。

返済計画に基づいて返済を続ける能力がないと認められないからね。

家などを手放したくないけど、任意整理では支払いきれないという人に適している。

でも、借金が返済できない以上、自己破産をしない限り請求や差し押さえのリスクが続くことになる。

でも生活に必要な家財や寝具、お金も一部は残せるから、ゼロからのスタートって考えるといいかもしれないね。

財産がないって人なら、自己破産のデメリットは少ないかもしれない。

いずれにしても、どの手続きがいいのか、どういったデメリットがあるのかはそれぞれ違う。

「一括請求を払えない」「分割にしたい」と思ってる人は無料相談を活用して弁護士に相談してみるといいよ。

遅延損害金っていうのは、返済が遅れたことに対するペナルティのようなもの。

遅延損害金は、滞納日数と、支払いが遅れた金額、そして遅延損害金の金利に応じて、加算されていくことになる。

また貸金業者によっては、今借り入れている金額全体に遅延損害金が加算されるケースもある。

遅延損害金自体は数日程度じゃそこまで高額にはならない。いっても数千円程度だろう。

でも業者によっては1年滞納するだけで数十万円にもなる可能性があるんだね。

これは冒頭で説明した『期限の利益』を喪失するからだね。

『期限の利益』については『』で解説するね。

この一括請求には遅延損害金も含まれるから、滞納するほど高額になっていくから注意が必要だよ。

要するに口座が使えなくなり、口座内のお金が借金の返済にあてられちゃうってわけだね。

例えば、楽天カードを滞納してると、パルティール債権回収が請求してくるんだね。

債権回収から連絡が来る場合は、時効の可能性もあるから弁護士に相談してみよう。

差し押さえられる財産は、預貯金、給料、借金の金額によっては車や家なども考えられる。

それに、給料が差し押さえになると、裁判所から通知が行くから勤務先にもバレる。

その上、給料は完済まで差し押さえが続くことになる。

もちろん、債務整理で差し押さえを止めることはできるけど、ここまで来てしまうと、弁護士費用はおろか、普通の生活まで苦しくなってしまうんだ。

先生も、差し押さえで弁護士に依頼する費用すらなくなってしまって、生活が苦しくなった人の相談を受けたことがあるんだ。

そこまで進んでしまうと、助けられないこともある。

今まだ余力があるうちに、相談してほしいんだ。

契約者にはその期限が到来するまで返済をしなくてもよいという権利があるんだ。それを期限の利益というよ。

もし期限が到来しても契約通りに返済をしないと期限の利益は失われる。これを期限の利益の喪失というよ。

期限の利益を喪失すると、本来であれば将来払えば良かったものも猶予されなくなり一括請求されてしまうんだ。

この期限の利益の喪失については契約書に盛り込まれていることがほとんどだよ。

代表的なものをいくつか教えるね。

それに、債務整理や差し押さえなど、信用情報が悪化したり、業者側が回収が難しくなりそうだと判断したりした際も、同じように一括請求を受けることになるね。

弁護士に依頼することで、分割払いに戻したり、減額してもらったりする可能性があるよ。

『分割交渉ができない・払えない場合は債務整理をする』でも少し話したように、任意整理なら3～5年、個人再生なら原則3年での分割ができるようになるんだ。

その上、利息のカットや元本から大幅の減額も可能なんだね。

『一括請求なんか払えっこない』と困っている人はまず弁護士に相談してみよう！

それなら確かに二重で払う負担はないですね！