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【上場企業決算分析】アスクルの最新決算・事業内容・業績・歴史を徹底解説

アスクル株式会社は、東京都江東区に本拠地を構える企業です。
中小企業へ向けたオフィス用品の通信販売を主とした事業展開を行っています。

アスクルは1993年にプラス株式会社の1事業部として運営を開始し、2000年にJASDAQへ上場しました。
また、2004年には東証一部へ市場変更を行っています。

① 決算データ

①-1 最新期の売上/売上総利益/営業利益/経常利益/当期純利益

決算年月(百万円) 20年5月(実績) 19年5月(実績) 前年比 20年5月(計画) 計画比
売上高 400,376 387,470 +3.3% 404,000 △0.9%
売上総利益 95,683 91,606 +4.5% 97,600 △2%
営業利益 8,821 4,520 +95.1% 8,800 +0.2%
経常利益 8,656 4,418 +95.9% 8,600 +0.7%
当期純利益 5,652 434 +1,201.3% 5,400 +4.7%

 

①-2 売上・営業利益・営業利益率の推移

以下の図は、5期にわたるの売上高、営業利益及び営業利益率をグラフ化したものです。2020年5月期の通期の売上高は4003.8億円、営業利益は88.2億円であり、営業利益率は2.2%です。

アスクル 営業利益率

①-3 連結の経営指標

2020年5月期の通期業績は以下の通りです。

  • 売上高:400,3.8億円(前年比+3.3)
  • 経常利益:86.6億円(前年比+95.9%)
  • 当期純利益:56.5億円(前年比+1,201.3%)
決算年月 2019年5月期
2020年5月期
売上高(百万円) 387,470 400,376
経常利益(百万円) 4,418 8,656
当期純利益(百万円) 434 5,652
純資産額(百万円) 48,631 52,825
総資産額(百万円) 169,112 174,114
自己資本比率 28.6 30.1
営業キャッシュフロー(百万円) 6,215 16,609
投資キャッシュフロー(百万円) △5,962 △6,055
財務キャッシュフロー(百万円) △4,950 △4,761
現金・現金同等物の期末残高(百万円) 57,469 63,260

 

4Q業績ハイライト (2020年5月期)

以下は、2020年5月期の業績を4Qに分けた指標です。
クォーター別では概ね横ばいですが、営業利益は1Q目と3Q目で最大2倍近くに開きがあります。

期間 2020年5月期
1Q
2020年5月期
2Q
2020年5月期
3Q
2020年5月期
4Q
売上高(百万円) 97,891 101,734 99,814 100,937
粗利益(百万円) 23,098 24,023 23,881 24,681
販管費(百万円) 21,619 22,034 21,013 22,196
営業利益(百万円) 1,479 1,989 2,867 2,486

 

経営指標(過去5年分)

5期の間に売上は右肩上がりで推移しており、5期の間に1.3倍程度の増加をしています。
一方、利益に関しては、期によって開きがあるため、必ずしも売上と連動しているとはいえない推移を示しています。

決算年月(百万円) 2016年5月 2017年5月 2018年5月 2019年5月 2020年5月
売上高 315,024 335,914 360,445 387,470 400,376
経常利益 8,574 8,866 3,940 4,418 8,656
当期純利益 5,255 1,014 4,693 434 5,652
純資産額 51,242 46,231 49,344 48,631 52,825
総資産額 139,552 155,678 173,713 169,112 174,114
自己資本比率 36.62% 29.59% 28.30% 28.62% 30.12%

 

② 事業内容

②-1 アスクルとは?

アスクルは「お客様のために進化する」を企業理念として掲げ、通販サービスを中心に運営されている企業です。

アスクルのサービスの主な利用者は、中小企業を中心とした法人です。

かつて、中小企業はオフィス用品を購入する際、直接店頭に足を運びオフィス用品を購入していました。
しかし、この方法では、時間や手間が多くかかるだけでなく店頭に希望するオフィス用品がない場合、他の店舗へ行くか、購入を諦めざるを得ませんでした。
このような中小企業が置かれていた不便な状況を踏まえ、アスクルはオフィス用品を通販で販売し、顧客が必要な時に必要な商品を供給できるようなビジネスを展開しました。
さらに、多数の卸売業者を経由し顧客の元まで商品を届ける従来の流通モデルを見直し、流通機能を簡略化することで、従来型の直販体制に比べ低コストで顧客へ商品を届けるサービスを実現しています。

現在では、中小事業所だけでなく、従業員30人以上の大規模事業所や個人顧客などへもサービスを提供しています。

主要事業のビジネスモデルは、以下の図の通りです。

アスクルのビジネスモデル

 

以下の図は、アスクルが提供する流通モデルと流通におけるアスクルの立ち位置を示した図です。
新しい顧客の開拓と債権管理、代金の回収ですなど接客営業を中心とした業務は、エージェントと呼ばれるアスクルの業務委託先が行います。
一方、アスクルはカタログ発送、注文受付、配送、問い合わせ対応など在庫業務やマネジメント業務を中心に業務を行います。。
「営業」や「在庫管理」などを重複して行なうのではなく、流通を機能ごとにをエージェントと分担することで、流通システムの簡素化を行っています。

アスクルの流通モデル

 

②-2 セグメント別の事業内容/ビジネスモデル

アスクルが行う事業のセグメントは、事業別に2分すると、BtoBサービスとBtoCサービスにに分割されます。
ASKUL(アスクル)、SOLOEL(ソロエル)などのサービスは、法人向けのBtoBサービスに分類され、2012年からサービスを提供しているLOHACO(ロハコ)は個人顧客向けのBtoCサービスとして分類されます。
以下の図は、アスクルが提供するサービスと対象となる顧客の関係性を表した図です。
サービス別

BtoB事業

アスクルのBtoB事業は、中小企業及び大企業向けにオフィス用品を中心とした商品を届けるサービスです。
アスクルは創業期からBtoB事業を中心に運営を行ってきた企業であり、現在もBtoB事業が売上の大部分を占める事業となっています。
以下が、BtoB事業で展開されているサービスの一覧です。

  • ASKUL(アスクル)<中小企業向け>
    創業当初から、アスクルはカタログを中小企業へ提供し、通販サービスを提供してきました。1997年からは、Webサイトによる運用も併せて展開してきました。
    従来は、オフィス用品、オフィス家具などオフィス向けの商品を提供してきましたが、その後、療介護施設向けの消耗品や建設現場・物流現場・研究所向けの工具や理化学用品など取り扱い商品の幅を広げています。
  • SOLOEL(ソロエル)/SOLOEL ARENA(ソロエルアリーナ) <大企業向け>
    SOLOEL(ソロエル)は、拠点や工場、支店が個別に購買したり、担当者が各拠点の発注を集約してそれぞれの取引先に発注しているプロセスを、サイト上で一元管理することを可能にしたサービスです。SOLOEL(ソロエル)を利用することで、顧客企業は、購買プロセスを「見える化」できるため、管理者・発注者の手間を削減することができます。ソロエルアリーナ一方、「SOLOEL」は、大企業の中でも大量発注を行うグループ企業向けに開発されたサービスです。「SOLOEL」では、アスクル側が顧客企業の購買代理人となり、購買業務の最適化・効率化に貢献します。ソロエル

BtoC業務

アスクルの個人顧客向けサービスであるBtoC業務は、個人顧客へ日用品を中心とした商品を提供するサービスです。
2012年にスタートしたサービスですが、2019年には累計顧客数が600万人を超えるサービスとなっています。

  • LOHACO(ロハコ)<個人向け>
    LOHACO(ロハコ)では、日用品を中心に、飲料・食品、医薬品などを個人顧客向けに提供する通販サービスです。
    また、アスクルがオフィス向け通販で培ったノウハウを生かし、ヤフー株式会社と提携することで、サービスの質の向上を測っています。

その他業務

アスクルでは、BtoBサービス、BtoCサービスなどの通販以外のサービスも運営しています。
「パプリ」という名刺・封筒などの印刷物や印鑑・スタンプを作成するための専門サイトによるサービスや、「アスクルオフィスづくりサービス」という家具の販売・配送とオフィスづくりのノウハウ、サービスを提供するサービスです。

②-3 売上構成比/セグメント別売上の見通し

売上の構成比に着目して、直近2期の売上高を見ていきます。
売上を構成するセグメントについては前述した通りです。
ほぼ横ばいで売上高が推移しています。
2020年5月期の売上を見ると、新型コロナウイルスの悪影響を比較的受けておらず、逆に個人向けのBtoC事業は収益が増えていることがわかります。

セグメント別売上

また、以下の図は、2020年5月期におけるセグメント別の売上と2021年5月期のセグメント別売上の計画を示したグラフです。
BtoB事業は20年比+1%、BtoC事業は20年比+2.2%の増加を見込んでいます。

 

売上計画

 

③ 主要KPIとその数値推移

③-1 BtoB事業の売上推移

下の図は、アスクルの基盤となるBtoB事業の売上高の推移を示したグラフです。
BtoB事業は、2020年5月期に過去最高の売上高を更新しています。
ロングタームでの売上高が上昇を続けているだけではなく、リーマンショックや東日本大震災など、対法人企業にとって深刻な状況下でも堅調に売上を伸ばしていたことがわかります。

 

BtoBの推移

③-2 BtoC事業の売上推移

以下の図は、アスクルのBtoC事業であるLOHACOの国内週次売上高の伸長率を示したグラフです。
赤い折れ線グラフを見ると、それまで若干の右肩上がりであった売上推移が、緊急事態宣言が発令された付近で急激に上昇していることがわかります。
この上昇は、外出自粛や、巣ごもり消費の拡大を受けた急激な需要増加の影響を反映していると考えられます。

 

LOHACO成長率

③-3 BtoB事業 新規顧客数/商品取り扱い数の推移

以下の2つの図は、アスクルのBtoBサービスのWEBサイトの新規登録者推移と、BtoB事業における取り扱いアイテムの推移を示した図です。
前述したセグメント別の売上推移からも読み取れるように、BtoB事業はアスクルの売上の大部分を占める事業であり、単価も個人顧客に比べて高いため、BtoB領域での業績拡大は非常に重要な指標となります。
アスクルは、2019年にWeb広告の強化を行い、2020年5月期にはその成果をあげ、2017年頃まで横ばいであった新規顧客数を大幅に増加させています。
さらに、企業顧客にとっては高品質のサービスのために品揃えを充実させることは不可欠ですが、2020年5月20日時点でのアスクルの商品取り扱い数は745万点にのぼります。

 

新規顧客数の推移 品揃え数

 

④ コスト構造

④-1 アスクルの営業利益の推移1

以下の図は、2019年5月期の営業利益と2020年5月期の営業利益を比較した図です。
営業利益は、約2倍の大きな伸長を見せていますが、売上高は+3.3%、売上総利益率が+0.3%、販売管理費比率は-0.8%となっています。
売上は3%強の成長を見せているものの、原価率、一般管理費などを示す指標は若干改善しているとはいえ、その数値の変化が顕著であるとはいえません。
このことから、アスクルのビジネスモデルは、原価やその他のコストの小さな変化が業績に大きな影響を与える構造であることが推測できます。

 

営業利益率の推移

 

④-2 アスクルの営業利益の推移2

以下の図は、2020年5月期の営業利益と2021年5月期の営業利益(計画)を比較した図です。
2021年5月期の営業利益は2020年5月期にと比較し、6億円の減少が予測されています。
アスクルは、営業利益減少の理由として、2020年5月期に54億円であった設備投資を2021年5月期は118億円に拡大することが原因の一つであるとの見解を示しています。
また、設備投資の増加分は、物流センターへの投資などに使用される予定です。

 

営業利益の推移

 

⑤ 投資領域

⑤-1 ロジスティックスセンターへの投資

物流センターへの投資がアスクルの企業としての投資分野であることは前述しましたが、アスクルはこれまでも物流領域への投資を行っています。

設備投資上の図は、アスクルの過去5期の設備投資の推移を表したグラフです。
2018年5月期に200億円以上の設備投資を行っていますが、この期は「ASKUL Value Center 関西」というロボットを導入した最新鋭の物流センターへの設備投資に注力していました。
また、以下は2018年5月期にIR資料として発表された「ASKUL Value Center 関西」についての概要です。

ASKUL Value Center 関西

⑤-2 Hacobuへの資金提供

物流におけるロボットの導入については前述しましたが、アスクルは2019年4月に、IoTとクラウドを統合した物流情報統合プラットフォーム「MOVO(ムーボ)」を提供する株式会社Hacobuへ資金提供を行いました。
また、前述したASKUL Value Center関西には、Hacobuが開発したMOVOが導入されています。
以下は、この投資に関しての詳細が記載されている記事のURLです。

2019年4月のアスクルの資金提供に関する記事

⑥ 株価・時価総額推移

以下の図は、アスクルの株価の変化を表したグラフです。

アスクルの株価

アスクルの2020年7月30日時点の株価は3,065円、時価総額は1693.7億円です。
2020年5月期の通期の営業利益88.2億円に対して19.2倍という評価を受けている計算となります。

⑦ 会社情報

まずはアスクルの基本情報を紹介します。
市場は東証1部で、決算月は毎年5月です。

アスクルの基本情報

会社名 アスクル株式会社
設立年月 1993年3月
市場 東証1部
証券コード 2678
業種 小売業
決算期 5月
ホームページアドレス https://www.askul.co.jp/
発行済株式総数 55,259,400株(2020年5月現在)
資本金 21,189,000,000円(2020年5月現在)
1単元の株式数 100株
従業員数 798名
平均年齢 40.4歳
平均年収 6,725,627  円

アスクルの沿革

アスクルは1993年に事業を開始し、2000年にJASDAQへ上場2004年には東証一部への上場を果たしました。

1993年3月 アスクル事業開始(プラス株式会社アスクル事業部において事業開始)。
1997年3月 インターネットによる受注を開始。
1997年5月 プラス株式会社よりアスクル事業の営業を譲受け、東京都文京区に本社を設置しアスクル株式会社として営業を開始。埼玉県入間郡に所沢物流センターを開設。
1998年3月 インターネットによる受注分のみ当日配送(東京23区内限定)を開始。
1999年7月 東日本(除く北海道)における配送サービス体制強化のため、東京都江東区に東京センターを設置し、所沢物流センターを移転。
2000年9月 九州における配送サービス体制強化のため、福岡県糟屋郡に福岡センターを開設。
2000年11月 JASDAQ市場に上場。
2001年1月 「e-tailing center」を東京センター内に開設。本社事務所を東京都文京区から東京都江東区「e-tailing center」へ移転。
2001年4月 関東地区の物流の強化を行うため、神奈川県川崎市に横浜センターを開設。
2002年4月 輸入品業務や庫内業務の合理化を目指すアスクルDCMセンター(東京都江東区)を開設。
2002 11月 ASKUL e-Pro Service株式会社を設立。(2009年1月にソロエル株式会社に商号変更)
2003年9月 法人向けインターネット一括購買システム 新「アスクルアリーナ」サービス開始。
2003年12月 仕入先企業との間でリアルタイムにマーケティング情報を共有する「SYNCHROMART(シンクロマート)」システムに「需給調整業務支援システム」機能を追加。
2004年1月 医療・介護施設向け用品カタログ「アスクル メディカル&ケアカタログ」を発刊。
2004年3月 本社(e-tailing center)ならびに全国5ヶ所の物流センターを含めた主要事業所において環境ISO14001の認証を取得。
2004年4月 東京証券取引所市場第一部へ上場。
2004年9月 東海・北陸地域の物流拠点となる名古屋センターを愛知県東海市に開設。
2005年4月 主要事業所を対象に、情報セキュリティマネジメントシステムの国際的規格である「BS7799-2:2002」および国内規格である「ISMS認証基準(Ver.2.0)」の認証を取得。
2005年5月 エージェント(販売店)であるビジネスマート株式会社の発行済全株式を取得。
2005年11月 医療施設向けの医療材料専門カタログ「ASKUL for Medical Professionals」を発刊。
2006年9月 次世代ビジネスモデルのインフラ構築の一環として新たな大阪物流センター「大阪DMC」を大阪府大阪市に開設し、旧大阪センターから移転。
2006年12月 中国上海市に現地法人愛速客楽(上海)貿易有限公司を設立。
2007年8月 次世代ビジネスモデルのインフラ構築の一環として新たな仙台物流センター「仙台DMC」を宮城県仙台市に開設し、旧仙台センターから移転。
2009年3月 プラス株式会社が、当社の自己株式公開買付において、保有株式の一部を売却した結果、親会社からその他の関係会社に異動。
2009年4月 当社の配送および物流業務の一部を担うBizex株式会社の発行済全株式を取得。
2009年11月 個人向けネット通販事業の強化を目的に、アスマル株式会社を設立。
2010年2月 個人向けネット通販事業「ぽちっとアスクル」を、簡易吸収分割により、アスマル株式会社に承継。
2010年11月 取扱商材拡大を目的として、株式会社アルファパーチェスの株式を取得。
2011年3月 東日本大震災により本社事務所「e-tailing centar」、仙台物流センター「仙台DMC」が被災。
2011年9月 本社事務所を東京都江東区「live market center」へ移転。
2012年5月 BtoCオンライン通信販売事業の垂直立上げを目的に、ヤフー株式会社と業務資本提携契約を締結し、ヤフー株式会社に対する第三者割当増資を実施。
2012年10月  一般消費者向け(BtoC)インターネット通販サービス「LOHACO」提供開始。
2013年7月 東日本エリアの新物流拠点「ASKUL Logi PARK首都圏」が稼働開始。
2013年9月 LOHACO、9月20日より、沖縄県(沖縄本島)でのサービス開始。
2013年12月 LOHACO内に、医薬品専門店の「ロハコドラッグ」オープン。
2014年2月 ビッグデータ活用によるサプライヤーとの共同研究・実践を目指し「LOHACO EC マーケティングラボ」設置。
2014年6月 医薬品専門店の「ロハコドラッグ」、第1類医薬品の販売開始
2014年7月 法人向けサービス強化拡充に向け、スターフェスティバル株式会社と業務・資本提携契約締結
2014年8月 昌利株式会社を吸収合併
LOHACOで酒類販売開始
2014年10月 ソロエルアリーナで、お弁当宅配サービスを開始
2015年4月 ダイバーシティ宣言」で、アスクルグループにおけるダイバーシティ推進の積極的な取り組みをスタート化粧品専門のネットショップ「LOHACO BEAUTY」オープン
2015年6月 直販ビジネスの拡大に向け、ネスレ日本と物流領域における業務提携に基本合意
2015年7月 嬬恋銘水株式会社がアスクルグループへ
2015年9月 自転車での配送サービスを提供する株式会社エコ配と資本・業務提携LOHACOで自社精米による「ろはこ米」の販売開始
2015年12月 「アスクル福岡センター」を移転・拡充した「ASKUL Logi PARK 福岡」が稼動
2016年5月 「アスクル横浜センター」を移転・拡充した「ASKUL Logi PARK 横浜」が稼動
2016年5月 物流センター庫内運営および小口配送業務を担う子会社名称を、Bizex株式会社からASKUL LOGIST株式会社へ変更
2016年7月 医薬品・医療機器などを販売するECサイト「アスクル メデトモ」を「ASKULWebサイト」に統合
2016年8月 LOHACO新受取りサービス「Happy On Time」を、東京5区および大阪3区でサービス開始
2016年9月 LOHACO、マーケットプレイス型の販売をスタート
2017年2月 「ASKUL Logi PARK首都圏」で火災発生
2017年4月 LOHACOのマーケティング思想を実現する新発想の新物流拠点「ASKUL Value Center日高」新設
2017年5月 ペット用品eコマース大手、株式会社チャームを完全子会社化
2017年7月 株式会社セブン&アイ・ホールディングスと業務提携の基本合意
2017年11月 LOHACO、株式会社セブン&アイ・ホールディングスと協同で生鮮EC「IYフレッシュ」開始
「2030年 CO2ゼロチャレンジ」実現へ向け、日本で初めて「RE100」「EV100」二つの国際ビジネスイニシアチブに加盟
2018年1月 埼玉県日高市と「災害時の食糧等の提供に関する協定」を締結
大阪府吹田市、吹田ロジスティック特定目的会社と「災害時における救援物資拠点場所の提供協力に関する協定」を、大阪府吹田市と「災害時における物資の提供協力に関する協定」を締結
2018年2月 「ASKUL Value Center関西」稼働開始
2018年5月 ネクストエナジー社の「グリーナでんき」を導入開始
2018年8月 環境省より「エコ・ファースト企業」の認定を取得(EC業界で初)
2019年3月 経済産業省および日本健康会議より「健康経営優良法人2019(ホワイト500)」に認定
2019年3月 「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」提言への賛同を表明(EC事業者として初)
2019年4月 「ASKUL」サービス(BtoB)で一般用医薬品の販売を開始
2019年5月 福岡市と「災害時における物資提供に関する協定」を締結
2020年1月 日本のEC事業者では初めてCDPより「気候変動Aリスト(最高評価)」企業に選定
2020年1月 物流拠点「ASKUL 三芳センター」竣工

 


この記事の監修者

赤堀弁護士
赤堀 太紀 FAST法律事務所 代表弁護士

企業法務をはじめ、債務整理関連の案件、離婚・男女トラブルの案件、芸能関係の案件などを多数手がける。

この記事の筆者
浜北 和真株式会社PALS Marketing コンテンツディレクター

2017年から法律メディアに携わりはじめる。離婚や債務整理など、消費者向けのコンテンツ制作が得意。
監修したコラムはゆうに3000を超える。
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