自己破産が結婚に与える影響は？後悔しない？

実は自分が借金まみれで自己破産を予定していること、正直に伝えられてないんだよね。

このまま黙って自己破産してしまっても大丈夫かな？結婚には影響はない？

自体、最寄りの役所に婚姻届けを出すだけだから。

もちろん窓口にいる担当の方は、「婚姻届けを出した人が自己破産をしたことがあるかどうか」なんて調べもしないし知りようがない。

だから、罪悪感があるかどうかは別にして、配偶者に黙って婚姻届けを出すこともできるし、「自己破産したことがばれるんじゃないか」なんてヒヤヒヤする必要もないんだよ(笑)

過去に自己破産したことがバレるかバレないか、心配している人もいるかな。

結論からいえば、過去の破産もそこまで気にしなくて大丈夫だよ。

だから、自分が過去や現在に自己破産をしたことは、これから結婚する人、したい人に知られることはないと思って大丈夫だよ。

唯一心配するとしたら、「自己破産をしてから5～7年くらいはローンを組んだり、クレジットカードの作成などが困難」になるんだ。

それについては後で詳しく説明するけど。

だから、自己破産した事実を隠しておきたいなら、「どうしてローンやクレカを利用しないんだろう？」と疑問に思われたり、それについてたずねられたりしたときは、うまくごまかさないとダメだね。

カードやローンを使えなかったら流石に怪しまれそうで心配です…。

うまいごまかし方なにかないですか…？

官報という、国が発行する機関紙があるんだけど、自己破産をするとそれに名前が載ってしまうのよ。

ここでは自己破産が配偶者や家族に影響がおよぶ部分を説明していくからね。

ブラックリストになってしまったら、5～7年の間ローンを組んだり、クレジットカードを新規作成したりすることが困難になる。

配偶者にローンを組んでもらったり、キャッシングしてもらったりするってことですもんね。

夫婦となれば、もっともっと大きな買い物や契約もあるかもしれないし…。

例えば、配偶者がローンを組む際の保証人は自分以外の身内を頼らなければならないし、息子の奨学金の保証人になることもできない。

例えば車や家などの大きな買い物をするとき、「自分の名義を使おうとしないし、保証人にもなろうとしない」となると配偶者はどう思うだろうね？

自己破産したことを隠している状態であれば、「何かおかしい」と家族から疑われるきっかけになりかねないわ。

もちろん、生活に困らないように、一部の財産は残せるけど…配偶者に内緒で手続きってのは難しいと思うよ…。

借金の一括請求を受けることになるから注意してね。

それ以外には結婚相手や子どもに悪影響を与えないから安心して欲しいよ！

自己破産は、あくまで破産者本人と債権者とのあいだで起こることだと思ってもらえたらいいかな。

破産者自身の戸籍には自己破産をした記録は載らないし、もちろん子どもの職業や結婚などに影響する心配もないのさ。

逆に、たとえば結婚を考えてる相手が過去に自己破産してた場合は、なにか気をつけることはあるんですか？

これは「自己破産することによって起こる結婚への影響は？」で説明した通り、自己破産をするとブラックリストに載ってしまうからだね。

本人名義のクレジットカードが使えないとしても、家族カードなどで対応はできるよ。

だけど、使いすぎを防止するために限度額を低めに設定するのがオススメだね。

先ほどのクレジットカードと同じく、自己破産をするとブラックリストに載ってしまうからだね。

こちらが自分の名義で契約することはできるよ。

ただ奨学金は、保証人を必要としない「機関保証」という手段がある。

保証人を立てられなくても奨学金を借りることができるから、そこまで心配しなくても平気かな。

ただ、これらのことはすべて自分でもできることだから、あまり心配しなくても大丈夫だよ！

相手が自己破産をしていても、ローンやカードの契約は自分が代わりにやってあげれば結婚後も問題なく暮らしていけるはずさ！

これは「自己破産の手続き開始～手続き終了」までのものだから、もう破産が済んでいる人は心配しなくて大丈夫。

これから破産する人は必ず通る道だから、きちんと理解しておいてね！

本来自己破産で没収対象になるのは破産者本人の財産のみだけど、共有名義で所持している財産も没収の対象になるから注意しておこう。

とはいえ、没収を逃れるために自己破産直前に名義変更などをすると財産隠しと疑われて自己破産が認められない恐れもある。

夫婦2人の共有財産がある場合には、財産の扱いについて弁護士に相談するのがベストだよ。

つまり、該当する資格を使って仕事をしている人は、破産が完了するまで仕事をすることができないんだよ。

これだけの期間働けないのも大変だし、家族には迷惑をかけてしまうから、できれば結婚前に破産してしまうのがおすすめかな。

もちろん、無断ではできなくなる、というだけで裁判所からの許可を得れば引っ越しをすることができる。

引っ越しを却下される可能性も低いかな。

これは「破産法の都合上、裁判所や債権者(貸主)たちといつでも連絡を取れるよう、住所を明らかにしておく必要がある」という理由があるみたいだよ。

ただでさえお金がない状況で引っ越しは難しいと思うけど、家賃を滞納した状態で自己破産をすると、大家さんから出ていくように言われる可能性が高いよね。

そういう状況では引っ越しを余儀なくされるってこと。

破産管財人は「裁判所が選んだ破産手続きを主導してくれる人」のようなイメージかな。

自己破産の際、財産を隠すことを防ぐために本人宛の文書は全部チェックするみたい。

もちろん家族の文章はチェックされることなく真っすぐ届くよ。

「自分宛ての文書をチェックされるなんて恥ずかしい、気持ちが悪い」と思う人もいるかもしれないけど、本人の目の前でチェックするわけじゃないし、からかわれたりするわけでもないから気にしなくて大丈夫だよ！

だけど、反対に結婚後に自己破産をすることになったら配偶者に隠すのは非常に困難だね。

なぜなら、自己破産の手続きを進める上で配偶者の収入証明が必要になるなど、配偶者にも手続きに協力をしてもらう必要が出てくる。

それに、自己破産によって財産が没収されたら、さすがに言い訳はできないよね。

結婚後の自己破産を隠すことは難しいから、もしも借金を抱えている場合には結婚前に自己破産して借金を綺麗に解決しておこう。

ここでは、自己破産を隠していたことが原因で離婚になるのかどうかを解説していこう。

相手方の気持ちを考えれば『そんな大切な問題を隠されていた』というショックから離婚に踏み切るというのも無理もないからね。

『結婚前に手続きした自己破産は配偶者には基本的にバレない！』でも話した通り、自己破産を隠し通すことはそこまで難しくはない。

とはいえ、いざバレた時に相手の信頼を失うことにはなってしまうから、あらかじめ話しておくのもオススメだよ。

とはいえ、自己破産の原因は何らかの借金だよね。

その借金によって、婚姻関係が破綻したと判断されたら、裁判においても自己破産による離婚が認められる可能性はあるといえるね。

バレるバレないとか、関係にヒビが入るかもとか、色々思うところもあるかもしれないけど、もっとちゃんとした理由があるんだよ。

もちろん、本人がローンを組めなくなったりすることで、間接的に影響を受ける可能性はあるけどね。

その期間というのは「破産してから5～7年」。

すでに破産しそうな経済状況の中で問題を先送りにするくらいなら、早く自己破産して早く復活してしまった方がいいんだよね。

息子の進学だったり、住宅ローンだったり。

そういう大事な場面が来るまで秘密にしておいて、ごまかし切れなくなったところでカミングアウトするのってどうなんだろう？

配偶者の方はきっとがっかりするんじゃないかな？

それだったら、結婚前にきちんと伝えた方がきっといいよね。

「借金癖があること」などを事前に理解してくれているのであれば、お金のやりくりの仕方を工夫してくれるかもしれないし。

「自己破産したことを婚前に伝えたことで破局になるのが怖い」って？結婚してから伝える方がもっと怖いよ(笑)。

結婚する前に自己破産する勇気は湧いてきたかな？今回の内容で大事な部分をまとめようか。