自己破産後に生活状況が悪化する心配なし！起きる変化についても解説

結論から言えば、自己破産後の生活に大きな変化はないんだ。

少なくとも、生活に困ったり他の人が利用できる制度を利用できなくなったりすることはないよ。

生活に困るような変化はないけれど、クレジットカードを作れなくなったり借金ができなくなったりするんだ。

それだと人生を立て直せないんじゃないですか？

自己破産すれば、この電話もかかってこなくなるんですね。

自己破産後に起きる悪い変化について詳しくみていこう！

例えば、ブランド時計や高性能のパソコン、プレミアがついた趣味のグッズなども時価評価額20万円超えなら没収される可能性が高いんだ。

自己破産後は、信用情報機関に事故情報が記録されるんだけれど、それが消えるまでに5～7年かかるんだ。

自己破産していることがわかれば、お金を貸すリスクが高いと判断されて、審査に通過できなくなるんだよ。

自社が貸したお金を返済できなかった人にもう一度お金を貸そうとは思わないでしょう？

自己破産後はクレジットカードも利用・新規作成ができなくなるよ。

クレジットカードを作るときの審査でも、信用情報を参照されるんだ。

ここからは、自己破産後に変化しないけれど誤解されやすいものについて詳しくみていこう！

自己破産すると人権が認められなくなるような印象があって、財産を持つことが許されないんだと思っていました。

しかも、自己破産の情報が載るのは一度だけなんだ。それ以外の号数の官報には一切情報が載らないんだよ。

さっき説明したとおり、金融機関が独自にブラックリストを作っている可能性はあるけれど、それ以外に自己破産したことが記録される心配はないんだ。

当然、住民票や戸籍謄本などにも記録されないから安心してね。

その期間、休職をお願いして認められたらやめる必要はないよ。

ただ、休職の規定は義務ではないから、会社によっては退職することになるね。

あとは、制限されている職業に関する業務を行わずに済むように、部署異動をお願いする方法もあるよ。

これも会社の判断によるから、仕事を絶対にやめなくて済むとは言い切れないんだ。

選挙権は満18歳以上の全ての日本国民に認められる権利だよ。

自己破産をしても日本国民であることに変わりはないから、選挙権は失わないんだ。

選挙に立候補する権利、当選して議員になる権利なども一切失わないよ。

「自己破産をしても国民に認められた権利は何も失われない」と覚えておこう！

その条件は、自己破産の有無に関係なく共通なんだ。ちなみに生活保護は、地域や家族構成で定められている「最低生活費」よりも収入が低い場合に申請できるよ。

少なくとも次の条件を満たさなければ生活保護を受けられる見込みは限りなく少ないから注意してね。

ただし、審査で信用情報まで見られた場合は、保証人・連帯保証人になれない可能性があるんだ。

また、収入が安定していることが保証人・連帯保証人の条件の場合が多いから、信用情報を見られなかったとしても、年収が少なすぎると審査に通らないかもしれないよ。

学費を滞納している場合は、自己破産すると学費の滞納も解消されるけれど退学になる可能性があるよ。滞納していないのなら、学費の支払いと自己破産は一切関係がないから退学にはならないよ。

さっきも説明したように、特定の債権者にだけお金を返すのは「偏頗弁済（へんぱべんさい）」といって、自己破産が認められない原因になるよ！

自己破産をしても年金を受け取る権利はなくならないから、堂々と受け取っていいんだ。

ただし、保険会社などから受け取る「個人年金」は差し押さえの対象になるんだ。

ただし、破産手続き中に関しては管財事件という扱いになった場合に限り、保有財産の持ち逃げや処分をしないように破産手続き中の旅行や出張、引っ越しには裁判所からの許可が必要になるんだ。

退職金についても自己破産後に没収されることはないけれど、自己破産した時点で次のように扱われるんだ。

ただし、1回目の自己破産から2回目までの間に7年の期間が空いていなければならないんだ。

ただし、1回目の自己破産で反省せず、早期に2回目の自己破産をせざるを得ない事態に陥ったということだから、裁判所に認められる可能性はかなり低いね。

生命保険や医療保険、損害保険、個人年金保険など、保険の種類を問わず加入できるんだ。

ただし、保険会社が定める条件をクリアする必要があることに変わりはないよ。

なお、自己破産手続きの段階で個人年金保険に加入していて、解約返戻金が高額になる場合は解約が必要になる可能性があるんだ。

自己破産後は問題なく引っ越しできるよ。

ただ、持ち家はそもそも財産として没収される可能性が高いから、いずれにしても引っ越しすることになると思うよ。

だから、同じだけの財産を築くには再びコツコツと努力を重ねるしかないんだ。

一気に立て直そうと頑張れば頑張るほどに心身に負担がかかって、再び崩れてしまう可能性が高まるよ。

自己破産で得たチャンスを無駄にしないためにも、人生を少しずつ立て直す意識を持とうね。

自己破産後は、生活に悪影響が及ぶような変化は起こらないことがよくわかりました！

自己破産ができるのかどうかもわからない状況なので、まずは信頼できる弁護士に相談してみます。