これってもう自己破産するしかないよね?
診断書が必要なのかどうかや、生活保護が認められるのかどうかも気になるよね。
借金問題を抱えている方で、このようにお悩みの方はいませんか?
実は、うつ病を患っていても、自己破産の条件さえ満たしていれば、問題なく免責を認めてもらえます。
今回は、うつ病を抱えている方が自己破産をする場合の注意点や、生活が苦しい場合の対処法について解説しています。
また、自己破産をした後に生活保護を受給できるのかについても解説しています!
うつ病だから自己破産できないなんてことはありません。
逆にこのまま何もしなければ利息が増え、返済額が膨らみます。
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うつ病がきっかけでの自己破産が認められた事例
実際にうつ病を患ったあとの自己破産に成功した人の口コミを探してみたよ。
先程、弁護士の先生から
免責決定の連絡がきたーやっと終わった!
うつ病で強制入院してから
約1年。法テラスを申込み、
本契約してから約9ヶ月。うつ病の治療と同時に
自己破産の準備は本当に辛かった支えてくれた方々、本当にありがとう
— ttt@自己破産済(同時廃止)&鬱病 (@wyGCNrubLs1380Z) September 14, 2022
51歳までクリーニング工場の工場長をしながらデザイナーと旅行業をしていましたが、過労で倒れ高血圧の起立性低血圧になってコロナ禍で旅行会社は倒産、うつ病が併発して自己破産して所持金0から3年が経ちました。デザイナーをメインして死ぬまでにどこまで出来るのか。見てて下さい。現在54歳6ヶ月。
— Asch Ars Antiqua (@asch_arsantiqua) October 9, 2022
金曜日の夜、自分の半生を振り返っておりますが、
25歳結婚
29歳長女誕生
31歳うつ病発症
32歳転職
33歳離婚
39歳1年半会社を休職
(この辺りでギャンブル依存症悪化)
41歳自己破産
48歳任意整理
…今から楽しくやればいっか(*ノД`*)タハッ
— ゆーじちゃん@2022はー忙しい忙しいver. (@yuji032823) December 3, 2021
うつ病で自己破産をする場合返済ができなければ認められる
先生、うつ病になっていると、自己破産が認められやすくなったり、逆に認められにくくなったりするんですか?
裁判官が免責許可を出すかを判断する際に考慮するのは、あくまで申立人が自己破産の要件を満たしているかどうかだからね。
それでは以下から、自己破産の要件などを確認していこう。
自己破産の代表的な要件は「返済不能状況」であること
①支払不能状態とは、要するに借金を返せない状態にあって、その状態が継続しているっていう意味だ。
②免責不許可事由(めんせきふきょかじゆう)って、自己破産が認められなくなってしまう事情のことですよね。
例えば、ギャンブルや浪費が原因の借金は、法律上は、自己破産が認められない免責不許可事由に該当するんですよね。
だけど実際には多くの場合、免責不許可事由があっても、裁判官の裁量で裁量免責(さいりょうめんせき)がなされるんだよね。
裁量免責が認められるための条件や、判断基準、具体的なポイントについては、以下の記事でも紹介してくれましたね!
うつ病で収入が減った・なくなった場合には支払い不能に該当することも
結果だけをみれば、うつ病が原因で自己破産ができたようにも思えるけれど、免責許可が下りたのは、あくまで「支払不能」だと判断された結果だから、注意してね。
じゃあ自己破産を検討する場合には、やっぱり自分が「支払不能」要件を満たすかどうかが重要なポイントになるんですね。
傷病手当金・失業年金を受給している場合でも自己破産が認められることも
こうした場合、「支払不能」要件を満たさないことになって、自己破産が認められないことになってしまいませんか…?
そもそもこれらの社会保障制度と自己破産とは、全く異なる制度だからね。
だから、傷病手当金などのお金を受給している場合であっても、やはり「支払不能」だと判断されれば、免責許可を出してもらえるよ。
うつ病の人が自己破産するために重要なポイント
そのほかに、うつ病を患っている人が注意すべきポイントはありますか?
ポイント1:医師の診断書を用意する
費用的に診断書を用意することが難しい場合には、病院の領収書やお薬手帳でもいいけれど、できる限り診断書のほうがいいね。
自己破産をするためには「支払不能」かどうかがポイントだって。
でも、「支払不能」なことを主張するために、「うつ病が原因で働けない(そして収入がない・減った)」ことの証拠が必要なんだ。
いくら自分で「うつ病で働けないんです!」と主張したって、裁判所としては、その主張が本当かどうか分からないからね。
ポイント2:弁護士に相談する
自己破産の申立ての際、「支払不能」に至った原因を知っておかないと、弁護士としても書類の作成ができなくなってしまうからね。
また、弁護士は依頼人の代理人になることができる。
だから、うつ病で外出が難しかったり、他人とコミュニケーションを取ることが難しいような事情があれば、弁護士が裁判所に行く用事もすべて代行してもらえる可能性があるんだ。
裁判官との面談なんて、どう考えてもナーバスになっちゃうよね…。
正直に弁護士に事情を伝えて、すべての手続きを代行できないか頼んでみます!
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自己破産と生活保護の関係
僕はうつ病で働けないし、自己破産をしたあと、どうやって生活していけばいいんだろ…。
確かに、これじゃ生活できても数か月って感じだ…。
自己破産をした後に手元に残せる財産の内訳については、こちらの記事を参照してね!
生活保護を受けている人も自己破産できる
生活保護を受給していても債権者から督促が止まることはないから、むしろ生活保護を受けている人は早めに自己破産をしたほうがいいと思うよ。
生活保護を受けている状況って、もちろん生活に余裕はないわけだから返済できないし、自己破産を検討したほうがいいよね。
生活保護費を借金の返済に充てることは禁止されている
だから、たとえ生活保護費に余裕がある場合でも、返済をしてはいけないよ。
もし生活保護から借金返済をしていることがバレてしまったら、生活保護を打ち切られたり、返金を求められたりするみたい。
つまり、生活保護受給中にも借金が残っている場合、もはや自己破産しか債務整理の方法はないんだね。
自己破産した後に生活保護を受けることもできる
自己破産をした後に、生活保護を受給することはできるんですか?
むしろ、借金がある状態で生活保護の申請をしにいくと、「先に自己破産をしなさい」と指導を受けることが多いんだよ。
これから手続きをする場合には先に自己破産をするのがおすすめ
自己破産をした後に生活保護を受給することも、生活保護受給中に自己破産をすることも、どちらもできるんですね!
どちらを先にすべき、といったおすすめはありますか?
というのも、生活保護受給中だと、法テラスの立替制度(民事法律扶助制度)を利用して、自己破産に必要な費用を立替えてもらえるんだ。
つまり、自己破産の手続き費用を自分で用意しなくてもいいってことだよ。
だから、生活が苦しくて自己破産を検討している場合には、自己破産の申立てをする前に、生活保護を受給するのも考えておいたほうがいいかもね。
自分にとってどんな順序で手続きをするのがベストなのか、まずは弁護士に相談してみよう!
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そしたら、その日のうちに問題が解決して、次の日からは借金に悩まず生活できるようになりました!
対応も早くて丁寧でしたのでとても感謝しています。
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うつ病で自己破産をする際に注意したいポイント
うつ病によってこれ以上働くことが厳しいさいむくんはより慎重にデメリットについても事前に考えておいたほうがいいよ。
環境の変化によってうつ病が悪化したら元も子もないですし…。
うつ病で自己破産する場合、注意すべきポイントを教えてください!
持ち家などがあると没収される
没収される財産は、20万円以上の価値があるものだ。
さいむくんの持ち家も当然没収されてしまうんだ。
さいむくんはうつ病に苦しんでいてこれ以上働くことができないのなら、持ち家をきっぱり手放して借金をゼロにしたほうがいいかも。
借金返済へのストレスがなくなって病気の改善につながる場合もあるからね。
病気によって働けない場合は公的支援を頼れば住むところも確保できるし、ホームレスになるような心配はないよ。
このあとの「うつ病で生活が苦しい場合の対処法」で受けられる支援を紹介するから無理せず、頼れるものは頼って病気の治療に専念するって選択も大いにアリだとおもうよ。
住宅ローンが残るなら任意売却という方法がある
住宅ローンも滞納しちゃってるし…。
自己破産になると結局持ち家は没収されてしまうしね。
任意売却とは…
ローンの残る持ち家を売却する方法。ローンを組んだ銀行などと合意の上で売却する。競売よりも市場価格に近い金額で売れるメリットがある。
- 競売よりも高額(市場価値通りの価格)で売れる
- 借入額が売却価格を上回る場合でも、分割返済を選択できる
- 債権者との交渉によって売却代金から引っ越し費用を融通してもらえる可能性がある
- 競売のように売却の事実が公表されない(経済状況の悪化によって家を売却した事実が周囲にバレない)
- 購入者との交渉によって引っ越し日を決められる場合がある
財産があると手続き費用が高くなる
結局自己破産したら財産を没収されるわけだし、破産前に任意売却しても意味ないじゃないですか!
自己破産には大きく分けて2種類あるんだ。
どの手続きになるかによって、自己破産の費用も左右されるんだね。
管財事件 | 破産者がお金に変えられるような財産を所有している場合などに行われる手続き |
同時廃止 | 破産者が、お金に変えられるような財産を持ち合わせていない場合に行われる手続き |
- 各手続きにかかる裁判所の費用
管財事件 | 最低でも50万円以上 |
同時廃止 | 一般的に1万円〜3万円程度 |
管財事件になると、財産の調査が必要だし手間もかかるからだね。
うつ病で苦しんでいるさいむくんにとっては大金を工面するのもかなりのストレスになるよね。
だったら自己破産前に持ち家を任意売却で処分して、同時廃止として自己破産すれば費用をかなり抑えられるってワケだね。
法テラスなら生活保護を受給すれば費用を免除される可能性がある
そんなお金ないです…。
法テラスとは…
- 国が設立した法的トラブル解決の総合案内所
- 利用者からの問合せ内容に応じて、法制度に関する情報と、相談できる機関や団体等に関する情報を無料で提供してくれる。
- また、経済的に余裕のない方などが無料で法律相談できる。
- 必要な場合、弁護士・司法書士の費用等の立替えを行う
また、生活保護を受給してれば、裁判所の費用を立て替え・免除してもらえる可能性があるんだよ。
さいむくんのようにうつ病に苦しんでいる人は、生活保護をもらってから法テラスに相談するのも一つの手だね。
くわしくは以下のリンクを確認してみてね。
【参考:費用を立て替えてもらいたい – 法テラス】
奨学金は自己破産できるが保証人に請求が行く
ただ、他の借金と同じく連帯保証人がいる場合は、保証人に一括返済を求められるので注意が必要だよ。
ただし、「機関保証」を利用している場合は、保証機関が本人に代わって返済をすることになる。
親族に迷惑をかけることはないから、まずは自分の借りている奨学金の契約状況をしっかり把握してみよう。
その場合は自己破産を検討しているタイミングで弁護士と一緒に保証人とよく話合いをしよう。
保証人との関係が悪くなるのはなるべく避けたいだろうし、保証人に対しては誠意をもって対応しようね。
とにかくどうすれば一番いいのか、弁護士とよく相談するというのが一番の対処法になるだろうね。
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借金に悩まされる生活はとても辛く苦しいものです。
でも大丈夫!専門家に相談することで明るい未来が待っています!
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うつ病で生活が苦しい場合の対処法
実は、日本には自己破産や生活保護のほかにも、うつ病などで困っている人を支援する制度がたくさんあるんだ。
今日はその中でも代表的なものを紹介するから、詳しくは住んでいる地域の役所に問い合わせてみてね!
経済的支援を利用する
代表的なものは生活保護だけど、他にもいくつか種類があるんだ。
制度名称 | 概要 |
失業手当 | 失職後、再雇用までの間の一定期間給 |
労災保険 | 労災認定されれば保険給付。パートタイム・アルバイトも受給可。 |
生活保護 | 生活困窮者に対し必要な保護を行い、自立を支援 |
障害年金 | 病気や怪我により生活に支障をきたす場合に支給される年金 |
傷病手当 | 病気や怪我で働けない人やその家族の生活を保障 |
自立支援医療制度 | 医療費の自己負担額を軽減する公費負担医療制度 |
住居確保給付金 | 離職・廃業等で収入が減少した人の家賃を原則3か月分支給 |
生活支援を利用する
そのような場合には、以下のような支援を利用できるよ。
制度名称 | 概要 |
精神保健福祉センター | うつ病など精神疾患に特化した福祉施設 |
就労移行支援事務所 | 全国に3300箇所以上ある事務所で一般企業への就業をサポート |
障害者就業・生活支援センター | 就労・金銭・住居など日常生活について相談を受付け |
地域障害者職業センター | 専門的な職業リハビリテーションを実施 |
弁護士に相談する
それに、就職(転職)できて生活の基盤ができても、借金問題を解決しなければ、根本的な解決にはなりませんよね…。
そしてやっぱり、借金問題を解決するためには自己破産を検討する必要があるね。
自己破産手続きは自力で行うこともできるけど、免責許可をスムーズに得るためには専門的な知識が必要だから、やっぱり弁護士に依頼したほうがいいと思うよ。
自己破産ではよほどの事情がない限り免責が認められるけど、これは弁護士に依頼している人が多いからなのかもしれないね。
まとめ
- うつ病でも「支払不能」などの条件を満たせば自己破産できる
- 生活保護受給中に自己破産することも、自己破産後に生活保護を受けることも可能
- 生活に困っていたり、法的な手続きをする場合には弁護士に相談しよう
現在は、行政による精神疾患を抱えている人向けのサポートがたくさんあるけれど、それらは主にカウンセリング・相談や生活支援に関するものだ。
だから、借金問題を解決したいのであれば、やっぱり弁護士に依頼して自己破産をするのがおすすめだよ。
どの手続きを優先的に行うべきなのかの判断は難しいから、まずは弁護士に相談してみるといいよ!
企業法務をはじめ、債務整理関連の案件、離婚・男女トラブルの案件、芸能関係の案件などを多数手がける。