借金返済

借金返済が先か貯金が先かなら借金返済を優先すべき!弁護士が解説

Pocket
LINEで送る

さいむくん
さいむくん
ともだちよ…貯金と借金返済ならどっちをとる?
いきなりどうしたん?
ともだち
ともだち
さいむくん
さいむくん
将来結婚して子供ができたら家を買わなきゃいけないだろ?

家を買うということは貯金をしなきゃいけない…。

でもぼくには借金がある…。

たしかに借金の返済がつづくのは不安になるよね。

さいむくんみたいな人でも急に結婚が決まる場合もあるかもしれない。

借金を返しながら貯金ができれば問題はないということだよね?

先生なら的確な答えを教えてくれそうだね。

ともだち
ともだち

お金に余裕があるとして、無理矢理にでも借金返済に充てるのか?その余裕を貯金に回した方がいいのか?

将来的なことを考え始めると、どちらが効率がいいのか気になることもあると思います。
その辺を詳しく解説していきます!

借金返済が先か・貯金が先か

さいむくん
さいむくん
せんせい!

借金返済と貯金のどちらを優先すればいいのかってあったりするんですか?

む?

将来のことを考え始めたのかい?

よし。

そしたら解説していこうか。

せんせい
せんせい

基本的には借金を返済した方がいい

せんせい
せんせい
結論からいうと、貯金するお金があるなら借金を返した方がいいよ。

なぜなら利息があるからね!

もちろん、借金をしたら、業者にはいくらか金額を上乗せして返済しなきゃいけない。

その手数料のことを「利息」と呼ぶんだけどね。

利息というのは、基本的に「借金が多ければ多いほど」「返済期間が長ければ長いほど」膨らんでいくものなんだ。

貯金していくのも悪くないけど、遠回りしているうちにも借金が増えていく、ということを忘れないようにしようね。

せんせい
せんせい

貯金をすべきなのはお金や返済計画に余裕がある人だけ

せんせい
せんせい
全額を借金返済にあてず、貯金をしておいた方が安心なのでは?という声もあるよね。

結論からいうと、自分の返済計画に自信があるのであれば貯金をしても構わないよ。

でも、そうでない人は借金返済を優先しよう。

以下に例をあげてみるよ。

  1. 毎月5万円を返済するけど、貯金が0円のままの人
  2. 毎月3万円を返済しながら、2万円を貯金に充てている人
100万円(年利15%)の借金があった場合、最終的には以下のような差がつくよ。
せんせい
せんせい
  1. →1.9年で返済できる
  2. →1.9年経過時点で残りの借金は約54万円、手元に貯金が46万円ある状態
せんせい
せんせい
毎月5万円払う人は1. 9年で借金を完済できる。

でも3万円を返済に充てている人は、1.9年後に貯金を全額返済にあてても完済にはいたらない。

8万円の借金が残るんだ。

つまり、リスク云々を抜きにしていうのであれば、「借金返済に全力を注いだ方が絶対にお得」なんだよ。

急な出費に借入で対応したほうがお得

さいむくん
さいむくん
先生、借金返済に全力を注いだ方が結果としてお得なのはわかったんですけど。

急な出費があるかもしれないし、貯金をしていないと不安じゃないですか?

もちろん。

急にお金が必要になる場面なんていくらでもあるしね。

でもさいむくん、冷静に考えて。

以下の2つを比較してみよう。

せんせい
せんせい
  1. 毎月借金返済に全力だったため貯金がない→急な出費には借入で対応
  2. 借金返済分を少しづつ貯金にあてていた→急な出費は貯金から捻出する
せんせい
せんせい
さいむくんは、①のようなケースで「いざとなったら借入をしなきゃいけない」という点が不安なんでしょう?

でも、①と②には本質的にはあまり差がないんだ。

だったら、やっぱりお得な方を選ぶべきだと思う。

貯金をするために返済スピードを緩める=利息が膨らむってことだから、損をしないためにはどんどん借金を返済していった方がいいよ。

なるほど。

借金が残っているのに貯金をしようとすると「ちょきん税」を徴収されるような感じで余計なお金がかかってしまうんですね。

さいむくん
さいむくん
せんせい
せんせい
これはあくまで、「どっちがお得か」をベースに話しているから、さいむくんが自分でよく考えて判断してね。

実際に借金返済をしながら貯金ができるかどうかシミュレーション

せんせい
せんせい
「自分には貯金をしながら借金を返済していくほどの余裕があるのか」を判断するには、1度自分で計算してみるのがおすすめだよ。

実際に、ネット上にある返済シミュレーションを使ってみよう。

返済シミュレーション
  1. 自分が毎月支払える最大の額はいくらなのか
  2.  ①の全額を借金返済にあてたらどうなるか
  3.  ①の一部を借金返済、残りを貯金にあてたらどうなるのか

→今のペースで返済したら何年後に完済になるか
→その場合、毎月いくら支払っていかなければいけないのか
→利息を上乗せした最終的な支払額はいくらなのか

「自分が毎月捻出できる金額がいくらなのか」という点をしっかりと見定めること。

そうすれば、「貯金をしていく余裕があるのか・ないのか」「どの選択をするのがお得なのか」などの判断もしやすくなるからね。

ともだち
ともだち

借金返済しながら貯金する方法

せんせい
せんせい
ここまでで幾度となく「借金返済だけに集中したほうがお得」ということを伝えてきたけれど、「それでも僕は貯金したいんだ!」っていう人だっているでしょう?

そういう人がやるべきことを以下にリストアップしてみたよ。

手段 内容
おまとめローン・借り換え 今より利息が少なく済むような業者に借り換える
積み立てや保険がないか確認 すでに貯金できている状態なら心配はないはず
任意整理 借金の利息をカットして返済の負担を減らす(返済がきつい人向け)

より金利が低い業者に借り換える

せんせい
せんせい
「借入先を利息が低い業者に切り替える」ことで直接的に借金を減らすことができるよ。

クレジットカードのリボ払いであったり、消費者金融からお金を借りている人は、基本的に利率が高い。

「利息制限法」で定められた上限に達していたり、上限ギリギリに設定されていることが多いんだ。

「おまとめローン」や「フリーローン」などと呼ばれているものは、それらより金利が低いことが多いからおすすめだよ。

  1. A社、B社、C社の3社から合計150万の借入があるとする
  2. 利率の低いD社から150万円を借りて、ABC社には一括返済する
  3. これからはD社に返済していく(これが借り換え)
試しに、利息を安くすることでどれだけ返済に影響があるか、計算してみよう。

ここでは、「借金200万円を毎月5万円返済した場合」という設定にしてみるね。

100万円以上の借金の場合、利息制限法で定められた年利の上限は15%だよ。

せんせい
せんせい
年利 毎月の支払い 完済までの期間 支払総額
15% 5万円 4.6年 約278万円
12% 5万円 4.2年 約256万円
9% 5万円 3.9年 約237万円
6% 5万円 3.7年 約223万円
さいむくん
さいむくん
すごい!

毎月の支払額を5万円とすると、年利が15%と6%では、最終的な支払額に50万円以上の差がつくんですね。

こんなお得な手続き、やらない手はないですね!

200万円以上の借金がある場合、年利を10%以下に抑えられる可能性が十分にあるからね。

「おまとめローン」や「借り換えローン」と検索してみて、自分が気になった業者や銀行には問い合わせをしてみよう!

せんせい
せんせい

積立てしているものや保険がないかよく考える

せんせい
せんせい
預金口座にあるお金だけが「貯金」だと捉えている場合もあると思うけど、たとえば生命保険の積み立てや、ゆうちょなどの定期預金ってのもあるよね。

毎月の給料から自動で天引きされているのであれば、それも立派な「貯金」だよ。

現状、まとまった金額でそれらがあるのであれば、借金返済のスピードを緩めてまで貯金を頑張る必要はないよね。

よくあるケースが独り暮らしを始める際に親の立会いの下で銀行口座を作った際に積み立てをしていた、とか。

一応、親族に確認してみてもいいかもね。

任意整理をする

せんせい
せんせい
手っ取り早く貯金がしたいなら任意整理するのも手だね。

任意整理は、シンプルにいえば「法律の力を使って借金を減らす手続き」のことだよ。

よくテレビCMやネットの広告で「借金減額」や「借金救済制度」なんていうのを目にしたことがないかい?

その正体が任意整理なんだよ。

任意整理とは…

→業者と直接交渉して借金を減らす手続き
→借金の利息がカットされるのが一般的
→利息がカットされた借金は3~5年で完済するのが一般的

任意整理をすれば、基本的に借金の利息をゼロにすることができる。

そのぶん、月々の支払いが楽になる可能性が高いよね。

浮いたお金を貯金に回すようにすれば、返済ペースを緩めずに貯金もできちゃうんじゃないかな?

せんせい
せんせい

補足:家計を見直すことが何より大事!

せんせい
せんせい
これは直接借金を減らす方法ではないけれど、非常に重要なことを伝えておくね。

借金を早く減らしたいなら、毎月の出費や家計を見直すことが非常に大切。

固定費の見直しをするだけで、努力をしなくても毎月の支払いをだいぶ減らすことができるからね。

固定費とは…毎月一定かかるお金のこと。

例…家賃・保険代・スマホ代・ネット代・習い事など

例えば食費や、交際費、衣服代などの「変動費」は、継続的に削減していくためには努力や我慢が必要なんだ。

ストレスをためながら生活していると、どこかで限界がきてしまうから、変動費の方は無理して削りすぎないようにしよう。

せんせい
せんせい
ともだち
ともだち
さいむくん、あくまで「変動費を削るために無理はしてはいけない」といっているだけだからね。

「変動費は気にせず使ってもいい」なんてひとことも言ってないからね!

借金の借り増しはしないよう注意

せんせい
せんせい
借金返済に力を入れすぎた結果、生活費が足りなくなってしまっては意味がないからね。

「自分が毎月返済できる金額」をきちっと見極め、残ったお金の範囲内で生活をやりくりできるようにしよう。

「多めに返済して、生活費が足りなくなったらまた借入をすればいいや」というのが習慣づいてしまうと、お金の使い方がどんどんルーズになっていくから。

「節約してなるべく多くのお金を返済にあてること」本質的に大切なのはここだからね!

まとめ

せんせい
せんせい
はい。

というわけでまとめに入ろうか

まとめ
  • 貯金より借金返済を優先した方がお得である
  • 「いざ」というときに備えて貯金するより、「いざ」というときに借金をした方がお得
  • お金に余裕がある人は貯金をしてもいい
  • 「自分が貯金をすべきかどうか」は返済シミュレーションを使って調べることもできる
…というかんじかな。

どっちが先がいいとか明確な答えはないけど、余裕があれば貯金に回してもいいし、余裕がなければ借金完済を目指した方がいいということかな。

せんせい
せんせい
さいむくん
さいむくん
ありがとうございます!

考えてみれば貯金ができるほどの金なんてなかったです!!

…さいむくん。

わざわざ聞いた意味ないじゃん…。

ともだち
ともだち
Pocket
LINEで送る

弁護士に相談することで
借金を大幅に減らせる可能性があります。
催促の電話を止めたい
毎月の返済額を減らしたい
返済するのが難しくなった
過払い金があるのか気になる

まずは借金問題の解決実績が豊富な
FAST法律事務所に無料でご相談ください。

今すぐご相談されたい方はこちら
0120-201-727
受付時間:10:00~19:00
まずは借金が減るか調べたい方はこちら