一応毎月切り詰めて返済はしてるけど、ほとんど利息でとられているし、完済できる予感がしなくて…。
会社の先輩に相談したら任意整理をおすすめされたんですが、先生はどう思いますか?
ただ、任意整理以外にも個人再生や自己破産という借金の減額方法もあるし、まずは自分の借金についてしっかり理解することからはじめよう。
今日は任意整理をする前提で話を進めつつ、一応今のペースで返済していったら完済までどのくらいかかるのかシミュレーションもしておこうか!
任意整理、個人再生、自己破産といった借金を減額する手続きを総称して「債務整理」と呼びます。
収入にもよりますが、400万円もの借金を債務整理なしで完済することはあまり現実的とはいえません。
この記事では、債務整理をすると400万円の借金がどれだけ減額されるのか、具体的な体験談も交えて紹介します。
400万円もの借金があると、毎月10万円を返済できたとしても利息だけで100万円以上飛んでしまいます。
そんな時こそ任意整理!任意整理をすれば、業者との交渉により利息をゼロにできる可能性が高まります。
弁護士に相談をすれば、月々の返済額や返済期間など、一人一人に合わせて無理のない返済プランを立ててくれます。
無料・匿名・相談のみ でもOK!『実際に債務整理をするかどうか』も含めて、気軽に弁護士に相談してください!
\家族に内緒で月々の返済を減らしたい人はこれ!/
任意整理とは?内容や特徴メリット・費用などすべてを解説!
\借金が返済できない人はこれ!/
自己破産とは|自己破産のデメリットや費用などをわかりやすく解説
\どっちが自分にあってるの?知りたい人はここ!/
LINEで無料相談!
借金400万円(年利15%)を普通に返済したらこれだけかかります
毎月の支払額で3パターンにわけて表でわかりやすく説明するから、自分に一番近いものをチェックしてね!
ここでは、ローンシミュレーターを使って、具体的な返済イメージをみていこう!
毎月10万払って4年半くらい
借入額 | 400万円(年利15%) |
毎月の支払額 | 10万円 |
完済までにかかった期間 | 約4年半 |
完済にかかった金額 | 約550万円 |
返済に時間がかかるほど、その期間に支払う利息は大きくなるから…。
これより返済額が少ない場合は、どうなるかわかるよね。
毎月7万払って8年くらい
借入額 | 400万円(年利15%) |
毎月の支払額 | 7万円 |
完済までにかかった期間 | 約8年 |
完済にかかった金額 | 約690万円 |
ただ、400万円の借金の場合は、毎月7万円でも完済までの道のりはかなり厳しいと言えるね。
おそろしいや。
毎月6万払って11年くらい
借入額 | 400万円(年利15%) |
毎月の支払額 | 6万円 |
完済までにかかった期間 | 約11年 |
完済にかかった金額 | 約820万円 |
でも、さっきと月々の返済額は1万円しか違わないのに利息が100万円以上増えてますよ!
計算間違いではないですか?
ただ、間違いではないんだよ。
「借入額が大きくなると、月々の支払額を少し下げただけで完済までにかかる期間は大きく伸びる」ことになる。
つまり「その分利息が上乗せされてしまう」んだ。
さいむくん、君のおかれてる現実がよくわかったよね。
現実的に無理なら任意整理(債務整理)するしかない!
ただ、長く苦しい返済生活を覚悟してしまうのはまだ早い。
まずは弁護士に相談して、債務整理を検討すれば希望の光が見えてくるかもしれないよ。
次は、400万円の借金を少しでも減額するためにどのような方法がとれるのか解説していくね!
\専門家に無料相談しよう/
▼感謝の声多数!▼
ただ、LINEは電話に比べて緊張しないので、少しだけ勇気を持ってLINEボタンをクリックして専門家に相談したところ借金を当時の3分の1まで減らすことができたんです! 今では、借金に悩まず、元気に生活できるようになりましたね!
友達登録して専門家に相談しよう!
借金400万円を減額してしまう方法3選
それぞれの特徴を簡単な表にまとめたから確認してみようか。
①任意整理 | 貸金業者に利息や返済額を減額するように交渉する |
②個人再生 | 裁判所を通して利息や返済額を減額させる |
③自己破産 | 裁判所を通して借金そのものを消滅させる |
僕、自己破産がいいです!
自己破産というのはここに書いてある通り借金を帳消しにできる手続きではあるんだけど、「効力が強い分デメリットも大きい」んだよ。
「どの債務整理が適しているのかを判断する為には弁護士との相談は必須」なんだ。
まずはそれぞれの債務整理の特徴と、向いている人について少し詳しくみていこうか!
①任意整理:400万円にかかる利息の部分をカットする
具体的には、「利息と遅延損害金をカットして、元金の400万円だけを3~5年かけて返済していく」ことになる。
任意整理は利息だけをカットするから、「借金そのものは減額できない」んですね。
それだったらあまり意味が無いような気もしますが…。
さいむくんの場合は利息をカットすれば400万円以上得になるんだよ!
ただ、気をつけないといけないのが、任意整理はあくまでも「元金を3~5年で完済する前提での手続き」なんだ。
利息をカットしても、「400万円の借金を3~5年で完済するには、月々の返済額は最低でも6万7000円ほど必要」ということになるね。
言い換えれば、現状月々6万円の返済が出来ているさいむくんにとっては、任意整理はかなり非現実的な解決策かな。
400万円の借金について任意整理をすると、利息をカットすることは可能であっても、結局月々7万円近くの返済が必要になる。
つまり、「利息をカットすれば完済できるだけの安定した収入がある人におすすめ」だと言えるね。
②個人再生:400万円→最大で100万円まで減額できる
個人再生は、「借金総額を最大10分の1にまで減額して、3~5年かけて返済していく」手続きだよ。
ただ、最低でも100万円は返済する必要があるよ。
一部減額されても、最低限払わなくてはいけない金額のことを最低弁済額というんだ。
最低弁済額
民事再生法上、借金の総額によって最低弁済額が定められています(民事再生法231条2項、241条2項5号)。
借金総額 | 最低弁済額 |
100万円未満 | 借金総額 |
100万円以上500万円以下 | 100万円 |
500万円超1500万円未満 | 借金総額の5分の1 |
1500万円以上3000万円以下 | 300万円 |
3000万円超5000万円以下 | 借金総額の10分の1 |
かなり希望が見えてきました。
でもその分デメリットもあるんじゃないでしょうか…?
具体的には、「弁護士費用が50万円程度必要になる」ということと、「手続きに最低でも半年〜1年程度の時間がかかる」ということ。
ただ、そのデメリットを差し引いても、借金の総額が多い場合にはメリットの方が大きいとも言えるね。
個人再生で月々の支払いがいくらになるかは「借金400万円を任意整理・個人再生した場合のシミュレーション」で紹介しています!
収支のバランスを考えて、「利息をカットしたくらいでは完済できそうにない人は、借金自体を減額できる個人再生がおすすめ」だよ。
あとは、借金自体を帳消しにできる自己破産だと、20万円以上の価値のある家や車、預貯金などはすべて没収の対象になってしまう。
「没収されたくない資産を持っている場合は自己破産よりも個人再生の方がおすすめ」だね。
③自己破産:借金をゼロにする
それだけ強力な手続きということは、もちろんデメリットも大きくなる。
さいむくんのように、「ある程度収入がある人の場合は、まずは任意整理や個人再生を検討した方がいい」よ。
自己破産の条件やデメリットは以下の通り。
条件 | ・客観的にみても支払い不能な状態である ・ギャンブル、株式投資、過度な浪費が原因の借金ではない ・税金や養育費、損害賠償金などの借金ではない |
デメリット | ・20万円以上の価値がある資産(家・車を含め)を失う ・借入が今後5~7年間できなくなる ・保証人/連帯保証人がいる場合は、保証人に支払いの義務が生じる |
まずは弁護士と相談することが大切だけど、自己破産は、「収入が乏しく、任意整理や個人再生も難しい」におすすめの選択肢といえるね。
\専門家に無料相談しよう/
▼感謝の声多数!▼
でも、LINEで相談だけもしてみようかと思って勇気を持って友達追加してみたんですよね!
そしたら、その日のうちに問題が解決して、次の日からは借金に悩まず生活できるようになりました!
対応も早くて丁寧でしたのでとても感謝しています。
友達登録して専門家に相談しよう!
借金400万円を任意整理・個人再生した場合のシミュレーション
それぞれの債務整理を行うと、どのように借金が減るかシミュレーションしてみましょう!
任意整理の場合:月々の返済額は6.6万円~
現状 | 任意整理した場合 | |
借入額 | 400万円(年利15%) | 400万円(年利0%) |
完済にかかる総額 | 約820万円 | 400万円 |
毎月の返済額 | 6万円 | 6.6~11.1万円 |
返済期間 | 11年 | 3~5年 |
「任意整理さえすれば、完済までかかる期間と、総支払額はおよそ半分におさえられる」ことがわかるね!
さらに、たとえば借金の総額が200 万円で月々6万円の返済をしている人の場合だったら、月々の返済額を減らした上で短い期間で完済することも可能なのさ!
現状 | 任意整理した場合 | |
借入額 | 200万円(年利15%) | 200万円(年利0%) |
完済にかかる総額 | 約260万円 | 200万円 |
毎月の返済額 | 6万円 | 約5.6万円 |
返済期間 | 約3.5年 | 3年 |
個人再生の場合:月々の返済額は1.6万円~
現状 | 個人再生した場合 | |
借入額 | 400万円(年利15%) | 100万円(年利0%) |
完済にかかる総額 | 約820万円 | 100万円 |
毎月の返済額 | 6万円 | 1.6~2.7万円 |
返済期間 | 11年 | 3~5年 |
個人再生は手続きに40~50万円ほどの弁護士費用が必要で、手続き期間も半年~1年くらいかかってしまうけれど、弁護士に相談した上で検討してみるのも手だね!
また、仮に借金の総額が500万円を超える額の場合は、借金を減額できる限度も総額に応じて引き上げられるよ。
借金を減額できる限度のことを最低弁済額というんだ。簡単に表にまとめたから目を通しておいてね。
借金総額 | 最低弁済額 |
100万円以上500万円以下 | 100万円 |
500万円超1500万円未満 | 借金総額の5分の1 |
1500万円以上3000万円以下 | 300万円 |
3000万円超5000万円以下 | 借金総額の10分の1 |
自己破産の場合:月々の返済額は0円
現状 | 自己破産した場合 | |
借入額 | 400万円(年利15%) | 400万円(年利0%) |
完済にかかる総額 | 約820万円 | 0円 |
毎月の返済額 | 6万円 | 0円 |
返済期間 | 11年 | 0年 |
任意整理や個人再生は、手続き後も返済が続くことになるから、収入がある人じゃないと難しいんだ。
自己破産は、突然の事故や病気などのやむを得ない事情で働けなくなってしまったとか、収入が途絶えてしまった人の為の選択肢だね。
自己破産には、ギャンブル・株式投資・過度な浪費などが原因の借金は対象にならないという条件や、20万円以上の資産はすべて没収になるというデメリットも存在する。
誰でも自己破産で借金をゼロにできるようになったら、お金の貸し借りで商売が成り立っている銀行や貸金業者が立ちいかなくなってしまうからね。
自己破産はどうしても返済できない事情がある人のための最後の手段なんだ。
\専門家に無料相談しよう/
▼感謝の声多数!▼
でも、LINEで相談だけもしてみようかと思って勇気を持って友達追加してみたんですよね!
そしたら、その日のうちに問題が解決して、次の日からは借金に悩まず生活できるようになりました!
対応も早くて丁寧でしたのでとても感謝しています。
友達登録して専門家に相談しよう!
債務整理で月々の返済額はどうやって決まる?
さすがに、債権者の気分次第ってわけじゃないですよね?
手続きごとに解説するから、参考にしてね。
任意整理:債権者との交渉
といっても、任意整理では利息のカットが一般的だけどね。
債権者は、回収できる借金が減るのをイヤがりそうですけど。
でもね、任意整理の交渉を断って個人再生や自己破産に踏み切られると、債権者が回収できる借金はもっと減ってしまうんだ。
だからあいだをとって、利息カットに落ち着くことが多いんですね。
任意整理でカットしてもらえるもの
これまでかかった利息とか、これからかかる利息とか。
利息の種類
①経過利息 | 最後の返済日から、任意整理で和解になるまでの間に発生する利息(遅延損害金が含まれることも) |
②将来利息 | 任意整理後から完済までに発生する利息 |
③遅延損害金(ちえんそんがいきん) | 滞納に対するペナルティ |
業者によっては経過利息や遅延損害金のカットはしないってところもあるよ。
各業者には和解の傾向がある
たとえばアイフルなら、最大で7年間の分割払いになることがあるんだ。
プロミスは、将来利息をカットしてくれる可能性が高いんだよ。
さっき話した通り、大手の消費者金融では、経過利息と遅延損害金はカットされないことが多いんだ。
最大で7年の分割にしてくれたり、遅延損害金もカットしてくれたりするのはうれしいですね!
アイフルは任意整理に応じない・厳しいって本当?和解のポイントは?
プロミスの任意整理への対応は?応じないって本当?任意整理中も借入れできる?徹底調査!
楽天銀行を任意整理した場合の最近の和解傾向!早期対応がカギ
モビットは任意整理で減額できる!裁判リスクが高いので早期対応が鍵
個人再生:どの程度の財産を持っているか
個人再生の返済額が決まる基準は3つ
個人再生の返済額が決まる基準
①最低弁済額基準(さいていべんさいがくきじゅん) | 「最低でもこれくらい払ってくださいね」 |
②清算価値保障基準(せいさんかちほしょうきじゅん) | 「現在保有している財産が一定以上ならそれを超える分払ってくださいね」 |
③可処分所得基準(かしょぶんしょとくきじゅん) | 「収入から税金や生活費を引いた残りを払ってくださいね」 |
でも、メインになるのは①最低弁済額基準と②清算価値保障基準だね。
個人再生で、利用者が多い小規模個人再生で用いられる基準なんだよ。
この場合の最低弁済額は100万円なんだけど、たとえばさいむくんが200万円の腕時計をもっていたとしよう。
比べると、最低弁済額より財産の価値のほうが高いよね。
より高い金額が返済額として採用されるから、さいむくんの返済額は200万円ってわけさ。
裁判所に返済スケジュールを提出する
債権者からの反対はないか、本当にそのスケジュールで返済できるのかチェックされるんだ。
ちなみに、個人再生の返済期間は原則3年間の分割払い。
さっき話した①~③の基準を比較して、高い金額が返済額と決まったら、それを3年かけて返済する。
どんなふうに返済していくのかって、スケジュールを提出するんだ。決まれば、それで返済額が決定するよ。
\専門家に無料相談しよう/
▼感謝の声多数!▼
ただ、LINEは電話に比べて緊張しないので、少しだけ勇気を持ってLINEボタンをクリックして専門家に相談したところ借金を当時の3分の1まで減らすことができたんです! 今では、借金に悩まず、元気に生活できるようになりましたね!
友達登録して専門家に相談しよう!
借金の悩みは弁護士に相談しよう
早速、任意整理をしてくれる弁護士を探してみます!
だけど、さいむくんにとって「本当に任意整理が適しているかどうかには総合的な判断が必要になるから、プロの弁護士に相談してみないとわからない」ことが多いんだ。
「無料で相談を受けてくれる弁護士もいるから、まずは話だけでも聞いてもらうことをおすすめ」するよ。
\LINEで無料相談しよう!/
借金に悩まされる生活はとても辛く苦しいものです。
でも大丈夫!専門家に相談することで明るい未来が待っています!
少しだけ勇気を持ってLINEで無料相談してみましょう!
友達登録して専門家に相談しよう!
まとめ
- 毎月10万円の返済でも完済まで4年半かかり、約150万円の利息もかかる
- 毎月6万円の返済だと完済まで11年かかり、約420万円の利息もかかる
- 任意整理をすれば、利息をカットして毎月6~10万円の返済で3~5年で完済できる
- 個人再生をすれば、デメリットもあるが毎月約2万円の返済に抑えることも出来る
- 借金の額が大きいほど利息も高くなるので、債務整理の恩恵は大きくなる!
何より大切なのは、自分の借金についてしっかり理解して完済までの計画を立てることなんだ。
法律の知識も必要になるから、まずは一人で抱え込まないで、専門家である弁護士に相談してみよう!
企業法務をはじめ、債務整理関連の案件、離婚・男女トラブルの案件、芸能関係の案件などを多数手がける。