任意整理から個人再生に切り替えたいなと思うんですけど、できるもんなんですか?
ただ、借金の総額や保証人との兼ね合いもあるから、安易に決めず弁護士に相談するべきだね。
「任意整理じゃ借金が大して減らない…」
「個人再生にしてもっとがっつり借金を減らしたい。」
今この記事を読んでいるあなたはこんな風にお悩みではないでしょうか?
この記事では、任意整理から個人再生に切り替えるポイントを教えます。
ポイントは主に以下のとおり。
- 任意整理から個人再生に変更したほうがいいケース、変更しないほうがいいケース
- 任意整理と個人再生の違い・変更のデメリット
- 任意整理から個人再生に変更した場合に、かかる費用や減額できる金額
などなど。ぜひ最後まで読んでいってくださいね!
\家族に内緒で月々の返済を減らしたい人はこれ!/
任意整理とは?内容や特徴メリット・費用などすべてを解説!
\借金が返済できない人はこれ!/
自己破産とは|自己破産のデメリットや費用などをわかりやすく解説
\どっちが自分にあってるの?知りたい人はここ!/
LINEで無料相談!
任意整理から個人再生に変更することはできる
個人再生に変更したいんですけど、変更できるんですか?
任意整理の場合、利息のカットにとどまるから、思ってたより月の返済負担が大きかったってケースもあるよね。
安定した収入はあるけど、任意整理で完済は難しい。そんな時に検討するのが個人再生だね。
任意整理から個人再生に変更するなら条件を満たす必要がある
- 将来にわたり継続的に収入を得る見込みがある
- 住宅ローンを除く借金総額が5,000万円以下
【参考:個人再生手続利用にあたって – 裁判所】
個人再生でも、減額した分は原則3年で完済することになるから、ちゃんと安定収入があれば問題はないよ。
任意整理中でも個人再生に変更はできる
- 任意整理では返済の負担が大きく完済できそうにない
- 任意整理に応じない業者などから裁判や差し押さえを受けそう
給料などを差し押さえられちゃうと、解除するにも大変だから早めに弁護士に相談しよう。
それに、任意整理から個人再生に変更する際は、それぞれにメリット・デメリットがあるから、自分で判断せずに弁護士に相談したほうがいいですね!
\専門家に無料相談しよう/
▼感謝の声多数!▼
でも、LINEで相談だけもしてみようかと思って勇気を持って友達追加してみたんですよね!
そしたら、その日のうちに問題が解決して、次の日からは借金に悩まず生活できるようになりました!
対応も早くて丁寧でしたのでとても感謝しています。
友達登録して専門家に相談しよう!
任意整理から個人再生に変更したほうがいいケース
ケースごとに詳しく解説しよう。
変更したほうがいいケース
- 任意整理で和解できそうにない
- 貸し主(債権者)から裁判を起こされた
- 任意整理後に返済が苦しい
- 個人再生前に追加介入を検討してもいい状況
- 借金総額が大きくて返済できない
- 持ち家を残したい
任意整理で和解できそうにないとき
業者の方針によっては任意整理は受けないってところもある。
こちらの和解案通りに応じてくれるとは限らない。和解ができないなら個人再生に変更しよう。
貸し主(債権者)から裁判を起こされた
貸し主から裁判を起こされてしまうと、銀行の口座や給料などを差し押さえられる恐れがあるからさ。
今のさいむくんみたいに、任意整理で返済ができないとなるリスクもある。
それよりも強制的に回収できる差し押さえの方が楽だし早いよね。
一方で、個人再生の手続きが開始されると、裁判自体は続いても、差し押さえはできなくなる。
裁判を起こされたのなら、個人再生に変更したほうがいいね。
任意整理後に返済が苦しいとき
任意整理後に返済ができず滞納すれば、どのみち差し押さえを受ける恐れがあるからだね。
- 任意整理当時より収入が減ってしまった
- 冠婚葬祭・子どもの学費・医療費など予定外の出費が増えた
上記のケースが起きたら、滞納してしまう前に、個人再生に変更することを考えた方がいいね。
個人再生前に追加介入を検討してもいいかも
任意整理は、交渉する業者を選べるわけだけど、複数借り入れがある場合に、まだ任意整理してない業者と任意整理をすることだよ。
例えば、3社から借り入れていたとして、1社しか任意整理をしていなかったけれど、残りの1~2社も整理の対象に入れるようなことさ。
\LINEで無料相談しよう!/
借金に悩まされる生活はとても辛く苦しいものです。
でも大丈夫!専門家に相談することで明るい未来が待っています!
少しだけ勇気を持ってLINEで無料相談してみましょう!
友達登録して専門家に相談しよう!
借金総額が大きくて返済できない
借金600万円、年率15%の借金を5年完済の場合
任意整理した場合 | 任意整理してない場合 | |
月々の返済額 | 約10万円 | 約14万円 |
総支払額 | 600万円 | 約856万円 |
利息 | 0円 | 約256万円 |
【参考:しっかりシミュレーション – 知るぽると】
でも5年で完済するにしても、月の返済は約10万円。それだけの収入があるならいいけど、軽く家賃くらいかかるよね。
借金総額に対して、最低限これだけ返済してねって決められた基準最低弁済額基準)ってのがあるんだ。それによると…こんな感じ。
借金の総額 | 最低弁済額 |
~100万円 | 全額 |
100万円~500万円未満 | 100万円 |
500万円~1000万円未満 | 総額の5分の1 |
1500万円~3000万円未満 | 300万円 |
3000万円~5000万円未満 | 総額の10分の1 |
3年で完済となると、月の返済は約3.3万円。全然違いますね。
とはいえ、借金総額が大きい場合は、個人再生の方が効果が大きいよね。
持ち家を残したい
自己破産は、借金の返済義務がなくなる代わりに、一定以上の財産は没収されて、債権者に分配されるからだね。
そういう場合も個人再生に変更するのがおすすめだよ。
ローンが残ってると担保として債権者に没収されちゃうんだ。でも、住宅ローン特則は、ローンを支払い続けることを条件に、持ち家を残せるんだ。
持ち家を残しつつ借金を大幅に減らしたいのなら、個人再生がオススメだよ。
\LINEで無料相談しよう!/
↓↓債務整理の無料相談↓↓
任意整理から個人再生に変更する際の費用はいくら?
いくら変更したほうがいいっていっても、個人再生って高いんでしょ…?
- 任意整理:1社につき2~5万円
- 個人再生:40万円~
任意整理は1社2~5万円
任意整理は裁判所を通さないから、かかるのはこの弁護士費用だけ。交渉する債権者数によって金額が左右されるんだね。
個人再生は40万円~
費用の大部分は弁護士費用が占めているんだ。詳しい内訳とかは下の表を参考にするといいよ。
弁護士費用の相場 | 40~60万円 | |
裁判所の費用 ※裁判所によって異なる |
個人再生委員が選任されない場合 | 約3~4万円 |
個人再生委員が選任された場合 | 15~25万円加算 | |
トータル | 約40~90万円 |
こんな金額支払えないですよ…。
個人再生委員ってのは、個人再生を監督する役の弁護士のこと。
裁判所が必要に応じて選任するんだけど、各裁判所によって運用は異なる。
選任されないケースもあるんだ。ちなみに東京地裁は全件選任されるよ。
分割払いだと月々5~10万円くらい
でも、分割払いができる事務所がほとんどだよ。分割は6~12回払いになるケースもあるよね。
例えば、弁護士費用40万円を6~12回払いにすると月々の支払いはこのくらいだね。
6回払い | 月々6.6万円 |
12回払い | 月々3.3万円 |
これは任意整理の返済中も同様。返済を止めて弁護士費用を積み立てることもできるよ。
それでも「支払いがちょっと苦しい…」って人は「任意整理から個人再生に変更しても費用が払えない場合」を参考にしてみてね。
任意整理の費用は返ってこない
その上、任意整理の費用を差し引いた金額が請求されるわけじゃない。個人再生は個人再生で費用がかかるからね。
ただし、各法律事務所の料金体系にもよるから、相談する際に確認してみよう。
任意整理から個人再生に変更しても費用が払えない場合
法テラスは、国が設立した法律相談センターだよ。
経済的に苦しい人向けに弁護士への無料相談を受け付けたり、債務整理を格安で提供したりしてるんだ。
例えば、法テラス経由で弁護士に依頼した場合の費用は約15万円から。
弁護士費用立替制度は、法テラスが弁護士費用の支払いを一時的に立て替えてくれるんだ。
返済額も月々5,000~と負担が少ないんだね。
ただし、利用するには収入が一定以下など条件がある。もし支払いが原因で個人再生をためらってるなら、一度法テラスで相談してみよう。
【参考:費用を立て替えてもらいたい – 法テラス】
任意整理から個人再生に変更しない方がいいケース
以下のケースに当てはまるなら個人再生への変更はやめておこう。
変更しないほうがいいケース
- 個人再生をしても意味がない
- 借金に保証人がついている
- ローン返済中の車を残したい
個人再生をしても意味がない
借金の総額 | 最低弁済額 |
~100万円 | 全額 |
100万円~500万円未満 | 100万円 |
500万円~1000万円未満 | 総額の5分の1 |
1500万円~3000万円未満 | 300万円 |
3000万円~5000万円未満 | 総額の10分の1 |
だから任意整理で返済中の場合、残りの借金が100万円以下だと、個人再生の効果はないんだ。
もう1つ。仮に借金が150万円くらいで、100万円まで減額できたとしよう。減額できた金額は、50万円だ。
でも弁護士費用の相場は40~60万円。この50万円を減らすために40~60万円をかけてるってなると、個人再生の効果は薄いよね。
どのみち40~60万円は支払うことになるんだから。
\専門家に無料相談しよう/
▼感謝の声多数!▼
ただ、LINEは電話に比べて緊張しないので、少しだけ勇気を持ってLINEボタンをクリックして専門家に相談したところ借金を当時の3分の1まで減らすことができたんです! 今では、借金に悩まず、元気に生活できるようになりましたね!
友達登録して専門家に相談しよう!
借金に保証人がついている
もともと保証人は、借りた人が返せない場合に返済する契約だからだ。
任意整理の場合、交渉する借入先は選ぶことができる。だから保証人のいる借金だけ、任意整理しないなんて方法もとれるんだ。
でも個人再生の場合はすべての借金が減額対象となる。
保証人の有無にかかわらず整理されるため、個人再生をすると今度は保証人に請求がいってしまうんだね。
ローン返済中の車を残したい
基本を話しておこう。個人再生をしても原則財産を没収されるってことはない。
ただし、ローン返済中のものは、担保として回収されちゃうことがあるんだ。
自己破産のように、裁判所主導で没収されることはないけど、債権者との契約によっては、回収されちゃうってことですね。
ローン返済中だと車が引き上げられる可能性がある
さっき話した通り、車を購入しても返済できずに個人再生されては、ローン会社も困る。
だから返済できなくなったときは、車を回収して売却しちゃうよって契約を結んでいるんだね。所有権留保(しょゆうけんりゅうほ)なんていったりする。
ローン完済 | 車取られない |
ローン返済中だけど所有者は自分 | 車取られない |
ローン返済中で所有者はローン会社 | 車取られる |
ディーラーなどでローンを組んでいる場合、所有権留保になっていることが多い。
一方で、銀行の自動車ローンなら、所有権留保になってないことが多いよ。車検証の所有者を確認してみよう。
ローンを完済していると返済額が高額になるケースも
ただ、個人再生では「借金総額が大きくて返済できない」で話した最低弁済額以外に、弁済額が決まる基準がある。
清算保証価値基準なんていうんだけど、要するに、所有している財産に応じて返済額が決まるんだ。
- 最低弁済額基準:借金総額に応じて返済額が決まる
- 清算価値保証基準:保有している財産に応じて返済額が決まる
だから①最低弁済額基準で100万円くらいに減額されても、所有している財産が大きければ、返済額が高額になるなんてケースもあるんだよ。
ローンが完済したものも、財産としてカウントされちゃうから、難しい。
いえるのは、不安なら一度弁護士に相談して直接わかりやすい説明を受けたほうがいいよ!
\専門家に無料相談しよう/
▼感謝の声多数!▼
でも、LINEで相談だけもしてみようかと思って勇気を持って友達追加してみたんですよね!
そしたら、その日のうちに問題が解決して、次の日からは借金に悩まず生活できるようになりました!
対応も早くて丁寧でしたのでとても感謝しています。
友達登録して専門家に相談しよう!
任意整理と個人再生の違い・変更した場合のデメリット
実際に任意整理から個人再生に変更することでいろんな違いやデメリットがあるんだ。
ここでは、それを詳しく教えてあげるね。
- 借金が減額できる割合
- 返済期間
- 交渉か裁判か手続き方法
- 保証人への影響
- ブラックリストになる期間
- 家族への影響
- 財産への影響
- 官報掲載の有無
借金が減額できる割合
種類 | 減額の割合 |
任意整理 | 基本的に利息のみカット。 |
個人再生 | 元本から最大10分の1まで減額される。 |
返済期間
任意整理 | 3~5年(36~60回払い)で返済が一般的だが、業者によっては7年などに応じてくれるケースもある |
個人再生 | 原則3年。返済が難しい場合5年まで延長されることもある。 |
交渉か裁判か手続き方法
任意整理 | 任意整理はお金の貸し主と交渉する |
個人再生 | 個人再生は裁判所に申し立てて返済計画を認めてもらう |
保証人への影響
ところが、個人再生になるとすべての借金が対象になるから、保証人がついている借金は、保証人が支払うことになるよ。
任意整理 | 保証人のついた借金を整理対象から除外できる |
個人再生 | 保証人のついた借金を整理対象から除外できない |
ブラックリストになる期間
信用情報機関 | 任意整理 | 個人再生 |
株式会社シー・アイ・シー(CIC) | 契約期間中および契約終了後5年以内・延滞として記録 | |
株式会社日本信用情報機関(JICC) |
|
|
全国銀行個人情報センター(KSC) | 契約期間中および契約終了日(完済していない場合は完済日)から5年を超えない期間 |
|
※KSCに関しては2022年11月4日から登録期間が10年から7年に変更されました。
【参考:一部情報の登録終了および登録期間の短縮について – 全国銀行信用情報センター】
クレジットカードやローンの審査の際に参照されるんだ。
そして、信用情報には、返済状況だけでなく、延滞や債務整理の記録が残る。
家族への影響
任意整理 | 家族が保証人になっているものを整理の対象に選ばない限りはなんの影響もない |
個人再生 |
|
財産への影響
個人再生も基本的には影響はない。
ただし、「ローン返済中の車を残したい」で話したように、返済額が高額になる場合、自己判断で財産を売却しなければならないこともあるかもしれないね。
官報掲載の有無
任意整理と個人再生の場合はこうだね。
任意整理 | 任意整理は裁判所を通さない手続きだから官報に載ることはない |
個人再生 | 個人再生は裁判所を通して手続きをするから官報に載る |
とはいえ、官報を見ているのは一部の公務員や金融機関の人くらい。官報から周囲に知られるってのはそんなに心配しなくて大丈夫だよ。
任意整理・個人再生では返済できない!自己破産をすべき人
自己破産は、裁判所を通して借金の返済義務を免除することなんだ。
自己破産をすべき人は以下のとおり。
- 任意整理から個人再生にしても安定して完済できない
- 収入が減ったり病気などで働けなかったりする
個人再生では、裁判所に提出した再生計画案(返済計画)にもとづいて、しっかり返済を継続しないといけない。
返済ができなくなると、個人再生はなかったことになり、元の金額を返済しないといけないんだ。
一方で、自己破産は返済ができない人を対象にした手続きだよ。もう返済ができないって人こそ自己破産を選んだほうがいいね。
\専門家に無料相談しよう/
▼感謝の声多数!▼
でも、LINEで相談だけもしてみようかと思って勇気を持って友達追加してみたんですよね!
そしたら、その日のうちに問題が解決して、次の日からは借金に悩まず生活できるようになりました!
対応も早くて丁寧でしたのでとても感謝しています。
友達登録して専門家に相談しよう!
自己破産で注意したいデメリット
- 手続きによっては財産を没収される
- 手続きの途中で資格制限を受ける
返済義務が残らない代わりに、没収した財産を債権者に分配するからだね。
それに、手続き中は、下記の資格を使って働くことはできないんだ。
- 弁護士
- 司法書士
- 司法書士
- 公認会計士
- 警備員
- 保険外交員
とはいえ、制限を受けるのは自己破産の手続き中だけ。自己破産が認められればまた働けるから、安心してね。
任意整理・個人再生・自己破産、どれを選べばいいのか弁護士に相談しよう
あるいは、個人再生の前に、追加介入って方法で解決できるってこともあるかもしれない。
実際にいくらくらい減額されるのかは、今ある財産によっても異なってくる。
そもそも個人再生すべきかどうか、どの債務整理を選べばいいのかは弁護士に相談しよう。
\LINEで無料相談しよう!/
借金に悩まされる生活はとても辛く苦しいものです。
でも大丈夫!専門家に相談することで明るい未来が待っています!
少しだけ勇気を持ってLINEで無料相談してみましょう!
友達登録して専門家に相談しよう!
まとめ
- 任意整理から個人再生に変更することはできる
- 個人再生は借金を大幅に減額できるけど、メリットがないケースもある
- 個人再生は保証人に迷惑がかかったり、家族に知られるリスクもある
- 安定した収入がない場合は、自己破産がおすすめ
- 状況に応じてメリット・デメリットがあるので弁護士に相談するのがおすすめ
最近は無料相談や、LINEで手軽に相談できる所もあるみたいですし、タダなら一回相談してみようかな!
この記事を参考に任意整理や個人再生に取り組んで見るよ!
企業法務をはじめ、債務整理関連の案件、離婚・男女トラブルの案件、芸能関係の案件などを多数手がける。