楽天カードを個人再生すると反対される？個人再生後に楽天は使える？

ネットで調べたら楽天カードは、個人再生に反対してくるって書いてあったんですけど…。

そもそも個人再生って、カード会社が反対すると失敗しちゃうんでしょうか？

その2種類のうち、個人再生と言ったら小規模個人再生のことを言うくらい、小規模個人再生が多く行われている。

どんな人がその手続きの対象になるか、によって個人再生には2種類の手続きが用意されているよ。

個人再生は、返済計画を作って、その計画通りに完済を目指す制度だから安定した収入があるサラリーマンの方が使える制度が多い。

ただ、この2つの手続きにはそれぞれ特徴があって、最も大きな違いは下の2つだよ。

だからまず小規模個人再生ができないか検討してみて、どうも失敗しそうなとき(債権者の反対が多そうなときなど)に給与所得者再生ができないか検討するケースが多いね。

小規模個人再生に債権者の同意が必要といっても、①債権者の半分を超える同意かつ②負債総額の2分の1を超える同意があればいい(民事再生法230条6項)。

わかりやすくいうと、①と②、どちらか１つでも欠けると個人再生は認められないんだね。

このように、「負債総額の過半数」を楽天カードから借り入れしている場合に、反対されやすいんだ。

詳しくは後で説明するけど、あらかじめ反対されそうなら給与所得等再生や任意整理、自己破産といったように、他の債務整理を検討するといいよ。

だから、楽天カードからの借金がほとんどだとしても、まずは一度弁護士に相談して、なにか打つ手はないのか聞いてみよう！

あっ、そういえば、楽天カードだけじゃなくて楽天銀行からの借り入れもあるけど、それってどうなるんでしょうか？

弁護士が受任通知を送付した段階で、銀行側も口座にあるお金で借金を回収できるように、口座から引き出しをできなくするんだね。

個人再生を弁護士に依頼していれば、こういったリスクや事前にすべきことを教えてもらえるから安心してね。

詳しくは下記の記事を参考にしてみてね。

つまり、楽天カードや楽天銀行以外のクレジットカードやローンの審査も通らなくなる。

信用情報に過去の記録が残るのは、完済から約5~7年だよ。

これは、その会社独自で、NG顧客リストのようなものを作っているからといわれてるんだ。いわゆる社内ブラックってやつだね。

多分、計算をしてみればわかると思うけど、借金の何割が楽天カードや楽天銀行にあたるのか、見てみるといいね！

もしこの状態で楽天カードが反対すると、債権者の半数の反対があることになる。

そうなると、返済計画が認められる条件をクリアできず、個人再生が失敗に終わってしまう。

もし楽天カードや楽天銀行だけ個人再生するのなら、他の方法を検討してもいいかもしれないね…。まとめるとこうなるよ。

給与所得者等再生なら返済計画に債権者の同意が必要ないから、楽天カードがどんなに個人再生に反対しようとしても他の条件さえクリアすればいい。

ただ、基本的にはサラリーマンなどの給与所得者しか利用できず、返済額が高額になりやすいんだ。

これらの基準をすべて計算してみて、そのなかで一番大きい金額が返済額になるんだ。

任意整理とは、楽天カードや楽天銀行と直接交渉して、利息などをカットしてもらう手続きなんだ。

そして、利息のカットを条件に3～5年程度で完済することを約束する。

この任意整理なら交渉する借入先を選ぶことができるし、弁護士費用も1社あたり2～5万円と安い。

その上、個人再生の場合、100万円以下の借金は減額されないんだね。個人再生が効果を発揮するのは、100万円以上の借金なんだ。

自己破産は、家や車など財産を失ってしまう悪いイメージをもっている人も多いと思う。

でも、実際には99万円以下の現金や生活に必要な財産を残すことができ、借金の返済義務がなくなる唯一の手段なんだ。

それに自己破産の手続きによっては、財産を没収されないこともあるよ。

だから、ムリして返済を続けようとせず、一度自己破産してまた一からやり直すことも考えてみよう。

過去の事例だと、滞納してから約1年で裁判を起こされたケースもある。

だから、楽天カードの支払いを滞納してしまって、今後返済できる見込みがないのならすぐにでも弁護士に相談して対処してもらおう。

実際、楽天カードの支払いがなかなか終わらない人の多くは、リボ払いを利用しているからなんだ。

リボ払いは毎月の返済額が少ないから、気持ち的には楽な返済方法かもしれない。

ただ、最終的な返済額を考えると、例えば最低支払金額だと100万円借りたとき30万円以上も利息で払うことになる。

そんな額の利息が発生するから当然、支払いもなかなか終わらなくなるんだ。

下記の記事で詳しいシミュレーションをしているから、もしリボ払いをしているなら一度読んでみてね。

先ほど紹介した最低弁済額の基準のうち、もっともシンプルな最低弁済額基準を用いると、借金の減額幅は以下のようになるよ。

例えば合計500万円の借金があったとき、個人再生すれば100万円にできるってことだよ。

楽天カードが負債総額の半数以上を占めているというような状況でなければ、個人再生してみる価値があるよ。

例えば、さっきのように100万円に減額できたなら、100万円÷36回＝約2.7万円が月々の返済になる。

よくネットショッピングをするし、楽天カードはポイントの還元率が高いから利用したいんですけど…。

さっきも説明したように個人再生するとブラックリストに載ってしまうからね。

それに、楽天カード会社も、おそらく社内の顧客リストにさいむくんが個人再生したことを記録するだろう。

そうなると、ブラックリストから削除された後も、楽天カードの審査が通るのはかなり難しくなるよ。

だから、自分の信用情報がどうなっているのか、つまりブラックリストから解除されたのかなどを把握することがまず肝心だよ。

安定した収入があれば、クレジットカードの審査に通ることもあるから、詳しくは下記の記事を読んでみよう！

だから、個人再生で大幅に減額するのも一つの方法だけど任意整理や他の手段で借金を減額した方が良いこともある。

だから、今いくら借金があるのか、どのくらい減額できるのか、弁護士に聞いてみよう！