楽天カードへの過払い金請求｜返還率や返還までの期間は？

これを超えると過払い金が発生するんだ。

すると、10～90万円の借り入れでも金利14.5％の楽天カードは過払い金が発生しないって仕組みだよ。

2004年以前の楽天クレジットでは、最高で29.2％という高い金利が設定されていたんだ。

でも、貸金業者が守るべき法律には「利息制限法」と「出資法」の2つがあって、以前はそれぞれの上限金利が異なっていたんだ。

29.2％というのは出資法の上限金利にあたるから、当時は「一方では違法・もう一方では合法」という状態だった。

これがいわゆる「グレーゾーン金利」と呼ばれるものだね。

いまは会社名が「ワイジェイカード」という名称になっているけど、考え方は同じだよ。

その後、2011年にJトラストという会社に買収され、さらに2015年にはソフトバンク傘下に入ったために社名が「ワイジェイカード」へと変更されたという経緯があるよ。

流れが複雑だからいろんな種類のカードがあるけど、おもなものだけピックアップしてみるね。

来月にマイカーの車検があるから、過払い金が返ってきたら車検費用にしようっと！

話し合いによって返還額を決めることになるけど、楽天カードの場合は50～70％くらいだと考えておいたほうがいい。

それに、膨大な会員数をもつ楽天カードはすでに多数の過払い金を返還してきたから「できるだけ返還額を少なくしたい」と考えている。

今後はもっと返還率が下がるかもしれないね。

ただし、裁判を起こす場合は弁護士費用も高くなるから結果的に返ってくるお金は目減りしてしまうんだ。

できるだけ返還率を上げたいなら、弁護士に対応を任せたほうがいいね。

これは「話し合いで解決した場合」で、裁判を起こすと1年近くかかることになる。

できるだけ早く回収したいと考えるなら話し合いによる解決を目指したほうが利口だね。

もし光熱費・通信費などの決済に楽天カードを設定しているなら、支払い方法を変えないといけないよ。

これは債務整理のひとつである「任意整理」と同じ扱いになるんだ。

借金を減額できるというメリットがある反面、信用情報機関に事故情報が登録されてしまうというデメリットもあるよ。

新たなローンやカード発行の申し込みは断られることになるし、スマホの機種分割払いや信販系の家賃保証などにも影響するから慎重な対応が必要だよ。

過払い金を請求する際は、自分のクレジットカードやローンがどの会社との契約なのかをしっかりと確認しないといけないよ。

買い物を月々定額で支払っていくリボのショッピングにかかるのは「リボ手数料」で利息とは考え方が異なるから、過払い金は発生しないんだ。

一覧で紹介するよ。

もしかしたら、過払い金を取り戻せるかもしれません。

ショッピング枠の支払いでリボ払いを設定していて残債がなかなか減らない、大型家電製品などを分割払いで購入してまだ支払いがはじまったばかりなどのケースではショッピング枠の残額にも注意しないといけないよ。

完済してまったく利用していないという人なら、完済から10年が過ぎてしまうと請求しても「もう時効が成立している」と断られてしまうよ。

とはいえ、過払い金請求では解決できないほどの借金が多額であったり、そもそも過払い金請求の対象ではなかったりするなら、別の方法で解決を目指すことになる。

3つの方法があるから、自分に適した方法を選択できるよ。

しかもどの方法を選んでも個人で手続きを進めると失敗してしまうおそれがあるから、まずは弁護士に相談してみよう。

支払いすぎた利息分が返還される可能性があるけど、請求にあたっていくつか注意すべき点もあるからまずは弁護士に相談してみよう。