過払い請求の流れは？弁護士費用やデメリットも合わせて解説

過払い金請求をすれば明日にはお金を取り返せますか？

それに、実際に請求する前にもしっかりとした準備が必要なんだ。

詳しい調査や綿密な交渉を経て返還が実現するんだ。具体的な流れは次のとおりだよ。

ただし、これらは「あればいい」程度で、手元になんの資料もない場合でも相談・調査は可能だよ。

これは「弁護士として依頼を受けたから、今後の連絡ややり取りは弁護士にお願いする」という通知で、受任通知を受け取った貸金業者は借主本人への連絡や催促ができなくなるんだ。

すると弁護士あてに明細書が送られてくるので、過去の取引にさかのぼって正しい金利で計算しなおす。これを「引き直し計算」っていうんだ。

でも、裁判をすると時間も手間もかかってしまうから、交渉だけで話をまとめるケースのほうが多いんだ。

弁護士事務所の口座あてに支払われて、そこから弁護士費用を清算したうえで残りが依頼主に支払われるっていう流れが一般的だね。

弁護士費用がかかってしまうから手元に戻るお金が少なくなるってことは

「弁護士に依頼せずに請求する」のがベストじゃないですか？

ところが、そのための引き直し計算が難しいうえに、1円でもズレがあれば金額が変わってしまうから、間違いも許されないんだ。

いい加減な計算結果だと「信用できない、だから支払えない！」と拒否されてしまう危険もあるよ。

でも、そのどれもが「正確な計算結果は保証しない」と注釈しているんだ。過払い金計算ツールを使って計算間違いが起きても誰も責任を取ってはくれないよ。

個人が相手だと貸金業者がまともに相手をしてくれないし、裁判になれば証拠の準備や実際の出廷などで仕事なんて手につかなくなってしまうよ。

ただし、相談料や着手金を無料とする事務所も増えているし、実際の支払いは回収した過払い金で清算するから、実質的な自己負担はほぼゼロだよ。

過払い金を確実に回収したいなら、過払い金請求や債務整理の実績が豊富な弁護士に依頼するのが最善策だね。