
催告書と対処法について、わかりやすく、詳しく教えてあげる!

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催告書とは支払いを求める債権者の通知

もちろん借金に限らず、商品代金や税金など、本来払うべきものを払わないと送られてくるんだ。
督促状との違い

返済しないと送られてくるのって、督促状(とくそくじょう)だと思うんだけど、催告書と督促状って何が違うの?

催告書 | 督促状 | |
送られてくる段階 | 滞納が続いた時に送られてくる | 支払いがなかった場合に送られてくる請求書 |
内容 |
|
|
効果 | 時効中断 | なし |

督促状でも支払われなかった場合に、最後に来るのが催告書だね。


借金を請求する権利には、実は時効(消滅時効)があるんだよ。
例えば、消費者金融や銀行の場合は、最後の返済から5年が経過すると、借金の返済を請求することはできなくなるんだよ。
つまり、ずっと借金を滞納し続ければ、払わなくていいってことでしょ?


この時効の完成を猶予(つまり時効が延長される)できるのが、この催告書や、後で説明する内容証明だよ。
法律上の効力があるのが催告書なんだね。
(催告による時効の完成猶予)
第百五十条 催告があったときは、その時から六箇月を経過するまでの間は、時効は、完成しない。
2 催告によって時効の完成が猶予されている間にされた再度の催告は、前項の規定による時効の完成猶予の効力を有しない。
【引用:民法 – e-Gov】
催告書は時効の完成が猶予される上に、内容も裁判をチラつかせる内容で、かなりヤバいね…。


一応いきなり裁判にはしない優しさはあるでしょ?最終勧告だから、無視は絶対しちゃダメだよ。
ちゃんと支払うなど対応しようね。
内容証明の場合は緊急対応が必要

内容証明郵便の効果を知っているとちょっと怖いよね。
- 裁判でも証拠になる
- 時効を半年止められる


内容証明は出すときに、郵便局でも1通保管するんだよ。内容証明が届くと、裁判での証拠にすることを前提とした対応になるから、かなり要注意だよ。
実際にこんなのが届いたらプレッシャーになるよね。
催告書は普通の書面で送られても時効の完成が猶予されるし、内容証明で送られても時効の完成が猶予されるんだね。
さらに裁判で判決を取られれば時効はリセットされちゃうから、時効を成立させるのは難しいだろうね。

催告書を無視したらどうなる?

- 次に一括請求の督促状や催告書が届く
- 給料や財産が差し押さえられる
- 裁判所から訴状が届く
もし債権者からの連絡を無視し続けると、今度は債権者が裁判所に訴えて、裁判所から督促(仮執行宣言付支払督促)が来ることが多いよ。

(かりしっこうせんげんつき
しはらいとくそく)とは
差し押さえには裁判所の判決が必要となるが、この仮執行宣言付支払督促には給料や財産の差し押さえを認めるという効果がある。
裁判をしなくても差し押さえが可能となる。

とはいえ、向こうは借りた証拠を提示できるだろうから、争いようもないだろうね…。
もちろんこの督促ではなく、裁判所から訴状が届くパターンもあるよ。
どのみち、こんな通知が来たときは、すぐに弁護士に相談して、債務整理をするなり手を打とう。

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催告書が届いたらすぐやるべきこと

架空請求かどうか確認する

だから、もし催告書に覚えがなければ、まずは冷静になろう。
本当の催告書なのか、催告書に記載のある電話番号などをインターネットで調べてみよう。
消滅時効を確認する

滞納されている借金を何年も放置していると、返済を求める権利がなくなるってことだね。
超まれに催告書が来ても、時効が成立していることがあるよ。
時効が成立していれば、借金を返済する義務はないから、まず時効が成立しているかどうか確認するようにしよう。
- 最後の返済日から5年間返済していない
- 借金があることを認めたり、返済の意思を書面等で残していない
- 最後の返済日から5年以上、裁判を起こされたり内容証明を受け取っていない
実際債権者が時効を忘れて請求しないってのはあんまりないと思うから、すんなり時効を迎えるってのは難しいだろうね…

- 返済の意志を伝えた場合(借金を認めたことになり時効が更新される)
- 裁判が提起され判決が確定した場合
- 給料の差し押さえを受けた場合

自分で内容証明を送るか…確実なのは弁護士・司法書士に相談することだね。
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差し押さえを回避するために滞納分だけ払う

とりあえず一時的にでも滞納分を払えば、差し押さえのリスクは少なくなるからね。
一旦差し押さえだけ回避して、その後どうするのかじっくり考えるのも1つの方法だよ。
税金の場合は担当窓口に連絡する

そうはいっても、どうやっても税金が払えないこともあると思うから、市役所・区役所の窓口、年金の場合は年金事務所、税務署でもいいよ。相談してみて。
場合によっては、支払いを猶予してくれたり、分割に応じてくれたりするよ。
【参考:日本年金機構 – 電話での年金相談窓口】
【参考:国税局猶予相談センターのご案内 – 国税庁】
借金が返済できない場合の対処法
すぐに払えない場合は貸金業者や専門家に相談する

滞納分自体が払えないのなら、貸金業者や弁護士・司法書士のような専門家に相談しよう。
貸金業者に連絡して、正直に相談すれば柔軟に対応してもらえるかも…。
時間が経っても、利息が増えていくだけで何も得がないもんね…。

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債務整理を検討する

債務整理とは、法律で認められた借金減額、免責方法だよ。
・債務整理の種類
任意整理 | 貸金業者と交渉をして、将来分の利息をカット、月の返済額を減額してもらう方法。 |
個人再生 | 借金を大幅に減額して、3~5年で完済する方法。裁判所を介して手続きを行う。 |
自己破産 | 免責を受けて借金を0円にしてもらう方法。裁判所を介して手続きを行う。 |
つまり、債務整理が開始されると催告書も届かなくなるってわけ。


でも僕はそれぞれのメリット・デメリットがまだよくわかってないから、一回専門家に相談してみようかな。

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まとめ

- 催告書は長期間借金を滞納していると送られてくる通知
- 催告書を無視すると差し押さえを受けたり裁判で訴えられる可能性がある
- もし支払いが難しいのなら専門家に相談する
とりあえず無視はせず、支払うか、債務整理を検討しようかな…。
