ひとつ疑問なんだけど、任意整理って、借金がいくらくらいのひとがやるものなの?
「借金がいくらくらいになったら任意整理した方がいいのか」これは、多くの人にとっての疑問だと思います。
ネットやテレビで、自分より多くの借金を自力で完済している人をみると、基準がわからなくなってしまうでしょう。
そんな人のために、この記事では、「借金額と任意整理について」解説していきます!
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任意整理は借金がいくらからでもOK!手続きの内容を紹介
任意整理は、「借りた側と貸した側が話し合いをする手続き」っていうのは理解してますか?
つまり、貸金業者側が認めてくれるのであれば、どれほど借金が少なくても、多くても、任意整理は可能です。
ここで、任意整理の内容も含めてもう少し詳しく説明しますよ!
任意整理は借金の利息をカットする手続き
「一般的に」とついているのは、任意整理の内容は法律で定められているものではなく、「両者で話し合って決めるものだから」です。
例えば、貸金業者から100万円を借りている場合、5年で返済した際の総支払額は、利息を上乗せした、約143万円になります。
借入額が増えれば増えるほど利息も高くなっていきますから、利息があると中々借金が減らないんですね。
そこで任意整理をすると、返済額は元金のみの100万円になります。
任意整理の効果が少しは理解できました?
3~5年で分割払いしていくのが一般的
5年払いということは60回払いですが、業者によってはもっと長い分割払いを認めてくれます。
特に長いケースでは100回近い分割払いになることもあるそうですよ。
その分、毎月の支払いが減るってことですもんね!
少額だと効果は地味だけど、確実に完済に近づく
理論上、借金がいくらからでも任意整理ができることも理解できましたか?
任意整理は「利息をカットする手続き」ですから、借金が少額であったり、利率が低い場合には効果が弱くなってしまいます。
とはいえ、返済が長期化すれば、支払うことになる利息の総額も増えていきますよね。
でも、任意整理をしてしまえばこれ以上借金が増えることはありません。効果が地味だとしても、確実に完済に近づいていきますよね!
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任意整理が効果的な借金の額とは?
金利は法律が定める上限でやってみます。一応、「3年で完済する場合」を比較してみますね。
誰が手続きしてもこの結果になるわけじゃないから、参考までに!
借金50万円の場合→15万円減額
金利は、法律の上限である年18%でいくね。
借金 | 50万円 |
月々の返済額 | 約1.8万円 |
総返済額 | 約65万円 |
借金 | 50万円 |
金利 | 0% |
月々の返済額 | 約1.4万円(3年払い) |
総返済額 | 50万円(-15万円) |
その場合の月々の返済額はなんと8千円ですよ!
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借金100万円の場合→25万円減額
100万円になると金利は18%じゃなくて、15%になるよ。
借金 | 100万円 |
月々の返済額 | 約3.5万円 |
総返済額 | 約125万円 |
借金 | 100万円 |
月々の返済額 | 約2.8万円(3年払い) |
総返済額 | 100万円(-25万円) |
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借金150万円の場合→37万円減額
借金 | 150万円 |
月々の返済額 | 約5.2万円 |
総返済額 | 約187万円 |
借金 | 100万円 |
月々の返済額 | 約4.2万円(3年払い) |
総返済額 | 150万円(-37万円) |
150万の借金を3年で完済するために、毎月5.2万円をきっちり払える人が、借金について悩んだりすると思う?
実際には、借金に悩むほとんどの人は借りたり返したりを繰り返して、借金を減らすことが出来ないんだ。
そうなった場合、もっともっと多くの利息を払うことになる。
その場合、総返済額はなんと、約229万円ですよ!
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任意整理ができない・断られるケース
しかし、それ以外の事情によって任意整理ができない・断られてしまうケースがあるので確認しておきましょう。
業者の方針で断られる
さいむくんや、みなさんがよく利用している大手の貸金業者ではほとんどそういうところはありませんけどね。
中小企業が運営している、いわゆる「街金」などにはそういう業者があるようです。
3~5年で分割払いできる程度の収入がない
ですので、業者は「毎月どのくらいのペースで返済してもらえるか」「返済していけるだけの収入があるか」を気にしています。
ですので、「あまりに収入が少なく、返済が困難である」などの状況では、任意整理を引き受けてくれないので注意しましょう。
借金に保証人がついている
保証人は、借りた本人が返済できなくなってしまった際に、本人の代わりに返済する役割を担っています。
ですから、業者に対して「任意整理をしたい」と伝えても「じゃあ保証人に返済してもらいます」という流れになってしまうでしょう。
債務整理っていくらからできるの?
でも、「債務整理すべき」状態というか基準はあると思うね。
ただし、これは法律で規定されている基準というわけじゃないから、目安程度に考えればいいよ!
明確な基準はない
法律で借金いくらなら債務整理していいって決まってることもない。
借金の返済額が多くても返済能力があれば債務整理をする必要はないし、返済額が少なくても返済能力がなければ債務整理をするべきだからね。
できる手続きのある程度の基準はある
例えば、返済義務が残る個人再生では、減額した金額を3~5年で完済しないといけない。
だから、安定した収入が求められる。
一方で、自己破産は借金が返済できない人のための手続きだ。だから、今後も収入を得られない状況でないと認められない。
債務整理すべき基準の紹介
以下の基準を参考にするといい。
- 月の返済が苦しい
- 返済を続けているのに借金が減らない
- 返済が間に合わなくて借り入れを繰り返している
①月の返済が苦しい
返済できなければ、借金はどんどん積みあがっていってしまうだけだからね。
法律上でも年収の3分の1や、月収の3分の1を返済に回している場合、借り入れが制限される。
そのくらい返済をしている場合は債務整理をすべきだね。
債務整理をすれば、月の返済を減らして借金の返済をラクにできるよ。
②長期間返済しているのに借金が減らない
長期間返済しているってことは、元本が減ってないとか、追加で借り入れしてしまっているからだね。
特にリボ払いではこういうことが起きやすい。
返済期間が長くなると、その間も利息は増えて、総支払額も大きくなってしまう。
任意整理や個人再生をすることで、3~5年で完済の目途が立つよ。
③月の返済ができないので借り入れを繰り返している
月の返済をするために借金をすれば、今度はその借金の利息が増えていくことになる。
その利息を返済しようとまた借金をしようとしても、いつかは借り入れができなくなるんだよ。
いわゆる多重債務状態といえる。
こうなると借金はどんどん増えることになってしまって自力での返済は難しい。
債務整理をすべきだといえるね。
収支やライフプランによってもどの手続きが適しているか異なる
例えば、住宅ローンの残る持ち家を残したいとか、財産を失いたくないというのなら、個人再生がおすすめになる。
どの手続きが適しているのかは、その人の状況によって異なる。
債務整理に詳しい弁護士に相談をすることで、自分に適した債務整理を提案してもらおう。
今は無料相談を受け付けている所がほとんどだからね。専門家に聞くのが一番だよ。
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借金が年収の3分の1を超えたら要注意
でも一つ、わかりやすい指標があります。それが総量規制です。
減額できるかチェックしよう!
債務整理の費用はいくらかかるのか?
費用はどのくらいかかるのでしょうか…?
- 任意整理は1社につき2~5万円
- 個人再生は40~70万円
- 自己破産は40~100万円
任意整理は1社2~5万円
弁護士費用の相場は、1社2~5万円程度。交渉する業者が増えると、費用も増えることになるね。
スピードに関しても、依頼してから3~6か月くらいあれば大丈夫かな。
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個人再生は40~60万円
内訳 | 費用 |
裁判所の費用 | 約2~3万円 |
弁護士費用 | 40~60万円 |
トータル | 約40~60万円 |
例えば、債権者に書類を郵送する切手代なんかも含まれるんだけど、何社を個人再生するかによっても切手代は左右される。
目安として考えてね。また、個人再生委員が選任されると費用も大きく変わるからね。
個人再生委員
裁判所の手続きをサポートする弁護士のことで、裁判所によって選任される。
でも、個人再生委員がつくと、個人再生委員の報酬として、15~25万円が発生するからね。
司法書士だと25万円になるよ。
ただし、個人再生の手続きの中で積み立てて支払うことになるから、手続きの段階で支払わなくても大丈夫だよ。
自己破産は40~100万円
ばらつきが大きいけど、それは、自己破産の手続きによって左右されるからなんだね。
費用 | ①同時廃止事件 | ②少額管財事件 | ③管財事件 |
裁判所費用 | 1~3万円 | 約20万円 | 約50万円 |
弁護士費用 | 約40~45万円 | 約40~50万円 | 約40~50万円 |
総額 | 約41~48万円 | 約60~70万円 | 約90~100万円 |
一番安いのは①の同時廃止事件だ。
これは、財産が20万円以下で裁判所の費用が払えないような場合に①になることが多い。だから安心してね。
この破産管財人の報酬がかかるから、②や③は高額になるんだね。
破産管財人とは
裁判所に選任される弁護士。自己破産で財産の処分や売却などを行う
基本、お金がなければ①になるからね。
債務整理にかかる費用よりも減額できるならすべき
例えば、個人再生で60万円かかるとしても300万円も減額できるのなら、個人再生した方がいいよね。
逆に、自己破産で40万円かかったのに、免除できた借金が10万円だと、弁護士費用の分を考えて、ちょっと赤字ってことになるよね。
借金総額がいくらで、そこからどのくらい減額されたら、弁護士費用以上の効果があるのかを「債務整理の効果が得やすいのは借金いくらから?」で紹介するね。
法テラスなら月額5,000円から債務整理ができる
厳密にいえば、弁護士費用はかかるけど、分割払いで月額5,000円から利用できるってことだね。
弁護士費用立替制度は、弁護士への費用などを法テラスが一時的に立て替えてくれる制度のことなんだ。
ちなみに費用の分割払いは、原則として3年以内に返すようになっているよ。
法テラスの弁護士費用・借り入れ先1社あたり
- 任意整理:約4万円~
- 個人再生:約20万円~
- 自己破産:約15万円~
この上、分割払いにも対応していて、月額5,000円からでも債務整理できるなんて、良心的ですね。
ただし、収入や財産が一定以下じゃないと利用できないから、注意してね。
【参考:弁護士費用・司法書士費用の目安 – 法テラス】
【参考:資産を立て替えてもらいたい – 法テラス】
債務整理の効果が得やすいのは借金いくらから?
例えば債務整理でかかった弁護士費用が40万円くらいだとしても、減額できた金額が40万円以下だったりすると、弁護士費用の方が高額だったってことになりますよね?
でも債務整理は、借金の金額によってもどのくらい減額できるのか異なりますよね。
そうなると、弁護士費用と比較して、借金総額がいくらくらいなら、減額効果があるんですか?
さいむくんにもわかりやすく説明していくね。
得やすい借金はいくらから?
- 任意整理は30万円から
- 個人再生は200万円から
- 自己破産は60万円から
任意整理なら借金30万円~
説明するより見てもらうおうかな。めちゃくちゃ簡単な表にするね。
これは借金30万円と借金10万円を任意整理しなかった場合の返済シミュレーションだよ。
借金額 | 30万円 | 10万円 |
金利 | 18% | 18% |
完済までの期間 | 3年 | 3年 |
総支払額 | 約39万円 | 約13万円 |
【参考:しっかりシミュレーション – 知るぽると】
任意整理の効果でいうと、利息のカットが一般的だよね。
だから借金10万円だと、カットできる利息は3万円ってことになるね。
カットできる利息が3万円だと、弁護士費用の方がかかってるってことになるんですね。
もっと効果を大きくするなら、借金総額30万円~任意整理をしても損はしないってことになるよ。
借金総額が高額になるほど、カットできる利息も大きくなる。
ただし、効果は利息のカットにおさまり、原則3~5年程度で完済しないといけないから、借金総額が高すぎるなら個人再生がおすすめになる。
個人再生は借金200万円~
理由を説明する前に、個人再生の返済額が決まる基準の1つを話しておこう。
個人再生では、返済額が決まる基準が3つある。
- 最低弁済額基準:借金総額に対して返済額が決まる
- 清算価値保障基準:所有している財産によって返済額が決まる
- 可処分所得基準:収入によって返済額が決まる
最低弁済額基準で決まる返済額はこんな感じだね。
借金額 | 最低返済額 |
100万円未満 | 全額 |
100~500万円未満 | 100万円 |
500~1000万円未満 | 借金総額の5分の1 |
1500~3000万円未満 | 300万円 |
3000~5000万円以下 | 借金総額の10分の1 |
個人再生でかかる費用のトータルは40~60万円って考えると、借金200万円以上あれば、個人再生の効果が大きいっていえるよ。
個人再生の条件
ただし、個人再生には条件があるから注意が必要だよ。
減額分を3~5年で完済するために、「安定した収入があり、返済の見込みがあること」はもちろん、「借金の総額が5,000万円以下」でないと個人再生は利用できないからね。
【参考:個人再生手続利用にあたって – 裁判所】
自己破産は借金50~80万円~
これでもトントンくらいだから、もうちょっと総額が大きいと効果は大きいですね。
だから、借金総額や、赤字にならないかどうかだけでなく、返済が苦しいって部分も考慮して決めたほうがいいよ。
本当に自己破産をして損がないのかどうかも含めて、1度弁護士に相談したほうがいい。
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自己破産の条件
自己破産が認められるかどうかの最重要な条件としては支払不能、つまり借金の返済ができないことが一番重要な条件になるね。
債務整理は弁護士など専門家に相談した方がいい
だから借金の総額がいくらであろうと、債務整理をするのなら弁護士に相談しよう。
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まとめ
- 任意整理は借金額が少なすぎると効果が薄い
- 金利がカットされることで確実に完済に近づく
- 借金額が100万円近くなると任意整理は効果が絶大
- 借金額が年収の3分の1に近いなら、法的に見てもまずい状態
- 任意整理は安くて早い
企業法務をはじめ、債務整理関連の案件、離婚・男女トラブルの案件、芸能関係の案件などを多数手がける。