ZOZOのツケ払いは何ヶ月まで滞納できる？滞納のリスクと対処法

まあでも、ちょっとくらいなら滞納しても大丈夫だよね？

いくつか実例を紹介しておくね。

督促を送ってくるのは、ZOZOTOWNではなくGMOペイメントサービスというZOZOのツケ払い分を回収している代行業者だ。

ホームページを確認すると、以下のような連絡先からメールやSMSが送られてくるようだね。

滞納が1~2ヶ月の長期に渡ると『法的措置を検討する』などといった警告が始まるよ。

ちなみに、こういった強い文言で督促を受けても無視を続けていると、あるタイミングでピタッと督促が止まるケースもある。

これは決して時効になったとか諦めてくれたとかそんな都合のいい話ではない。

実際に法的措置に入る準備をしていると思った方がいいよ。

ツケ払いの滞納だと、主に弁護士法人マーシャルアーツというところから手紙がくるケースが多いようだね。

あんまり長いこと滞納していると、GMOペイメントサービスもこれ以上メールや電話で督促をしても払ってもらえなさそうだと判断する。

そうすると、GMOは弁護士事務所に借金の回収業務を委託するんだ。

契約上支払う約束をしているものを滞納しているんだから、法律の力を使って無理やり回収しようとするのも正当な行為ってわけさ。

zozoのツケ払いの限度額は10万円だから、裁判を起こされるとしたら少額訴訟という手続きで進められることになるね。

裁判以外に、ツケ払いを滞納するとどんなペナルティがあるのかひとつずつ確認しておこう。

ツケ払いの滞納が確認された時には、それ以降の利用が制限されるとZOZOのホームページにも記載があるよ。

なぜなら、これまで紹介したようにツケ払いの運営元はZOZOTOWNではなくGMOペイメントサービス。

購入者がツケ払いを選択した時点で、ZOZOTOWNはGMOペイメントサービスから代金(売掛金)を回収してる状態なのさ。

ツケ払いを滞納したとしてもZOZOには実質の被害がないから、ツケ払いを滞納している状態でも買い物自体はできるってわけだね。

遅延損害金とは、支払いが遅れたことによる罰金のようなもの。

消費者金融などからの借入や、クレカのリボ払いなどは支払いが遅れた際には滞納日数に応じた遅延損害金を請求されるけど、ツケ払いではその心配はないよ。

ただし、滞納した金額に応じて回収事務手数料というものが請求されるから気をつけてね。

ブラックリストとは、滞納などの情報が信用情報機関というところに登録された状態のこと。

カード会社や金融機関は、契約や更新の審査の際に信用情報機関に問い合わせる。

その時に、ブラックリストになっていることがバレてしまって、『返済能力がない』とみなされて審査に落ちてしまうってわけさ。

だけど、zozoのツケ払いを運営しているGMOペイメントサービスは、日本国内に3つある信用情報機関のいずれにも加盟していない。(2023年8月現在)

だから、ツケ払いを滞納しても信用情報機関には滞納情報は記録されないから、他のカードやローンの審査には影響が出ないのさ。

とはいえ、もし裁判を起こされたら、支払うべきお金を払っていない側に非があるのは間違いない。

確実に敗訴になって、未払い分を強制的に回収されてしまうから覚悟しておこうね。

とはいえ、早めに解消するに越したことはないよ。

ここでは、ツケ払いが支払えない時の対処法を4つ紹介しておこう。

zozoのツケ払いは金額も数万円程度であるケースがほとんどだから、多少叱られることを覚悟すれば借りられない金額ではないはずだよ。

zozoのツケ払いでは利息や遅延損害金は発生しないけれど、消費者金融からお金を借りたらそうもいかない。

年利15~18%ほどの高金利で利息を取られてしまうし、滞納したら遅れた日数に応じてどんどん遅延損害金が膨らんでしまうよ。

返せるアテもないのに消費者金融からお金を借りるのはとてもリスクが高いから、避けるべきだよ。

その点を考えると、短期のアルバイトなどでお金を稼いで支払うのが一番賢明ともいえるね。

短期や日雇いのアルバイトだと、以下のようなものがオススメだよ。

メルカリなどのようにインターネットを活用して家にいながら不用品を買い取ってもらえるサービスがオススメだよ。

ただし、メルカリなどだと現金化するのに時間がかかる。

滞納はできる限り早く解消した方がいいから、すぐに現金化してもらえる質屋や中古買取ショップに持ち込むのも検討するべきだね。

だけど、それ以外にも借金があって返済していくのが苦しい場合には、弁護士に相談して債務整理を検討してみるのもオススメだよ。

債務整理とは、法律の力を借りて借金を減額する手続きのこと。

インターネット上では『借金救済制度』なんて呼ばれたりもしているね！

破産法や民事再生法といった法律で守られている合法的な手続きだから、安心して利用可能だよ。

債務整理については『ツケ払い以外の借金減額にも役立つ債務整理とは？』で詳しく解説するね。

ここで紹介したような行為をとると、借金がさらに膨らむこととなったり、深刻なトラブルに巻き込まれる恐れも出てくるから絶対にやめてね。

分割払いやリボ払いで買い物をすると、今よりも借金を増やすことになってしまうからね。

また、ツケ払いを支払うために消費者金融などから借入をするのも避けるべき。

ツケ払いでは利息や遅延損害金は発生しないけれど、消費者金融などからの借金は年15~18%という非常に高額な利息が発生するのさ。

最悪の場合には、借金を借金で返し続けてどんどん利息ばかりが膨らんでいくという自転車操業に陥ってしまう可能性もある。

リボ払いが支払えない時には、クレカやローンに頼らないで今持っているお金のみで生活できるように心がけよう。

たしかに、zozoのツケ払いのような借金は、借り入れた時から5年ほどで消滅時効となる決まりがある。

とはいえ、実際に時効になって踏み倒せる可能性は非常に低いよ。

なぜなら、時効には『時効の更新』というルールがあって、時効が成立する前に裁判を起こすなどの法的措置をとると時効までのカウントがリセットされるんだ。

ツケ払いの回収を任されている弁護士法人などは、時効が成立する前に絶対にこのような法的措置をとってくるはず。

時効を狙って滞納を続けるのは、リスクを大きくするだけの行為だから避けるべきだよ。

でも、そもそも、お金を貸す側の気持ちを考えてみるといい。

会社に所属の確認などもせずに、見ず知らずの人にお金を貸すなんてどう考えてもおかしくない？

冷静になって考えてみれば、個人間融資は怪しいとわかるはずだよ。

ツケ払いが支払えないとしても、今日紹介したようにまっとうな方法で解決しようね。

以下の3つがあって、手続き内容や減額効果が異なるよ。

たしかに自己破産をすればツケ払いの滞納分も含めたほとんどの借金はチャラになる。

だけど、その分一定以上の価値がある財産が借金の穴埋めとして没収されたりと、色々リスクはあるんだ。

それぞれの債務整理の詳しいメリット・デメリットについては、以前話したことがあるから、こちらの記事を参考にしてね。

だけど安心して。弁護士に相談をすれば、自分の状況や希望に合わせて最適な債務整理を紹介してくれるよ。

また、複雑な法律の手続きや書類の準備などもほとんどすべてを代行してくれるよ。

弁護士に債務整理を依頼すると、すぐに債権者からの取り立てを止められるんだよ。

これは受任通知のおかげだね。