【体験談】楽天カードは任意整理に応じない？ポイントや楽天銀行は？

後ほど詳しく紹介するように、楽天カードとの任意整理では債務者にとって優しい和解条件に応じてくれることが多いんだ。

支払方法や利用限度額は人によって異なるから、自分の契約がどうなっているのかは、楽天e-naviの「ご利用明細」や「ご利用可能額」から契約情報を確認しておいてね。

もっとも、任意整理は法律上定めのある制度ではなく、債権者との直接の交渉によって合意内容を決めるもの。

だから、どのような和解条件になるかはあくまでケースバイケースだと理解しておいてね。

ただし、 支払い残高が少ない場合にはこれよりも短くなることがあるし、逆に返済が厳しい特別の事情があれば、これよりも長くなることもあるよ。

将来利息とは任意整理の和解が成立した後に発生する利息のことだよ。

楽天カードのリボ払い手数料は実質年率15%と高額だから、後ほど詳しくシミュレーションをするように、この利息をカットできるだけでもかなり返済が楽になると思うよ。

遅延損害金とは、支払いを延滞したことに対するペナルティのようなお金。

多くのクレジットカード会社との任意整理ではこの遅延損害金はカットされないんだ。

経過利息とは、既に滞納している利息のことだよ。ほとんどのクレジットカード会社がこの経過利息のカットには応じてくれないんだ。

楽天カードの場合はどうですか？

過払い金が発生する仕組みや計算方法、どのように返還請求をするのかについては、以前にも詳しく紹介してくれましたよね！

5年間の分割返済にしてもらった人や、利息を全額カットできた人もいるみたい。

こうした人の体験談を見るとなんだか勇気が湧いてくるな！

ただし、 残念ながら任意整理の交渉が決裂してしまうこともあるんだ。

以下からはその具体的なパターンについて解説していくね。

つまり完全に債務超過の状態に陥っていたり、定職についていない場合だね。

任意整理は自己破産とは異なり、手続きが終わった後も借金の返済を続けていく手続きだから、返済能力が全くないとなれば交渉は決裂してしまうよ。

半年や1年などの長期間に滞納していた場合には、もはや信頼関係が完全に失われてしまっているから、「任意整理をした後に返済を続けます！」と言っても信用されないよね。

この場合も、延滞期間が長いケースと同様に、まだ楽天カードと債務者との間で信頼関係が築けていないからなんだ。

その場合、楽天カードは裁判所を申し立てて、裁判官の判決による解決を求めてくることがあるよ。

先生、楽天カードとの任意整理を成功させるためのコツがあれば教えてください！

そこで、早期解決を目指すために、頭金を少しでも容易しておいたり、弁護士との連絡をスムーズに行うことなどが重要だよ。

任意整理は債権者との交渉だから、「楽天カードならこのくらいの条件で和解できるな」という落としどころが分かっていない弁護士だと、交渉が長引いてしまうリスクが高くなる。

では以下からは、もしも楽天カードの任意整理に失敗してしまった場合の対処法について解説していくよ。

例えば、楽天カードの利用期間は1,2ヶ月しかないけれど、他社からの借入れは1年以上あるような場合には、先にそちらを優先的に任意整理をする、といった感じだね。

個人再生とは、具体的な返済計画表(再生計画)を裁判所に許可してもらうことによって、借金を最大で10分の1にまで減額する制度のことだよ。

自己破産は、裁判所に免責許可というものを出してもらい、借金の返済義務をなくしてもらう手続きのことだ。

要するに、借金がチャラになるってことだね。

そのほかのデメリットについても、任意整理とそこまで大きく変わらないんだよ。

自己破産に関するよくある疑問と誤解については、以下の記事で紹介している。

結構みんな勘違いしていることが多いから、是非一度目を通しておいてね！

本当だったら任意整理する前にポイントを使い切っちゃわないと…。

なぜかといえば、楽天ポイントは楽天会員のアカウントに紐づいているものだからだね。

楽天カードを任意整理すると、楽天カードは強制解約となってしまう。

だけど、楽天会員まで退会になるわけではないからね。

楽天カードを任意整理してもポイントは今まで通り保持できるし、以下のようないわゆる楽天経済圏のサービスは引き続き使えるよ！

そのようなカードを任意整理してしまうと、任意整理と同時に今まで貯めたポイントは失効してしまうから覚えておいてね。

たとえば以下のようなカード会社が代表的だね！

でも、任意整理をするとクレカが使えなくなるって聴いたことあるけど本当なんですか？

カード会社や金融会社などは、審査時に信用情報機関に問い合わせをしているんだ。

その際に任意整理をした過去が発覚したら『返済能力がない』と判断されて審査に落ちてしまうってわけさ。

だから、信用情報機関に任意整理の情報が残っているうちはクレカを作るのは難しい。

逆に言えば、信用情報機関の情報が消去されればクレカは作れるってことだね！

日本には3つの信用情報機関があって、それぞれ任意整理の情報が記録されるの手続きから5年間なんだ。

とはいえ、これらの手続きをした場合でも、手続きが決定してから5~7年が経過すればまたクレカを作れるようになるよ。

個人再生だったら最長5年間、自己破産は最長7年間のあいだ、信用情報機関に情報が記録されると覚えておこう！

なぜなら、信用情報機関に登録される情報とは別に、会社ごとに独自に顧客情報を管理しているからだね。

過去に楽天カードを任意整理したという情報は、半永久的に楽天カードの会社内に残り続ける。

だから、基本的には一度任意整理をした会社ではもう2度と契約できないと思っておいた方がいいよ。

ただし、クレカを少しでも作りやすくするためには以下の点に気をつけるのがオススメだよ。

それでは以下から、実際に任意整理をしたらどれくらい返済が楽になるのか、具体的にシミュレーションをしてみよう。

シミュレーションでは、将来利息を全額カットできたことにして、返済期間は少し厳しめに3年(36回)での計算をしてみたよ。

任意整理でこれをカットできれば、月々の返済額は結構楽になるね！

リボ払いは手数料が高いから、任意整理をするだけでもかなり減額効果があるんだね！

さっそく弁護士に依頼してみます！

これは、任意整理をした情報が、個人信用情報機関というところに登録されてしまうからなんだ。

このことを、俗にブラックリストというよ。

僕が返済に追われてるのは特に楽天カードのキャッシング枠のほうだから、キャッシング枠のほうだけ任意整理して、ショッピング枠は今度も利用しつづければいいのでは？

じゃあ、公共料金や家賃の支払方法を楽天銀行からの引き落としに変更しておきます！

口座が凍結される期間は任意整理の交渉を初めてから1ヶ月ほどだけど、その間の引き出しなどの取引はできないから、注意してね。

でも、楽天カードの任意整理をした後でも楽天カードを発行できたって人も結構いるみたい。

あくまで「審査に通りにくくなる」っていう感じみたいですね！