携帯料金を滞納するといつ止まる？解約？復活できる？対処法は？

携帯料金は滞納してもすぐに止められるわけではないから、少しだけならと思って滞納を頻繁に繰り返す人も多いんだ。

だけど、みんなが想像している以上に『携帯料金の滞納はとてもリスクのある行為』なんだよ。

今日は携帯料金の滞納によってどんな問題が起きるか、詳しく教えてあげるよ！

実は携帯会社ごとに停止になるタイミングが微妙に違うから、どれくらい滞納を続けると回線停止になるか、キャリアごとに確認していこう！

ドコモでは、滞納があった場合は下のような流れになるよ。

ドコモに比べるとちょっと厳しいですね。

格安SIMの場合は大体どこの会社も滞納後1~2ヶ月で利用停止にされるんだ。

その分色々な対応が大手の3社に比べると少し遅くなるんだろうね。

だからといって、滞納するのはよくないよ。

携帯各社の、未払い金を支払ってから利用停止が解除されるまでの時間をまとめてみたから参考にしてね。

ただ、携帯料金を滞納したときの利用停止までの流れはどの会社もだいたい同じなんだ。

利用停止後に起きるトラブルと合わせて確認しておこう！

督促状には、新しい支払い期限日と、この期限までに支払わなかったら回線を停止しますよという警告が記載されているんだ。

住所変更をしないままでいて大切な郵便物が届かないトラブルはよくあるから、引っ越した時にはしっかり住所変更の届出をしないとダメだよ。

今は各社のアプリやインターネット上で簡単に手続きもできるからね。

回線を停止されると、電話やキャリアメール、SMSなどの主要機能は使えなくなり、インターネットにも接続できなくなるね。

強制解約までの期間は会社によって異なるけど、滞納後2~3ヶ月が一般的だね。

それにこれまでの携帯電話番号やキャリアのメールアドレスが今後一切使えなくなってしまう点も大きなリスクといえるね。

強制解約をされたあとは、携帯電話会社に代わって、借金の取り立てを専門に行っている債権回収会社から未払い金の請求書が届くようになるよ。

この請求書も無視し続けると、携帯会社から裁判を起こされる可能性が非常に高いんだ。

裁判の結果次第では、銀行口座や職場からの給料などが差し押さえされてしまう危険もあるんだよ。

でもちょっと思ったんですけど、滞納して解約になってしまったとしても、他の携帯会社に乗り換えればうまく逃げられるんじゃないですか？

借金の相談だけなら無料で受け付けてくれるところがほとんどだから、まずはメールやLINEで問い合わせてみてもいいのかも。

でも、少しくらい滞納しても、利用停止や強制解約になる前になんとか支払えばギリギリセーフですよね？

ただ、滞納した料金の中に機種代金の分割払いもあった場合は事態はさらに悪くなる。

機種代金も含めて滞納してしまうと、CIC(貸金業法指定信用機関)というところに滞納情報が記録されて、今後クレジットカードを作る時や借入の審査の際に悪影響が出るんだ。

CICは信用情報機関とも呼ばれるよ。

この延滞利息は三大キャリアだと年利約14.5%となっていて、たとえば利用料金が1万円で1ヶ月滞納した場合にはおよそ120円の利息が加算される。

さらに携帯電話本体の分割支払いが残っていた場合は、遅延損害金(ちえんそんがいきん)もさらに上乗せされてしまうよ。

強制解約になったあとも支払い義務は消えずに残り続けて、債権回収会社からの督促状が届くようになる。

そしてその督促も無視を続けると、携帯会社から裁判を起こされて、財産や給与口座などの差し押さえをされる可能性があるんだ。

最近は携帯会社になりすまして裁判を起こすぞって脅してくる詐欺メールも多発してるからそっちも注意しないとな。

ここまで携帯料金を滞納すると生じるさまざまなトラブルに関して説明してきたけど、滞納しないためにとれる対策についても解説していこうか！

主な対策は次の3つだね！

格安SIMとは、三大キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク)と比較して格安な月額料金で利用できる携帯会社のことだね。

大手キャリアの契約解除料も全社で撤廃されたし、一度検討するべきだなあ。

店頭で契約した時とか、最初の1ヶ月は無料だからといった理由で追加のオプションに加入させられているケースが非常に多いんだよね。

そのあと解約の手続きを忘れて使い続けて毎月余計なお金を吸い取られている可能性もあるから、まずは何にどれくらいお金がかかっているかを確認するのが大切だよ。

特に通話放題のプランに加入している人は、通話放題を解約した上で無料通話サービスを利用すれば毎月1,000円以上節約になるよ！

ここからは、どうしても携帯料金が払えない場合に、滞納せずに解決する方法を紹介していくね。

必ずしも延長に応じてもらえるわけではないけれど、黙って滞納してしまうよりはマシだから、期限までの支払いが無理そうだったら一度電話で相談してみよう。

任意整理とは、弁護士を通じて業者に直接交渉をして、利息や遅延損害金をカットすることで借金を減額してもらう手続きだよ。

ただ、すでに滞納がある状態で携帯料金を減額しようとすると、強制解約となる可能性が高いんだ。

任意整理は携帯料金に充てるお金を作るために他の借金を減額する手段と思ってもらった方がいいね。

個人再生とは、裁判所に申し立てをして借金を最大で10分の1まで減額できる手続きだ。

10分の1まで減らせるとはいっても、最低弁済額(さいていべんさいがく)という決まりがあって、最低でも100万円は支払う義務があるよ。

それでも減額効果が大きいことには変わりないから、個人再生は借金の額が大きい人に向いている債務整理といえるね。

自己破産とは、裁判所に申し立てをしてすべての借金を帳消しにしてもらう手続きだ。

自己破産をしても、最低限の生活に必要な財産は残せるし、会社をクビになることもない。

さらに賃貸住宅に住んでいる場合はそのまま住み続けられるから安心してね。