例えば、親のお金が差し押さえられるとか、クレジットカードが使えなくなるとか。
個人再生や自己破産をすると、親や妻の財産も失うと思っている人がいるけど、そんなことはないから安心してね。
ただ、一部例外はあるよ。さいむくんにも全く無関係じゃないから、教えてあげよう。
個人再生をすることで、何か家族に悪影響があるのではとなかなか踏み出せない方もいると思います。
しかし、一部例外を除けば、家族には影響はありません。
この記事では、個人再生で家族に影響するケースと、家族にバレる場合を紹介しています。
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個人再生が家族に影響するパターン
家族に影響するパターンはこれだよ。
- 個人再生する人のクレジットカードが使えなくなる
- ローン返済中の車は引き上げられる
- 家族が保証人・連帯保証人になっている
クレジットカードが使えなくなる
信用情報(※)にも傷がつくから、5~7年は新規でクレジットカードを発行することもできなくなるんだ
(※)信用情報とは:審査などで利用される借金の記録情報のこと。個人情報の1つ
家族に何の関係があるのでしょう?
この家族カードを一家で利用している場合は、家族にも影響があるよ。
この家族カードを使ってない場合(利用者と名義人が一致している場合)は、一切関係ないから安心してね。
ローン返済中の車は引き上げられる
ローン返済中の車は、ローン会社に車を取られる可能性があるよ
ローン返済中の人が自己破産とかしないように、ローン会社が車を担保にしているんですね。
ローン会社が車の所有者になっていることを所有権留保(しょゆうけんりゅうほ)というよ。
だから、①ローンを返済できてない、②所有権留保の場合、個人再生でローン会社に車を取られてしまうんだ。
表にするとこんな感じだね。
ローン完済 | 車取られない |
ローン返済中だけど所有者は自分 | 車取られない |
ローン返済中で所有者はローン会社 | 車取られる |
もし家族が1台の車を使っていたとしたら、移動の手段がなくなるから注意しないとね。
減額できるかチェックしよう!
家族が保証人・連帯保証人になっている
家族が保証人・連帯保証人になっている場合、残った借金全額の一括返済を求められるよ。
ちなみに、こんなケースでも、保証人・連帯保証人なら一括請求はすべて同じだから注意してね。
- 同居中の家族
- 別居中の配偶者
- 離婚後の元配偶者
離婚してても保証人・連帯保証人なら請求されちゃうんだね…恐ろしい。
しかも、残りの借金を全て請求されるんですか?
でも僕が個人再生をした場合、借金の返済も求められるんですよね?なんかおかしいなぁ…
借金を0にして、人生再スタートなんて方法も考えられるけど…保証人に一番影響が少ないのは任意整理かな。
手続き | 保証人・連帯保証人への影響 |
任意整理 | 特定の貸金業者のみ交渉可能 ※家族が保証人・連帯保証人になっている貸金業者を外して任意整理が可能 |
個人再生・自己破産 | 全ての貸金業者が対象となるため、特定の業者を債務整理から外せないため、保証人・連帯保証人に請求がいく |
一方で、任意整理は家族が保証人になっている業者を任意整理の対象から外すことができるんだ。
だから一番影響が出にくいと言えるね。
どのみち、家族が保証人・連帯保証人になっている場合、隠し通すことは無理だろうね。
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個人再生で影響を受ける人
個人再生をした本人
- 借金が減る
- ブラックリストになり借入が困難になる(5~7年程度)
- 誰かの借金の保証人になれなくなる
- 支払い中のローンを個人再生すると品物を没収されるかも(家や車など)
分割で払う約束だったのに途中で払えなくなってしまったら、品物を返さなくてはいけない。
個人再生をした人の保証人・連帯保証人
ところでさいむくん、保証人てなんのために存在するか知ってる?
保証人は、「借金の返済ができなくなったとき」だけじゃなくて「債務整理をしたとき」も、その責任をとらなきゃいけない。
しかも、借金を作った本人は「分割払い」という契約になっていたとしても、保証人はそうではないからね。
場合によっては「残額を一括払い」なんてことになりかねないことを覚えておこう。
個人再生をした本人に保証人になってもらう予定だった人
それが、「本人に保証人になってもらう予定だった人」だよ。例えば、個人再生をした人の息子とかね。
- 奨学金を借りるとき
- 引っ越しの入居審査
- 車などをローンで買うとき
など
どうしても保証人が必要であれば、他の人にお願いするしかないね。
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個人再生が家族にバレるパターン8つ
①家族から借金があるとき
個人再生はすべての借金が減額の対象になるんだ。
だから、お金を借りている家族にも「個人再生の手続きを開始したこと」は裁判所から通知されてしまうよ。
先にいっておくと、以下のような行為もNGだからね。
NG:家族から借入があることを裁判所に言わない・隠す
つまり、裁判所の調査で「借入先(債権者)を隠している」と判断されてしまえば、当然手続きは不認可になってしまうよね。
NG:家族だけ優先して借金を返済する
これも個人再生が不認可になるいけない行為だ。
具体的には、「債権者平等の原則」を破り、特定の債権者にだけ返済を続ける行為、は「偏波弁済(へんぱべんさい)」と呼ばれる。
債権者平等の原則…
借金はすべての貸主に平等に返済していかなければいけない、という原則。
偏波弁済をしたことを隠したり、偏波弁済分を個人再生の返済額に上乗せしていなかった場合、手続きが不認可になる可能性が高くなるね。
②家族が保証人になっている借金があるとき
家族が保証人になっていたら、バレるのはもちろんだし、その家族が返済できなければ、共倒れ(保証人も債務整理することに)もあり得るから注意してね。
③同居し家計をともにしている家族がいるとき
なぜなら、「本人にどれだけ返済する能力があるのか」を調査する際に、「家計をともにしている同居人にどれだけ収入があるか」も調査するからなんだ。
「同居家族の収入や財産に関する情報」を明らかにするための書類なども、提出しなければならないからね。
ごまかすのは難しいんだよ。
④家族カードを利用しているとき
- 父→クレジットカードの名義人
- 母・子→父名義で発行した家族カードを利用している
今まで使えていたカードが使えなくなることがきっかけで、個人再生をしたことがバレてしまうかも。
⑤手続きの書類を準備しているとき
個人再生の書類って多いと30枚くらいになったりするんだ。財産目録とか表になっているものは一発だしね。
後は、その家庭の収支の状況がわかる資料とか、家計簿も提出しないといけないから、管理している人にはバレるかもね…
⑥車などの財産が差し押さえられたとき
代表的なものでいえば車。ある日きみが所有している車が、突然なくなったら、家族はどう思うかなあ?
⑦裁判所から連絡があったとき
そういう書類から、個人再生がバレる可能性があるね。
こういう郵便関係で家族にバレたくないなら、弁護士に依頼すると回避できるかも。
家族バレを絶対阻止したいって人にはおすすめだよ。
後からもめるのもめんどうだし…事前に話すか、家族に知られにくい債務整理を検討したほうがいいかもですね。
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⑧官報を見られてしまったとき
官報(かんぽう)とは…
国が発行する法令公布の機関紙。
裁判所からのお知らせも載ることになり、個人再生をすると個人情報が記載されてしまう。
さらに、どこで読めるかを知っている人が少ない。さらに、わざわざ注意している人はもっと少ない。
官報は以下のような書類で、現在はネットから閲覧することができるよ。
【引用:インターネット版官報】
官報に名前(個人情報)が載るのは計3回だけど、ピンポイントでその日の官報をチェックするなんてほぼ不可能だからね。
- 書面決議に関する決定のとき
- 意見聴取の決定のとき
- 個人再生が認められたとき
官報に載るタイミングがわかりにくいうえに、1か月経過すると無料では見られなくなってしまう。
つまり、「官報で個人再生の事実を知ることはほぼ不可能」といってもいいんじゃないかな。
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家族にバレたくない人は任意整理がおすすめ
最後に、家族に迷惑をかけたり、バレたりしない方法を紹介するよ。
それが「任意整理」という借金減額手続きなんだ。
任意整理=裁判所を通さずに借金減額
業者と直接交渉して、借金減額を目指すんだけど、一般的には「利息のカット」で和解できることが多い。
利息がカットされた借金を3~5年で分割払いしていくのも特徴かな。
個人再生と比べると以下のような違いがあるよ。
任意整理 | 個人再生 | |
裁判所 | 通さない | 通す |
手続きにかかる費用 | 1件2~5万円程度 | 40万円~ |
減額できる量 | 利息のカットのみ | 5~10分の1まで減額 |
対象となる債権者 | 自分で決められる | すべての債権が対象になるため調整不可 |
減額された借金 | 3~5年で分割払い |
以下で説明していくよ。
任意整理が家族にバレない理由
当事者同士の単なる話し合いだから
依頼した弁護士が、貸金業者に対し「借金を減らすための交渉」を行う。つまり、裁判所を通さないわけ。
だから、裁判所から書類が届くこともないし、調査が入ることもない。
さらに、「自分が借金を減額したい相手とだけ交渉することができる」というのもおおいに影響しているよ。
詳しくは次で説明しよう。
都合の悪い借金は減額の対象外にできるから
主に以下のような感じだったよね。
- 家族から借金がある
- 家族が保証人になっている
- 車などの財産が差し押さえられる
- 裁判所から調査が入る
任意整理の場合、こういった「都合の悪い借金」は「減額しない(任意整理しない)」ことで問題を回避することができるよ。
具体的に、個人再生と任意整理ではどのように違いがあるのか、比較してみようか。
個人再生 | 任意整理 | |
①家族から借金があるとき | すべての借金が対象になるのでバレる | ちゃんと返済を続ければ問題はない(バレない・迷惑をかけない) |
②家族が保証人になっている借金があるとき | 保証人が返済することになる | 任意整理しなければ保証人に迷惑はかからない |
③同居し家計をともにしている家族がいるとき | 家族の収入に調査が入る | 家族に調査が入ることはない |
④家族カードを利用しているとき | 強制解約になってバレるかも | 任意整理しなければすぐには解約にならない(※) |
⑤手続きの種類を準備しているとき | バレる可能性がある | これといった書類がないのでバレにくい |
⑥車や不動産が差し押さえられたとき | バレやすい | ローンを任意整理などしないかぎり差し押さえはない |
⑦裁判所から連絡があったとき | バレる可能性がある | 裁判所からの連絡はない |
⑧官報を見られてしまったとき | 可能性はかなり低いがバレるかもしれない | 任意整理では官報にのらない |
「債務整理をしたら家族に影響が起こる借金」に手をつけない(任意整理しない)ということができるんですね!
個人再生の場合、すべての借金が対象となるため、借入のあるクレジットカードは、家族カードとともに解約になってしまう可能性が高い。
任意整理の場合、対象となるクレジットカードを任意整理しないことで、その場での解約を回避することができるよ。
しかし、「更新のタイミング」や「何らかの理由で任意整理をしたこと」がカード会社にバレてしまった場合、最終的には解約になってしまうかもしれない。
カード会社が、「顧客が任意整理をしたことを気づくタイミング」には「滞納をしたとき」などがある。
だから、任意整理後もクレジットカードを使いたい人は、細心の注意を払い、滞納などしないようにしようね。
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でも、LINEで相談だけもしてみようかと思って勇気を持って友達追加してみたんですよね!
そしたら、その日のうちに問題が解決して、次の日からは借金に悩まず生活できるようになりました!
対応も早くて丁寧でしたのでとても感謝しています。
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まとめ
個人再生で家族に影響があるケースをまとめるよ!
- 個人再生する人のクレジットカードが使えなくなる
- ローン返済中の車は引き上げられる
- 家族が保証人・連帯保証人になっている
でも借金が大幅に減額できるってのも捨てがたい!この辺はもうちょっと考えてみようかな~?
色々なメリット・デメリットを比較できるし、他の人の体験も聞けるかもしれないし。
企業法務をはじめ、債務整理関連の案件、離婚・男女トラブルの案件、芸能関係の案件などを多数手がける。