借金で死にたいあなたへ｜夜逃げはNG・借金は誰でも解決できる

僕は「僕だって多額の借金があるけど、それでも生きてるし、死にたいだなんて考え込みすぎだよ」と伝えたんですが…。

もちろん、借金だけじゃなくて、こんな状況になってしまった自分を責める気持ちや恥ずかしいという気持ちもあると思う。

でも借金問題を解決する方法は、法律で認められた国民の権利なんだ。

債務整理は、国が認めた借金の減額手続きで、きちんと法律にのっとっている。あなたに与えられた権利なんだ。

お金がないなら、手続きにかかる費用も国が負担してくれる。だから心配はいらないよ。

「生活が苦しくなってしまった人がやり直せるチャンスを与えること」なんだ。

誰だって好きで借金をしたり、生活が苦しいワケじゃない。

想像力がない人はそういう人を責めたりするかもしれないけど、誰にでも働けなくなったり、借金をしてしまったりする可能性はあるんだ。

借金を減額できる法律はそういう人のためにあるんだ。気にする必要はないんだよ。

取り立てが止まれば、まず生活を立て直してから手続きを進めることもできるよ。

これを知れば、誰でも必ず借金問題を解決できるはず！

それを利用して、借金を減らしたり、なくしたりするのが債務整理だよ。

裁判所を通さずに債務整理をした件数は、正確なデータがないものの、年間数十万件以上にもなるらしい。

それだけの人が利用して、借金問題を解決しているのに、自分だけが利用しないなんてもったいないと思わないかい。

さっきも話したけど、「債務整理を弁護士に依頼してから、その手続きが完了するまでの期間、お金を返済する必要がなくなる」んだ。

その期間を使って、生活のバランスを整えることができたり、弁護士費用を分割払いできたりするんだ。

内容はとてもシンプル。「自分が依頼した弁護士が貸金業者と借金減額について交渉する」というものだ。

裁判所などを通したりすることなく、業者と直接交渉をしていく。だから、費用も安いし、数ヶ月で借金減額が完了するんだ。

顧客からの「借金を減らして欲しい」というお願いを断ってしまうと、踏み倒しなどのリスクが高まるでしょう？

それに裁判所を通して本格的な債務整理をはじめてしまう可能性もある。

だから、業者は「利息を抜きにした、一番最初に貸した元金だけを回収して手続きを終わりにしたい」と考えるんだ。

個人再生は、「借金を減額し、残ったものを分割払いで返済していく」という点で任意整理と一致している。

両者の違いは、「借金の減額量」だよ。

任意整理では「利息のカット」程度の効果が得られるのに対し、個人再生は「5~10分の1まで」減額することができる。

例えば、500万円の借金は、個人再生をすると最大で100万円(400万円カット)になるんだよ。

また、保証人に迷惑をかけやすい、などのデメリットもあるよ。

だから、借金の総額や借入件数、現在の状況などに合わせてどちらを選ぶか判断しよう。

自己破産については生きてきた中で一度くらいは聞いたことがあるんじゃないかな？

自己破産は「自分の財産を失う代わりに、借金がゼロになる」手続きだ。どんなに高額な借金も、自己破産をすればゼロになるよ。

だから、「借金が多すぎる」「収入がなくなってしまった」など、もう借金をどうすることもできない人は、自己破産を選択しよう。

そういう人のために、法テラスが弁護士費用を立て替えてくれる制度「民事法律扶助(みんじほうりつふじょ)」があるよ。

それぞれの悩みを聞いたうえで、適した窓口を案内してくれるんだ。しかし、それだけではなくてね。

経済的に余裕のない人が、弁護士に無料相談できたり、弁護士費用の立て替えをしてもらえたりするんだ。

そういった業務のことを、「民事法律扶助」というんだよ。

インターネットの掲示板で、素人に相談をして、思い込みの回答をもらうことほど危険なことはないよ。

回答している人は善意でも、誤った回答を信じてしまったら、解決できるものもできなくなってしまう。

ほとんどすべての借金問題は、弁護士に相談して債務整理をすれば解決できるんだよ。

ネット上の情報に振り回されないで、まずは弁護士に相談してみることをオススメするよ。

一番大きな理由は「借金問題は合法的に解決できるから」なんだけどね。

まずは「借金で自殺を考えている人に伝えたいこと」を説明するよ。

それも心配しなくていい。弁護士に相談して手を打ってもらえば、「今後は返済しなくていい」という状況まで持っていけるはずだよ。

違法な業者から借りたお金には返済する義務がないんだ。

「借金は返ってこないし、逮捕された」なんてことになってもつまらないから、普通は報復なんてしてこないんだよ。

そういう面についても弁護士がきちんとフォローしてくれるから心配しないでね。

収入がなくなってしまって、目の前の生活に困る人は、迷いなく生活保護を受給しよう。

「最低限度の生活が送れる」というのは、日本国が国民に対して保証しているからね。憲法ってやつだ。

家族がいるならその分受給できる金額も増えていくよ。

贅沢な暮らしはできないとしても、住宅も確保できるし、復活するまでゆっくり休んだらいいよ。

とにかく、収入が無くても生きていけるんだから、死のうなんて思わなくて大丈夫！

その借金はきれいさっぱりなくなると思うかい？答えはNOだ。

保証人がいれば保証人が返済を続けていくことになる。

保証人がいないなら、相続した家族が返済をしていくことになるよ。相続放棄するなら話は別だけど。

相続する息子や娘が未成年だとしても、貸金業者は請求をやめない。自分の借金を誰かが背負うことになるだけなんだ。

死ぬのは根本的な解決策じゃないってことが、少しはわかってもらえたかな？

結論からいうと、それはやめたほうがいい。

なぜなら、「自殺の場合、保険金が支払われないから」だ。

保険金目当てで自殺する人が出てくることを防ぐために、「自殺した人の家族に保険金を払わない」と「保険法第51条」で定められているんだよ。

「事故死と見せかけてうまく死のうとする」なんてのもやめよう。無駄死になってしまうかもしれないからね。

さっきもいったけど、借金問題は法律の力を使えば解決できるからね。

生活保護は誰でも聞いたことがあるでしょう？さらに、無利子でお金を貸してくれる「緊急小口資金」について説明するよ。

まずは日本国憲法第25条をみてみよう。

収入が少なくて困っている人は、まず生活保護を受給しよう。

生活保護は「福祉事務所」で新生をすることができるから「自分が済んでいるところ 福祉事務所」で検索して、まずは問い合わせしてみてね。

生活保護と違って、継続的に受け取れるものではないことに注意しよう。

最大で20万円を貸してもらえるうえに、返済は2年間待ってもらえる。

しかも、2年後も変わらず経済困難が続いている場合、返済を免除されるんだ。

保証人も必要ないし、お金に困っているならとにかく問い合わせをしてみよう。

申し込み、問い合わせは各市町村の社会福祉協議会からすることができるよ。

なぜいけないのかを簡単に説明しよう。

具体的に、どのような不具合が起こるのか紹介していこう。

だから、夜逃げや失踪なんてやめておこうね。

クレジットカードの現金化は、詐欺罪にあたる可能性があるから、やっちゃダメだよ！

それに、カード会社の契約時効によって禁止されているケースがほとんどで、利用明細などからバレた場合には強制解約になる恐れがあるよ。

また、クレカの現金化をしたところで、手にできる現金は多くて数十万円程度。

買った分の請求も翌月以降にくることだし、問題を先延ばしにしてるだけだよね。

クレカの現金化は根本的な問題の解決にはならないから避けるべきだよ。

それは、「信用情報機関」に借金を滞納したことが記録されているからなんだ。

貸金業者は審査の際、信用情報機関にある記録をチェックするから、どの業者が相手でもお金を借りることができなくなる、という仕組み。

そのような状況になってもお金を貸してくれる人たちがいる。それらは、いわゆる「闇金」と呼ばれているものだよ。

闇金は、ブラックリストをかぎつけて「お金を貸しますよ」と連絡してくることがあるんだよ。

一見おいしい話に見えるけど、借りるのはやめておこう。闇金は、一般の業者と比べても金利がとても高い。

他の借金が返せていない人に、闇金からの借金が返せるとは思えないし、滞納していると、どんな目に合わされるかわからないからね。

運が悪ければお金を取られてしまう。

自分の銀行口座が振り込め詐欺の受け取り口座になっていて、いつの間にか犯罪に加担してしまうことだってある。

だから、精神が弱っていても「楽して稼げる」なんて話に乗らないようにしよう。

コンビニ強盗や、お年寄りを相手取った詐欺など、ニュースでもよく見かけるよね。

だけど、目前の借金を返すために犯罪をしても、余計苦しくなるだけなんだ。

他人の財産を私欲のために奪い取るような犯罪は、情状酌量の余地がなくて刑罰も重い。

具体的には、犯罪の内容によって以下のような刑罰を受けることになるよ。

だけど、借金に追われて自殺をしても、実は問題解決にはならないんだ…。

子どもや配偶者が相続人となる。

独身の人でも、親や兄弟が相続人となるんだ。

日本の相続制度では、プラスの財産だけでなくて借金などのマイナスの財産も相続されることになっている。

借金苦によって自殺をすると、家族に精神的なダメージを与えるだけでなく自身の借金も手渡すことになってしまうと覚えておいてね。

ちなみに、相続人となった人は自分が相続人となってから3ヶ月以内に『相続放棄』の手続きをすれば借金を背負わなくて済むという決まりもある。

だけど、法律に関する知識がなくて相続放棄の手続きができないと、自殺した家族に背負わされた借金を返済するのに苦しむことになってしまうよ。

もし保証人がいるのに、自殺をしてしまうと、今度は保証人が取り立てを受けてしまうよ。

そもそも、保証人とは契約者が返済できない事情があった時に代わりに返済する立場の人だからね。

借金で自殺をすると、保証人になった身内などに同じ苦しみを与えることになってしまうんだよ…。

電車の場合は電車を止めたことによる鉄道会社への損害。

マンションからの飛び降りの場合は、今後買い手や借り手がつきづらくなるといった風評被害も考えられる。

また、室内での自殺の場合には清掃費用などが発生する恐れもあるね。

借金がつらくて死にたくなる気持ちはわかるし、死にたいくらいにつらいとき、きっと残された家族のことを考える余裕もないとは思う。

でも自殺をすると、残された遺族には、家族が亡くなったという苦しみだけでなく、借金や賠償金という大きな負担がかかるんだね。

死にたいという気持ちを回避するなら、やはり一度債務整理を相談してみたらどうかな？

少なくとも借金の問題がなくなれば、「もうちょっと生きてみよう」と思えるかもしれないよね。

今回の内容をまとめてみるよ。