連帯保証人として借金を請求されても人生終わりではない！対処法を紹介

僕の友人が「連帯保証人になってしまったがばかりに人生が終わった」と悩んでいるのですが、連帯保証人になるとなぜ人生が終わったと思うんですか？

つまり、債務者よりも先に借金の返済を請求されたり、差し押さえの通知がきたりしたときにそれに応じないといけないんですか？

つまり、借金を請求されたときに1人で全額を負担することになるんだ。

ただし、2020年4月1日から保証に関する民法のルールが大きく変わって、連帯保証人・保証人が負う金額の上限を定めなければ、保証契約が無効になるようになったんだ。

この上限額は「極度額」といって、契約書に明示する必要があるんだよ。

負担額が事前にわからないのはさすがに負担が重すぎるとして、民法が改正されたみたいだよ。

けれど、実際にはまず債務者に請求されるんだ。

こういう実情を知らない人は、連帯保証人になった時点で人生が終わると思っているかもしれないね。

借金はしっかり対処すれば人生を立て直せるから諦めてはいけないよ。借金を放置するデメリットから詳しく見ていこう！

返済すべき借金額に上乗せされるうえに、返済するまで加算され続けるから、借金が雪だるま式に増えていくんだ。

借金100万円、年利10％、返済日から1年後に返済、遅延損害金利率が年利15％の場合は、次のように計算するよ。

ただし、借金を1年も放置すれば恐らく差し押さえに入ると思うから、実際にはここまでの遅延損害金がかかるケースは稀だと思うよ。

交渉がうまくいかない場合は裁判をされてしまい、それも放置すると最終的に給与や財産を差し押さえられるんだ。

だから、借金を返済できないとわかった時点で、債務整理で借金を減らしたり免除したりすることが大切なんだ。

そうなると、借金したりクレジットカードを作ったりできなくなるんだよ。

信用情報機関には、借金額や残高、返済の状況などが記録されているから、申込者の経済状況や信頼性を確認するために信用情報機関に照会をかけるんだ。

短いと思うかもしれないけれど、5年の間に車や住宅の購入を目的にローンを組みたくても審査に通らないから、人生設計に支障をきたすかもしれないよ。

1人で悩んでいても解決しないし、もしヤミ金に手を出すことになれば問題がもっと深刻になってしまうよ。

連帯保証人として借金返済を求められても人生は終わらないことをしっかり覚えておいてほしい。

だから、施行日の2020年4月1日よりも後に締結した契約の場合は、契約書に極度額が記載されているかどうか確認が必要だよ。

弁護士に相談すれば、このあたりのことも詳しく教えてもらえて、返済すべき金額を把握できるんだ。

ただし、2020年4月1日以降に保証契約を更新している場合は、その際に極度額を定める必要があるよ。

この債務整理は自分でも行えるんだけれど、そもそも債務整理を行える条件を満たしているかの判断が難しいし、手続きや交渉もうまくいかないことが多いんだ。

だから、債務整理をしたいのなら弁護士に相談・依頼すべきなんだよ。

債務整理は国が認めた整理だから、堂々と利用すればいいと思うよ。

債務整理には、任意整理と個人再生、自己破産があって、それぞれ借金をどれだけ減らせるかやメリット・デメリットが異なるんだ。

弁護士に相談すれば、どの手続きを選ぶべきかアドバイスしてくれるけれど、予備知識としてそれぞれの違いを知っておくことが大切だよ。

債務整理の種類とそれぞれの特徴、メリット・デメリットについて詳しく見ていこう。

例えば、その業者からいずれは新たに借金したいと思っていても、任意整理をしてしまえばそれが叶わなくなるんだよ。

実際にシミュレーションをしてみよう！

減額するかどうかは裁判所が決めるんだ。

例を挙げると、借金500万円で資産が30万円、可処分所得の2年分が120万円の場合は、120万円が最低弁済額になるんだ。

法律で定められた最低弁済額は、借金500万円だと1/5の100万円だよね。そうなると、可処分所得の2年分が最も高い金額になるんだ。

まず、全ての借金を返済できない状態でなければ自己破産は認められないんだ。

例えば、連帯保証人なっている借金は返済できないけれど、他の自分の借金は返済できる状況だと、自己破産はできないよ。

ただ、読む人は限られているから、近所の人に知られる心配はほとんどないよ。

あと、最も大きいデメリットは、自由財産を除く全ての財産が没収されて、お金に換えたうえで債権者に分配されることだね。自由財産は、次のようなものを指すよ。

そういうときは次のように対処しよう！

債務整理はできそうか、いくらの借金を返済する必要があるのかなど、聞きたいことをまとめておこう！

ただし、法テラスを利用できれば、弁護士費用を立て替えてもらえるんだ。

無料相談は、1つの問題につき1回30分程度×3回まで利用できるんだ。

弁護費用の立て替え制度は、法テラスが弁護士に費用を支払って、利用者が法テラスに分割で返済していく制度だよ。

無料相談の利用には以下の①と②、立て替え制度の利用には①②③すべての条件を満たす必要があるんだ。

例えば、毎月自由に使えるお金が30,000円で、返済で25,000円がなくなれば残りは5,000円しかないけれど、債務整理で返済額が15,000円に減ると、1年で18万円も貯金できるよね。

心にもゆとりができて、「人生終わった」だなんて思わなくなるかもしれないよ。

完済するまでは支出をなるべく減らして、確実に返済していくことが大切なんだ。

ただし、ストレスが大きくなるとお金を使いすぎてしまう恐れがあるから、うまくバランスを取ることが大切だよ。

あとは、3大キャリアから格安SIMに切り替えるだけでも節約になることが多いね。

支出の見直しについては、お金の専門家であるファイナンシャルプランナーに相談するといいよ。

この人の場合は問題なかったのだろうけれど、NPO法人は懲戒請求を受けて依頼を請けることが難しくなった弁護士の隠れ蓑になっていることがあるから、弁護士に直接相談するのがおすすめだよ。

完済にはかなりの時間がかかったものの、最終的には立て直したみたいだね。

3年で800万円の返済は月々に換算すると約22万円だね。これはレアケースだし、真似してはいけないよ。

まずは債務整理で借金を整理しようね。

連帯保証人になったからといって、人生が終わったわけではないことを理解できたかな？

今回、解説した内容を振り返ってみよう！