
それから、自己破産後の生活がどういう風になるのかも気になるよね。

自己破産をご検討中の方でこのようにお悩みの方はいませんか?
実は自己破産をしても、生活に必要最低限の財産は手元に残すことができます。
また、よくある勘違いとして。「自己破産を理由に選挙権を失う」、「海外旅行に行けなくなる」などがありますが、そんなことはありません。
この記事では。自己破産で失う財産や失わない財産についてまとめています。
また、自己破産後の生活がどのようなものになるのかについても解説しています!
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自己破産した人の声

だけど、本来自己破産は借金問題救済のための制度なのに、本当に無一文になってしまっては生活ができなくなってしまう。
そこで自己破産後も最低限の財産を手元に残すことは認められているし、実際、自己破産をして人生を立て直した人も多いんだよ。
自己破産体験談1:自己破産で個人信用を失うが生活苦で歯を失う
財産がなかった私は、自己破産で失ったものは個人信用情報だけなんだけど、借金苦で失ったものは「歯」だ!!ほんとに治せなかったんだよ。
— 西村ロベルタ@自己破産ライフ (@robenishi) October 26, 2020

自己破産をすると、その情報が個人信用情報機関に登録されて、その間は新たな借入やクレジットカードの発行・利用ができなくなってしまうんですよね。
だけど、このいわゆるブラックリストに載る期間はせいぜい10年くらい。自己破産をして生活を立て直すことはできるけど、歯は一度失ってしまうと二度と戻らない…。
自己破産体験談2:自己破産で財産を失うが安心感を得られる
自己破産で失ったもの。
1200万円の負債。自動車。バイク。クレジットカード。社会的信用(信用情報機関)自己破産で得たもの。
安心感。自己破産で無くなりそうで、無くならなかったもの。
住むところ。仕事。私物。得た安心感が大きく、デメリットよりもメリットを感じ助かりました。
— ハーサン@借金1200万超え 自己破産・同時廃止(免責確定) (@hasan1200over) November 22, 2021

毎月の返済日が近付くたびに眠れなくなって、電話が掛かってくれば動悸が止まらない…。こんな生活、もうイヤだ!
自己破産体験談3:破産をしてもまた一からやり直せばいい!
破産するときこんな額でしていいのかなってずっと悩んでました。
人によってはもっと頑張れって思う人もいるかもしれないですが。
でも自分が限界だと思ったら無理をしなくてもいいですよ。
また一からやり直せばいいだけです!
— まっつ@破産からそこそこ復活した人 (@matubokur1) October 1, 2022

そもそも自己破産は生活を立て直すために国が作った制度なんだ。これを利用しても、別にズルくなんてないもんね!
自己破産で失うものとは?差押え対象の一覧

そのため、生活に必要不可欠な財産以外は、裁判所によって没収されてしまうことになる。
ただし、現金や預金の取り扱いなど、裁判所によって運用が異なる部分もあるから、実際に自己破産をする場合には、どの財産が没収の対象となるのか弁護士に相談してね。
以下から、自己破産で失うことになる財産をまとめていくよ。
不動産・マイホーム

もちろんマイホームも没収の対象になってしまうけど、後ほど紹介するリースバックという制度を利用すれば、自己破産後も同じ家に住み続けることは可能だよ。
任意売却の概要やメリット、売却すべきタイミングについては、以前にもお話してくれましたね!

自動車・バイク

ただし、個人タクシーや配達業を営んでいる場合など、その車が事業の存続に不可欠な場合には、没収の対象とはならないよ。
こうした例外については、また後ほど詳しく紹介するね!
99万円超の現金

手元に100万円の現金がある場合には、1万円が没収の対象になるということだね。

20万円超の預金

ただし、これは東京地方裁判所の運用の場合なんだ。東京地裁の場合だと、現金99万円と預金20万円、トータル119万円まで残せることになる。

その他高額な財産

解約返戻金が20万円を超える生命保険などは解約させられることになったりする。
ただし、これらの運用も、各地方によって大きく異なるんだ。東京地裁の場合だと、これらの合計が99万円以下だと没収の対象とならないことになっている。」
自己破産って国の制度なのに、地方によって違うのは面白いなぁ。自分が自己破産する場合には、自分の住んでいる地方がどういう運用になっているのか、しっかり確認しなくちゃ。
財産隠しは不可能だし絶対やらないこと

高額な財産をもっていても、これに記載しなければバレないんじゃ…?
もし裁判所にバレたら自己破産は認められないことになるし、最悪の場合、詐欺破産罪といって、10年以下の懲役もしくは1千万円以下の罰金またはその両方を科せられることになる。


せっかく人生を立て直そうとしてるのに、刑務所に入っちゃったら元も子もないよ!裁判所に対しては、絶対にウソをつかないようにしなくちゃね。
自己破産で失わない!自由財産とは?

以下からは、その自由財産の内容について解説していくよ。ただし、こちらも同様に、各裁判所によって運用が異なるんだ。
だから、自己破産前に必ず、弁護士に相談するようにしてね!

自己破産手続き開始後に取得した財産

自己破産で没収の対象になるのは、自己破産の開始決定がなされる前に保有していた財産に限定されるんだ。
その裏返しとして、開始決定以降の財産は、そのまま自分のものになるってことだね。

99万円以下の現金・20万円以下の預金

現金や預金は特に身近な財産なのに、地方によって運用が異なることは先ほど紹介した通りだ。
うっかり勘違いしてしまわないように、しっかり地元の運用を確認しておいてね。
生活に必要不可欠な衣服・家財道具

ただし、高額な電子機器類(パソコンやカメラなど)や楽器類などは、ここに含まれない可能性がある。


「自由財産の拡張」という概念については、後ほど紹介するね。
職業上必要不可欠な器具

ただし、どのような道具が没収対象外となるのかは、ケースバイケースで判断されることになる。

その他の自由財産

また、自由財産の拡張という運用があるんだ。これは、法律上は自由財産とは認められていないものの、その財産が不可欠であると裁判所が認めた場合には、特別に自由財産として扱う、というものだ。
例えばどのようなものがありますか?


このような場合、解約返戻金も高額になるから、本来であれば自己破産手続きのなかで解約の対象になってしまう。
ところが難病患者の場合、一度生命保険を解約してしまえば再度の加入が難しくなってしまう可能性がある。このような事情があるような場合に、自由財産の拡張が認められ、例外的に解約を免れるようなケースだね。
そうなると、自由財産の拡張をお願いする申立書をいかに説得的に書けるかどうかも重要なポイントになってきますね。
自己破産は弁護士に依頼すべきってよく言われるけど、そういう理由もあるんですね。

自己破産後の生活はどうなる?家族への影響は?

実際、自己破産をした後の生活ってどんな感じなんですか?
マイホームに住み続けるリースバック制度を利用しよう

リースバックとは、自己破産に先立って不動産会社などに自宅を売却し、その後は賃貸住宅としてその家に住む、というものだ。


詐害行為とは、特定の債権者を害する目的で、不当に財産の価値を減少させる行為のことだよ。

自己破産を理由に解雇されることはない

ただし、特定の仕事や資格には影響が出るから注意が必要だ。例えば弁護士や証券業、不動産業などに関する資格は、自己破産の手続きが終わるまでは資格が停止されてしまうよ。
どのような資格が制限を受けるのかや、自己破産が就職・転職に与える影響については、以前にも詳しく紹介してくれましたね!

職場や周囲の人にバレる可能性は低い

自己破産をすると官報(かんぽう)という国が発行する新聞のようなものに個人情報が掲載されるんだけど、正直、誰も見てないからね。
ただし、自己破産を家族に隠してやり通すことは難しい。同居家族がいる場合には、破産者本人のものだけではなく、同居家族の収入等に関する書類も必要になってくるからね。

選挙権を失うことはない

そもそも自己破産は法律で認められた国民の権利であって、生活再建のための制度だからね。
海外旅行は行ける

自己破産と海外旅行との関係をまとめると、次の表のようになるよ。
手続きの状況 | 海外旅行への影響 |
手続き前 | 特に制限なし。 ただし、手続きを依頼する弁護士には事前に伝えておこう |
手続き中 | 管財事件の場合には制限される可能性あり。 同時廃止事件の場合には制限なし。 |
手続き後 | 制限なし |
わりと自由に海外に行けるのにびっくりしました。そうは言っても、急に連絡が取れなくなると困るでしょうから、弁護士にはしっかり前もって伝えておきます!

携帯電話は利用できる

また、利用料金の未納や滞納がある場合にも、強制解約となってしまうね。


預託金として利用料金を一部先払いすることで審査に通りやすくなるという方法があるけど、今なら格安SIMを利用するなどの方法もあるね。

まとめ

- 自己破産をしても生活に必要な財産は失わない
- 財産を隠して自己破産をすると、最悪に場合刑務所行き
- 自己破産の運用は地方によって異なるため、必ず弁護士に相談しよう
自己破産といえば、何もかも失い無一文になる、というイメージがあるけど、実際はそうでもないんだ。
生活に必要なものは手元に残すことができるし、生活を立て直すための生活基盤も残しておける。
ただし、自己破産の運用については各裁判所によって大きく異なるから、実際に自己破産を検討している人は、まず弁護士に相談してみるようにしよう。

企業法務をはじめ、債務整理関連の案件、離婚・男女トラブルの案件、芸能関係の案件などを多数手がける。