あれから少しずつまた借金が増えてしまって、個人再生の残債務が返済できそうにないんだ…。
どうにかできる方法はないのかな?助けてともだち!
ただ個人再生後に返済できなくなった場合でも、ちゃんと対処すれば大丈夫だから安心してね。
実際にどう対処すればいいのか、先生に詳しく聞いてみようか!
借金が返済できず個人再生した人の中には、何らかの理由で残債務が返済できそうになく困っている人もいるのではないでしょうか?
今回の記事では「個人再生後に残債務が払えない場合はどうなるのか」「残債務が払えない場合の対処法」などについて詳しく解説していきます。
\家族に内緒で月々の返済を減らしたい人はこれ!/
任意整理とは?内容や特徴メリット・費用などすべてを解説!
\借金が返済できない人はこれ!/
自己破産とは|自己破産のデメリットや費用などをわかりやすく解説
\どっちが自分にあってるの?知りたい人はここ!/
LINEで無料相談!
個人再生後に残債務が払えない場合はどうなる?
再生計画が取り消される
そして再生計画が取り消されてしまった場合、債務者は個人再生で減額される前の借金額を支払わなければいけないんだよ。
債権者に訴えられる
それに再生計画どおりに返済できなかった債務者は、1度訴えられてしまうとほぼ確実に敗訴してしまう。
だから個人再生をした後は、絶対に再生計画が取り消されないように注意してね。
財産が差し押さえられる
それだけではなく、給料の一部も差し押さえられて、借金していたことが会社にもばれてしまうよ。
だから個人再生をした後は、できるだけ再生計画どおりに返済を行うのが大事なんだよ。
\専門家に無料相談しよう/
▼感謝の声多数!▼
でも、LINEで相談だけもしてみようかと思って勇気を持って友達追加してみたんですよね!
そしたら、その日のうちに問題が解決して、次の日からは借金に悩まず生活できるようになりました!
対応も早くて丁寧でしたのでとても感謝しています。
友達登録して専門家に相談しよう!
個人再生後に残債務が払えない場合の対処法
返済期間を延ばしてもらう
個人再生は、最低弁済額が払えなくなった場合に「再生計画変更申立書」を裁判所に提出することにより、最大2年間返済期間を延ばしてもらえる場合があるんだ。
(再生計画の変更)
第二百三十四条 小規模個人再生においては、再生計画認可の決定があった後やむを得ない事由で再生計画を遂行することが著しく困難となったときは、再生債務者の申立てにより、再生計画で定められた債務の期限を延長することができる。この場合においては、変更後の債務の最終の期限は、再生計画で定められた債務の最終の期限から二年を超えない範囲で定めなければならない。
【引用:民事再生法 – e-Gov】
ただし返済期間は延ばせるけど、支払い金額の減額は認められていないから注意してね。
やむを得ない事由とは、病気やケガで当初想定していた収入がなくなってしまったり、債務者本人や家族の病気で予想外の出費が増えてしまったりなどだね。
ハードシップ免責制度を利用する
ハードシップ免責を利用することで、裁判所に残りの債務の返済を免除してもらえる場合があるんだよ。
ハードシップ免責を利用するための条件
ハードシップ免責を利用するための条件 | 内容 |
最低弁済額の残額 | ・最低弁済額が既に4分の1以下であること |
債権者本人のトラブル | ・支払えなくなった理由が債務者本人のトラブルであること(突然の解雇や長期入院など) |
債権者の利益 | ・ハードシップ免責を利用したとしても、債権者の利益が損なわれないこと ・すでに清算価値を超えた金額を返済している |
債務者の状況 | ・突然解雇されてから再就職がうまくいっていない ・支払期間を3年から5年に延長しても返済できそうにない |
(計画遂行が極めて困難となった場合の免責)
第二百三十五条 再生債務者がその責めに帰することができない事由により再生計画を遂行することが極めて困難となり、かつ、次の各号のいずれにも該当する場合には、裁判所は、再生債務者の申立てにより、免責の決定をすることができる。
一 第二百三十二条第二項の規定により変更された後の各基準債権及び同条第三項ただし書に規定する各再生債権に対してその四分の三以上の額の弁済を終えていること。
【一部抜粋:民事再生法 – e-Gov】
自己破産する
もっとも自己破産の場合、借金が免除になる一方で、いくつか注意しなければならないデメリットもあるんだ。
- 5〜7年間クレジットカードやローンが使えない
- 官報に氏名や住所など個人情報が掲載される
- 保証人に請求がいく
- 手続き期間中は一定の資格・職業に制限がかかる
- 手続き期間中は引っ越しや郵便物が制限される
- 一定額以上の財産や資産は処分しなければならない
対処が遅れて債権者から訴えられてしまうと、不動産や車、給料などが差し押さえられてしまうからね。
借金の額や現在の収入に応じて、どうすべきか適切なアドバイスをしてくれるからね。
\LINEで無料相談しよう!/
借金に悩まされる生活はとても辛く苦しいものです。
でも大丈夫!専門家に相談することで明るい未来が待っています!
少しだけ勇気を持ってLINEで無料相談してみましょう!
友達登録して専門家に相談しよう!
個人再生の費用が払えなくなってしまった人の体験談
40代で個人再生に失敗!自己破産をした人の体験談
個人再生をした人のプロフィール
【個人再生をした40代Aさんのプロフィール】
- 東京都内在住・男性・40代・大手商社勤務
- 個人再生をしてから1年後に自己破産
- 借金総額:700万円
個人再生に至った経緯
収入も600万円と悪くはなかったと思います。
当時は、よく自分の部下や取引先の相手と飲みに行く機会が多かったのですが、すべて奢っていました。
仕事という名目もあったのですが、実際は部下や取引先の相手に対して見栄を張りたい気持ちが強かったです。
毎日のように誰かと飲み会や食事に行ったり、欲しいものは躊躇することなく購入していたりしたので、いつの間にか給料だけでは足りずクレジットカードも限度額まで使ってしまっていました。
それだけではなく仕事のストレスからパチンコにはまってしまい、気づいたら休みの日にはパチンコ店に通って負けを繰り返す毎日でした。
そんな中、お付き合いをしていた彼女と結婚することになったのですが、膨れ上がった借金は700万円に上り、返済だけでも毎月30万円近くありました。
このままだと結婚後の生活もままならないと思い不安になったので、借金問題を解決する方法をネットで調べ個人再生をするに至りました。
個人再生までの流れ
自分の抱えている借金や現在の返済状況、収入や所有している資産など何から何まで法律事務所の弁護士の方に打ち明けました。
弁護士の方からは「借金額は多いけど収入はしっかりしているので、個人再生をすれば生活を立て直せます!」と言われました。
個人再生のメリットやデメリットなども詳しく説明してもらい、結婚する前に手続きをしておいた方がいいとわかったので、個人再生の手続きをすることになりました。
個人再生から自己破産までの流れ
しかし、自分の部下や取引先の相手に対して見栄を張りたいという気持ちからおごることを止められず、個人再生をしてからも少しずつ飲み会などの出費が増えてしまいました。
結婚相手にも個人再生する事は言っていなかったので、誰にも相談することができず再び借金が増えてしまいました。
今のままだと返済が苦しく、どうせなら自己破産して借金をなくしてしまおうと思い、以前依頼した弁護士事務所に自己破産をしたいと相談。
弁護士の方からは、すでに個人再生をしているから相応の理由が必要ですと言われたので、なぜ自己破産しなければならなくなったのか詳しく伝えました。
弁護士の方は「すでに個人再生をしてからの自己破産であるため裁判所の印象は良くないのですが、借金額や生活の状況から返済不可能な状況なので、自己破産の手続きをするしかありません」と言われたので、個人再生から自己破産をすることに。
結婚相手にもバレないように自己破産に必要な書類を集めて、弁護士の方と手続きを進めました。
結果的に裁判所から自己破産することを認めてもらったので、借金はゼロになりました。
自己破産をしてからの生活
借金の返済に追われていた時は、頭の中にお金の事しか浮かんでいなかったのですが、生活が楽になってからは精神的にもだいぶ回復できたので手続きをして良かったと思っています。
クレジットカードやローンは利用できないのですが、デビットカードやデポジットカード、電子マネーなどは変わらず利用できるためあまり不便を感じることなく過ごせています。
結局個人再生や自己破産をする際に、家族や結婚相手、会社にもバレることはありませんでした。
おそらく多くの人は「個人再生や自己破産をしたら人生終わり」のようなイメージを持っていると思います。
しかし実際に手続きをして感じたことは「あまり思い悩む必要はなく、手続きをした後にしっかりと生活を立て直せば問題ない」ということです。
個人再生をしてもうまく返済することができず、借金をしてしまうことはあるかと思います。
本当に計画通り返済できるのか不安なのであれば、最初から自己破産を選んで借金を無くしてしまった方が賢明かもしれません。
ただ手続きをしてから前向きに生活をしていれば、私のように元通りの生活を送ることができるようになれると思います。
もし今借金で悩んでいるのであれば、まずは弁護士事務所に行って相談してみてください。なにも行動をしなければ、借金生活から抜け出すこともできませんからね。
買い物依存で30代に個人再生をした人のプロフィール
個人再生をした人のプロフィール
【個人再生をした30代Bさんのプロフィール】
- 30代・女性・事務職
- 個人再生をしてから3年後に費用が払えず自己破産
- 借金総額500万円
個人再生までの流れ
最初は給料の範囲内で買い物をしていたのですが、少しづつクレジットカードを利用して購入するようにもなり、あっという間に借金が500万円まで膨れ上がってしまいました。
しかし会社でのストレスなどもあり借金が増えていることはわかっていても、ブランドものを購入することをやめられずにいました。
とうとう給料だけでは返済が追いつかなくなってしまったので、債務整理をしようと思い近くの弁護士事務所に相談しに行きました。
個人再生から自己破産までの流れ
かなり必要な書類なども多く手続きに時間がかかったのですが、個人再生に成功して借金も500万円から150万円まで減額されました。
当初は問題なく返済することができていたのですが、人事異動で新しい部署に変わったことから再び生活が一変しました。
新しい部署は残業も少なく収入が大幅に減少してしまったのです。
結局生活することだけに精一杯になってしまいました。徐々に生活に足りないお金を消費者金融に借りて補う生活になってしまい、とうとう個人再生の返済もできなくなってしまいました。
結局再び弁護士事務所に相談しに行った際には、借金も個人再生する前と同じ500万円まで膨れ上がってしまい、任意整理で解決するのも不可能な状態でした。
弁護士の方も「1度個人再生をしているから自己破産するのは難しいかもしれないです。
でも生活を立て直すために頑張ってみましょう」と言って、自己破産の手続きを進めてくれました。
最終的に裁判所には自己破産することを認めてもらい、借金もなくなりました。
個人再生・自己破産をした後の生活を振り返る
結果的には個人再生をしてから返済できずに自己破産をすることになった私ですが、手続きをして良かったと思っています。
借金に苦しんでいる時は、毎日が不安で今度どうなるかわからず途方に暮れていました。
しかし実際に手続きをしても会社や家族にバレることもなく、今の仕事もそのまま続けることができています。
確かにクレジットカードやローンを利用することはできないのですが、生活を叩き直すためにはこれもありかなと思っています。
今ではブランドものを買い漁ることもなく、貯金や投資にお金を使うようにもなりました。
お金のことは誰にも相談できず抱え込んでいる人も多いかもしれませんが、借金が増えてしまいどうにもできない時は弁護士事務所に行って相談してみてください。
きっとあなたの助けになってくれると思います!
でも実際手続きをした人の感想は「個人再生をしてよかった!自己破産したことを後悔していない!」というものだったね。
あくまでも債務整理は、借金問題を解決して経済的な再生を図るための手段にすぎないんだ。
大事なのは手続きをしてからどのように生活していくかなんだよ。
ボクも個人再生や自己破産の手続きを安心してできそうです!
\LINEで無料相談しよう!/
借金に悩まされる生活はとても辛く苦しいものです。
でも大丈夫!専門家に相談することで明るい未来が待っています!
少しだけ勇気を持ってLINEで無料相談してみましょう!
友達登録して専門家に相談しよう!
個人再生の手続き費用相場と払えない場合の対処法
お金がなくて弁護士に相談できずにいるという人は、ぜひ参考にしてね。
手続き費用の相場
個人再生の裁判所費用
①予納金 | 個人再生すると官報(かんぽう)に掲載(けいさい)されるため、官報掲載料として予納金が必要 例:弁護士申立て 12,268円 本人申立て 192,268円 |
②収入印紙 | 裁判所に申し立てるための手数料 例:1万円 |
③郵便切手 | 債権者を呼び出すための通知を送る切手代 それに加えて封筒も必要 例:債権者の数×切手・封筒 |
④個人再生委員の報酬 | 個人再生する場合には、個人再生委員(こじんさいせいいいん)が選ばれることもあるため、その報酬が必要 15~25万円 |
合計 | 約20~30万円 |
【参考:裁判所 個人再生事件の手続費用等一覧】
個人再生の相談を弁護士へする際に、個人再生委員が選任されそうかどうかも聞いておくといいかもしれないね。
だから今回は、借金額が400万円の場合にどのくらいかかるのか計算してみたよ。
借金400万円の場合 弁護士費用
①相談料 | 無料~1時間5,000円 など |
②着手金 | 約40~50万円 |
③報酬金 | 減額した借金額の10%を報酬金としている場合 借入額400万円 返済額100万円になった 400万円‐100万円=300万円の減額 300万円×10%=30万円 ※住宅ローン特則を利用する場合には、報酬金が高くなることがある※報酬金がかかるかどうかは事務所による |
④実費 | これらの他に交通費などが発生する |
合計 | 約70~80万円 |
実際に上記表に基づいて裁判所と弁護士費用を計算してみると、だいたい90〜100万円だね。
減らせた借金は300万円だから、実際の効果は200〜210万円ってことになる。
でもかなりの借金を抱えている場合、個人再生をして大幅に減額できれば生活も楽になるよね?
毎月何十万円も返済している人なんかは、かなり減額を期待できるから、費用を惜しんで個人再生をしないのはもったいないと思うよ。
取り立てが止まっている間に積み立てを行う
これは、弁護士から受任通知という手紙を受け取った債権者は、それ以降債務者に対して直接連絡することを法律で禁じられているためだね。
だから個人再生の費用がなくて弁護士に相談できずにいるという人でも、まずは安心して弁護士事務所に行って現状を相談してみてね。
\専門家に無料相談しよう/
▼感謝の声多数!▼
でも、LINEで相談だけもしてみようかと思って勇気を持って友達追加してみたんですよね!
そしたら、その日のうちに問題が解決して、次の日からは借金に悩まず生活できるようになりました!
対応も早くて丁寧でしたのでとても感謝しています。
友達登録して専門家に相談しよう!
分割払いに対応している弁護士事務所に依頼する
弁護士費用が払えないから相談できずにいるという人は、分割払いに対応している弁護士事務所に依頼するのがおすすめだよ。
法テラスを利用する
法テラスでは「民事法律扶助制度」(みんじほうりつふじょせいど)という制度があって、お金がない人でも弁護士費用を立て替えてもらうことができるんだよ。
立建て替えをしてもらった後は、毎月5,000円を限度に返済していくことになる。
それぞれメリット・デメリットがあるから、個人再生の手続きをどこに依頼するかは慎重に決めてね。
まとめ
最後に、今回解説してきた内容で大事なところをおさらいしておこう。
- 個人再生後に残債務が払えない場合は再生計画が取り消されて、債権者に訴えられる可能性が高い
- どうしても残債務が払えない場合は、返済期間を延ばしてもらったり、ハードシップ免責制度を利用したりなどすぐに対処することが重要
- どうしても返済できない場合は自己破産も検討する
- 個人再生の手続き費用は、分割払い・後払いなど可能な弁護士事務所もある
まずは弁護士事務所に行って、自分がどうすべきなのか聞いてみるよ!
企業法務をはじめ、債務整理関連の案件、離婚・男女トラブルの案件、芸能関係の案件などを多数手がける。