楽天銀行を任意整理した場合の最近の和解傾向！早期対応がカギ

任意整理でなんとか少しでも借金を減らせないでしょうか？

任意整理を検討する前に、まずは自分がどのようなローンを組んでいるのか、しっかり確認しておいてね。

これらの返済方法は、借りたローン形態によって選択することができるよ。

楽天スーパーローンの「残高スライドリボルビング返済方式D」を利用している場合には、借金がいつの間にか高額になっている場合がある。

この楽天スーパーローンは、返済方法がリボ払いしかなく、利用額に応じて毎月の返済額や年利が変動するよ。

もし最高年利の14.5％だったとしたら、年間21,605円の利息が発生することになる。

つまり、年間24万円返済しているうちの約21万円は利息を払っていることになるんだ。

もし返済できそうになければ、すぐにでも弁護士に相談して、利息をカットしてもらう任意整理などの手続きを依頼しよう。

他の金額でのシミュレーションもしているから下記の記事も参考にしてみてね。

つまり、楽天銀行の支払いを滞納した場合には、楽天カードが肩代わりして一括で返済するんだ。

詳しくは後で説明するけど、保証会社などが肩代わりして支払うことを代位弁済(だいいべんさい)という。

この代位弁済がされると、ローンを組んだ楽天銀行と任意整理の交渉をするのではなく、代位弁済した楽天カードと交渉することになるよ。

楽天銀行は任意整理に応じてくれるんですか？

だけど、任意整理するとなった時点で楽天カードが保証会社として代位弁済するんだ。

つまり、楽天銀行のカードローンを任意整理しようとすると、楽天カードと交渉することになる。

代位弁済がされると、貸主(債権者)から保証会社に借金を請求する権利(債権)が移動することになる。

つまり、借金の返済先・取り立てしてくる相手がかわることになるんだ。

代位弁済されると主に5つのデメリットがあるんだ。

カットしてもらえる内訳としては、①将来利息、②経過利息、③遅延損害金の3種類がある。

他社では3年の場合もあるから、楽天はかなり長期的な返済に応じてくれるってことだね。

ただ、楽天カードでは毎月の最低返済額が3,000円ということになっているから、借金額が少ない場合には、5年払いにすることはできないよ。

ただ、返済回数の関係で毎月の返済額が少し上がってしまう。

この少し上がった分を考えても、やっぱり任意整理しないと完済できないことが多いから一度弁護士に相談すべきだね。

その注意点を一つずつ紹介するね。

特に楽天銀行や楽天カードは、他の金融業者の中でも裁判を起こす場合が多い。

ケースにもよるけど、だいたい6ヶ月以上、任意整理の交渉が続くと裁判になってしまうよ。

任意整理は自分でも不可能ではないけど、専門家に依頼した方がスムーズに交渉が進むよ。

だから、無理に自分で任意整理しようとは思わず、弁護士に相談しよう。

詳しくは後で説明するけど、凍結されると入金以外の取引ができなくなるよ。

だから、任意整理をする前に残高を引き出したり、引き落とし先・振込先を変更しておくことが必要になるんだ。

楽天銀行を任意整理すると、代位弁済により任意整理の相手が楽天カードになるから、楽天カードを相手に任意整理することになる。

任意整理の交渉中に新たにカードを使って借金を増やすようなことはできないから、楽天カードも使えなくなってしまうんだ。

ローンを組むときに担保を用意するのは、もし返済できなければ担保にした財産を売って、その売上から借金を回収するためなんだ。

任意整理で借金を減額するとなると、担保にした財産を引き揚げられる、つまり没収されてしまう可能性があるんだ。

もし担保に入れているような財産があるなら、そのことを弁護士に伝えて、引き揚げられないためのアドバイスをもらおう！

借金を減額するのと口座が凍結されるのって関係あるんですか？

もし給与の振込先を楽天銀行にしていたらどうなるでしょうか？

それに電気や水道などの引き落としを楽天銀行にしていた場合には、引き落とされず、滞納してしまうことになるから注意が必要だ。

銀行は、口座を凍結して、借金を回収するとともに、支払われてない借金については、保証会社、この場合楽天カードに代位弁済してもらうんだ。

この代位弁済が終わってから凍結が解除されるんだね。

凍結される前に、後で説明する「凍結される前にすべきこと」を必ずしておいてね。

少なくとも以下の3つのことは必ずしておこう。

凍結されてしまうと、生活費すら引き出せなくなってしまう。

だから、今後3ヶ月程度、引き落としをしなくても生活に困らないような準備が必要だよ。

入金されても、凍結されていて引き出せないと各種支払いにも困ってしまう。

それだけでなく、せっかく入金された給与などが相殺される可能性もあるから、他の口座などに振込先を変更しておこう。

口座が凍結していると、家賃や光熱費など生活するために不可欠な引き落としがされない。

口座が3ヶ月凍結して、その間に家賃を3ヶ月滞納してしまったら、賃貸物件を追い出されてしまう可能性だってある。

だから、残高を引き出し・振込先を変更する・引き落とし先を変更する、この3つは忘れずにしておこうね。

一度、任意整理をすると楽天カード会社の顧客情報の中に借金を返済できなかったの記録が残ってしまう。

だから、もう一度クレジットカードの申請をしても、その履歴がある限り審査が通らないんだ。

信用情報機関とは、クレジットカード会社やローン会社などの金融機関が加盟している、個人の借り入れなどに関する情報を取り扱う機関だよ。

そして、その機関が管理する個人情報を信用情報というんだ。

つまり、過去に借金の返済ができず、任意整理したという記録があると、「この人に貸しても返ってこないだろうな」と思われて、審査が通らなくなってしまう。

ただ、任意整理をして完済して5年経過すれば、過去の任意整理の情報が削除されるから、収入条件などの審査を通ればクレジットカードを作ることができるようになるよ。

でも、もし任意整理だけでは返済が難しい場合や、楽天が任意整理に応じてくれない場合を想定して、任意整理以外の借金減額方法も紹介しておくね。

ただ、裁判所で手続きをする分、書類をたくさん提出しなければならないし、費用も50万円～かかる。

だから、任意整理のように利息のカットだけで完済できないが、元本から大幅に減額すれば完済できる人が個人再生に向いているよ。

ただ、手続きによっては費用も約40万円～かかったり、個人再生以上に財産の調査などがされる。

手続きによっては、99万円を超える現金や生活に必要な財産以外の家や車などの財産を没収されてしまうんだ。

どうしても完済できないような借金額になってしまっている場合には、弁護士とよく話し合って自己破産するのか慎重に決めよう。

それに任意整理のシミュレーション見ると、気がつかない間にかなりの金額の利息を払っていたんだね…。

だから、「いつまでも借金の返済が終わらない」「毎月の返済が苦しい」と思ったら、無料相談を受け付けている弁護士に相談してみよう。

思いがけず、借金を減額することができるかもしれないよ！