例えば親が任意整理をした場合、子どもの奨学金の保証人になったりすることができないってことかぁ。
任意整理をお考え中の方で、このようにお悩みの方はいませんか?
この記事では、任意整理をすると本当に連帯保証人や保証人になれないのか、保証人になれない場合の対処法について解説します。
任意整理をすると確かに保証人になれませんが、対処法はいくつもあります。
奨学金の場合は「機関保証」を利用すれば問題ありません。
むしろ、早期に任意整理をして完済をしたほうが、今後の人生への影響は少なくて済みます!
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保証人と連帯保証人の違い
保証人と連帯保証人の主な違いは、以下の表にまとめた3つの点にあるんだ。
簡単にいえば、連帯保証人はとても重い責任を負っているということになる。
通常の保証人にはあり、連帯保証人にはない権利・利益 | |
①催告の抗弁権 (民法452条) |
保証人が債権者に対し、まずは債務者に対して請求するように主張する権利 |
②検索の抗弁権 (民法453条) |
保証人が、債務者には資力があることを証明し、債権者に対して、まずは債務者に対して請求をするように主張する権利 |
③分別の利益 (民法456条) |
共同保証人が、主たる債務の額を保証人の頭数で割った数についてのみ保証債務を負担するという利益 |
つまり連帯保証人は、保証人というよりはもはや債務者と同じ立場といっていいくらい、重い責任を負っているんだね。
保証人と連帯保証人の違いについては以下の記事でより詳しく紹介してくれたね!
任意整理をすると連帯保証人になれないのはなぜ?
これから結婚したり、子供が生まれたりしたら自分が保証人になる機会も多いと思うんだけど、どうして保証人になれなくなっちゃうのかな…。
任意整理をすると、基本的に保証人になれない
基本的に、任意整理を含む債務整理をした場合、その人はしばらくの間、保証人や連帯保証人になることは難しいだろう。
そもそも、保証人や連帯保証人というのは、債務者がお金を支払えない時に肩代わりする責任を負う人のことだよね。
こうした保証人がいるからこそ、お金の貸し手としては安心して自分のお金を貸すことができるわけだ。
任意整理により、約5年間ブラックリストに載ってしまうから
任意整理をした後、保証人になることができないのは、いわゆるブラックリストに登録されてる間だけなんだ。
正確には信用情報という。信用情報というのは、個人信用情報機関が管理し、金融機関などの問い合わせに応じて情報を提供している、金融事故情報のことだよ。
任意整理の場合、ブラックリストに登録される期間は、借金の完済から約5年間といわれているんだ。
じゃあ任意整理をして自分の借金を返し終わったら、その時から5年経てば誰かの保証人になることができるのか!
そうなると、なるべく早く任意整理をした方がいいってことになるね!
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債務整理をしても5~7年は連帯保証人になれない
これも「任意整理により、約5年間ブラックリストに載ってしまうから」で解説したように、ブラックリストになってしまうからだね。
個人再生・自己破産でブラックリストになる期間を表でまとめてみるよ。
信用情報機関 | 個人再生 | 自己破産 | |
CIC(株式会社シー・アイ・シー) | 契約期間中および契約終了後5年以内 | ||
JICC(株式会社日本信用情報機構) | 契約日2019/9/30以前 | 当該事実の発生日から5年を超えない期間 | |
契約日2019/10/1以降 | 契約継続中及び契約終了後5年以内 | ||
KSC(全国銀行個人信用情報センター) | 破産手続開始決定等を受けた日から7年を超えない期間 |
任意整理中・債務整理中も連帯保証人にはなれない
これは、債務整理の手続きを始めた段階から、ブラックリストになってしまうから。
任意整理にしろほかの債務整理にしろ、弁護士に手続きを依頼すれば、受任通知を送ってくれるよね。
受任通知
担当の弁護士から債権者に送られる、債務整理の手続き依頼を受け付けた旨を債権者に知らせる通知
だから、手続きを始めた段階からブラックリストになり、手続き中から連帯保証人になれないんだね。
債務整理をしても賃貸住宅の連帯保証人になることはできる!
ブラックリストに載っている間は、賃貸住宅に入居するときの保証人になることもできないの?
というのも、信用情報に金融事故情報を照会することができるのは、消費者金融や信販会社(クレジットカードを発行している会社)などの金融機関に限られているんだ。
この点、不動産のオーナーや仲介業者は金融機関ではないから、信用情報にアクセスすることができず、任意整理をした過去を知ることはないからね。
その場合には、賃貸住宅に入居しようとする人の信用情報だけではなく、連帯保証人になろうとする人の金融事故情報についても調査が入る可能性がある。
なので、ブラックリストに載っている間に連帯保証人になる場合には、その住宅に入居しようとする人に、口座振替などの支払い方法を押してもらうようお願いするといいかも。
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保証人になれない場合の対処法
じゃあ先生、信用情報に載ってる間に保証人になるようにお願いされたら、どうしたらいいの?
他の保証人を探す
信用情報に載るのはあくまで任意整理をした個人の情報だけだから、配偶者などの情報までが登録されることはない。
だから例えば、子供の借金の保証人をつける場合に夫が信用情報に載ってるのであれば、妻が保証人になるといった感じだね。
保証会社を利用する
例えば、学生の多くが利用する日本学生支援機構の奨学金の場合、機関保証という制度を利用することにより、保証人不要で奨学金を借りることができるんだ。
機関保証を利用するとその分手数料を支払う必要が出てくるけど、保証人なしで奨学金を借りられるのはありがたいよね。
保証人がいらない業者を探す
最近では、銀行や消費者金融からの借り入れをする場合でも、借入額が一定金額以下であれば保証人が不要の場合も増えているよね。
ただし、こうした保証人不要のローンは金利手数料が高くなるケースが多いし、違法なヤミ金業者もたくさんあるから、利用に際してはしっかりと注意してね。
こうした自社ローンの場合には、信用情報を照会されることはないから、保証人なしでローンを組むことができるかも!
連帯保証人が任意整理をするとどうなる?
これを途上与信というよ。
そのため、保証人や連帯保証人が債務整理をした場合には、債権者から別の保証人を設定するようにお願いされることがあるんだ。
全ての金融機関が途上与信を行うわけではないみたいだから、すでに保証人になってる人が債務整理をする場合には、 保証人としてどう行動すべきか司法書士や弁護士に相談してみるといいかも。
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今後保証人が必要になるケースとケース別対処法
とはいえ、どうしても連帯保証人などになる必要があるケースもあるよね。
そこで以下からは、連帯保証人を依頼された場合の対処法を紹介していくよ!
奨学金
文部科学省が行った有識者会議によれば、2019年に機関保証を選択した人の割合は56.3%と、人的保証を選ぶ人よりも多くなっているんだ。
【参考】独立行政法人日本学生支援機構奨学金事業における保証制度の在り方について (中間報告まとめ)
これらの奨学金のなかには、保証人が不要なものや給付型のものもあるから、要チェックだ。
まずは学校の奨学金係などに問い合わせてみるといいね!
住宅ローン
地方銀行や信用金庫などでは保証人が求められることも多いけど、大手の銀行やローン会社では保証人不要のローンもたくさんあるんだよ。
保証人のことを「人的担保」といい、抵当権のことを「物的担保」というんだけど、本質的にはこれらは「いざというときの肩代わり」という点で同じものなんだ。
それに、住宅ローンは高額な商品だから、個人が保証するのには結構無理があるでしょ。
じゃあ、住宅ローンを組むときには、保証会社と抵当権で済むローンを探せばいいのか。
賃貸契約
というのも、ブラックリストにアクセスすることができるのは銀行や消費者金融などの金融機関だけで、大家や不動産会社はアクセスできないからね。
だから、賃貸住宅に入居する際には、ブラックリストへの参照を行わない独立系の保証会社がつく物件はないか、不動産会社に聞いてみるといいね!
全国賃貸保証業協会(LICC)加盟会社 | |
賃貸保証機構(LGO)加盟会社 | |
独立系保証会社 |
任意整理をしたときの保証人・連帯保証人への影響
保証人・連帯保証人は一括返済することになる
これは、本来返済するはずだった借主が、期限の利益を失ってしまうからだね。
期限の利益
返済期限が来るまでは借金を返済しなくてもいいという、借主のための権利
この権利があることで「やっぱりすぐに50万円返済してください」といわれることがない
- 契約の際に年収などについてウソをついた
- 支払い期限までに返済しなかった
- 債務整理の手続きを始めた
だから、借主が債務整理の手続きを始めて期限の利益を失った場合には、保証人・連帯保証人に一括で請求されるんだね。
分割での返済が認められる可能性もある
一括請求したところで、返済してもらえないのは債権者も分かっているだろうからね。
それに、もしも一括請求を受けた保証人・連帯保証人が返済できないとなり、個人再生や自己破産してしまえば、回収できる借金はますます少なくなってしまう。
だから、保証人・連帯保証人への一括請求も、分割払いが認められる可能性があるんだ。
仮に保証人・連帯保証人に一括返済を求めても、返済できないのはわかるよね。
だから、元々借りていた人との条件を引き継いで、分割払いになるケースが多い。
とはいえ、いきなり保証人が交渉を持ちかけても応じてくれないかもしれない。
分割での返済を希望するときは、必ず弁護士に相談してね。
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保証人への影響を少なくしたい人は任意整理が一番おすすめな理由
でも、保証人への影響を少なくしたい人におすすめなのは任意整理なんだ。
その理由を解説するよ。
個人再生や自己破産では保証人を除外できない
これは、個人再生・自己破産が、裁判所主導の手続きで、全ての借金を一斉に手続きするから。
こちらの事情を考慮してもらえないんだよね。
もし手続きのときに保証人つきの借金を隠し、返済を続けていたら、ほかの債権者に「こっちの借金も返済してよ」と思われて、手続きに対して反対されてしまうかもしれない。
だから、保証人への影響を避けたい人には、任意整理がおすすめなんだ。
保証人つきの借金を任意整理から除外すれば影響はない
全ての借金が減額や免除の対象になる。
でも、任意整理なら、保証人つきの借金を任意整理から除外すれば、保証人に影響はないんだ。
個人再生・自己破産と違い、裁判所が関与しないから、ある程度こちらの都合に合わせられるんだよね。
だから、複数社から借り入れがあれば、A社を任意整理して、保証人がついているB社は手続きから除外するなんて、柔軟な方法がとれるんだ。
だから、任意整理なら、保証人つきの借金を除外しても問題ないんですね。
もちろん中には、保証人つきの借金も手続きしなきゃいけないケースもあるかもしれない。
その場合でも、保証人への影響がなるべく少なくなるように弁護士が対策を考えてくれるから安心してね。
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保証人・連帯保証人と一緒に任意整理をする方法もある
でも保証人・連帯保証人がついている借金を任意整理したい場合は、除外するってことができないよね。
だから、保証人・連帯保証人と一緒に任意整理をするのも、方法の1つではある。
元々借りた人と保証人・連帯保証人が任意整理をすれば、保証人・連帯保証人の負担も軽くなるよね。
ただし保証人も一緒に任意整理をして保証人から外れるということは、借主と同じくブラックリストになるデメリットがあるから注意が必要だね。
やむをえず保証人つきの借金を任意整理するなら、一緒に手続きする前に、まずは弁護士に相談してみてね。
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保証人・連帯保証人に迷惑をかけずに債務整理したいなら弁護士に相談しよう
ただ、借金や収入の状況によっては、どうしても保証人・連帯保証人に影響が出てしまう場合もあるんだ。
だから、なるべく保証人・連帯保証人に迷惑をかけないよう、債務整理については弁護士に相談してみてほしい。
迷惑がかからないようにするにはどうするべきか、どうしたら影響を最小限にできるかを考えてくれるからね。
弁護士への相談は無料でできるし、LINEで気軽に相談できるところもあるんだよ。
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まとめ
- 任意整理をすると、5年ほどは保証人・連帯保証人になれない
- 基本的に、賃貸住宅の連帯保証人になることはできる
- 保証人が債務整理をすると、基本的に別の保証人を探す必要がある
債務整理をするとブラックリストに登録されてしまうので、原則として5年程度は保証人・連帯保証人になることができない。
ただし、最近では保証人不要で借り入れができる業者も増えているから、これらの業者を探したり、保証会社を利用することによって、このデメリットを回避することも可能だ。
もっとも、すでに保証人になっている人が債務整理をする場合には、債務者が他の保証人をつけられるか気を付けないといけない。
まずは弁護士に相談してみてね!
企業法務をはじめ、債務整理関連の案件、離婚・男女トラブルの案件、芸能関係の案件などを多数手がける。