

債務整理をご検討中の方で、このようにお悩みの方はいませんか?
この記事では、債務整理と配偶者に関するよくある疑問について、一挙に解説します。
また、配偶者が保証人になっている場合の注意点についても紹介します。
\家族に内緒で月々の返済を減らしたい人はこれ!/
任意整理とは?内容や特徴メリット・費用などすべてを解説!
\借金が返済できない人はこれ!/
自己破産とは|自己破産のデメリットや費用などをわかりやすく解説
\どっちが自分にあってるの?知りたい人はここ!/
LINEで無料相談!
債務整理をすると配偶者に影響はある?疑問を一挙に解決!

だけど安心して。これから説明するように、債務整理をしても配偶者にそれほど大きな影響が出るわけではないんだ。
むしろ、このまま借金問題を抱えておくほうがよほど悪影響になりうるから、メリットとデメリットをよく考えてみてほしいな。
債務整理をすると配偶者にバレる?打ち明けるべき?

手続きの中では配偶者の収入を証明する書類を用意しなければならなかったり、自己破産の場合には財産を手放す必要があるから、隠し通すのはまず不可能だろうね。


ただし、任意整理も個人信用情報機関への登録(いわゆるブラックリスト)をされてしまうんだ。
そのため、手続き後5年ほどは新たな借入れやクレジットカードの作成ができなくなってしまい、そのことが原因でバレるリスクはゼロではないね。


いつまでもバレていないかヒヤヒヤしながら生活するのはしんどいし、借金問題のほかに家庭問題が発生することにもなりかねないしね。
債務整理をした後、結婚できる?

債務整理をした後であれば、そのことは自分からいわない限り相手に知られることはないからね。
ただし先ほども述べたように、債務整理をしたあとは任意整理の場合は約5年ほど、個人再生・自己破産の場合には約7~8年ほどは信用情報に載ってしまう。
そのため、この間はクレジットカードの利用のほか、住宅ローンを組んだりすることもできないから、そのことからバレる可能性はあるね。
保証人になっている場合を除き、配偶者が返済義務を負うことはない

ただし、配偶者が借金の保証人になっている場合は別だ。
この場合には、配偶者に対して請求がいくことになるが、これは配偶者だから請求がなされているのではなく、あくまで保証人だから請求がされることになるね。

配偶者が債務整理した場合、肩代わりすべき?

ただし第三者弁済というのは本来例外的なケースだから、委任状を作成したり、債権放棄書を作成したりと、いろいろと面倒なことも多い。
それに個人再生や自己破産の場合、同じ世帯の人が第三者弁済を行うと、家計は同一と判断され、偏波弁済(へんぱべんさい)に該当してしまうケースもある。

特定の債権者のみに返済することを偏波弁済という。個人再生や自己破産の場合、すべての債権者を平等に扱わなければならない。
そのため、偏波弁済だと判断された場合、債務整理が認められない可能性がある。

この後説明する「保証人に迷惑をかけたくない場合の対処法」も読んでみてね。
配偶者の勤務先などが債務整理したことを知ることはない

自分の職場にさえ、給与の差押えなどがない限りはバレることはないんだ。
ただし、一点だけリスクがないわけでもない。
個人再生や自己破産をすると、官報(国がほぼ毎日発行する新聞のようなもの)に個人情報が掲載されてしまうから、職場の人がそれを見ない可能性はゼロではない。


一部の公務員や金融関連の仕事をしている人は、法改正や破産者を把握するために、官報に目を通していると思うけど…。
配偶者がそういう仕事についてなければ、気づかれる可能性はほとんどないっていってもいいかも。
任意整理と個人再生なら、不動産や自動車を手元に残せる

そのことで配偶者に迷惑がかかったり、周囲の人にバレたりしないかなぁ。
一方で、任意整理と個人再生の場合には、以下のようにして不動産も自動車も手元に残すことができるんだ。

任意整理 | 不動産や自動車のローンを整理の対象から外す |
個人再生 | 住宅ローン特約を利用する |

個人再生における住宅ローン特約については、以前もお話ししてくれたよね。
ペアローンなどが利用できなくなる

夫婦ともに契約者になって、双方がお互いの連帯保証人になるタイプの住宅ローンだ。
債務整理をした後、信用情報に載っている間は、自分がローンの名義人になることも、他の債務者の連帯保証人になることもできないんだ。
そのため、債務整理をした後は、残念ながらしばらくはペアローンを利用することは難しくなるだろうね。
もっとも、信用情報に載るのは、あくまで債務整理をした本人の情報だけなんだ。
だから、配偶者個人の名義でローンを申し込むことは可能だよ。

配偶者のクレジットカード等の信用に影響があることも

それは、債務整理をすることで、配偶者の信用情報にも影響を及ぼす可能性があるってことなんだ。


それなのに配偶者の信用情報まで傷ついちゃうの?
夫婦の一方が債務整理したということになれば、その配偶者も経済状況が悪いのではないか?とクレジットカード会社が思ってしまうのも自然なことだ。
とはいえ、配偶者が新たにカードを発行することを断られることはそうそうないと思う。
ただし、限度額が本来望める金額よりも低くなってしまう可能性はあるね。
また、「途上与信」といって、カード発行後に与信情報のチェックが行われた場合にも、限度額の引き下げなどの措置が取られる可能性がある。

配偶者が保証人になっている場合の債務整理は慎重に!

不動産や自動車など、高額なローンについては配偶者が連帯保証人になっているケースも多いと思うから、債務整理と保証人の関係についても紹介していくね。

債務整理をすると、保証人に対して請求される
保証人に迷惑をかけたくない場合の対処法

債務整理をしたいけど保証人に迷惑をかけたくない…。そんな贅沢なことってやっぱり無理…?
保証人に迷惑をかけたくないという場合には、以下の二つの方法を検討してみよう。

任意整理を利用する

個人再生や自己破産の場合、すべての債務が整理の対象となってしまうんだけど、任意整理の場合には自分で整理する対象を選ぶことができるからね。
じゃあ、保証人のついている債務を整理の対象から外すことによって、保証人に請求がいくのを防ぐことができるね。
例えば、消費者金融からの借入れの場合には保証人がついていないことが多いし、消費者金融は金利が高いから任意整理で利息をカットできるだけでも効果がある。
まずは任意整理をして、利息をカットしたうえで自力で返済できないか考えてみるといいね!

連名で債務整理する

例えば連名で任意整理をした場合だと、一般的に、債権者が債務者に対して全額を請求することはないようだ。
また、債権者・債務者・保証人の三者間で協議を行い、今後の返済計画について合意を得ることができれば、その合意内容にもとづいて今後の計画を柔軟に決められる。
\専門家に無料相談しよう/
▼感謝の声多数!▼

ただ、LINEは電話に比べて緊張しないので、少しだけ勇気を持ってLINEボタンをクリックして専門家に相談したところ借金を当時の3分の1まで減らすことができたんです! 今では、借金に悩まず、元気に生活できるようになりましたね!
友達登録して専門家に相談しよう!
まとめ

- 債務整理をしても、配偶者に及ぶ影響はそれほど大きくない
- ただし、配偶者が保証人になっている場合は要注意
- 保証人になっている場合、まずは任意整理を検討してみよう
特に任意整理や個人再生の場合、財産を手元に残すことができるから、配偶者に与える影響はそれほど大きくないと言っていいだろう。
これに対し、自己破産の場合には財産を手放す必要があるから、配偶者に少なくとも影響を与えてしまうことになる。
もっとも、 債務整理を検討する段階にあるということは、おそらく借金の返済が相当キツイ状況にあるはずだ。
このまま問題を先送りにしても何一つ良いことはないから、まずは任意整理できないか、弁護士に相談してみるのがおすすめだよ!

企業法務をはじめ、債務整理関連の案件、離婚・男女トラブルの案件、芸能関係の案件などを多数手がける。