債務整理したらいいって聞いたことがあるけど、実際にはどんなメリットがあるのかな?
そうだ、弁護士の先生に相談してみようよ!
借金返済にお困りの方で、債務整理のメリット・デメリットについて気になっている方はいませんか?
今回は、債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)の概要や、それぞれのメリット及びデメリットについて、分かりやすく紹介しています。
この記事を読めば、債務整理の基本が全て理解できるようになりますよ!
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そもそも債務整理とは?
債務整理とは、法律に従って借金を減額したり、なくしたりする手続きだ。
自己破産なんかは知ってるでしょ?
債務整理には大きく分けて、①任意整理、②個人再生、③自己破産、の3種類があるんだ。
その特徴を簡単な表にまとめると、次のようになる。
方法 | 内容 |
①任意整理 | 今後の利息をカットする |
②個人再生 | 借金の返済総額を少なくし、分割返済する |
③自己破産 | 借金の支払い義務を免除し、ゼロにする(免責) |
任意整理
特にサラ金は利息が高くて、大抵の場合、法定利息ギリギリの利息が設定されていることが多い。
借入額 | 上限利率(年) |
10万円未満 | 20% |
10万円~100万円未満 | 18% |
100万円以上 | 15% |
任意整理前(年率15%) | 任意整理後(年率0%、3年払い) | |
債務額 | 100万円 | 100万円 |
総返済額 | 125万円 | 100万円(-25万円) |
月々の返済額 | 約3.5万円 | 約2.8万円(約-7千円) |
だけど、借入先が複数ある場合や、借入総額が大きい場合には、元本自体は減らない任意整理だけではどうしようもない場合もあり得るね。
個人再生
任意整理と比べると、どうしても手続きに時間的・金銭的コストがかかるのがデメリットだけど、その分得られるメリットも大きいんだよ。
例えば借入れ総額が300万円で年率が15%だと、個人再生手続きで借金を100万円まで減額出来た場合、ざっくり計算して次のようになる。
個人再生前(年率15%) | 個人再生後(5年払い) | |
債務額 | 300万円 | 100万円 |
総返済額 | 375万円 | 100万円(-275万円) |
月々の返済額 | 約10万円 | 約2.8万円(約-7万2千円) |
これなら、週に1日アルバイトを増やせば完済が見えるね!
自己破産
任意整理や自己破産では手続が終わったあとも借金が残るけど、自己破産ではゼロになるのが特徴だね。
ただし、家や自動車を保有している場合には、強制的に手放さなければならないなどのデメリットもある。
とはいえ、これらが原因でつくった借金でも自己破産が認められたケースもあるから、希望を捨てる必要はないよね!
債務整理のメリットとデメリット
債務整理に共通するメリットとしては、次の2点が挙げられる。
- 弁護士に手続を依頼すれば、催促が止まる
- 借金が減額される・またはなくなる
この受任通知が到達した後は、債権者は催促や取立てを行うことが法律で禁止されているんだよ。
次に、債務整理に共通するデメリットとしては、次の2点がある。
- ブラックリストに登録され、しばらくは新規の借入れやローンの利用ができない
- 手続自体にお金と時間が必要
いわゆるブラックリストってやつだね。
どのくらいの期間利用できなくなるかは、登録される個人信用情報機関によって異なるけど、おおむね5~7年ほどだね。
あっでも、デビットカードやプリペイド式のカードなら利用できるのか。
それらのカードは、「借金」ではないからね。
では次から、3種類の債務整理それぞれのメリットとデメリットをみていこう。
任意整理のメリット・デメリット
メリット |
|
デメリット |
|
だから、保証人のついている債務だけは除いて任意整理することによって、保証人に迷惑が掛からないようにすることができるんだ。
例えば、100万円を年率15%で借りている場合、ざっくり計算してみると…。
任意整理前(年率15%) | 任意整理後(年率0%、3年払い) | |
債務額 | 100万円 | 100万円 |
総返済額 | 125万円 | 100万円(約-25万円) |
月々の返済額 | 約3.5万円 | 約2.8万円(約-7千円) |
最近ではプライバシーに配慮して、ほとんどの弁護士が家族にもバレないように連絡をしてくれるみたいですね。
借金のことは誰にも知られたくない!っていう人は、まずは任意整理を検討するといいのかも。
任意整理をしてもブラックリストには載ってしまうから、クレジットカードを新しく作れない、などの理由でバレてしまうリスクはゼロではないから、注意してね。
個人再生のメリット・デメリット
個人再生は、任意整理よりも減額幅が大きい一方、自己破産のように財産を失うことはないから、借金額が大きいけれど自宅は残したい!という場合に有効な制度だ。
大まかなものを表にまとめると、次のようになる。
メリット |
|
デメリット |
|
実は弁護士もそうなんだけどね。
だから、こうした職業に就いている人は、自己破産ではなく個人再生を検討したほうがいいかもしれないね。
個人再生だとこれらを手元に残して置けるから、本当に今までと何も変わらない生活をすることができるよね!
小規模個人再生を選択した場合の最低弁済額(手続終了後も残る借金)は、次の表にまとめられますね。
100万円以下の場合 | その基準債権額 |
100万円以上500万円以下の場合 | 100万円 |
500万円超1500万円以下の場合 | 基準債権の5分の1 |
1500万円超3000万円以下の場合 | 300万円 |
3000万円超5000万円以下の場合 | 基準債権の10分の1 |
これを5年かけて返済するとなれば、月々の返済額は約2万8千円だ。
個人再生前(年率15%) | 個人再生後(5年払い) | |
債務額 | 300万円 | 100万円 |
総返済額 | 375万円 | 100万円(約-275万円) |
月々の返済額 | 約10万円 | 約2.8万円(約-7万2千円) |
デメリットとして挙げられている「官報」については、次の自己破産の項目で確認しよう。
自己破産のメリット・デメリット
任意整理と個人再生は手続完了後も返済義務が残るのと比較すると、かなり強力な制度といえるよね。
その代わり、やっぱりデメリットも大きくなってしまうね。
メリット |
|
デメリット |
|
別に大した貯金はないけど、丸裸で生きていくのは不安です…。
自己破産をしても、一部の財産は手元に残るよ。
例えば99万円以下の現金や、査定額が一定額以下(東京地裁の場合、20万円)の自動車などだ。
でも、これらが原因の借金でも自己破産が認められたケースはあるから、まずは弁護士に相談してみるのがいいのかも。
とはいえ、この官報をチェックしている一般人はまずいないし、そもそも多くの人はどこで見れるのかさえ知らないだろう。
だから、実際には官報に掲載されることを過度に嫌がる必要はないといえるね。
債務整理に必要な期間と費用
ここに挙げたのはあくまで目安だから、実際にどれくらい必要なのかは弁護士と相談するときに確認してね!
期間
手続名 | 期間 |
任意整理 | 2か月~4か月 |
個人再生 | 半年~1年 |
自己破産 | 半年~1年 |
とはいえ、得られるメリットがとても大きいから、しょうがないか。
債務整理は自力で行うこともできるんだけど、交渉が難航したり書類に不備があったりするとますます時間がかかってしまう。
だから、早く終わらせたいなら弁護士に依頼するほうがおすすめだね。
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費用
個人再生と自己破産の場合、裁判所と弁護士の業務量が多いから、どうしても費用が高くなってしまう。
手続名 | 費用 |
任意整理 | 借入先1つにつき3万円〜5万円 |
個人再生 | 50万円〜65万円 |
自己破産 | 50万円〜120万円 |
どの手続きをすることになり、どの程度費用が必要なのかについては、僕たち弁護士ならある程度予想はつく。
まずは初回相談のときにしっかりと確認をして、見積もりを出してもらおう!
債務整理の費用を用意できない場合の対処法
こんな費用、とても用意できないので、債務整理のために借金をするはめになってしまいそうです…。
でも安心して。債務整理の費用を用意できない場合には、次のような方法を試してみよう。
- 分割払い・後払いを利用する
- 司法書士を利用する
- 法テラスを利用する
だから、まずは催促と返済をとめて、しばらくは今まで返済に充てていた金額を債務整理費用として弁護士に積み立てるんだ。
そうすれば、無理なく費用をためることができるでしょ?
そういえば司法書士に依頼すれば弁護士よりも安くなるって聞いたこともあるね。
だけど、司法書士だと裁判官との面談に同席できなかったり、もし交渉が難航して裁判になって一審で決着がつかなかったときに対応できなかったりするみたいだね。
でも、法テラスは自分で弁護士を選ぶことはできないから、債務整理に不慣れな弁護士にあたったり、やたら連絡が遅かったりしたみたい。
それなりに長い付き合いになるから、専門的な経験があって、気の合う弁護士に依頼するのが一番いいのかも!
債務整理をするための条件
以下に債務整理を利用するための条件を表にまとめたから、まずはこれをチェックしてみよう。
手続名 | 条件 |
任意整理 | ①安定した収入があること ②返済の意思があり、3~5年で完済できる能力があること ③債権者が交渉に応じてくれること |
個人再生 | ①(住宅ローン以外の)借入総額が5千万円以下であること ②安定した収入があること ③返済の意思があり、原則として3年で完済できる能力があること ④再生計画案を裁判所が認めること ⑤(小規模個人再生の場合、)一定数の債権者が合意すること |
自己破産 | ①原則として、7年以内に自己破産していないこと ②原則として、ギャンブルや浪費による借金でないこと ③手続の過程に協力的であり、嘘をついたりしないこと |
自分が債務整理できるかどうか気になる人は、一度弁護士に相談してみるといいだろう。
債務整理すべき人の特徴とは?
こういう人は債務整理をすべき!っていう基準ってありますか?
- 借入総額が年収の3分の1を超えている
- 借金を借金で返済している
- 金利の支払いで精一杯で、元本が減らない
これは、借金が年収の3分の1を超えてしまうと、金利の負担が重くのしかかり、実質的にみて完済が不可能な状況といえるからだ。
そうなってくると月々の返済がかなりキツくて、借金を借金で返したり、頑張っても金利の支払いで精一杯になるかも。
そうすると借金は雪だるま式に膨らんでいく。
なんとか金利の支払いだけはできたとしても、それじゃいつまでたっても債権者の奴隷みたいなものだ。
借金地獄に陥るとどうなってしまうのかは、前にもお話したよね。
債務整理は弁護士に依頼すべき理由3つ
正直、弁護士に依頼するメリットってあまり無いんじゃ…?
だけど、以下の理由から、僕は弁護士に依頼するほうがメリットがあると思うな。
- 手続きをお任せできる
- 手続きが早く終わる
- 面談や裁判の際に心強い
もちろん自力で行うことも可能だけど、弁護士はその道のプロだから、基本的には任せっきりにしても大丈夫だ。
それに、弁護士に任せたほうが、交渉や書類作成がスムーズになされる分、手続きを早く終わらせることもできるんだ。
日本では未だに郵送やファックスが使われているから、書類の不備があればその訂正だけで数日かかってしまうからね。
司法書士に頼むとアドバイスはもらえても同席はしてもらえないみたいだ。
隣に弁護士がいてくれれば安心だよね!
つまり、借金の額が140万円よりも高額だったり、第一審で決着がつかず第二審に移行する場合には、結局のところ弁護士に依頼することになる。
途中からバトンタッチするよりは、最初から弁護士にノンストップで依頼するほうが、いちいち説明する手間も省けて経済的だよね。
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でも、LINEで相談だけもしてみようかと思って勇気を持って友達追加してみたんですよね!
そしたら、その日のうちに問題が解決して、次の日からは借金に悩まず生活できるようになりました!
対応も早くて丁寧でしたのでとても感謝しています。
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まとめ
- 債務整理をすれば、借金の返済がとてもラクになる!
- 債務整理には3種類あり、自分に合ったものを選べる
- メリットとデメリットの具体的な比較は、弁護士に相談してみよう
端的に言えば、①任意整理は「スピーディーだけど効果が弱い」、②個人再生と③自己破産は「時間的金銭的コストはかかるけど効果抜群」ということができる。
方法 | メリット | デメリット |
①任意整理 | 手続が早い | 基本的に元本は減らない |
②個人再生 | 財産を残しつつ大幅な減額が可能 | 時間的・金銭的コストが必要 |
③自己破産 | 借金から解放される | マイホームなどを失う |
だから、実際に費用と期間がどれくらい必要なのかも含めて、まずは弁護士に相談してみよう!
企業法務をはじめ、債務整理関連の案件、離婚・男女トラブルの案件、芸能関係の案件などを多数手がける。