借金の返済が苦しいから個人再生したいんだけど、口座が凍結されるって聞いたことがあるんです。
実際のところどうなんでしょうか。
確かに個人再生をすると口座が凍結される場合もあるんだけど、口座凍結を避ける方法もあるんだよ。
せっかくだから、今日は個人再生をはじめとした債務整理と、口座凍結との関係について学んでいこうか!
個人再生とは、国から認められた借金の減額方法である債務整理のなかの一つであり、借金を最大で10分の1も減額できる強力な手続きです。
しかし、場合によっては、銀行口座が凍結されて給与の受け取りができなくなるなどの問題が発生する恐れもあります。
この記事では以下の4点について詳しく紹介します。
- 個人再生で口座が凍結されるケースとその理由
- 口座が凍結されるタイミングと、解除までの期間
- 口座凍結された時の対処法と凍結される前にしておくべきこと
- 口座凍結を避ける方法
個人再生で口座が凍結されてしまうのは、弁護士に依頼した後です。
弁護士に依頼した段階で、口座凍結についてはアドバイスがもらえるため、心配はいりません。
それよりも借金を放置していると、凍結ではなく口座を差し押さえられる恐れがあります。
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個人再生で凍結されてしまう口座は2種類!
- 借入を行っている銀行の口座
- 銀行のカードローンやマイカーローンなどを契約している口座
個人再生をしたからといってすべての口座が凍結されてしまうわけではないんですね!
①借入を行っている銀行の口座
事業用の融資やフリーローンなど、あらゆる借入が対象になるよ。
同じ銀行で複数の口座を持っていた場合は、借入があった口座だけではなくすべての支店の口座が凍結されるから注意が必要だね。
A銀行①支店 | 借入がある | 凍結される |
A銀行②支店 | 借入がない | 凍結される |
信用金庫C支店 | 借入がある | 凍結される |
銀行D支店 | 借入がない | 凍結されない |
②銀行のカードローンやマイカーローンなどを契約している口座
補足|個人再生では住宅ローンの口座は凍結を避けられる可能性もある
これは、個人再生における住宅ローン特則のおかげだね。
個人再生をすると原則すべての債権が整理の対象になるが、住宅ローンだけは除外できる制度。
住宅ローン特則を利用すればローン返済中の家を差し押さえられずに済む。
個人再生で口座が凍結される理由
借金を滞納したのは悪いけど、口座が凍結されたら給料も引き落とせないしすごく困るのですが…
- 個人再生を申し込むと、借入をしている金融機関に対して弁護士が受任通知を送る
- 金融機関が受任通知を受け取ると、債務者に対して取り立てができなくなる
- 貸していたお金が返ってこないと困るので、口座に入っている預金や今後入ってくる給料で借金の一部を相殺する
- 勝手に引き出されないように口座を凍結する
お金を貸していた側を守ってあげるために民法505条でしっかりと定められているし、銀行との契約書にもしっかり相殺について記載があるはずだよ。
(相殺の要件等)
二人が互いに同種の目的を有する債務を負担する場合において、双方の債務が弁済期にあるときは、各債務者は、その対当額について相殺によってその債務を免れることができる。ただし、債務の性質がこれを許さないときは、この限りでない。
【引用:民法第505条 – e-Gov法令検索】
口座が凍結されるとどうなるのか?
- 給料などの引き出しができなくなる
- 公共料金などの引き落としができない
- 銀行によっては口座凍結で入金が制限されることも
給料などの引き出しができなくなる
口座凍結が前もってわかっているなら、引き出しておこう。
口座凍結後に入金された給料は没収されない
だけど、口座凍結後に入金された給与は相殺には使われないから安心してね。
だけど、窓口で引き出すのも大変そうだし、口座が凍結されてしまったら給料の振込先は変えておいた方が良さそうですね。
公共料金などの引き落としができない
銀行によっては口座凍結で入金が制限されることも
必要なお金は前もって取り出しておくべきだね。
個人再生による口座凍結はいつまで?凍結開始と解除の期間
でも、どれくらいの期間使えなくなってしまうんですか?
申し立てから1~2週間:口座は凍結される
受任通知とは、『私がこの人の個人再生を担当しますよ〜』というお知らせみたいなものだね。
金融機関が受任通知を受け取ったタイミングで口座が凍結される。
弁護士に依頼してから、金融機関が受任通知を受け取るまでおよそ1~2週間ってとこだね。
申し立てから3ヶ月:保証会社による代位弁済が終わると解除される
図だけを見ると、まだ個人再生の返済も始まってすらいないようですが…。
債務者が支払えない借金を他の人が肩代わりすること。個人再生の際の代位弁済は、銀行に借入していたお金を債務者の代わりに保証会社が支払うことを指す。
もちろんそれだけだと借入していたお金は返せないだろうから、その差額は保証会社に立て替えてもらうんだ。
この保証会社の立て替えの手続きである代位弁済が終わるまでがおよそ3ヶ月程度で、代位弁済が終われば口座の凍結は解除されるってわけなんだよ。
債権者が銀行から保証会社に変わるから、個人再生の返済は保証会社に対して行っていくってイメージなんですね!
場合によっては借入金の返済が終わるまで解除されない
ただし、銀行によっては借入金すべての返済が終わるまで凍結を解除してくれないケースもあるんだ。
もっというと、債務整理を申し込んだ時点で凍結どころか強制解約されてしまう場合もある。
もし口座凍結から3ヶ月以上経過しても凍結が解除されないようなときには、すぐに担当の弁護士に相談した方がいいね。
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そしたら、その日のうちに問題が解決して、次の日からは借金に悩まず生活できるようになりました!
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口座凍結された時の対処法
なんだか実際に凍結されたらテンパっちゃいそうだな。
凍結されたらまずはこれをするべき!みたいなものってないんですか?
まずは弁護士に相談するのがベスト
特に個人再生を申し込んだあとであれば、担当の弁護士がいるはずだよね?
個人再生の手続きで借金完済までも弁護士と二人三脚で協力していかないといけないから、その間のお金にまつわるトラブルはすぐに相談するべきだよ。
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窓口まで行けばお金を引き出せるケースもある
基本的には通帳や印鑑、本人確認書類があればいいけれど、必要な持ち物についてはあらかじめ銀行に問い合わせておくのが無難だね。
また、銀行によっては、まずは債務整理を担当している弁護士と話をさせて欲しいと言ってきて、引き出しまでに時間がかかる可能性もあるからとにかく早めに行動するべきだよ。
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他の銀行であれば口座開設もできる
でも、もし元々使っていた口座がすべて凍結されてしまった場合は、他の銀行で新たに口座を作るといいよ。
個人再生などの債務整理の対象になっていない銀行であれば、債務整理中でも新規の口座開設はできるからね。
結局は個人再生申し込み後3ヶ月待つ結果になる
名義人の死亡や口座を悪用された時にも口座は凍結されるんだけど、こういった時には銀行に交渉したり、裁判を起こして凍結の解除を要求することもできる。
だけど、債務整理が原因で口座が凍結された時には銀行が交渉に応じてくれることはほとんどないんだ。
結局は凍結が解除される3ヶ月をおとなしく待つしかないんだ。
口座が凍結される前にしておくべきこと
個人再生をすると、借入がある銀行の口座が凍結されるっていうのはもうわかったよね?
つまり、どの口座が凍結されるか前もってわかるわけだから、事前に対策をとれるんだよ!
生活費や各種支払い代金を引き出しておく
そうなる前に、生活費や各種支払いにあてるお金を引き出しておくのをオススメするよ。
でも、だったらもう全額引き出して手元に置いておけばいいんじゃないですか?
手元に99万円以上の現金が残っていると、個人再生で減額できる借金が少なくなってしまう可能性があるんだよ。
とはいっても、借金の総額や預金残高によってどれだけ手元においておくのがいいかは異なるから、引き出しておく金額も弁護士に相談して決めるのがベストだね。
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給与などの振込先の変更をしておく
もし口座変更の理由を聞かれたりしたら、『ATM手数料が安いところに変えたいから』とか、『ネット銀行をもっと活用したいから』とか、適当に言えば問題ないよ。
(賃金の支払)
賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならない。
【引用:労働基準法第24条 – e-Gov法令検索】
引き落とし先の変更をしておく
凍結された口座は空っぽになってるわけだし、もちろん引き落としはされずに未払いになってしまうからね。
各種料金が未払いになって利息をとられ、さらには滞納したことによって信用情報に傷がつくなんて悪循環が起こる恐れもある。
手続きは面倒かもしれないけど、忘れないようにしないとね!
任意整理であれば口座凍結を避けられる!
個人再生、自己破産と同じく国に認められた借金減額手段である債務整理のうちの一つ。貸金業者に直接交渉して、利息をカットしてもらう手続き。
それに、利息をカットしてもらうだけとはいえ、借金の額が大きければかなりの減額が期待できそうですね。
ちょっと詳しく教えてください!
任意整理は整理する借金を選べる
一方で、任意整理であれば複数社から借金をしている場合に限り、整理する借金を選べるんだよ。
つまり、凍結されたくない銀行口座で借入がある場合は、その銀行を任意整理の対象から除外すれば凍結されずに済むってことさ!
任意整理にかかる費用や期間
任意整理 | 金融業者1社あたり2~5万円 | 3ヶ月〜半年 |
個人再生 | 50~60万円 | 約1年 |
その分借金の減額効果は任意整理よりも大きい場合が多いから、借金や収入のバランスによってどちらの債務整理を選ぶか検討するといいかもね!
個人再生など債務整理を検討中であればまずは弁護士に相談すべき!
任意整理なんてまったく知らなかったし、今日はいい勉強になったなあ。
だから、自分だけで解決しようとせずに弁護士を頼るのが大切だね。
任意整理と個人再生のどちらを選ぶにしても、減額された借金は3~5年で完済する必要があるから、安定した収入がある人のみがとれる選択肢なんだ。
もし収入と借金のバランスを考えて完済が難しそうなら自己破産を検討しなくてはならないし、その人にとって一番適している債務整理を選ぶのはとても難しい。
借金の返済が苦しくて債務整理を検討しているのであれば、まずは専門家である弁護士のアドバイスに相談するべきといえるね!
さいむくんも一度相談してみるといいよ!
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でも、LINEで相談だけもしてみようかと思って勇気を持って友達追加してみたんですよね!
そしたら、その日のうちに問題が解決して、次の日からは借金に悩まず生活できるようになりました!
対応も早くて丁寧でしたのでとても感謝しています。
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まとめ
- 個人再生をすると、借入があった銀行の口座が凍結されてしまう
- 口座凍結を避けるには個人再生ではなく任意整理を検討するという手もある
- 個人再生を検討しているのであればまずは弁護士に相談するべき
まずは弁護士に聞いてみて、自分にあった債務整理を考えてみることにするよ!
企業法務をはじめ、債務整理関連の案件、離婚・男女トラブルの案件、芸能関係の案件などを多数手がける。