個人再生で必要になる家計簿は２ヶ月分？裁判所が重視するポイント

これってなんでなの？

せっかく個人再生で減額できたとしても契約通り返済してくれないと困ってしまうからね。

そうならないために事前にお金の使い方や収入を見てきちんと返済していけるかどうかを判断するんだ。

これらの行為が見つかったら個人再生が認められなくなる可能性があるよ。家計簿で怪しい支出がないか確認するんだ。

個人再生では債権者に対して平等に対応しないといけない決まりがあり(債権者平等の原則)、偏頗弁済をすると個人再生が認められなくなるんだ。

こんな行為が財産隠しに該当するよ。

自分の住んでいる地域を担当している裁判所(管轄裁判所)に電話して家計簿はどこで入手したら良いか確認する方法が確実だよ。

例えば、東京23区なら管轄裁判所は、東京地方裁判所になるね。

入手方法がサイトに載っている場合や家計簿に指定がない場合もあるから直接確認してみよう！

一応家計簿の作り方のポイントも紹介しておくよ。

後で話すけど、個人再生の場合は、まず２ヶ月ほどの家計簿の提出が必要になるんだ。

個人再生をすると決めた時から、領収書をしっかり取っておいて、記録すると楽だよ。

もしわからない支出があったら、覚えている範囲で追加しておこう

さいむくんと奥さんだけの場合を例にするよ。

さいむくんと奥さんの収入・食費・保険料・光熱費・通信費・医療費など、２人分で計算して提出することになる。

家族の協力は欠かせないね

口座のお金＋手元に残ったお金を繰り越し額として、記入したほうが正確だね。

後は収入から使った金額の内訳を分けていくだけ。ズレないように注意してね。

このポイントを押さえた家計簿を提出すれば個人再生を認めてもらいやすくなるよ。

何ヶ月分くらいつければいいの？

裁判所に個人再生の手続きを申し立てる際に提出することになる。だから個人再生をやると決めた時からつけ始めよう

この固定費の領収書は裁判所から提出を求められることがあるから、捨てずに保管しておこうね。

ちょっと節約できるのが、食費・交際費・娯楽費。趣味に使うお金とか。

この辺が多すぎると、もっと節約をできるんじゃないのと、つっこまれる可能性があるよ。

少なくとも家計簿をつける期間は意識して節約するようにしようね。

個人再生で借金も大きく減るだろうし、さいむくんもこれを機にギャンブルはやめよう。今後も返済は続くからね。

さいむくんも、ちゃんと家計簿をつけて、生活を見直してみてね。