借金しすぎて毎月利息しか返せなくなっているんだ…!
利息をカットできるから返済の負担が減って、さいむくんでも完済の見通しが立つと思うよ!
任意整理は債権者と交渉することで、利息をカットして返済額を減額できる手続きです。
自己破産や個人再生とは異なり、整理する借入先を選ぶことができたり、財産が没収されたりするリスクもないので、借金で困っている人が比較的整理することの多い方法です。
今回の記事では「任意整理で借金の利息をカットするメリット」、「カットできないケースや手続きを弁護士に依頼すべき理由」について解説します。
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任意整理とカットできる利息の種類
ひとえに、利息のカットといっても、色々な利息がある。
まずは任意整理でカットできる利息とカットできない利息、それぞれどのようなものがあるのかみていこう。
任意整理でカットできる利息の種類と、その利息がどのようなものか以下に表としてまとめてみたよ。
任意整理でカットできる利息の種類
カットできる利息の種類 | どのような利息なのか |
経過利息 | 最後に借金を返済した日から任意整理の和解日までに発生する利息 |
将来利息 | 任意整理の和解が成立した日から完済日までに発生する利息(和解後の完済予定が3年であれば3年、5年であれば5年分利息が発生する) |
遅延損害金 | 借金を滞納していた場合に発生する損害賠償金(ほとんどの金融会社では年利20%に定められている) |
利息制限法を超過した利息 | 利息制限法で定められている15から20%を超える利息(主に闇金業者などが該当する) |
経過利息
何ヶ月も滞納していると数万円の経過利息が発生する。
その場合、任意整理で利息をカットできる可能性があるよ。
将来利息
任意整理では、将来利息のカットを中心に交渉が行われるよ。
遅延損害金
貸金業者では、遅延損害金を年利20%で設定している所が多い。
すでに遅延損害金が発生している場合、任意整理でカットできる可能性があるよ。
利息制限法を超過した利息
時効があるから近年では発生しているケースが少ないけど、利息を支払い過ぎていた場合、任意整理で借金が過払い金で相殺されて減額されることがある。
利息が借金を上回っていた場合、借金がゼロになって手元に現金が戻ってくることもあるよ。
任意整理で利息をカット!どんなメリットがある?
他に任意整理をすることでメリットはありますか?
どのようなメリットがあるのかしっかり把握しておこう!
- 借金の利息がカットされて返済が楽になる
- 3~5年(36~60回)の分割払いになる
- 整理する借金を選べる
- 任意整理は家族に知られにくい
- 財産などを没収される恐れもない
借金の利息がカットされて返済が楽になる
ただ注意したいのは、遅延損害金はカットできるか微妙だね。カットできれば元金だけ。
カットできなければ、元金と遅延損害金の返済になるよ。
借金してきた年月や金利にもよるけど、利息がカットされたら返済の負担が軽くなるという人がほとんどだと思うよ。
3~5年(36~60回)の分割払いになる
借金が返済できずに、一括請求を受けていた人にとっては、分割になるのもありがたいね。
それだけ分割できるなら、自分でも借金を返せそうだな…。
逆に言えば、分割で支払えないほど借金があるのなら、任意整理に応じてもらえない。
借金が100万円あるとして、36回(3年)の分割払いだと、月約2万7,000円返済できないとってことになるね。
利息の返済を考えなくていいから、生活に負担もかかることなく返済することができると思うよ。
任意整理をしたら、絶対に滞納しないように無理のない返済計画を立てておこう。
整理する借金を選べる
一方で、任意整理はあくまでも私的な交渉であって裁判所を通さない。整理する借金を選ぶことができるんだ。
1社からの借り入れだとメリットはわかりにくいけど、3社からのうち1社だけ任意整理というようなこともできるんだよ。
どのような借金は任意整理する対象から外すべきなのか、以下に簡単にまとめてみたよ。
- 連帯保証人がいる借金…任意整理すると連帯保証人に請求が入ってしまい迷惑をかけてしまうため
- 担保権がついている借金…任意整理すると担保権を実行されてしまい、担保権の目的物を処分されてしまう可能性がある。
- 個人や会社からの借金…個人や会社からの借金を任意整理してしまうと、任意整理したことがバレてしまう。
ただどの借金が任意整理に適しているかというのは、専門家でないと分からないことが多い。
専門家である弁護士に必ず相談しておこう。
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任意整理は家族に知られにくい
持ち家や車なども該当するから、家族にバレずに自己破産っていうのは現実的じゃないよね。
それに、上記のところでも少し触れたように、任意整理する対象はある程度選ぶことができる。
家族が保証人になっているような借金は、任意整理から外すことで、家族に知られにくくなるよ。
迷惑をかけずに済むしね。
財産などを没収される恐れもない
でも任意整理は利息をカットするだけで、財産・資産を没収される心配がないんだ。
だから「どうしても残しておきたい財産や資産がある人」には、任意整理をおすすめするよ。
利息だけでなく元本がカットされることもある!
本人の借入状況や、過去の実績によっては元金がカットされることもある。
- 一括で返済してくれるなら元金も減額します
- だいぶ長い間利用してくれたのですこしおまけします など
元金がカットされるのは交渉がうまくいったときに限定されるけど、こういうケースもあるということは覚えておいて損はないね!
任意整理で利息をカットした場合のシミュレーション
将来利息をカットした場合
任意整理の返済期間は約3年から5年が一般的だから、3年と5年の返済期間それぞれの場合をまとめるね。
100万円の借金がある場合に将来利息をカットしたときのシミュレーション 返済期間3年
月々の返済額 | 総返済額 | |
そのまま返済する場合 | 約3.5万円 | 約125万円 |
任意整理した場合 | 約2.8万円 | 100万円 |
100万円の借金がある場合に将来利息をカットしたときのシミュレーション 返済期間5年
月々の返済額 | 総返済額 | |
そのまま返済する場合 | 約2.4万円 | 約142万円 |
任意整理した場合 | 約1.7万円 | 100万円 |
遅延損害金をカットした場合
ちなみに遅延損害金は「借入額×年率×滞納日数÷365日=遅延損害金」で大まかな金額を求めることができるよ。
約2ヶ月滞納してしまった場合
- 100万円×遅延損害金年率20%×60日(2ヶ月)÷365日= 32,876日
できるだけ滞納しないように気をつけよう。
経過利息をカットした場合
任意整理後は約6ヶ月程度で終了するから、どのくらい経過利息が発生するのか、カットしたらどの程度お得なのかまとめてみたよ。
カットしたときのシミュレーション
- 経過利息の計算方法:利息=元金(借入金額)×金利(年利)÷365×借入日数(返済日数)
- 100万円×15%÷365×180(最終返済日から和解日までの経過日数 6ヶ月)
- 経過利息合計:約73,972円
だから100万円の借金があったとしても、経過利息が大きく膨らむということはない。
だけど任意整理の交渉前から返済が滞っていると、経過利息の金額が大きくなってしまう可能性もあるから注意した方がいい。
任意整理で利息をカットできないケース
どのような失敗例があるのかは次のところで詳しく解説していくね。
- 返済能力がない
- 返済実績が少ない ・取引期間が短い
- 借金の総額が少ない
- 業者が任意整理に応じない
- 任意整理自体が2回目
- 住宅ローンや奨学金など金利が低いもの
返済能力がない
だから借金を返済することのできる返済能力がなければ、債権者も任意整理に応じてくれない。
任意整理をすると利息をカットした残りの債務を「3~5年(36~60回)」の分割払いで返済することになる。
任意整理後の借金を3~5年で返済する場合のシミュレーション
任意整理後の残高 | 3年間(36回)で返済する場合の毎月の返済額 | 5年(60回)で返済するときん毎月の返済額 |
100万円 | 27,777円 | 16,666円 |
200万円 | 55,555円 | 33,333円 |
300万円 | 83,333円 | 50,000円 |
ちなみに「アルバイトはNG・正社員のみ利用可能」のような条件はありますか?
職業の可否は問われないから安心していいよ。
返済実績が少ない ・取引期間が短い
例えば、借り入れから6ヶ月以内の交渉は難しいケースが多い。
それに仮に任意整理をしたとしても、そんな借り方をする債務者は返済してくれるかもわからない。
ただどうしても返済できないような事情があるなら、自己破産を検討した方がいいね!
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借金の総額が少ない
なぜなら年収の3分の1以下の借金なら、任意整理をして利息をカットしなくても返済できる見込みが高いと債権者が判断するからね。
業者が任意整理に応じない
個人再生や自己破産のように裁判所を通した法的な手続きではなく任意の交渉だから、金融機関が任意整理に応じなければならない義務はないんだ。
任意整理以外にも個人再生や自己破産で借金問題を解決できるから、まずは弁護士に相談してみよう。
だから初めから弁護士に依頼しておけば、スムーズに他の手続きを選ぶということも可能だよ!
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任意整理自体が2回目
無事返済が終わった後に借入をして返済ができなくなり、再度任意整理をするケースが「2回目の任意整理」だね。
ただ2回目となってしまうため、カード会社や金融機関の対応も厳しくなってしまう可能性が高いんだ。
住宅ローンや奨学金など金利が低いもの
あくまでも利息をカットするのが任意整理だから、ほとんど利息が発生しない金利の借金は手続きを進めても意味がない。
カードローンやキャッシングは金利が15〜20%だから、かなり差があるね。
まずは任意整理よりもそういった制度を積極的に利用して、それでも返済が難しいようであれば個人再生や自己破産を検討しよう。
任意整理で利息をカットしたいなら弁護士へ依頼すべき理由
費用をできるだけ節約するために、可能であれば自分でやろうと思っているんですけど…。
なぜ弁護士へ依頼すべきなのか、その理由について次のところで詳しく解説していくね。
- 弁護士に依頼すると取り立てが止まる
- 個人でやると結局損をしてしまうことも…
- 実績豊富な弁護士であれば有利な条件を勝ち取れる
弁護士に依頼すると取り立てが止まる
任意整理の依頼を受けた弁護士は、金融機関やカード会社に対して「受任通知」というのを送ることになる。
この受任通知を受け取った債権者たちは、それ以降債務者に対して直接取り立てや催促をすることは法律で禁じられているんだよ(貸金業法21条第1項9号)。
もし任意整理に対応していない業者であれば、個人再生や自己破産の手続きを最初から進めることができて時間を節約することも可能だ。
個人でやると結局損をしてしまうことも…
だけど弁護士に依頼をせずに自分で手続きをすると、損をしてしまう可能性が高いんだ。
例えば、200万円の借金を任意整理する場合、どれくらいの弁護士費用がかかるのかみてみよう。
任意整理を弁護士に依頼した場合の費用 | |
相談料 | 0円~ |
着手金 | 3万円(なお借入先1社につき3~5万円が相場) |
解決報酬金 | 2万円(なお借入先1社につき2~5万円が相場) |
合計 | 5万5,000円 |
ちなみに200万円の借金(金利15.0%・返済3年)の場合、発生する利息は49万5,910円だね。
任意整理をすると42万9,910円分の支払いを免れることになるんだよ。
複雑な手続きや金融機関の交渉などを考えると、自分でやるよりも弁護士に依頼した方が費用・時間面でお得だね!
実績豊富な弁護士であれば有利な条件を勝ち取れる
返済の負担も減るから、自分で任意整理手続きを進めるよりも遥かにお得だよ。
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でも、LINEで相談だけもしてみようかと思って勇気を持って友達追加してみたんですよね!
そしたら、その日のうちに問題が解決して、次の日からは借金に悩まず生活できるようになりました!
対応も早くて丁寧でしたのでとても感謝しています。
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任意整理で利息カットに失敗したらすべきこと
返済が不可能かもう一度再検討する
個人再生
個人再生の手続きが適している人を以下にまとめてみたから参考にしてみてね。
- 借金を3年もしくは5年で完済できる一定の収入がある人
- 手元に残しておきたい財産がある人
- 自己破産の手続きで免責許可が認められず、資格制限されたままの人
任意整理と比較して、元金から大幅に減額されるから返済も楽になるね。
ただし、しっかりとした返済計画に沿って返済しないといけないから、返済の見込みがない人は難しいね。
自己破産
借金の免除という強力な効果があるけど、その分デメリットもあるから利用する際には注意しなければならない。
- 必要最低限の財産以外は処分されてしまう
- 一定の資格や職業に手続き期間中制限がかかる
- 自己破産したことで官報に名前がのってしまう
国が発行している新聞みたいなやつに、名前がのるってことだよね?
名前・住所などがのってしまうんだ。
確かに他の人に見られる可能性はあるけど、一般人で官報を読んでる人なんでほとんどいないから、そこまで気にする必要もないと思うけど…。
こうしてデメリットがあるのも事実だね。
だから安易に自己破産を選ぶのではなく、デメリットと比較してそれでもやるべきかどうか判断する必要があるよ。
自分がどれを選べばよいのかわからない場合は、まず弁護士に相談してみよう。
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まとめ
今回説明したことで大事な事をもう一度振り返ってみよう。
- 任意整理では利息をカットして借金返済の負担を減らすことができる
- 整理する借金を選べ、家族に知られにくいなどメリットが多い
- 利息をカットできないケースもあるから注意が必要
- 任意整理を成功させるには弁護士に依頼するのがおすすめ
- 万が一任意整理に失敗したら他の債務整理を検討しよう
ただ任意整理よりも他の債務整理の方が適している可能性もあるので、1度弁護士事務所に相談してみます。
企業法務をはじめ、債務整理関連の案件、離婚・男女トラブルの案件、芸能関係の案件などを多数手がける。