そろそろ更新だし、できたら引っ越したいんだけど…。
信用情報とか借金問題について詳しい先生のところに聞きに行こうか!
過去の滞納や債務整理によってブラックリストになっている人は、賃貸契約をする際の審査にも落ちるのではないかと心配ですよね。
基本的には、ブラックリストになっている状態であっても賃貸契約の審査を通ることは可能です。
ただし、ブラックの状態だと審査に通りにくい物件があるのも事実です。
この記事では、以下の3点を中心にブラックリストと賃貸の関係について詳しく解説していきます。
- ブラックリストだと賃貸契約ができないケース3選
- ブラックリストでも賃貸契約をする方法
- 家賃保証会社の審査に落ちた場合の対処法
過去や今の借金でブラックリストになっても、賃貸を借りる方法があります。
今の借金をこのまま滞納し続ければ、完済が遠のいて、ブラックリストの解消もどんどん遅くなりますが大丈夫。
弁護士なら、借金のついでに賃貸契約の不安も無料でLINE相談できます。
ブラックリストでも賃貸を借りる方法について、一緒に考えてくれますよ。
\家族に内緒で月々の返済を減らしたい人はこれ!/
任意整理とは?内容や特徴メリット・費用などすべてを解説!
\借金が返済できない人はこれ!/
自己破産とは|自己破産のデメリットや費用などをわかりやすく解説
\どっちが自分にあってるの?知りたい人はここ!/
LINEで無料相談!
ブラックリストだと賃貸契約ができないって本当?
ただし、ブラックリストだと一部の物件については審査に通りづらくなってしまうんだ。
ブラックリストがどのように賃貸契約に関係するのか、簡単に説明していくね。
賃貸では審査が行われる
まったく収入がないとか、借金が山積みで家賃を払えないなんて人に物件を貸すのはさすがに危ないからね。
不動産屋なんかで賃貸住宅を借りる時には、基本的に以下の3つの人物(会社)による審査が行われるよ。
- 大家さん(物件の持ち主)
- 管理会社
- 家賃保証会社
家賃保証ってのは、家賃を滞納してしまった場合に立て替えてくれる、大家さんの保険みたいなものだね。
ブラックリストだと、家賃保証会社がついている物件は審査に不利になる可能性が高いってわけさ。
ブラックリストとは滞納などにより審査に通らないこと
ブラックリストとは
個人の借金に関する記録が保管されている信用情報機関に、滞納などのマイナス情報が記録されている状態のこと。
さいむくんのように、過去にクレカやローンを長いこと滞納していると、信用情報機関にマイナスの情報が記録される。
一部の家賃保証会社は、きちんと家賃を支払っていけるかを確認するために、信用情報機関に情報の確認ができるようになってるんだ。
つまり、ブラックリストになっていることは家賃保証会社にバレる可能性がある。
その場合には賃貸契約の審査に通りづらくなるってわけさ。
賃貸契約ができないブラックリストは2種類ある
それぞれ以下の2種類の会社で管理されているよ。
情報を管理している会社 | ブラックリストとして保管されている情報 |
信用情報機関 (CIC・JICC・KSC) |
|
一般社団法人 全国賃貸保証業協会(LICC) |
|
信用情報機関
信用情報機関は、クレジットカードやローンなどの支払いの記録を管理しているんだ。
記録の中には、滞納などのネガティブなものも含まれる。
こうした信用情報は、加盟しているクレジットカード会社、貸金業者、銀行が審査の際にチェックしてる情報なんだ。
実は、家賃保証会社の中に、「信販系」と呼ばれている家賃保証会社がある。
信販とは、信用販売の略称で、信用をもとに代金を立て替えておいて、あとから分割または一括で請求すること。
信販系ってのは、クレジットカード会社が運営してるんだね。
例えば、オリコやエポスカードは、家賃保証会社を運営してるんだ。
クレジットカード会社だから、信用情報をチェックできちゃうんだね。
LICC
LICCに加盟している保証会社が、代わりに家賃を支払った際に、滞納者の個人情報や支払い状況が記録されるんだね。
LICCに加盟している家賃保証会社はLICCのホームページで確認できる。
これらの家賃保証会社がついている物件で過去に家賃の滞納をしていた場合は、同じくLICC加盟の会社がついている物件だと審査に通りづらいと思ったほうがいいよ。
信販系・LICC加盟以外の家賃保証会社なら賃貸契約できる
信販系の保証会社と、LICCに加盟している保証会社をざっとまとめておくね。
信販系保証会社 | 株式会社アプラス 株式会社エポスカード オリエントコーポレーション 株式会社ジャックス 株式会社セゾン 株式会社セディナ 株式会社ライフ など |
LICCに加盟している保証会社 | アーク株式会社 株式会社アルファー 株式会社エイト賃貸保証 エルズサポート株式会社 K-net株式会社 興和アシスト株式会社 ジェイリース株式会社 全保連株式会社 株式会社宅建ブレインズ 賃住保証サービス株式会社 ナップ賃貸保証株式会社 ニッポンインシュア株式会社 ホームネット株式会社 株式会社ランドインシュア 株式会社ルームバンクインシュア |
一方で、信販系でもない、LICCにも加盟してない「独立系」と呼ばれる家賃保証会社なら、審査に通る可能性もある。
「独立系の家賃保証会社・家賃保証会社が不要な物件を選ぶ」で解説するね!
ブラックリストで賃貸契約ができないケース3選
ブラックリストだと、支払い能力がチェックされる賃貸契約において不利になる場面はよくある。
特に以下の3つのケースにあてはまる場合には、その物件の賃貸契約は難しいかもしれないね…。
- 信販系の保証会社がついている(過去に他社で借金を滞納している)
- LICC加盟の保証会社がついている(過去に家賃を滞納している)
- クレジットカードでしか家賃の支払いを受け付けていない
①借金を滞納していて家賃保証会社の審査に通らない
過去にクレカやローンの支払いを滞納していると、信用情報機関に事故情報が記録されている。いわゆるブラックリストってやつだね。
信販系の家賃保証会社は、必ず信用情報機関に加盟しているから、他社の滞納などの情報を確認できるんだ。
だから、過去に滞納をしている時には家賃保証会社の審査に落ちる可能性が出てくるよ。
②家賃の滞納でLICCに加盟してる家賃保証会社の審査に通らない
家賃保証会社にもいろいろあるけれど、過去にLICCに加盟している会社がついている物件で家賃を滞納した場合には、審査に落ちやすくなってしまうよ。
LICCのホームページに載っている保証会社がついている場合には、過去の家賃滞納が審査に響く可能性があるから気をつけてね。
【参考:正会員一覧 – LICC】
③クレジットカードが使えないために賃貸契約ができない
だから、家賃の支払い方法がクレジットカードのみの物件だと、支払いができないという理由から審査に通らない可能性があるよ。
ただし、大家さんによっては例外的に引き落としや銀行振込にも対応してもらえるケースもあるはず。
クレカ支払い指定の物件にどうしても引っ越したい場合には、ダメ元で相談してみるのもアリだね。
補足|家賃保証の審査に落ちてもブラックにはならない
家賃保証の審査に落ちたとしても、信用情報やLICCの記録に残ったりはしないよ。
もしも一つの物件で審査に落ちた場合にも、保証会社を変えるなどの工夫によって賃貸契約ができるはずだよ。
賃貸契約に影響するブラックリストはいつ解除される?
これって、もう一生借りられないんですか?
ブラックリストは、登録から一定期間で削除される仕組みになっているよ!
信用情報機関:完済から5年
信用情報機関に記録された滞納などの記録は、最長で『滞納を完済してから5年間』で削除されるよ。
また、過去に自己破産などの債務整理をしていた場合にも、手続きから5~7年で削除される仕組みだね。
LICC:契約解除・完済から5年
家賃の滞納によってLICCに記録された情報も『滞納を消滅させてから5年間』で削除される決まりになっているよ。
また、滞納をしていない場合でも退去してから5年間で情報は消されるようだね。
【参考:登録する情報と登録期間 – LICC】
ブラックリストでも賃貸契約をする方法
改めて、ブラックリストになっている人が賃貸契約をする方法をまとめて紹介していくね!
独立系の家賃保証会社・家賃保証会社が不要な物件を選ぶ
独自の審査基準で審査をしているから、ブラックリストになっている人でも審査に通りやすいんだ。
特に、独立系のなかでも以下のような保証会社は審査に通りやすいと有名だね!
審査が不安な人はぜひ利用してほしいね。
また、中には家賃保証会社をつけなくても保証人のみで契約できる物件もあるはず。
インターネット上からも条件をつけて探せるから、保証会社不要の物件を探してみるのもオススメだよ。
事故情報が消えるのを待つ
事故情報が消えてブラックリストから卒業してから賃貸契約をすれば、審査に通る確率はあがるはずだね!
自分がブラックから外れたかどうかは、各機関に情報開示請求をすれば確認できるよ。
CICの開示方法
Windowsのパソコンか、スマートフォンから閲覧可能。
開示の際に手数料500円がかかるけれど、手続きをすればその場ですぐに情報開示ができるから楽ちんだね!
【参考:インターネットで開示する – CIC】
LICCの開示方法
来所だと550円、郵送だと1100円の手数料がかかるね。
LICCがある新橋まで行くのも手間だろうし、郵送での情報開示がオススメかな。
郵送での情報開示は、本人確認書類2点があればできるよ。
詳しい手続き方法はホームページを参考にしてね。
【参考:情報の開示とは? – LICC】
不動産屋に相談する
きちんと不動産屋さんに相談すれば、審査がゆるい物件を紹介してくれるはずだよ!
過去の滞納や債務整理でブラックになっている人は、そんなに珍しくもないから恥ずかしがらなくて大丈夫。
ブラックになってるからといって門前払いされるような可能性はほとんどないから安心してね。
それに、不動産屋さんからしても、あとからブラックになっていることが判明するよりも、最初からわかっていた方が条件に合う物件を紹介しやすいからね。
家賃が手取り3分の1以下など安い物件を選ぶ
少しでもお金に余裕がある人の方が、家賃を滞納するリスクも減るから審査に通りやすいんだ。
不動産屋に相談する時には年収を申告するよね。
だから月の手取りが家賃の3倍として×12ヶ月、単純計算で家賃の36倍以上の年収があれば審査に有利になるといえるかな。
【参考:賃貸物件の審査で求められる年収基準 – UR賃貸住宅】
築年数が古い・駅から15分以上など条件は妥協する
人気があまりなさそうな、ある程度妥協して物件を優先して選べば、ブラックであっても審査には通りやすいはずだよ。
比較的審査に通りやすい物件
- 築年数が古い
- 駅から徒歩15分以上
- ユニットバス
- 風呂トイレ共用
- 洗濯機が室外
- オートロックなし など
こういった条件の物件は、必然的に家賃も低くなるから審査はゆるくなりそうですね!
可能なら収入のある連帯保証人を立てる
連帯保証人とは、契約者本人と同じだけの責任を負う立場の人。
契約者本人が家賃の滞納などをすると、連帯保証人が請求を受けてしまうから、そこだけ注意が必要だね。
それを承知で引き受けてくれる親族などがいたら、連帯保証人を立てるのもありだね。
連帯保証人についてもらう場合には、印鑑登録証明などの提出も求められる可能性が高いから、なるべく早めに相談しておくのがオススメだよ。
支払いがクレジットカード以外の物件にする
こういったところだと、ブラックリストになっている場合にはそもそもクレジットカードが作れずに審査に落ちてしまう可能性が高いね。
もしも自分がブラックリストだとわかっている場合には、その旨を不動産屋さんに伝えた上で銀行振込や口座振替で家賃の支払いができる物件を探してもらおう。
申込書の不備がないようにする
賃貸契約の際には以下のような書類を提出されるケースが多いよ。
- 免許証などの身分証明書
- 印鑑(シャチハタ不可)
- 収入を証明する書類(源泉徴収票、給与明細など)
- 通帳のコピー
- 内定通知書(※新卒者・転職者の場合)
- 確定申告書(※個人事業主の場合)
不動産屋さんにしっかりと確認して、必要書類は余裕をもって揃えておこうね!
家賃保証会社の審査に落ちた場合の対処法
とはいえ、なんらかの理由で審査に落ちる可能性もゼロとは言い切れない。
万が一、家賃保証会社の審査に落ちてしまった場合の対処法も伝授しておくね。
別の家賃保証会社の物件を選ぶ
一度審査に落ちた家賃保証会社の場合は、何かその会社の基準に合わなかった理由があるはず。
別の物件にしたとしても、同じ保証会社がついている場合は審査に落ちる可能性が高いんだ。
物件を選び直す際には、今まで審査に落ちていない家賃保証会社がついている物件を選ぶように気をつけよう!
保証会社不要の賃貸を選ぶ
大家さんからすると、保証会社がいた方が安心だから、基本的には賃貸には保証会社がつきもの。
だけど、以下のような一部の物件だと、保証会社が不要のケースもあるよ。
- 不人気物件(トイレ共同・駅から通り・事故物件 など)
- 定期借家契約
- 大企業勤務者限定物件
- UR賃貸や市営住宅などの公的な機関が運営する賃貸物件 など
収入のある親族に代理契約してもらう
代理契約とは、実際に入居する人とは別の人が契約を結ぶ方法。原則3親等以内の親族が対象だね。
ただし、代理契約ができる物件は限られるから、事前に不動産屋さんとよく相談しておかないといけないよ。
ブラックリスト以外で家賃保証審査に落ちるケース
だけど、ブラックリストになっていない人でも、もちろん審査に落ちる場合もあるのさ。
ここでは、ブラックリスト以外で家賃保証会社の審査に落ちるケースをいくつか紹介しておくね。
家賃に対して収入が少ない
また、大家さんの中にはローンを組んで物件を買っていて、家賃によってそのローンを返済しているケースもある。
そういった事情から、滞納されるリスクはできる限り避けたいよね。
だから、家賃に対して収入が少ない場合には審査に落ちてしまう可能性が高いよ。
「家賃が手取り3分の1以下など安い物件を選ぶ」でも解説したけど、一般的には『手取りの月収が家賃の3倍』以上はないと、賃貸契約は難しいといわれているね。
収入が不安定
具体的には、以下のような仕事の人は審査に不利になりやすいね。
- アルバイト・フリーター
- 自営業
- ナイトワークなどの離職率が高い業種 など
審査に不利になる可能性もあるから注意しようね。
高齢である
どうしても、年金を受給するほどの年齢の人だと所得も少ないからね。
また、高齢者だと賃貸契約中に亡くなるというリスクも増えてくる。
もし部屋で亡くなられたら掃除も大変だし、事故物件扱いとなって物件の価値を下げる恐れもある。
これらの理由から、高齢者だと賃貸の審査に落ちる可能性が高くなるという事情もあるから覚えておこうね。
【参考:65歳以上の4人に1人が賃貸住宅への入居を断られた経験あり – PRTIMES】
入居後にトラブルを起こしそう
結局は大家さんが『この人になら貸してもいい』と思えるかどうかが重要ってわけだ。
契約時の態度が悪いなど、入居後にトラブルを起こしそうと判断された場合は、収入などの条件をクリアしていても審査に落とされてしまうから気をつけてね。
借金の滞納でブラックリストなら債務整理がおすすめ
債務整理とは、法律の力を使って借金を減額する手続きのこと。自己破産などが有名だね。
債務整理をした記録はブラックリストとして信用情報機関には残る。
でも、今日紹介したように信販系・LICC加盟以外の保証会社であれば審査に悪影響が出る心配もない。
さらに、クレカやローンの借金を返済しながら新たに家賃の負担を増やすのは非常に危険だよね。
特に自己破産であれば現時点で滞納している家賃もチャラになる。
自分の状況に合わせて適切な債務整理を選べば、借金問題も解決しつつ新生活に向けていいスタートが切れるはずだよ!
借金問題の専門家である弁護士に相談すれば、自分にあった債務整理を提案してくれるはずだよ。
\専門家に無料相談しよう/
▼感謝の声多数!▼
ただ、LINEは電話に比べて緊張しないので、少しだけ勇気を持ってLINEボタンをクリックして専門家に相談したところ借金を当時の3分の1まで減らすことができたんです! 今では、借金に悩まず、元気に生活できるようになりましたね!
友達登録して専門家に相談しよう!
まとめ
- 滞納や債務整理でブラックリストになっていても、信販系・LICC加盟以外の保証会社であれば審査に通る
- ブラックリストの人が賃貸契約の審査に通りやすくするには、不動産屋さんに相談して人気の少ない物件や保証会社不要の物件などを選ぶのがオススメ
- 現時点で借金や家賃を滞納している場合には、弁護士に相談して債務整理をするべき
それに、今も借金を滞納してるし、債務整理にも興味が出てきたなあ!
借金問題についてであれば、ほとんどの弁護士事務所が無料で相談に乗ってくれるよ。
また、LINEで匿名かつ気軽に相談できる窓口もあるから、一度話だけでも聞いてもらうのがオススメさ!
\LINEで無料相談しよう!/
借金に悩まされる生活はとても辛く苦しいものです。
でも大丈夫!専門家に相談することで明るい未来が待っています!
少しだけ勇気を持ってLINEで無料相談してみましょう!
友達登録して専門家に相談しよう!
企業法務をはじめ、債務整理関連の案件、離婚・男女トラブルの案件、芸能関係の案件などを多数手がける。