むしろ返済が滞っていると、一括で返済するように債権者から請求されることもあるみたいだよ。
借金生活にお困りでこのようにお悩みの方はいませんか?
借金の一括返済をすると利息の負担が軽くなるなどのメリットがありますが、一括返済のためには生活を切り詰めたり、無理のない返済計画を立てる必要があります。
また、月々の返済を延滞していると、債権者から残額の一括返済を求められることがあり、注意が必要です。
この記事では、借金の一括返済をするための具体的な方法や、一括返済をするメリット、債権者から一括返済を求められる場合や、借金の返済が厳しい場合の対処法についても解説しています!
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借金の一括返済をする方法
ボーナスや臨時収入を返済に充てる
カードローンのようにボーナス払いの方法が設定されていない場合であっても、繰り上げ返済を利用することによって、一括返済をすることも可能だよ。
月の返済以外にまとまった金額を返済するのが繰り上げ返済だね。
他の業者へ借り換えをする
そうすると、金利の負担を少なくすることができ、トータルの返済額を小さくすることができるよ。
また、金利が下がったとしても月々の返済金額や返済回数によってはトータルで見れば負担額は変わらないということもあり得ますね。
だから借り換えをする前に、しっかりと返済シミュレーションするのが大切ですね…。
おまとめローンを利用する
おまとめローンとは、複数の借入先を1社からの借入れに一元化し、その後はその会社に対して返済をしていく方法のことだよ。
そうすると、お金に困ったときに、また消費者金融などから借入れをすることになっちゃいそうですね。
そういえば、おまとめローンのメリットやデメリット、おすすめの業者については、以前にも紹介してくれましたね!
借金の一括返済をするメリット
そもそも借金の一括返済をすることに、どんなメリットがあるんでしょうか?
利息の負担が軽くなる
利息の負担というのは、借入日数が長くなれば長くなるほど、大きくなるわけなんだ。
利息は、以下の計算式で求められるよ。
利息=元金×利率÷365×借入日数
※うるう年は366
信用が高くなる
そうすると、より高額なローンや低金利での借入れをすることができるようになるよ。
例えば消費者金融の場合、初回の借入れでは法律の上限金利ギリギリ(例えば100万円の場合、年率15%)に設定されることが多いけど、完済後の借入れ時には金利が下がることが多い。
それと同じように、完済情報も個人信用情報機関に登録されるんでしたね。
だから、完済情報があることによって、他社の借入れであっても有利に働くことがあるってことですね。
借入枠が空く
しかも信用力が上がる結果、以前よりも上限額が高くなる可能性もあるんだ。
今度こそ、ご利用は計画的に、本当に必要な時にだけ借入れをするようにしなくちゃ…。
必要最小限度のものだけ残して、あとは解約するようにしよう…
でも、どうしてもまとまったお金が必要ってこともあるから、限度額にならないように上手く返済と借り入れをしようね。
借金の一括返済をする際はやりくりに注意
生きていると、色々と急な出費があるよね。怪我や病気で働けなくなったり、結婚や出産といったライフイベントがあったりもする。
日ごろの生活を切り詰めすぎたり、貯金をすべて借金の返済に充てるようなことをしてしまうと、急な出費に対応することができず、また借金をしてしまうことになるんだ。
生活費が足りなくなって、借金をしたら本末転倒だからね。
一括返済の流れ
以下からは一括返済の大まかな流れについて解説していくよ。
借入先に返済日と借入れ残高を確認する
先ほども紹介したように、利息は借入れ日数に応じて発生するんだ。
だから、「返済する日」と「その日の借入残額」がいくらあるのかチェックする必要があるよ。
一括返済をする具体的な方法を選ぶ
借入先によって対応している返済方法が異なるから、返済日や借入残額を確認する際には、どのような返済方法に対応しているのかも問い合わせるといいよ。
返済方法には、主に以下のようなものがある。
- インターネット返済
- 口座振り込み
- ATM返済
- 窓口返済
ただし、一部の銀行とは連携していなかったりするから、自分のもっている銀行口座と連携しているかきちんとチェックしておこう。
また、送金手数料を自分負担にしておくことと、平日の15時までに振り込みをすることを忘れずにね!
借入先の窓口で返済する場合、いくら借入残高があるのかその場で教えてもらえるから、計算ミスをするリスクがなくて安心ですね!
完済証明書を発行してもらう
完済証明書は完済しても勝手に送られてくることはないから、こちらから発行するようにお願いしてもらうことになるよ。
住宅ローンや自動車ローンなど、高額な借入れをするときに、過去の借入れの完済証明書の提出を求められることがあるんだ。
また、自動車ローンを完済した場合、所有権を自分に移すときに必要なこともあるよ。
ローンの完済をした証明をするために、完済証明書が必要になるんですね。
借金の一括返済を求められる場合とは?
そんなの急に言われても支払えるわけないし、どうしたらいいんですか…?
2か月以上の滞納で一括返済を求められる
そして基本的に、2ヶ月以上にわたって返済を滞納した場合には一括返済を求められるよ。
これは、滞納によって期限の利益(きげんのりえき)を失うからなんだ。
約束を破って延滞している以上、一括返済を求められるのは仕方ないってことか…。
督促を無視していると財産を差押えられる
つまり、裁判所に訴え出て財産の差し押さえを行うってことだ。
差押えの対象になるのは、①不動産、②動産(不動産以外の財産)、③債権、の3種類だよ。
それに、僕は人にお金を貸してるわけじゃないから、差し押さえられる債権もないですよ。
つまり、督促を無視していると、銀行口座のお金や給料の差し押さえを受けるってことだ。
給料の差押えにあたっては会社に対して通知がいくことになっているから、会社には差し押さえを受けた事実が確実にバレてしまうよ。
でも、一か月分の給料の差押えで借金を完済できない場合、完済できるまでの間延々と給料の差し押さえを受けることになるんだって…。
借金の返済が厳しい場合の対処法
給料の差押えがあっても、それを理由にクビにすることは禁止されてるみたいだけど、とはいえ会社には居づらくなるなぁ…。
先生、何とか差押えを回避する方法はないんですか!?
債権者と相談する
特に債権者から直接督促がきている間(裁判所から督促や訴状が届く前)の段階で相談をすれば、支払を待ってもらえたり、月々の返済額を小さくしてもらえる可能性が高いよ。
裁判所から督促がきた後であっても、弁護士に間に入ってもらって交渉してもらえば、また分割払いに戻してもらえる可能性があるかもですね!
ボーナス払いなどを利用する
また先ほど紹介したような、借り換えやおまとめローンを利用するのもいいね。
それって問題を先延ばしにしているだけで、根本的な解決には少し遠いような気がしますね…。
債務整理する
債務整理とは、①任意整理、②個人再生、③自己破産という方法によって、借金を減額したり、返済義務を免除する手続きのことだ。
個人再生であれば、借金の大幅な減額をしながら、完済していない住宅ローンがあっても住宅を残すことだって可能なんですよね!
これらの債務整理には、それぞれメリットやデメリットがあって、一概にどの方法がいいと言うことは難しいんだ。
だから、一人で借金問題に悩んでないで、まずは弁護士に相談してみよう!
債務整理の詳しい内容や、債務整理すべき人の特徴、具体的な費用については以下の記事でも紹介しているよ!
まとめ
- 借金の一括返済をすると、利息の負担が軽くなる!
- 一括返済をするときには、返済日や返済額のチェックを忘れずに
- 2か月以上延滞すると債権者から一括返済を求められる
- 債権者からの督促を無視していると、給料などの差し押さえを受ける
- 借金問題を根本的に解決するために債務整理をしよう
借金の一括返済には、金利の負担が軽くなるなどのメリットがある一方、生活が不安定になってしまうというリスクもある。
また、今回は債権者から一括返済を求められる場合について紹介してきた。
借金問題を解決するためには、借り換えやおまとめローンを利用するのもいいけれど、根本的に借金から抜け出すためには債務整理がおすすめだよ。
弁護士は法律のプロであると同時に借金問題解決のプロでもあるから、無理に一人で悩んでないで、まずは気軽に相談に来てほしいな!
企業法務をはじめ、債務整理関連の案件、離婚・男女トラブルの案件、芸能関係の案件などを多数手がける。