アイ・アール債権回収とは？放置は差し押さえ？取り立て方法は？

これって詐欺なのかなぁ…。

そもそも債権回収会社っていうのがあやしい感じがして怖いんですけど…。

債権回収会社(サービサー)とは、法務大臣に認められた民間の業者なんだ。

債権管理回収業に関する特別措置法(サービサー法)にしたがい、借金を回収しているんだね。

債権回収会社になるには、下記の厳しい条件を満たさないといけない。

というのも、アイ・アール債権回収は、アコムの100%子会社だからね。

だからアコムの借り入れを返済しないと、アイ・アール債権回収が回収するってワケだね。

ドアを強くノックしたり、怒鳴られたりするんじゃ…

ただでさえまずい状況なのに、アイ・アールからの連絡を無視しているととっても痛い目にあってしまうんだ。

アイ・アールからの連絡を放置するリスクについて詳しく解説していくね。

だけど、何度連絡されても無視をしているといずれ自宅に訪問されて督促を受けるケースがあるんだ。

意外かもしれないけれど、昼間などの常識的な時間であれば自宅への取り立ては貸金業法でも認められているんだ。

自宅に取り立てが来てしまえば、家族や周囲の人に借金について知られる可能性も高くなるね。

なぜなら、債権回収会社に債権が移った時点で、債務者は『期限の利益』を失っている可能性が高いからだね。

具体的にいうと、裁判を起こされて給料の一部や銀行預金などの財産を強制的に回収されて、未払いの借金の支払いにあてられてしまうのさ。

もしも原債権者の名前がまったく知らない会社になっていたら、一度架空請求を疑ってみた方がいいね。

実際に債権回収会社をかたった架空請求の被害も起きているのさ。

アイ・アールから連絡がくるのは、SMS・ハガキ・電話が多いから、それぞれについて本物かどうかの見極め方を伝授しておくね。

とはいえ、対処法は状況によって異なる！

なので、まずはアイ・アールからの通知が詐欺ではないか確認しよう。

振り込んだり、個人情報を渡してはダメだよ。

実際に時効を成立させて返済義務からのがれるためには、『時効援用』という手続きが必要だよ。

例えば、届いたハガキや封書にある下記の部分を確認してみよう！

記載されている日から5年以上経過していれば、時効の可能性はあるよ。

そうなると、アイアール債権回収からの請求を支払う他ない。

誠意をもって交渉してみれば、収入に応じた分割返済を認めてもらえるかもしれない。

それでも返済が厳しいのなら…債務整理(さいむせいり)を選択肢に入れてみよう。

債務整理とは、国から認められている借金の減額手続きのこと。

債務整理については、このあと「借金が返済できない場合は債務整理がおすすめ」で詳しく解説するからね！

アイ・アールからの連絡を無視し続けるのはダメだけど、すぐに電話をして確認するのも避けるべきなんだ！

実はこれは時効に関わってくることなんだね。アイ・アール債権回収からの請求に対して、支払いを相談すると、時効がリセットされる恐れがあるんだ。

時効は難しいから、アイ・アール債権回収に連絡する前に、弁護士に相談すべきなんだよ。

この後わかりやすく解説するね！

借金は、時効を迎えるだけじゃ返済しなくていいですよとはならないんだ。時効援用って手続きが必要なんだね。

ここでは、時効援用についてや、時効援用の方法を解説しよう！

貸し手に宣言をしないと、時効期間が過ぎていても借金の支払いはなくならないんだ。

そういう人の権利を守るために、時効の権利を使うなら使う人が宣言することになってるんだよ。

時効は判決の日から10年に延長されるよ。

電話して時効援用をするっていえばいいんですかね？

支払督促は、簡易裁判所経由で送られる督促状だ。

これは、アイ・アール債権回収から、「一括返済するか、どうやって返済するのか連絡をちょうだい。

もし対応しないなら、裁判しちゃうよ。」って通知なんだ。

これは時効が過ぎていてもだよ。こちらが時効援用しないことには、時効の効果は得られないわけだから、請求は自由なんだ。

だからこちらがちゃんと時効援用を宣言しないといけない。

訴状が届いてしまったら、答弁書というものに時効援用の旨を記載して、1~2週間以内に返送しよう。

とはいえ、ここまできてしまったら自分で対応するのは難しい。早急に弁護士に相談するんだよ。

時効の更新や猶予といわれている。時効がリセット・ストップする行為があると、時効成立まで時間がかかってしまう。

中には、自分でリセットしてしまうケースがあるから注意が必要だ。

時効が更新されてしまうケースはこれ！

だから、時効は弁護士に相談すべきなんだね。自分が知らないことで不利になるから、法律の専門家を味方につけたほうがいい。

時効が中断して、成立までの期間が延長してしまうんだね。時効が猶予されてしまうケースはこれだね！

催告書が送付されると、時効は6ヶ月中断・延長されてしまう。

裁判になって、判決が出れば時効は更新されるし、財産も差し押さえられてしまう。

だから「半年くらい大丈夫か」と考えず、すぐに弁護士に相談して対策を練るべきだよ！

弁護士に依頼しようと思うんですが…お金はいくらかかりますか？

「時効でない場合は分割の交渉か債務整理を検討する」で解説していた債務整理ってやつを教えてください！

アイ・アール債権回収から請求される際は、一括返済を求められるよね。

任意整理なら利息をカットして、3~5年の分割払いにできる。利息のカットで難しいなら個人再生がおすすめ。

そもそも収入が少ないとか、働けないのなら自己破産がおすすめかな。

こんな風に債務整理には種類があるんだけど、借金や収入、本人の希望によっても適した手続きは異なる。

どの手続きが合ってるのかは、弁護士に相談するのが一番だよ。

大きなメリットは、依頼することで取り立てが止まる点だよ。

それは「受任通知」の効果だね。弁護士は依頼をすると、貸金業者(債権者)に受任通知を送付する。

受任通知ってのは、「債務整理を弁護士が担当しますよ」って通知なんだけど…これには法的に取り立てを禁止する効果があるんだ。

確かに、返済分を弁護士費用にあてられるのなら、無理なく依頼できそうですね！

もしアイ・アールからの請求を無視したらどうなるんですか？無視して逃げ切る方法とかないんですか？

すなわち裁判を起こしたり、財産を差し押さえたりするワケだ。

給料の差し押さえが恐ろしいのは、給料が満額受け取れないだけじゃない。

完済するまで続き、その上、会社にも差し押さえの事実が知られることになるよ。

つまり、差し押さえを実行するのは会社になるんだ。当然知られることになるからね。

ブラックリストってのは正確には信用情報のことだよね。

信用情報ってのは、借金の返済状況・滞納・債務整理など、借金のあらゆる情報を管理してるんだよね。

信用情報は審査の際にも参照とされるんだ。だから滞納などのネガティブな情報を見られちゃうと、審査が通らなくなっちゃうんだったね。

信用情報にネガティブな情報がのると、一定期間は消えない。その間は新規の借り入れができないんだね。

この記録は信用情報機関によっても異なるけど、完済から5年くらい残るケースが多い。

でも、さいむくんの場合、もう借金はかなり滞納して、アイ・アール債権回収から連絡が来てる状況だ。

そうすると、債権譲渡の記録が残るんだね。

あくまでも記録が消えただけで、請求は別さ。

だから時効援用なり、完済するなり、債務整理するなりしないといけないんだね。

だから僕はいち早く弁護士に相談することにしたよ！