自己破産の免責とは？自己破産の免責後の生活は変わらない？

ここでは下記の点について教えてあげるね。

裁判所が認めることで、支払い義務がなくなるだけだよ。借金はあるけど、支払い義務はないって感じだ。

一方でこれが借金の時効ならば、債務自体が消滅するといえる。

自己破産っていうのは、借金の返済義務がなくなる代わりに、一定の財産は没収される。

借金がなくなるだけでは、債権者からしたら納得できないよね。

だから、没収した財産を破産管財人(はさんかんざいにん)って人が売却して、債権者に分配するんだね。

この手続きが「破産」なんだ。覚えなくていいぞ。

自己破産と聞くと、多くの人は偏見の目で見ることが多い。

「ギャンブルで生活が立ち行かなくなったんじゃないか」「家計の管理ができない人が悪い」ってね。

でも、自己破産をする人の原因は実際下記の通りなんだ。

そうして、人は誰しも働けなくなったり、借金が返せなくなる可能性はある。自己破産をする可能性がないとは言い切れないんだ。

そういう人に、生活をやり直すチャンスを与えるのが自己破産なんだよ。それに、自己破産をするには条件も、それなりにデメリットもある。

ただ借金がなくなるだけの美味しい手続きってワケじゃないことも教えてあげるね。

厳密にいえば、自己破産の手続きが開始できる条件だね。

さいむくんのように、ただギャンブルで借金をこさえちゃったから、じゃあ自己破産すればいっかではなかなか通らないのが自己破産なんだよ。

自己破産の手続き中に制限されていた、資格制限もなくなる(復権)から、通常通り仕事を再開することができるよ。

自己破産はあくまでも申し立てた人の借金の返済義務がなくなる手続きなんだ。

つまり、借金をしている人が自己破産をすると、今度は保証人へ一括請求が行ってしまうんだね。

だから、任意整理をするか、保証人も一緒に自己破産することになるよ。

僕、とても怖いんだけど…

破産法第253条第1項に規定されているけど、結構難しい。

非免責債権に該当する具体例を挙げるね。

例えば、相手を殴ってケガをさせたことで、請求された治療費などだね。

規定されている行為については、自己破産が認められない可能性があるから注意だね。

ただし、実務上はそうじゃない。裁判所は、事情を考慮して裁判所の裁量で免責をもらえることがあるんだ。

これが裁量免責(さいりょうめんせき)だね。

だから、単に裁量免責認めてくださいでは、認めてもらえないからね…。

よく、ギャンブルは自己破産できないという情報をネットでも見るけど、絶対じゃない。

生活を立て直そうとする意志が重要なんだ。あきらめず、一度弁護士に相談してみよう。

じゃあ、自己破産の免責後の生活はどうなるんだろう？自己破産って聞くとなんか悲惨なイメージがあるんだけど…

免責許可決定から２週間後に官報公告されてから効力を発揮するんだね。

個人の自己破産なら、不服申し立てされることはないから、安心していいよ！

官報は確かに誰でも見られる情報だから、自己破産の事実が知られる恐れはある。

でも実際にチェックしているのは、一部の公務員や金融関係の仕事に就いている人だけだから、周囲にそういう人がいなければ知られる心配もほとんどないと思うよ！

でも自己破産後に得た給料や財産などは没収されないし、貯金をしても問題ないんだよ。

でも、免責後に新しい借金はできないんだ。

クレジットカードやローンの審査をする際に、参照される信用情報というものに、自己破産の事実がのってしまうからなんだね。

のってしまった事故情報が消えるのには5~7年はかかる。

5~7年は、クレジットカードやローンなどの審査が通らない可能性が高いと覚えておこう。

だから、5~7年経過した際に、情報開示を行い、事故情報が消えているかまず確認しようね！

請求が来るケースもあるから、裁判所から発行される「免責決定書」はちゃんと保管しておこうね！

でも、申請すべきだったのにミスで申請忘れたり、わざと申請しなかったのなら、返済義務は残ることになるから、手続きは細心の注意を払おうね！

資格を使って仕事を再開することができるよ！

ざっくり、生活がどう変化するのかも触れておこうか！

だから、マイホームや車は失う可能性が高いんだね。

クレジットカード会社などが運営する信販系と呼ばれる家賃保証会社だと、信用情報が見られちゃうんだね。

自己破産は、7年以上経過していれば、再度免責が認められる可能性があるんでしょ？

ただ、2回目の自己破産はやっぱり1度目とは事情が異なる。

そう何度も自己破産をしていると、反省をしてないのではと判断されちゃうからだね。

ちなみに、2回目の自己破産で免責許可される判断基準はこれだよ。

2回目の自己破産でいわれるやむを得ない事情っていうのは、1度目とは違って、ちゃんと生活をしていたのに、医療費などで多額の借金をしたとか、突然のリストラやケガなどで収入がなくなったとか、本人じゃどうにもできない状況のことだね。

自己破産の手続きには、いくつか種類があるんだ。ざっくり分けると２つ。

免責がおりないケースはあまりないけど、一応対処法だけ教えておくね。

…まぁ、免責不許可になることはめったにないけどね…。

そもそも、なんとか返済できるのなら、支払い不能状態だと判断されないことも考えられるからね。

弁護士に依頼して手続きしていれば、その辺はしっかり見極めてもらうことができるよ！

それに僕は、何もできないことに定評があるから、弁護士に任せられるのは安心だ！