借金癖は病気？特徴・相談窓口や繰り返さないための対処法

さすがに心配なんだけど、借金癖ってもしかして病気なのかな？

頻繁に借りていても、支払い期日までにきちんと返済できているなら問題ないからね。

仮に、自分は「病気なのかな？」と思ったら、ちゃんと病院のサイトを見るなり、診断を受けるなりしたほうがいいよ。

インターネットで調べてもいいけど、何の根拠もない情報を発信してるサイトも少なくない。

日常生活に支障が出る場合には「借金癖・依存症の改善におすすめの相談先一覧」で紹介するような相談窓口を頼ってね。

単純に借金をすることが目的なら、まだ病気として確立されてない依存症である可能性もある。

依存症の特徴は下記の通り。

依存症の特徴を説明したけど、借金を繰り返す行為の先にあるのがギャンブルならギャンブル依存症といえるし、買い物なら、買い物依存症といえる。

ここでは、これからこの2つの依存症の特徴を紹介するよ。

近年、日本でもテレビなどで取り上げられるようになったね。

ギャンブル依存症の判断基準は、アメリカの精神医学会が取りまとめた診断基準DSM‐5にも記されているよ。

こちらはまだDSM‐5で定義されていないから、横浜にある大石クリニックのホームページで公開されている症状を見てみよう。

何か改善できるアドバイスがもらえるはずだからね。

次は、借金依存症になりやすい人の特徴を解説するよ。

ただし、これから解説する特徴にあてはまるからって病気と決めつけてはダメだよ。

あくまでも特徴や傾向があるだけで、病気を判断するのは医者の役割だからね。

いろんな相談窓口があるから、あくまでも参考程度見て、まずは相談しよう。

競馬や競艇といった公営ギャンブル以外にも、こんな趣味もお金をつぎ込みやすいよね。

例えば発達障害の人の中には、お金の管理や借金額の把握が苦手な人もいるんだ。

そのほかにも、発達障害の人が借金をしやすい理由としてはこちらが考えられるよ。

例えば、ナイトワークから昼の仕事に就いたけど、生活レベルが落とせないとかね。

このタイプでは、一度染みついた生活レベルをなかなか落とせないと思われがちだけど、実はそうでもないみたい。

ある精神科医がいうには、「自分の周りの人の生活レベルに無意識に合わせてしまう」そうなんだ。

だから「染みついた生活レベルが落とせない」と思っている人は、一度人間関係を見直してみてもいいかもしれないね。

見栄を張りやすいというのは、尊敬されたい・SNSで注目されたいなどの理由にもつながっている可能性があるんだ。

特に、依存症になる人には、「生真面目」「責任感が強い」「完璧主義」「人に上手く気持ちを伝えられない」といった性格的特性が指摘されている。

ギャンブルで勝った快感が、一時的にストレスを忘れさせてくれるんだね。

でも、ギャンブルでストレスを忘れられるのは一瞬だけ。

すぐにまたストレスにさらされるから、またギャンブルに手を出してしまうんだね。

結局周囲にも誤解され続けることで、本人はますますストレスを抱えることになり、悪循環なんだよ。

ここでも、ギャンブルや浪費など繰り返す借金に悩む人や、そのご家族に向けたカウンセリングを行っているよ。

カウンセリングは本格的で、行動パターンの改善や、家族の対応、そして家計の健全化を手助けしてくれる。

ちゃんとカウンセラーが相談にのるから安心してね。

カウンセリングでは、借金を中心に相談にのってもらえるし、中には自助グループに繋がって依存症を克服したって人もいるみたい。

多重債務ほっとラインの名前で、全国から相談を受け付けているのが特徴なんだ。

厚生労働省のページから、最寄りの精神保健福祉センターを探すことができるよ。

センターの名称は自治体によって場合があるけど、応じてくれる相談は変わらないからね。

コールセンターは、年中無休・24時間営業なので、家族が寝静まった深夜でも相談OKなのがうれしいですね。

ダメ元で参加してみてもいいんじゃないかな！

借金やギャンブル依存の自助グループをいくつか紹介するね。

自分でできる対処法みたいなのないんですか？

依存症は脳の病気だからね。

そこで、同居している家族がいる場合は家族に協力してもらおう。

具体的には、こんなふうに協力してもらえば大丈夫だよ。

専門的知識のあるカウンセラーなら、依存症から抜け出すための具体的なアドバイスがもらえる。

自助グループなら、仲間で支え合って、衝動を抑えられるかもしれないよね。

また、自分の状況を冷静に見つめ直せたりするかもしれないよね。

法テラスとは、国が設立した、法的トラブルの総合案内所。

その人の状況に合わせた解決策や相談窓口を教えてくれるよ。

債務整理はCMでもよくやってるから「あやしい」って思う人もいるかもしれないけど、破産法や民事再生法にのっとった昔からあるちゃんとした手続きなんだよ。

司法書士や弁護士に依頼することで、こうした手続きができるんだ。

また、司法書士・弁護士費用が払えない人のために、債務整理の手続きを格安で請け負っているんだ。

債務整理について、詳しくは「借金は債務整理で減額・免除できる」で解説するね。

貸付自粛制度は、日本貸金業協会が用意している制度。

申請することで、5年間借り入れの審査に通らなくなるよ。

それに、こんなデメリットもあるよ。

依存症の治療を専門にしている病院もあるからね。

ただ、病院で治療できるのはあくまでも依存状態だけ。

借金問題には、借金問題解決のためのアプローチが重要だよ。とはいえ、借金問題を自力でなんとかするのは難しい。

だからこそ、借金問題を解決するなら、借金問題解決のエキスパート、司法書士・弁護士に相談しよう。

債務整理債権者との交渉や裁判所の許可で借金を減額・免除できる手続き。

債務整理は大きく3種類に分けられるよ。

人は誰でも、リストラや病気で借金が返済できなくなってしまう可能性があるからね。国も認めている権利なんだよ。

だからどうしても借金が返済できないって時は、命を絶つという最悪な選択なんかせず、司法書士や弁護士に相談してほしいな。

ギャンブルや浪費では自己破産できないってネット上では時々いわれているようだけど、それはウソ。

実際は、裁量免責(さいりょうめんせき)で免除される場合があるんだ。

いいかえれば、お情け合格だね。これまでの事情や反省を示すことで、裁判所の裁量で自己破産を認めてもらえることが多いんだ。

これは、自己破産のルールをまとめた法律で決められているよ。

これは受任通知のおかげだ。

受任通知は、債務整理の依頼を受けた司法書士・弁護士が債権者に出す通知。

主にこんな内容が書いてあるよ。

債務整理をするとブラックリストになってしまうからだね。

借金を繰り返してしまう人にとっては、借金と縁を切るいい機会ですね。

本人の根性が足りないとかいう問題でなく、脳の病気だからね。

だけど周囲の助けを借りながらなら、治せる可能性はあるんだ。

すぐに治すのは難しいかもしれないけど、決して治らない病気ではないんだよ。

まずは「借金癖・依存症の改善におすすめの相談先一覧」で紹介したような専門の機関に相談しよう。

依存症は、やめようと思ってやめられるものではないからね。

説教したところで、むしろ悪化してしまうだけなんだ。

本人が心を開かなくなって、余計に借金やギャンブルに走ってしまったり…。

だからまずは専門の機関に相談して、どう行動すべきかアドバイスをもらってね。

そのため、依存症が進行すると、自分の欲求を優先させてしまうんだ。

欲求を優先してしまうと、日常生活でこれらの悪影響が出てしまうよ。