役所から「住民税を支払っていないので差し押さえる」っていう通知が届いたんです!
そのまま放置していると確実に不利な状況になるから、強制的な回収を回避するために全力を尽くすことをおすすめするよ。
「住民税」とは、都道府県民税と市区町村民税の総称です。
個人の都道府県民税と市区町村民税は、法律の定めによって市区町村が一括で賦課・徴収の業務を担当することになっています。
【引用】身近な税|財務省
収入に応じて課税される「所得税」とあわせて、個人の生活にかかわる大きな税金のひとつです。
サラリーマンの方は給料から天引きされるのが一般的なのでとくに気にならないかもしれません。
住民税について気をつけたいのが、給料からの天引きがないパート・アルバイト・フリーター・個人事業主などの方です。
これらの方は、思いのほか高額になる住民税の支払いが難しく、滞納してしまうかもしれません。
住民税を支払わない人は、どうなってしまうのでしょうか?
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住民税を払わない人はどうなる?
ある意味では「生きているだけでも課せられる税金」だから、払わないという選択肢は存在しないと考えておこう。
滞納日から20日以内に督促状が送られてくる
これは、地方税法という法律で定められた手続きで、役所には督促状を発する義務があるんだ。
すぐにアクションを起こせばひどい事態にはならないよ。
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内容証明郵便で「催告状」が送られてくる
だけど、実際には何度か「催告状」を送って納税するように求めてくるよ。
だけど、自治体は営利団体じゃないし、裁判所も「納税者の生活を壊すような徴収はできる限り避けるべき」と判断している。
だから、通常はできるだけ任意の納税を求めるために何度か催告状を送ってくるんだ。
財産を差し押さえられる
差押えは強制手続きだから、前もって「差し押さえます」という連絡もなしでいきなり預貯金や給料が差し押さえられちゃうんだ。
いきなり銀行口座が使えなくなったりするけど、そうなったらもう手遅れだね。
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住民税の支払いは免除されないので要注意!
踏み倒そうとしても、それこそ「地の果てまで追いかけてきて徴税される」と覚悟しておいたほうがいいね。
踏み倒しはほぼ不可能なのでやめよう
住民税の時効は5年だけど、5年が経過するまでにかならず督促・催告・財産調査で時効がリセットされてしまうんだ。
だから、5年もほったらかしにして時効が成立する可能性なんてゼロなんだ。
別の自治体に引っ越しても、住民票の異動や所得税の納税など、さまざまな情報から足取りがつかまれてしまう。踏み倒しは不可能だと考えておこう。
債務整理しても免除されないので注意
どう考えても現実的に支払いなんてできないときは、借金みたいに「債務整理」できないんですか?
任意整理・個人再生・自己破産の3つだけど、とくに「支払い額を減らしてほしい」ってときは個人再生や自己破産を考えることになると思う。
だけど、個人再生や自己破産では納税義務を減免できないから、債務整理では解決できないんだ。
住民税を滞納することのデメリット
どんな不利益が起きるのかを知っておこう。
逃げようとしている期間も遅延損害金が膨らんでしまう
借金の遅延損害金みたいなものだね。
【引用】延滞税の計算方法|国税庁
《計算例》
令和4年度第1期分(6月30日納期限)の住民税50,600円を11月19日に支払った場合
{50,000円(1,000円未満切捨て)×0.024×31日(7月1日~7月31日)
+50,000円×0.087×111日(8月1日から11月19日)}÷365日=1,424.794・・・
→100円未満切捨てで、延滞金は1,400円になります。
とはいえ、滞納額が大きくなり、滞納期間も長いと決して安いとはいえない金額に膨れ上がってしまうよ。
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職場や利用している金融機関にも調査が及ぶことも
サラリーマンで住民税を天引きしてくれていない会社で働いているなら、会社に調査が入って給料日や給与額が知られてしまう。
すると会社の人には「あぁ、◯◯さんは住民税を滞納しているな」とバレてしまうよ。
住民税をはじめとした税金の滞納でブラックリストに登録されることもない。
でも、たびたび調査が入っていたり、その口座が差押えられたりしていると、その銀行でローン契約を結ぶときに不利になるかもしれないね。
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住民税が払えない人は各種減免や救済措置を利用する
ただし、状況次第では各種の減免・救済措置を利用できるかもしれないから、自治体のホームページで調べてみよう。
納付困難なときの減免措置を利用する
ただし、すでに納期限を過ぎているものは対象外とする自治体が多いのでよく調べて早めの対策を講じるように気をつけよう。
お住まいの地域の区役所へ相談するか、ネットで「●●市(●●区) 住民税 相談」などで検索してみよう!
徴収猶予の特例措置を利用する
ただし、担保の提供や通常よりも軽減された延滞金の加算を受けることは理解しておこう。
対象の基準や猶予期間などは自治体によって異なるから、利用できそうなら役所の税務窓口に相談してみるといいね。
【参考:新型コロナウイルス感染症の影響により納税が困難な方へ – 国税庁】
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生活保護の受給を検討する
生活保護の対象になると、その後は住民税が課税されないんだ。
しかも、過去の滞納分は「執行停止」の扱いになって、3年が過ぎると納付義務も消えるよ。
生活保護を受給するには自治体の調査をクリアしないといけないし、車をもてないなどの不便もある。
もちろん、基準以上の収入があるのに生活保護を受給すれば詐欺になるから、思いつきで試してみるような解決策ではないよ。
【参考:生活保護制度 – 厚生労働省】
他に借金がある人はそれを債務整理して住民税の支払いに充てよう!
もし、借金の返済が生活を圧迫しているなら、債務整理で借金返済の負担を軽くしたほうがいいかもしれない。
でも、月々の返済額が大幅に減ったり、返済をしなくてよくなったりすれば、納税に対して前向きになれるんじゃないかな?
住民税の滞納があることを自治体の窓口で相談すれば、無理のない納税計画を提案してくれることもある。
とつぜんの差押えを避けるには「まず納税の意思を示すこと」が大切だよ。
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借金に悩まされる生活はとても辛く苦しいものです。
でも大丈夫!専門家に相談することで明るい未来が待っています!
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まとめ
差押えを避ける簡単な方法は「納税すること」だけど、お金の事情からそうはいかないケースも多いよね。
それなら、住民税の減免・猶予といった措置を受けるか、借金を整理して生活を立て直し、納税するための余裕を作ったほうが賢いよ。
- 納付期限を過ぎると20日以内に督促を受ける
- 督促から10日を過ぎると差押えが可能、ただしいきなり差押えてくることはない
- 何度かの催告を受けても滞納を続けていると差押えを受ける
- 差押えを受ける前に減免・猶予が可能か窓口で相談したほうがいい
- 借金を債務整理して負担を軽くし、その余裕で納税を目指すのがおすすめ
滞納トラブルを解決するには積極的なアクションが必要だから、まずは弁護士に相談して解決策のアドバイスをもらうことをおすすめするよ。
企業法務をはじめ、債務整理関連の案件、離婚・男女トラブルの案件、芸能関係の案件などを多数手がける。