確かに、さいむくんのように『任意整理をしなければよかった』と思っている人は意外と多いんだよね。
でも、後悔ばかりしていても仕方がない!今から状況を良くするためにできることを考えていくべきだ。
任意整理をはじめとした債務整理に詳しい先生のところに話を聞きにいこう!
任意整理は債権者に直接交渉をして現状の借金に対して将来かかる利息をカットしてもらう手続きです。
整理の対象にする借金を選べるため残したい財産を手元に残せるのが大きなメリットですが、その反面、借金の状況によってはあまり減額されず恩恵を感じにくいのも事実。
この記事では、任意整理をしなければよかったというさまざまな声を紹介しながら、現在後悔している人がとるべき対処法について解説していきます!
また、これから任意整理をする人が、任意整理で後悔しないために知っておくべきことも詳しく解説します!
任意整理を検討している人は必見です!
任意整理は債権者と交渉をして利息をカットする手続きで、借金を大幅に減らせる可能性があります。
法律に基づいて行う合法的な手続きで、年間100万人以上の人が利用しています。
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任意整理しなければよかった?後悔している声
自分と同じ境遇の人がいると知れば安心してもらえるだろうし、インターネット上でどのような声が上がっているか、一緒に見ておこうか。
任意整理自体しなければよかった
私任意整理したことすごく後悔してるから、信頼できる人に頼むほうがいいですよほんと…。
— ほわ毛(借金返済中) (@howanhowange) November 25, 2021
まずはそういった声からチェックしていこう。
任意整理をしても生活が楽にならなかった
任意整理して、5月から弁護士費用7万円を支払ってるんだけど、任意整理しても生活が苦しいのは変わらなかった。
給料の半分が借金返済、その他が固定出費に回る。
返済費+固定費で毎月赤字。もう少し話し合いの出来る弁護士さんが担当になってくれたらなぁ…。
— デコポン*任意整理8月から返済開始! (@RRRPBhhvn3OQP7K) May 13, 2022
やっぱりちゃんと話し合いができる人を探さないとダメなんだなあ。
任意整理後に借入ができなくて後悔した
借金について悩んでいたころ、ネットの広告で任意整理のことを知り、そのまま申し込みをしました。
私は月々の返済額を限界まで減らしていたため、任意整理をしても月々の支払いが変化をすることはあまりありませんでした。
月々の返済額はあまり変わらないものの、返済の総額は結構減ることがわかったので、弁護士さんに言われるがまま手続きをしたのですが、後で後悔することになりました。
思わぬ交通事故で車が壊れてしまい、自費で買い直すことになったのですが、そのときにローンが組めませんでした。
結果、父の名義でローンを組むことで事なきを得ましたが、両親に任意整理をしたことがバレて気まずい雰囲気に。
任意整理をしたことはよかったはずなのですが、「しなければよかったのか」という気持ちになりました。
ローンを組んだり、クレジットカードを作ったりするのが難しくなるんだ。
現金のメインの慎ましい生活をしていれば問題はないけど、急な出費に対応できない可能性もでてくるよね。
任意整理以外の債務整理にすればよかった
任意整理は債務整理の中ではもっとも簡単な手続き。
借金減額にかかる期間や費用のハードルは低いものの、減額効果は他の債務整理に劣るんだ。
手続き名 | 内容 |
任意整理 |
借金の利息をカットする。 費用が安く、比較的短時間で済むが、減額効果が他の手続きに比べると弱い。 |
個人再生 |
借金を5から10分の1まで減らすことができる。 任意整理より効果が強いが、裁判所を通すため、より多くの費用や時間がかかる。 |
自己破産 |
借金をゼロにすることができる。 債務整理の中では最も強力であるが、条件が細かいうえに、費用や時間もかかってしまう。 また、自身が所有する財産で価値の高いものは売却されてしまう。 |
任意整理をしたけど返済しきれなかった
私も任意整理→自己破産です。謎のプライドと責任感?で任意整理でしっかり払っていく!と1年ちょっと毎月8万円以上払ってたのですが、1回収入が減った段階で支払いサイクルが崩れ…最初から自己破産にしておけば、もっと早く生活立て直せていたなぁと後悔しています
— もえこ (@n4kjb) September 20, 2021
僕の場合任意整理してからも返済回数などの関係で1ヶ月の支払額は変わらなかったので継続して支払いに困ってました。
支払い悩んでる時点で支払能力無いんだと自覚したので自己破産に移行しましたよ。個人的には任意整理は時間稼ぎにしかならなく、最初から自己破産してればと後悔してます— S・T・K (@shakkinnakusou) June 8, 2022
残った元金は3~5年で返済しなくてはいけない。
利息がカットできても、完済までの期間が短くなった影響で月の返済額がかえって高額になることも起こりうるのさ。
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任意整理をしなくても返済できたことに気づいた
任意整理はどんな手続き?
任意整理をしなければよかったと思うのは、「任意整理のことをきちんと理解していなかった人」に多いんじゃないかな。
任意整理がどんなものなのかあらかじめ理解していれば「しなければよかった」となる可能性も低くなるから、一緒に確認していこうね。
借入のある業者と交渉して借金を減額する手続き
「借金を減らして欲しい」と伝えたところで「それは無理」という返事が帰ってきそうですが…。
実際にお金がなければ返済はできないし、そのまま踏み倒すことになる可能性だってある。
裁判所を通じて「個人再生」や「自己破産」と呼ばれる強力な債務整理手続きを取られてしまったら、貸したお金を回収するのも困難になってしまう。
だから、貸金業者側は借金減額の交渉に応じるんだ。
これが、任意整理の基本的な仕組みだよ。
任意整理は毎年〇人が利用するメジャーな手続き
でも、少なめに見積もっても毎年100万人以上が利用しているみたいだよ。
毎年200万人以上が利用していると説明しているサイトも多いかな。
債務整理はそれだけ一般に浸透しているものなんだ。
適切に利用できるかが大切であって、任意整理そのものが悪いものではないことは覚えておこう!
借金の利息がカットされるのが一般的
わかっていると思うけど、貸金業者に対して返済するのは「元金(自分が実際に借りたお金)」だけではないよね。
元金+利息(借入額に対する手数料)=貸金業者に返済するお金
例えばリボ払いでの借金や消費者金融で借りたお金の利率は、法律で決められた上限いっぱいに設定されていることが多い。
ざっくりだけど、借入額100万円、利息が年15%だった場合、1年放置したら借金は115万円まで膨らんでしまうんだ。
長年ダラダラと返済している人はもうかなりの利息を払っているし、今後も完済できそうにないなら、さらに利息を支払い続けることになる。
でも、任意整理をすればその悪い流れをストップさせることができる。利息をカットされた借金は地道に返済していけば確実に完済できる。
これが、任意整理の減額効果だよ。
任意整理をすると「最初に貸した100万円だけを返済してくれたら、利息の部分はもう返済しなくていいですよ」という形になる。
業者側も確かに、最初に貸したお金だけ返済してもらえれば、損はしないですもんね!
減額された借金を3~5年で分割返済するのが一般的
借り入れた業者の方針や条件にもよるけど、減額された借金は「3~5年くらいで分割支払いをしていく」のが一般的だよ。
返済額の総額が少なくなっているから、月々の返済額も減らせる可能性が高い。
5年以上での分割を受け付けてくれる業者もたくさんあるから、弁護士と相談したうえで、自分に最適な交渉をしてもらおう。
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裁判所を通した手続きではないため、低費用かつスピーディー
シンプルに「借りた者」と「貸した者」が話し合いをするだけなんだ。
だから、比較的短時間、低費用で借金を減らすことができる。
- 任意整理にかかる費用…1社につき2~5万円程度
- 任意整理にかかる期間…3~6か月程度
これが、個人再生や自己破産となると裁判所を通すことになる。
準備も大変だし、費用もかかりますからね。
任意整理をして後悔する代表的な4つの理由
全部を紹介はできないから、任意整理を後悔している理由として代表的なものを3つあげておこう。
- 返済に充てる金額が大きく任意整理後も生活が苦しい
- ブラックリストに登録されてクレジットカードやローンが契約できなくなった
- 借金の減額があまりされず弁護士費用ばかりかかってしまった
- 任意整理しなくても別に完済できた
①返済に充てる金額が大きく任意整理後も生活が苦しい
借金の総額があまりに大きい場合には、利息をカットできても月々の返済金額が大きくなってしまって結局苦しい生活が続くケースもあるんだ。
・200万円(年利15%)の借金を任意整理して3年間で返済する場合
月々の返済額 | 完済までに支払う利息 | 総支払額 | |
任意整理前 | 約69,331円 | 495,904円 | 2,495,904円 |
任意整理後 | 約55,000円 | 0円 | 2,000,000円 |
だけど、交渉の結果次第では、もっと短い期間での完済を求められる場合もあるし、月々の負担が今より大きくなってしまう危険もある。
もともとの借金額が大きい場合には、任意整理ではなく個人再生や自己破産などの債務整理を選ぶべきといえるね。
②ブラックリストに登録されてクレジットカードやローンが契約できなくなった
ブラックリストに登録されるとは、具体的には以下のようなことだね。
- 任意整理をした事実が信用情報機関(しんようじょうほうきかん)に記録される
- カードやローン審査の際に、業者が信用情報機関の情報をチェックする
- 任意整理をした履歴がバレる
- 返済能力が無いとみなされ、審査に落ちやすくなる
CIC(株式会社シー・アイ・シー) | クレジットカード会社、信販会社、消費者金融 など |
JICC(株式会社日本信用情報機構) | 消費者金融、銀行 など |
KSC(全国銀行個人信用情報センター) | 銀行、信用金庫 など |
実際に審査に通るかどうかは貸金業者の判断によるけれど、信用情報機関に情報が残っている間は基本的に新規の契約はできないと思った方がいいね。
加えて、クレジットカードの更新の際にも各業者は新規契約と同様の審査を行うから、任意整理後は現在使っているカードも更新できない可能性が高いんだ。
クレジットカードの更新時期の前に、この後も返済していくだけの能力があるかどうか審査すること。
途上与信の際に信用情報機関の事故情報が発覚したり、これまでに滞納を繰り返していたりすると、その時点で強制解約となるケースがある。
③借金の減額があまりされず弁護士費用ばかりかかってしまった
任意整理で減額できるのは借金にかかる利息だけだから、実際にはそんなに減額できなかったのに弁護士費用ばかりかかってしまったということが起こりうるんだ。
任意整理でカットできる利息
将来利息 | ・任意整理の和解成立後から完済までの期間にかかる利息。 ・一般的に任意整理ではこの将来利息の全額カットを目指す。 |
経過利息 | ・任意整理の申し込み時から和解成立までの期間にかかっている利息。 ・任意整理でカットできるケースは少ない。 |
遅延損害金 | ・返済の滞納期間に応じてかかる違約金。 ・経過利息に比べるとカットしてもらいやすい。 |
確かに、マトモな弁護士であれば、利息を全部カットできたとしても弁護士費用の方が高くなってしまうような借金は任意整理から外してくれるはず。
だけど、任意整理の本質はあくまで債権者(お金を借りている業者)との交渉なんだ。
業者によってはそもそも任意整理に応じないような方針をとっているところもあるのは事実。
相手方が交渉に応じてくれなければ将来利息を全額カットできない場合もあるし、実際に任意整理をしたせいで支払いが増えてしまったという声もあがっているね。
ちゃんと調べれば良かった。
任意整理の弁護士費用…
催促ストップしただけで、弁護士費用入れたら借金が増えた。
悪徳弁護士なのか!?
任意整理する前より支払い増えて余計に生活苦しくなったわ。— キングボンビー (@yvV3ULewF2JoTz3) April 7, 2022
一般的に、任意整理の実績が多い事務所ほど信頼度は高いと考えていいかな。
とは言っても、受任数が多いだけで機械的にこなしているような弁護士事務所があるのも確か。
一番大切なのは、しっかり自分の意見を聞いてくれて、親身になって相談にのってくれる弁護士を見つけることだよ。
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④任意整理しなくても別に完済できた
例えば、借金に苦しんでいたけれど、任意整理をした後から収入が増えて、「任意整理は必要なかった」と感じる人とか。
あとは、任意整理をしたことを家族に報告した際に「借金に困っているなら肩代わりしたのに…」と言われるとかね。
後になって収入が増えることは自分では予想しにくいよね。
でも「本当にこの借金は自力では返済できないのか?今後もそれは変わらないのか?相談できる人はいないか?」など、決断するまえによく考えたほうがいいかもね!
任意整理で借金問題が解決できなかった場合の対処法
そういう人は、具体的には今後どうすればいいんでしょうか?
追加介入をする=他の債権者に関しても任意整理をする
当初任意整理の対象にしていなかった業者からの借金も追加で任意整理するという手続き。
追加介入に関しては新たに弁護士を探してもいいし、前回の弁護士に重ねて依頼してもいい。
前回の弁護士と相性がよくなかったとか特別な理由が無い限りは、これまでの事情を知っている弁護士にお願いするのがスムーズだね。
収入はあるけど借金総額が大きい・月の返済を抑えたいなら個人再生
裁判所に申し立てをして、総額に応じて最大で10分の1まで借金を減額できる手続き。
個人再生のメリット・デメリット
メリット | ・最大で10分の1まで減額可能 ・車や家などの財産を残せる |
デメリット | ・費用が50~60万円と任意整理に比べて高い ・整理の対象にする借金が選べない ・借金の総額に応じた最低弁済額までしか減額できない ・裁判所を通じた手続きのため、任意整理よりも厳格な返済が求められる |
個人再生における最低弁済額
借金総額 | 最低弁済額 |
~100万円 | 減額不可 |
100~500万円 | 100万円 |
500~1500万円 | 借金総額の5分の1 |
1500~3000万円 | 300万円 |
3000~5000万円 | 借金総額の10分の1 |
借金の総額が200万円だったら100万円まで減額できるから単純に借金が半額になるってわけだ!
事業の失敗などで大きな借金を背負ってしまった人が選択することが多いかな。
個人再生では、任意整理と同じように減額された借金を原則3年で完済しないといけない点は注意しないといけないね。
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そもそも返済が苦しい・返済できないのなら自己破産
裁判所に申し立てをして、借金を帳消しにしてもらう手続き。
自己破産のメリット・デメリット
メリット | ・借金をすべて帳消しにできる ・最低限の生活に必要なものは残せる ・賃貸住宅の場合は今のまま住み続けられる ・仕事に影響することはほとんどない |
デメリット | ・20万円以上の価値がある財産はすべて没収されてしまう ・一部の仕事では資格制限がある |
だけど、自己破産をすると、何もかもを没収されてしまって今と同じ生活は続けられないというのは大きな勘違いなんだ。
他の債務整理についても言えることだけど、自己破産とはあくまで借金で生活が困窮している人を救済するための制度。
最低限の生活に必要な家電製品や衣服、携帯電話などは基本的にそのまま使い続けられるし、自己破産を理由に会社をクビになるようなこともないよ。
自己破産なんてした日には路上生活を余儀なくされるものかと…
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任意整理をしない方がいいケース
次は、これから任意整理を検討している人が考えるべき基準について解説していくよ。
そもそも最初から任意整理ではなくて個人再生や自己破産を選ぶべきケースについて確認しておこう!
収入が少ない・借金総額が大きく、3~5年で元金を返済する能力がない
借金の総額と収入のバランスを考えた上で、3~5年の期間で元金を返済するのが難しい場合には個人再生や自己破産をするべきといえるね。
具体的に、任意整理で将来利息がすべてカットされた後に3年で完済するとして、後の月々の返済額がどのようになるか計算してみよう!
わかりやすいように、個人再生で最低弁済額まで減額できた場合とも比較してみるね。
借金総額 | 月々の返済額 | ||
そのまま(年利15%) | 任意整理後 | 個人再生後 | |
100万円 | 3.5万円 | 2.8万円 | 2.8万円 |
200万円 | 7万円 | 5.6万円 | 2.8万円 |
300万円 | 10万円 | 8.3万円 | 2.8万円 |
500万円 | 17万円 | 14万円 | 2.8万円 |
個人再生では弁護士費用が50~60万円だから、弁護士費用を3年間の分割にできたとしたら毎月の支払いがこの表の数字から1~2万円は増える形かな。
おおよその目安として借金が200万円以上だと任意整理より個人再生の方が得になるケースが多いね。
この最低生活費に月々の任意整理の返済額を加えた金額が手取り収入に満たない場合は、任意整理をしても借金問題は解決しないといえるね。
実際に弁護士に相談をする時に、源泉徴収票や給与明細などを用意して自身の年収を正確に伝えれば、どの債務整理を選ぶべきか的確なアドバイスがもらえるはずだよ。
すでに債権者から裁判を起こされている
なぜなら、任意整理では裁判による差し押さえを止められないからだね。
債権者が裁判所に申し立てをすることによって、給料や財産の一部が借金返済に充てるために強制的に回収されてしまうこと。強制執行とも呼ぶ。
給料などの差し押さえをされると単純に生活が圧迫される上に、職場や家族にバレてしまう可能性が非常に高い。
本来なら裁判を起こされる前に対処するべきだけど、裁判所から『訴状』や『支払督促』といった手紙が届いたらすぐに弁護士に相談しなくちゃいけないよ。
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任意整理のメリット!正しく理解しよう
だけど、しっかりと自身の状況を把握して弁護士と相談した上で手続きを進めれば、任意整理は借金問題を解決するための頼もしい味方になるんだよ。
今度は、任意整理のメリットについて正しく理解していこう!
任意整理は家族や職場にバレにくい
任意整理が個人再生や自己破産に比べてバレにくい理由
- 整理する借金を選べるため、職場から借金をしている場合もバレない
- 必要書類が少なく、同居家族分の給与明細なども不要
- 裁判所とのやりとりが不要
- 手続き期間が短い
担当の弁護士に『家族や職場には内緒に解決したい』と相談すれば、その人にあった方法を提案してくれるはずだよ。
スマホは引き続き使える上に端末代の安い機種なら分割購入もできる!
任意整理をした後であっても乗り換えや機種変更は可能だし、10万円以下の安い機種であれば分割支払いでの購入もできるんだ!
ただし、携帯料金を滞納している場合は少し話が変わってくる。
携帯料金を滞納してるときに任意整理をする際の注意点については前にも話したことがあるから、参考にしてみてね。
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仕事にはまったく影響がない
『そもそも返済が苦しい・返済できないのなら自己破産』で解説した通り、自己破産だと一部の専門職に関しては破産手続きが終わるまで資格を奪われてしまう。
個人再生の場合は資格制限は無いけど、会社や労働組合から借金をしている場合は、個人再生をした事実は確実にバレてしまう。
債務整理を理由に解雇されることは無いとはいえ、会社の人に知られてしまえば職場での立場が気まずくなるのは避けられないね…。
ブラックリストの消滅を待たずにクレカやローンを契約できる可能性もある
だけど、実はブラックリストに登録されている状態でもクレカやローンの契約ができるケースもあるんだよ。
任意整理してるけど
車のローンの審査通った— あるちゅう (@arutyujyanaiyo) June 20, 2020
ライフカード普通に審査通ったっぽい。ヤバいなこのカード。任意整理返済中でも受け入れるとは恐れ入った
— ぬえ@借金完済まで残り54回 (@a6p2y3q) May 25, 2022
だけど、しっかりと貸金業登録をしている貸金業者やカード会社であっても、任意整理の情報が残っている期間でも審査に通る可能性があるのは間違いないよ。
信用情報機関に登録された情報はあくまで審査の参考になるだけで、実際に契約できるかどうかは貸金業者の独自の判断基準によるからだね。
特にクレジットカードだと、消費者金融系のカードは審査に通りやすいね。
カード会社の種類 | 代表的なカード |
①消費者金融系 | アコムACカード、ライフカード など |
②流通系 | イオンカード、エポスカード など |
③交通系 | VIEW SUICAカード、ANAカード など |
④信販系 | Oricoカード、アメリカンエキスプレスカード など |
⑤銀行系 | 三菱UFJカード、三井住友カード など |
保証人に迷惑をかけない方法もある
任意整理はなんといっても整理する借金を選べるのが大きなメリット。
保証人がついている借金を債務整理してしまうと残金を保証人に一括請求されてしまうから、保証人がついている借金は必ず整理の対象から外すようにしよう。
任意整理に関してよくある誤解の例
よくある誤解は、以下のようなものだね。
- 家族もブラックリストにのる
- 選挙権がなくなる
- 年金がもらえなくなる
- 保険に入れなくなる
- 内定取り消しや解雇になって職を失う
- 車や家が没収される
- 戸籍に任意整理をした事実が記載される
あとは基本的に今まで通りの生活を送れるし、借金の返済額も小さくなって生活が楽になる場合の方が多いよ!
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任意整理する際に整理対象から外すべき借金
その人の状況に応じて整理するべき借金は変わってくるけど、一般的に整理対象から外すべきと言える借金を知っておけば役に立つよ!
借入額が少額の借金
これは単純に、減額できる額よりも弁護士費用の方が高くなってしまって損になる可能性が高いからだね。
残高十数万のカードは任意整理から外して自力で返せばよかったな〜と今更ながら後悔。利息より圧倒的に費用高い…
— 柚木借金1000超→507万 (@n3neige) August 10, 2021
任意整理にかかる弁護士費用が、1社あたり2~5万円であることを考えると、利息をカットした時の減額効果が5万円以下の場合は任意整理の対象から外すべきといえるね。
30万円の借金を任意整理した場合
そのまま返済する場合 | 任意整理した場合 | |
金利 | 年18% | 0% |
返済回数 | 24回(2年) | 24回(2年) |
月々の返済額 | 約15,000円 | 12,500円 |
利息の合計 | 約6万円 | 0円 |
返済総額 | 約36万円 | 30万円 |
減額効果 | 約6万円 |
実際に任意整理の対象にするかの判断は、担当の弁護士とよく相談するべきだね。
マイカーローンや住宅ローンなど、金利が低い借金
カードローンの年利が15~18%であるのに対して、マイカーローンは2%程度、住宅ローンは0.5~1%程度と金利がものすごく低いんだ。
これらについて任意整理をして借金を減額してしまうと、ローン返済中だった車や家が没収されてしまう可能性もあるんだ。
以上のようなことから、車や家のローンは任意整理から外すべきといえるね。
借入期間が短かったり繰り返し滞納をしている借金
なぜかというと、返済に関する実績が悪いと債権者が交渉に応じてくれない可能性が高いからだ。
これまでちゃんと返済してこれなかったのに急に利息をカットしてくれなんて言われても応じていられないのももっともだ。
債権者が交渉に応じてくれなかったとしても、弁護士に依頼した時点で弁護士に払う報酬は発生してしまう。
返済実績が悪い借金は、単なる弁護士費用の払い損に終わってしまう可能性が高いから任意整理からは外した方がいいケースが多いってことさ。
まずは今している借金についてすべて弁護士に相談してみて、もし減額が難しそうなものに関しては対象から外すっていう手順をとるのがオススメだね。
任意整理で後悔しないために大切な4つのこと
今後また任意整理をすることがあってもこれで後悔しなくて済みそうです。
それでは、今日のまとめのような形にはなるけど、任意整理で後悔しないために大切な4つのことをおさらいしていこう!
- ネット上の情報を鵜呑みにせずに早めに弁護士に相談する
- 自身の収支を把握して適した債務整理を選ぶ
- 複数の弁護士に相談して比較検討する
- 担当になった弁護士との連絡や相談を密に行う
①ネット上の情報を鵜呑みにせずに早めに弁護士に相談する
なぜなら、結局のところ借金問題のベストな解決方法は借金の総額と収入のバランス、借入先、家族構成などなど…その人のおかれた状況によってまったく異なるからだね。
ぼくのように、色々なシミュレーションを通してその人に合った借金問題の解決方法を提案してくれている人は確かにインターネット上にはたくさんいる。
だけど、お金や法律のことに関してはネット上の情報だけから素人が判断するのはとても危険なんだ。
ネットの情報を信じても、失敗した時その情報は責任を取ってくれないからね。
それに、借金問題は放っておいても決して解決しない。
それどころか時間と共に利息も膨らんでいくし、滞納を続ければブラックリスト入りや差し押さえなどのリスクもつきまといますね。
任意整理をして後悔している人の共通点は、借金を放ったらかしにした挙句に焦って申し込んで、しっかりと弁護士と相談しないで手続きを進めていることなんだ。
虫歯の治療なんかでも早く直していれば銀歯で済んだものの、放っておいたから抜歯をしなくてはいけないなんてこともあるよね?
それと同じことなのさ。ネット上の情報を鵜呑みにしないで、とにかく早く弁護士に相談。これに限るよ。
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②複数の弁護士に相談して比較検討する
急いで解決しようと焦って弁護士を選んだり、担当の弁護士と充分に相談ができなかったりすると、どんな手続きであっても後悔する結果になるのは想像しやすいんじゃないかな?
この借金垢作る前に任意整理依頼してたわけだけど、依頼するところをしっかり選ぶべきだったな…と後悔。
— 柚木借金1000超→507万 (@n3neige) April 25, 2021
とても色々な弁護士に話を聞くような余裕はなかったな…。
さいむくんのように弁護士をしっかりと選ばないで、あとあと後悔している人はとても多いんだよ。
・弁護士に対する苦情申立て
【引用:苦情及び紛議調停 – 日本弁護士連合会】
借金問題の相談はほとんどの弁護士事務所が初回無料で受け付けているから、とにかく色々なところに相談をしてみるべきだね。
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③担当になった弁護士との連絡や相談を密に行う
任意整理で交渉が成立するまでは3ヶ月~半年ほどの期間がかかるのが一般的だけど、その間も担当弁護士との連絡や相談は密に行うようにしよう!
もちろん仕事などの都合で電話に出れないような時もあるだろうけど、そんな時も着信に気づいたら必ず折り返さなくてはいけないよ。
連絡を無視するなどの適当な対応をしていると、スムーズに手続きが進められなくなるし、最悪の場合は途中で任意整理を辞任される恐れもあるんだ。
弁護士とは二人三脚で借金完済に向けて頑張っていく覚悟が大切ですね。
④自身の収支を把握して適した債務整理を選ぶ
『任意整理で借金問題が解決できなかった場合の対処法』で話した通り、任意整理をしても借金が解決できなかった場合は個人再生や自己破産などのより強力な債務整理をすることになる。
もちろん元々は完済できる計画だったのに収入が途絶えたなどの事情で返済がうまくいかなくなる場合もある。
だけど、最初から個人再生や自己破産を選んでおけばよかったと後悔している人も多いんだよね。
絶対破産するしかない状況なのに、依頼者本人が希望するからって任意整理で契約する弁護士、マジで債務整理から撤退してもらいたいです( *`ω´)
「破産費用よりも高額な任意整理着手金」だけ受領して、その後分割弁済払えないから即リリースって法曹倫理上、許されるんですかね?#債務整理#法曹倫理— ✳︎S✳︎T✳︎A✳︎R✳︎M✳︎A✳︎N✳︎ (@S_T_A_R_M_A_N99) July 23, 2022
個人再生や自己破産に比べて、任意整理の方が弁護士側の負担が低く誘導されやすいという点もあるんだよね…。
親身に相談に乗ってくれる弁護士であれば、その時点で『他の方法もありますよ』と提案してくれるはず。
これまでの話で十分わかっただろうけど、とにかく少しでも多くの弁護士に相談をして、いい弁護士に巡り会えることを祈ろう。
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さいむくんは任意整理をしても返済があまり楽にならなかったと後悔しているけど、前回の弁護士との相性はあまりよくなかったようだね…。
もう任意整理の手続きが済んでいて返済が始まっているのであれば、他の弁護士に新たに債務整理の相談はできるから、良い解決法が無いか一度聞いてみるのもおすすめだよ。
LINEだったら電話よりも軽い気持ちで相談できるし、さいむくんも一度相談してみたらいいんじゃないかな?
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まとめ
- 借金の総額が少ない場合は任意整理をすると損する可能性が高い
- 任意整理を後悔しないためには早めに相談して多くの弁護士を比較することが大切!
- 任意整理で解決できなかった借金問題は個人再生や自己破産で解決できる
- 借金問題はとにかく信頼できる弁護士に相談するべき
とにかく今日伝えたかったのは、借金問題に関しては少しでも余裕があるうちに弁護士に相談するべきということだ。
どんな手続きをすることになっても、焦って対処したら思い通りになんていくわけない。
実際に任意整理を申し込むかどうかはおいといても、『毎月の返済が少し苦しくなってきたな…』ぐらいのタイミングで相談してみればいいアドバイスがもらえる可能性は高いよ!
まあ、悔やんでも仕方ないから、日頃の出費を見直していくと共に、一度先生のお知り合いの弁護士のところに相談だけしてみようと思います!
企業法務をはじめ、債務整理関連の案件、離婚・男女トラブルの案件、芸能関係の案件などを多数手がける。