任意整理

借金600万円は任意整理すると返済額はいくら?

さいむくん
さいむくん
ともだち〜、実はギャンブルや浪費を繰り返していたら借金が600万円になっちゃったんだ。

もう返済できそうにないんだけどどうすればいいかわからない…。助けて!

うーん、確かに借金600万円もなると自分で返済するのは難しそうだね。

それなら債務整理がおすすめかな。手続きによっては返済額が大幅に減額されたり、返済義務が免除になったりするんだ。

今日は債務整理について先生に詳しく聞いてみよう!

ともだち
ともだち

借金が600万円まで膨れ上がってしまった場合、自力で返済するのはなかなか難しいと言わざるを得ません。そんな方におすすめなのが「債務整理」です。

今回の記事では、借金600万円を抱えてしまった人の任意整理体験談やどの債務整理がおすすめなのか、すぐにでも弁護士に相談したほうがいい理由について解説していきます。

借金600万円の返済は難しい!

カードのリボ払いや借入などで借金が膨らみ続けて、600万円もの借金を抱えてしまう人も少なくありません。

600万円の借金は、毎月14万円の返済を続けたとしても完済まで5年かかり、利息だけで150万円近くとられてしまうほどの大きな借金です。

今すぐに弁護士に相談して、債務整理を検討するべきと言えます!

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借金600万円「38歳0L A子さん」任意整理体験談

せんせい
せんせい
借金はデリケートな問題だから、借金に関しての体験談や債務整理をした人の感想やその後の生活について知らないという人がほとんどなんじゃないかな?

ここでは、実際に借金600万円を抱えて任意整理したA子さんの体験談を紹介していくよ。

ちなみにこれは東京にある「FAST法律事務所」に実際に相談されたものだから。

借金600万円を抱えてしまった理由・きっかけ

A子
A子
元々買い物が好きだったんですけど、会社の人間関係がうまくいかなかったり、彼氏と別れたりしたのが原因で買い物に依存するようになりました。

最初は生活費を削ってブランドものを買っていたりしたんですが、だんだん複数のカード会社や消費者金融から借金をするように…。

当時の収入は手取りで30万円程でしたが、振り返ってみると毎月30万円以上は買い物していました。

気づいたら任意整理する前に借金が600万円まで膨れ上がり、借金を借金で返済する状況にまで追い詰められました。

借金600万円の任意整理した結果

A子
A子
実際に弁護士事務所に行って相談してみたら、親身に真剣になって話を聞いてくれたので任意整理することにしました。

何かあったらすぐにサポートしてくれたので、家族などにも知られることなく手続きを終えることができました。

任意整理をした後の生活

A子
A子
今では昔のように買い物に依存することなく、必要なぶんだけお金を使うように意識をして生活できています。

あのまま過ごしていたらもっと借金をする可能性があったので、勇気を出して任意整理をして良かったです。

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私は、電話が苦手で借金の悩みをなかなか相談できず困っていました。

ただ、LINEは電話に比べて緊張しないので、少しだけ勇気を持ってLINEボタンをクリックして専門家に相談したところ借金を当時の3分の1まで減らすことができたんです! 今では、借金に悩まず、元気に生活できるようになりましたね!

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ツイッターにある任意整理に関するつぶやき

せんせい
せんせい
任意整理をはじめとした債務整理にはマイナスなイメージを抱いている人も多いけど、実際には手続きをしてよかった!任意整理することで人生を取り戻せた!という人が多いんだ。twitterの口コミもみてみようか。

任意整理や債務整理ってマイナスなイメージがあったけど、みんなやってよかったって思っているみたいだね。

債務整理するのは不安だったけど、ボクも安心して手続きができそう!

さいむくん
さいむくん
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借金の悩みを誰かに相談するのは、正直とても不安で緊張していました。

でも、LINEで相談だけもしてみようかと思って勇気を持って友達追加してみたんですよね!

そしたら、その日のうちに問題が解決して、次の日からは借金に悩まず生活できるようになりました!

対応も早くて丁寧でしたのでとても感謝しています。

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借金600万円を任意整理すると毎月の返済額は最大16万円!

せんせい
せんせい
それじゃあ実際に、借金600万円を任意整理しない場合とする場合で、どれくらい返済金額が違ってくるのかみてみよう。

ちなみに利息は15%、返済期間は3年・5年で計算しているよ。

任意整理した・しない場合の毎月の返済額・総返済額

任意整理した場合 任意整理しない場合
毎月の返済額 3年返済:約16万円
5年返済:約10万円
3年返済:207,000円
5年返済:142,000円
総返済額 600万円

3年返済:7,496,731円
(利息金額 1,496,731円)

5年返済:8,585,462円
(利息金額 2,585,462円)

えぇ!任意整理すると最大250万円も総返済額が変わるんですか?これならすぐにでも、任意整理した方が良さそうですね…。
さいむくん
さいむくん
せんせい
せんせい
そうだね。任意整理した場合、最大約250万円の利息をカットできるんだ。

毎月の返済額も約4〜6万円は減額できる。4~6万円が毎月の返済から減ったら、かなり借金の返済や生活も楽になるんじゃないかな?

利息をカットすれば、借金の返済ができそうだという人は任意整理がおすすめだね!

ただ毎月約16万円返済し続けるってのは現実的じゃないよね。

そういう人は任意整理ではなく、次で紹介する個人再生か自己破産がおすすめだよ!

ともだち
ともだち

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せんせい
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せんせいは、これまでたくさんの借金にお悩みの方の問題を解決してきました。

借金に悩まされる生活はとても辛く苦しいものです。

でも大丈夫!専門家に相談することで明るい未来が待っています!

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借金600万円なら個人再生・自己破産がおすすめ

せんせい
せんせい
借金600万円を任意整理した場合、毎月の返済額は最大約16万円程度になることはここまで解説してきたね。

ただ毎月10万円以上返済するというのは難しい人も多いと思う。

そういう人には、個人再生もしくは自己破産がおすすめだよ。それぞれの手続きで、返済額がどれくらいになるか見てみよう。

個人再生:総返済額が最大5分の1になる可能性も

せんせい
せんせい
個人再生は、裁判所を通して手続きを行うことにより、借金を元本から大幅に減額できる手続きのことだ。

手続きの種類によって減額率は異なるんだけど、ここではわかりやすく「最低弁済額基準」という基準に基づいて返済額がどれくらいになるか計算してみるよ。

負債総額 最低弁済額
借金額が100万円以下 減額されない
借金額が100万円~500万円 最大100万円にまで減額される
借金額が500万円~1500万円 最大5分の1にまで減額される
借金額が1500万円~3000万円 最大300万円にまで減額される
借金額が3000万円~5000万円 最大10分の1にまで減額される
最低弁済額基準に基づいて減額率を計算してみると、借金600万円の場合は最大120万円まで減額される可能性があるんだ。
せんせい
せんせい
さいむくん
さいむくん
そんなに減額してもらえるんですね!うーん、任意整理じゃなくて個人再生も良さそうだなぁ…。
そして個人再生をした場合は、3年もしくは5年で残債務を返済していくことになる。

実際に借金が120万円まで減額された場合、毎月どのくらいの返済額になるのかも見てみよう。

せんせい
せんせい

個人再生手続き後3年もしくは5年で返済する場合の毎月の返済額

手続き後の返済期間 毎月の返済額 総返済額
3年 33,333円 120万円
5年 20,000円 120万円
せんせい
せんせい
5年かけて返済する場合、毎月の返済額は約2万円とかなり少額になるね。
任意整理をした場合、毎月の返済額は約10〜16万円だったね。

もし利息をカットしても返済できそうにないようであれば、個人再生を選択したほうがいいね。

ともだち
ともだち
さいむくん
さいむくん
お金に困っている自分でも、毎月2万円程度なら無理なく返すことができそうだし個人再生も良さそうだ!

自己破産:借金の返済義務がなくなる

せんせい
せんせい
次に借金600万円を自己破産した場合どうなるかみてみよう。

自己破産は、裁判所を通して手続きを行うことにより、借金の返済義務がなくなる手続きのことだ。

つまり自己破産すれば、裁判所に認められた時点で借金は0円になるってことだね。

借金が0円になるなら自己破産が1番よさそうですね!
さいむくん
さいむくん
せんせい
せんせい
確かに借金0円と聞くと魅力的かもしれないけど、自己破産にはいくつかデメリットがあるのも事実だ。

どのようなデメリットがあるかについては、次のところで詳しく解説していくよ。

借金600万円の人が債務整理するメリット・デメリット

せんせい
せんせい
次に借金600万円の人が、債務整理するメリット・デメリットについて解説していくよ。

それぞれの手続きごとに解説していくから、自分がどの債務整理を選べば良いか迷っている人は参考にしてね。

任意整理

せんせい
せんせい
まずは借金600万円の人が任意整理をするメリット・デメリットをみてみよう。

任意整理のメリット・デメリット

メリット ・借金の利息をカットできる
・毎月の返済額を減らして無理のない返済が可能となる
・金融機関や消費者金融からの連絡がストップする
デメリット ・3〜5年かけて返済する必要がある
・毎月の返済額が最低でも約10万円などで、収入によっては返済が  難しい場合も
・手続きに時間と費用がかかる
任意整理は利息をカットできるから毎月の返済の負担と総返済額もかなり減るのが魅力だね。

ただ任意整理をしても毎月の返済額が最低約10万円程度になるから、収入によっては返済が難しい場合もあると思う。

任意整理でも返済ができそうにない場合は、個人再生か自己破産を検討しよう。

せんせい
せんせい
さいむくん
さいむくん
確かに借金600万円だと、任意整理をしても返済するのが難しそうですね。

ボクみたいな人は、個人再生や自己破産した方がいいかも!

個人再生

せんせい
せんせい
次に借金600万円の人が個人再生をするメリット・デメリットをみてみよう。

個人再生のメリット・デメリット

メリット ・借金を最大120万円まで減額できる可能性がある
・一定の財産を残すことができる
・住宅ローンの支払いが残っている持ち家を手元に残せる
・職業・資格の制限がない
デメリット ・継続した収入が必要
・手続に費用と時間がかかる
・官報に掲載される
・一定数の債権者の同意が必要(小規模個人再生の場合)
・保証人に請求がいく
個人再生の場合、保証人に請求がいってしまったり、官報に掲載されたりなどいくつかデメリットがあるから注意してね。

ただ借金は最大120万円まで減額できる可能性があるから、返済の見通しが立っていない人は個人再生も検討してみよう。

せんせい
せんせい
ともだち
ともだち
あと個人再生の場合「住宅ローン特則」という制度を利用すれば、住宅ローンの支払いは残しつつ借金を減額できるんだ。

手放したくない持ち家がある人は、財産を処分しなければならない自己破産ではなく個人再生がおすすめだよ。

ただし所有している財産・資産の額によっては、返済額が大きくなってしまう場合もある。

個人再生をしても返済できそうにない場合は、自己破産をするほかない。

せんせい
せんせい
ともだち
ともだち
個人再生に関して詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてね。

自己破産

せんせい
せんせい
最後に借金600万円の人が自己破産をするメリット・デメリットをみていこう!

自己破産のメリット・デメリット

メリット ・借金600万円の返済義務が免除になる
デメリット ・官報に個人情報が載る
・ 5〜10年の間クレジットカードやローンが利用できない
・一時的に引っ越しや屋郵便物に制限がかかる
・一部の資格・職業に制限がかかる
・ 所有している財産や資産を処分しなければならない
自己破産最大のメリットは、借金600万円の返済義務が免除になることだね。

ただ資格や職業に制限がかかったり、所有している財産や資産は処分しなければならなかったりなど、いくつか注意すべきデメリットもあるんだ。

せんせい
せんせい
ともだち
ともだち
自己破産に関してもっと知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてね!

借金を600万円も抱えたらすぐに弁護士へ相談しよう!

せんせい
せんせい
ここまで解説してきたように、借金が600万円にもなってしまうと自力返済はかなり難しい。

ほとんどの人は利息の返済だけで精一杯になってしまって、元本が全く返せないという状況に陥ってしまう。

現在借金を600万円抱えていて、もう返済の目処が立っていなかったり、返済までどれくらいかかるか分からなかったりといった状態に陥っている人はすぐに弁護士へ相談しよう。

借金600万円の人が
弁護士に相談するメリット

 

  • 手続きがスムーズに進む
  • 会社や家族にバレないよう手続きを進めてくれる
  • 債権者からの催促・取り立てがストップする
  • どの手続きが最適かアドバイスをしてくれる
債務整理をすれば、借金していることが会社や家族にバレないように解決できる可能性もあるんだよ。

借金が減額されれば、借金に苦しむ時間も短くなって日常生活を取り戻せるから、今困っている人はまず弁護士に相談してみてね!

ともだち
ともだち
さいむくん
さいむくん
お金の事は相談しにくいから1人で抱え込んでいたけど、まずはどうすべきか弁護士に聞いてみるのが良さそうだね!
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借金の悩みを誰かに相談するのは、正直とても不安で緊張していました。

でも、LINEで相談だけもしてみようかと思って勇気を持って友達追加してみたんですよね!

そしたら、その日のうちに問題が解決して、次の日からは借金に悩まず生活できるようになりました!

対応も早くて丁寧でしたのでとても感謝しています。

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まとめ

せんせい
せんせい
さいむくんおつかれさま!最後に今回説明してきた内容で大事だったところをもう1度振り返っておこう!
今回のまとめ
  • 借金600万円は自力返済するのが難しい
  • 任意整理すれば毎月の返済額は約10万円程度になる場合も
  • 返済が難しそうな場合は個人再生・自己破産もおすすめ
  • 借金600万円を抱えて苦しんでいる人はまず弁護士に相談しよう!
ありがとう!やっぱり借金600万円も抱えてしまうと、自分で返済するのは難しそうだね。

最初は借金600万円を返済するには、任意整理をするしかないと思っていたんだ。

でも債務整理には任意整理だけではなく、個人再生や自己破産のように他の解決手段もあることが知れてよかったよ。

自分がどの手続きを選んで解決するべきか知るためにも、まずは弁護士事務所に入って聞いてみることにするよ!

さいむくん
さいむくん
弁護士に相談することで
借金を大幅に減らせる可能性があります。
催促の電話を止めたい
毎月の返済額を減らしたい
返済するのが難しくなった
過払い金があるのか気になる

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著者情報

この記事の監修者
赤堀弁護士
赤堀 太紀 FAST法律事務所 代表弁護士

企業法務をはじめ、債務整理関連の案件、離婚・男女トラブルの案件、芸能関係の案件などを多数手がける。

監修者の詳細なプロフィール
この記事の筆者
浜北 和真株式会社PALS Marketing コンテンツディレクター

2017年から法律メディアに携わりはじめる。離婚や債務整理など、消費者向けのコンテンツ制作が得意。
監修したコラムはゆうに3000を超える。

20代後半に作ってしまった借金100万円を自力で完済した。

筆者の詳細なプロフィール