家追い出されるし、仕事もクビになっちゃうんでしょ?
でも借金を滞納してるのは本当だし…。
なんとか、債務整理せずに完済する方法ないですか?
債務整理にデメリットがあるのは事実だから、債務整理をせずに完済する方法を教えるよ。
でも債務整理せずに解決するのは無理なケースもある。
例えば、借金を返済するために借金をしていると、利息はどんどん膨らんでしまう。
それに、すでに滞納している場合、最悪裁判になったり、給料を差し押さえられたりしてしまうからね。
そういうケースなら債務整理したほうがいいといえるよ。
今日は、債務整理をせずに完済する方法と、債務整理についてよくある誤解と本当のデメリットを解説するね。
今回の解説ポイントはこちら。
- 債務整理をせずに完済する方法
- 債務整理についてよくある誤解やデメリット・対処法
- 債務整理すべきかどうかの判断基準
ふくらんだ借金は、債務整理せずに完済できるのでしょうか?
債務整理はそんなに怖い手続きでしょうか?
借金を完済したい人も、債務整理をしたくない人も、ぜひご覧ください。
\家族に内緒で月々の返済を減らしたい人はこれ!/
任意整理とは?内容や特徴メリット・費用などすべてを解説!
\借金が返済できない人はこれ!/
自己破産とは|自己破産のデメリットや費用などをわかりやすく解説
\どっちが自分にあってるの?知りたい人はここ!/
LINEで無料相談!
債務整理をせずに完済する方法9選
- 繰り上げ返済をする
- 固定費を見直す
- 収入を増やすか支出を減らす
- 低金利のローンにのりかえる
- おまとめローンで一本化する
- 親族や友人に資金援助をお願いする
- 公的制度を利用する
- 保険会社の契約者貸付を利用する
- 定期預金の定期預金担保貸付を利用する
繰り上げ返済をする
繰り上げ返済は、月々の返済とは別にまとまったお金を払い、元金を減らす返済方法のことなんだ。
借金は、月々返済したお金から利息が引かれる仕組みなんだ。例えば、月2万円返済していても、そのままそっくり元本が減るわけじゃない。
2万円から利息1万円が引かれたりするワケだ。そうすると、元の借金への返済には利息が引かれた1万円しかあてられない。
これじゃいつまで経っても借金が減らないよね。
一方で、繰り上げ返済は、月の返済と別に借金を返済すること。
すると、すでに利息が引かれているから、追加で返済した分は、利息が引かれずに元本を減らすことができるんだ。
固定費や支出を見直す
人それぞれだけど、毎月かかる固定費には例えばこんなのがあげられるよね。
- 家賃・管理費
- 光熱費や水道代などの公共料金
- 携帯電話やWi-Fiなどの通信費
- サブスクの利用料金 など
今はいろんなサブスクがあるからつい契約してしまいがちだけど、本当に必要なサービスかどうか、この機会に見直すのもありかもしれないね。
こんな感じで他にも無駄な出費がないか見直そう。
収入を増やす
さっきみたいに支出を減らす以外では、収入を増やすしかなくなってしまうんだね。
収入を増やすとなると、転職か、副業を始めるって方法が現実的かもしれないね。
収入を増やす・副業などの一例
- フリマアプリなどで不用品を売る
- 単発バイトをする
- デリバリーのバイトをする
- 治験のバイトをする
ただ借金を返済したいだけなのに、犯罪に巻き込まれたり、逮捕なんかされたりしたくないよね。
低金利のローンにのりかえる
今より低金利のローンになれば、利息が減るから月の返済額が減るかもしれないし、余裕があれば返済期間を短くすることもできるんだ。
ただ、別のローンにのりかえるには再び審査を受けないといけない。
審査の際には信用情報(お金の貸し借りの履歴)をみられるんだ。
すでに収支のバランスが釣り合っていないと、審査に通らないかもしれないから気をつけようね。
おまとめローンで一本化する
おまとめローンとは、返済先を1ヶ所にまとめる借り換えサービスの通称だよ。
金融機関で展開しているサービスで、今借りている借金をすべて完済できるだけのお金を借りて、完済してしまう。
以後は、おまとめローンでまとめた借り入れ先1社だけに返済するって方法だね。
複数の借金を一本化すると、金利が下げられる可能性があるし、バラバラの返済日もまとめられて便利なんだ。
例えば、3年完済で3社の借金をバラバラに返済した場合と、まとめた場合のシミュレージョンはこんな感じだよ。
A社 | B社 | C社 | おまとめローン | |
借金 | 50万円 | 80万円 | 100万円 | 計:230万円 |
金利 | 18% | 18% | 18% | 18% |
月の返済額 | 約1.8万円 | 約2.8万円 | 約3.4万円 | – |
月の合計返済額 | 計:約8万円 | 約7.6万円 | ||
総支払額 | 約65万円 | 約104万円 | 約124万円 | – |
3社の総支払額 | 計:293万円 | 約275万円 | ||
利息 | 約15万円 | 約24万円 | 約24万円 | – |
3社の利息 | 計:約63万円 | 約45万円 |
おまとめローンを展開している金融機関で相談してしっかりとシミュレーションしようね!
親族や友人に資金援助をお願いする
債務整理をせずに完済したいなら、背に腹は代えられないよね。
ただ、やみくもにお願いしても、お金を借りられないかもしれない。こんなポイントを意識して伝えてみよう。
- お金を貸してほしい理由は正直に伝える
- いつなら返せそうか伝える
- 月々の収支を説明して、月いくらくらいなら返済できると具体的な計画を伝える
ちゃんと現実的な計画を数字を交えて、説得力を持って説明するのが大事ですね!
消費者金融から借りるお金には利息が加算されるし、借りられる金額にも限度があるからね。
公的制度を利用する
簡単に表でまとめてみるよ。
対象 | 内容 | |
生活保護 | 財産がなく、就労が難しい人 | 生活費の支給 |
生活福祉貸付制度 | 低所得者世帯 障がい者世帯 高齢者世帯 |
生活費から教育費まで無利子・低金利で借りられる |
生活困窮者自立支援制度 | 困窮していて生活が苦しい人 | 一時生活支援・住居確保費用・就労訓練などのサポート・家計改善など |
臨時特例つなぎ資金貸付制度 | 住居のない離職者 | 少額を無利子で貸し付け |
母子父子寡婦福祉資金貸付制度 | 子どもが20歳未満でひとり親 | 生活が安定するまでの生活資金 子どもの就学代 親の起業・技能習得にかかる費用 医療・介護にかかる費用等 |
貸付には、審査は必要だけど、民間の消費者金融と違い、無利子・低金利で貸してくれる制度もあるから相談してみよう!
【参考:生活にお困りで一時的に資金が必要な方へ「生活福祉資金貸付制度」があります。
保険会社の契約者貸付を利用する
生命保険は、解約したときに、これまで支払った保険料の一部が手元に戻ってくるんだ。
このお金(返戻金)を担保にお金を借りられるのが、契約者貸付制度なんだね。
特徴を簡単に書き出してみるね。
- 契約者貸付制度の利用なら保険を解約する必要がない
- 審査が不要
- 保険の契約が満了するまでに返済すればOK
- 返戻金の70~80%が借りられ、金利は2~8%程度
定期預金の定期預金担保貸付を利用する
保険の返戻金のように、自分の定期預金を担保にしてお金を借りる方法なんだ。
制度の名前は、金融機関によって、自動貸付、定期預金担保貸付、口座貸越なんて呼ばれることもあるよ。
こちらも、特徴を簡単に書き出してみよう。
- 低金利・審査不要
- 審査不要なので消費者金融を利用できない人でもお金を借りられる
ただし、定期預金がないと借りられないからね…!
債務整理せずに完済するためのポイント2つ
- 借金額や月々返済できる金額を把握する
- 実際にシミュレーションをしてみる
借金額や月々返済できる金額を把握する
登山をするんでも、頂上への道を確認しておかないと遭難しちゃうからね。
それと同じで、そもそも残りの借金はいくらなのか、月々の収支を見直して、いくらなら捻出できるのか確認してみよう。
借金の返済がつらく感じている人の中には、毎月の利用明細をろくに確認していない人も多いからね。
ゴールまでの道筋がわからないまま返済しても、いつ完済できるかわからないし辛いよね。
だから、まずは利用明細や口座残高をチェックして、月々いくらなら返済できるかを算定してみよう。
実際にシミュレーションをしてみる
シミュレーションといっても、ネット上に便利なツールがあるんだ。
こうしたツールを利用すれば、いちいち計算しなくても、月にいくら返済すればいいのか、いつ完済できるのかわかるんだ。
今は、業者によってシミュレーションを作っている所もあるよ。借入先のツールを利用するのが一番だね。
例えばアコムの場合、こんな感じだね。
返済回数は何年で完済したいのか置き換えるといいよ。例えば、60回の分割は5年。5年で完済したいなら、月約2.3万円を返済したほうがいいってことだね。
ただし、シミュレーションはあくまでも目安。返済していけば、元本は減るからそれにともなう利息も減る。
正確なシミュレーションは難しいんだね。
まずは大枠を確認して、計画を立てて、ズレた部分を修正していけばいいんだよ。いきなり完璧にシミュレーションすると嫌になっちゃうからね。
インターネットでできるシミュレーション
債務整理をするかどうかの判断基準
でもまだ債務整理には抵抗があって…イマイチ踏み切れないんですよね…。
そんなさいむくんには、債務整理をすべきかどうかの判断基準を教えてあげよう。
シミュレーションなどの結果、まだ自力で何とかなるって人は、それでいい。無理に債務整理はすすめないよ。
でももし下記に該当している人は債務整理を検討してみよう!
- 借金を返済するために借金をしている
- 借入額が年収の3分の1を超えている
- 返済が2ヶ月以上遅れている
- ブラックリストになっている
借金を返済するために借金をしている
借金を返済するために借金をしている状態がヤバい理由
- 借金Aを返済するために借金Bをする
- 借金Bにも利息と返済義務が発生する
- 借金Bを返済するために借金Cをする
- 借金Cにも利息と返済義務が発生する
- 借金Cを返済するために…という無限ループができあがる
仮に借金ができて、返済できない方に回せたとしても、その場しのぎ。今度は新しく借りた借金の返済が待ち受けている。
トータルで考えると、収入は増えてないのに、借金だけが増える状態なんだ。
収入が劇的に増えない限り、返済は物理的に無理ってのはわかるよね。
借金を返済するために借金をしている状態は、すぐに弁護士に相談してほしいんだ。
\LINEで無料相談しよう!/
借金に悩まされる生活はとても辛く苦しいものです。
でも大丈夫!専門家に相談することで明るい未来が待っています!
少しだけ勇気を持ってLINEで無料相談してみましょう!
友達登録して専門家に相談しよう!
借入額が年収の3分の1を超えている
貸金業法という法律では、返済能力を超える貸し付けが禁止されている。総量規制という規制があるんだ。
総量規制では、借金をしすぎて返済が苦しくならないように、年収に対して3分の1を超えてお金を貸すのはダメですよって貸金業者に禁止しているんだ。
銀行の借金などは対象外だから、基本的に消費者金融からの借金をする際は、年収の3分の1を超えて借りられないんだね。
(過剰貸付け等の禁止)
第十三条の二 貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合において、前条第一項の規定による調査により、当該貸付けの契約が個人過剰貸付契約その他顧客等の返済能力を超える貸付けの契約と認められるときは、当該貸付けの契約を締結してはならない。
2 前項に規定する「個人過剰貸付契約」とは、個人顧客を相手方とする貸付けに係る契約(住宅資金貸付契約その他の内閣府令で定める契約(以下「住宅資金貸付契約等」という。)及び極度方式貸付けに係る契約を除く。)で、当該貸付けに係る契約を締結することにより、当該個人顧客に係る個人顧客合算額(住宅資金貸付契約等に係る貸付けの残高を除く。)が当該個人顧客に係る基準額(その年間の給与及びこれに類する定期的な収入の金額として内閣府令で定めるものを合算した額に三分の一を乗じて得た額をいう。次条第五項において同じ。)を超えることとなるもの(当該個人顧客の利益の保護に支障を生ずることがない契約として内閣府令で定めるものを除く。)をいう。
返済が2ヶ月以上遅れている
理由は、すでにブラックリストになってしまっているからだよ。
ブラックリスト
信用情報(個人のお金の貸し借りの履歴)に滞納や債務整理の記録が追加されている状態
信用情報は審査の際に参照とされるため、新たに借金をしようと思っても滞納の記録を見られて審査に通りにくくなる。
それに、債務整理のデメリットの1つはブラックリストになってしまうこと。これが嫌で債務整理をためらってる人も多いんじゃないかな?
でも滞納でブラックリストになってるってことは、債務整理をしてもブラックリストの状態は変わらないわけだから、デメリットにはならないよね。
かたや滞納でブラックリスト、かたや債務整理をして借金を減らしてブラックリストなら、債務整理をしたほうが問題解決に近づける。だから、債務整理すべきだといえるよ。
滞納の解消が今すぐできるならそれでいいですが、時間がかかるなら債務整理のほうがブラックリストの解除が早いかもしれませんね。
\専門家に無料相談しよう/
▼感謝の声多数!▼
ただ、LINEは電話に比べて緊張しないので、少しだけ勇気を持ってLINEボタンをクリックして専門家に相談したところ借金を当時の3分の1まで減らすことができたんです! 今では、借金に悩まず、元気に生活できるようになりましたね!
友達登録して専門家に相談しよう!
債務整理でよくある誤解
それなら今のほうがマシなんじゃないですか?
なんたって借金が減るとかなくなるなんて、そのくらいのデメリットがないと納得できませんよ!
- 必ずしも家や財産を没収されるわけではない
- 債務整理だけを理由に仕事を解雇されることはない
- 債務整理の記録が戸籍や住民票にのることはない
- 就職・進学・結婚に直接の影響はない
- 家族が借金を肩代わりさせられることはない
- 携帯電話は利用料を滞納していなければ使える
- 返済と弁護士費用を二重で払う必要はない
必ずしも家や財産を没収されるわけではない
家や財産を失う可能性があるケース
- ローンを返済中に債務整理をした
- 自己破産で管財事件として扱われた
例えば、住宅ローンやカーローンだね。これは、借金が返済できなかった時に、ローン会社が損をしないように、没収してしまうんだ。
でもそれじゃお金を貸した側(債権者)は損をしてしまう。あんまりにも可哀想ということで、一定以上の財産があると、没収されて換金ののちに借金の穴埋めに分配されるんだ。
債務整理だけを理由に仕事を解雇されることはない
債務整理したことを理由に仕事を解雇されることもないから安心してね。
そもそも、解雇するには客観的で合理的な理由がなきゃいけないんだ(労働契約法第16条)。
法律の考え方では、借金や、債務整理自体はあくまで個人のプライベートな事情。仕事には直接関係がないことだよね。
でも資格制限を受けても、仕事をクビになったり、辞める必要はないんだよ。詳しくは「債務整理だけを理由に仕事を解雇されることはない」で解説するね!
債務整理の記録が戸籍や住民票にのることはない
戸籍や住民票をよーく見てほしいんだけど、債務整理をしたとわかる内容を書く欄なんてないでしょ?
のるのは信用情報や官報(かんぽう)だけだからね。
信用情報 | 個人のお金の貸し借りの履歴 審査の際に参照とされるため、記録が残っている期間は審査が通らなくなる |
---|---|
官報 | 裁判所からのお知らせや法律の改正に関する情報などがのる国の新聞 自己破産や個人再生など裁判所で行う手続きだと、官報にのる |
でも信用情報を見られるのは貸金業者や金融機関だけ。
官報に関しても、同じ。誰でも見られるけど、そもそも一般人は存在すら知らない。金融関係の仕事をしている人でなければ、見もしないよ。
戸籍や住民票からわかることはないから安心してね。
就職・進学・結婚に直接の影響はない
戸籍や住民票はもちろん、履歴書にも債務整理をした記録をのせる欄はない。
それに、債務整理をした事実を、信用情報や官報以外から他人が知るすべはないんだ。
自分の場合もそうだし、自分の子どものライフイベントにも直接の影響はないからね。
ただし、間接的な影響は出る可能性があるから注意してね。
- 子どもの奨学金の保証人になれない
- 自分名義のクレジットカードが作れない
同じく、債務整理した人は一定期間クレジットカードやローンの審査も通らないってワケだ。
家族が借金を肩代わりさせられることはない
通常、債務整理をすれば、本人が返済するはずだった借金は保証人に請求される。
家族でも、保証人でなければ請求されないんだね。
それに、本人以外に返済を迫っちゃいけないって法律もあるんだよ。
(取立て行為の規制)
第二十一条 貸金業を営む者又は貸金業を営む者の貸付けの契約に基づく債権の取立てについて貸金業を営む者その他の者から委託を受けた者は、貸付けの契約に基づく債権の取立てをするに当たつて、人を威迫し、又は次に掲げる言動その他の人の私生活若しくは業務の平穏を害するような言動をしてはならない。
(中略)
七 債務者等以外の者に対し、債務者等に代わつて債務を弁済することを要求すること。
携帯電話は利用料を滞納していなければ使える
- 端末代金を完済している
- 利用料金を滞納していない
端末代金はローンにあたる。完済していれば未納ではないよね。
毎月の利用料金を滞納すると、携帯会社だけが加入している独自の信用情報に記録が残る。
記録された情報は携帯会社の間で共有されて、完済するまでは新規の契約ができなくなってしまうんだ。
でも利用料金を滞納していなければ、独自の信用情報に記録されることもなく、解約されることもないんだ。
だから、端末代金を完済して利用料金も滞納せず支払っていれば、債務整理中でも問題なく利用できるんだね。
返済と弁護士費用を二重で払う必要はない
債務整理を弁護士に依頼なんかしたら、返済と費用の支払いが同時に起きて、ますます生活が苦しくなるんじゃないですか?
そんなんじゃ債務整理なんかできませんよ!!
債務整理の手続き期間中は、返済と弁護士費用で二重に支払う必要はないんだよ。
債務整理を弁護士に依頼すると、弁護士は債権者あてに受任通知を出すんだよ。
受任通知
- 担当の弁護士から債権者に送られる通知
- 債務整理の依頼を受け付けたこと
- 今後、必要な連絡は自分(弁護士)にすること
- 債務者とのこれまでの貸し借りの記録を見せてほしいこと などが書かれている
(取立て行為の規制)
第二十一条 貸金業を営む者又は貸金業を営む者の貸付けの契約に基づく債権の取立てについて貸金業を営む者その他の者から委託を受けた者は、貸付けの契約に基づく債権の取立てをするに当たつて、人を威迫し、又は次に掲げる言動その他の人の私生活若しくは業務の平穏を害するような言動をしてはならない。
(中略)
九 債務者等が、貸付けの契約に基づく債権に係る債務の処理を弁護士、弁護士法人若しくは弁護士・外国法事務弁護士共同法人若しくは司法書士若しくは司法書士法人(以下この号において「弁護士等」という。)に委託し、又はその処理のため必要な裁判所における民事事件に関する手続をとり、弁護士等又は裁判所から書面によりその旨の通知があつた場合において、正当な理由がないのに、債務者等に対し、電話をかけ、電報を送達し、若しくはファクシミリ装置を用いて送信し、又は訪問する方法により、当該債務を弁済することを要求し、これに対し債務者等から直接要求しないよう求められたにもかかわらず、更にこれらの方法で当該債務を弁済することを要求すること。
今まで返済に支払っていた分を弁護士費用にあてればいいんだ。その上、弁護士費用は分割払いであることが多い。
いきなり何十万も一括で払わないといけないってことはない。仮に費用が高額でも、法テラスを利用することで、安い金額で債務整理できるケースもあるんだよ。
\専門家に無料相談しよう/
▼感謝の声多数!▼
でも、LINEで相談だけもしてみようかと思って勇気を持って友達追加してみたんですよね!
そしたら、その日のうちに問題が解決して、次の日からは借金に悩まず生活できるようになりました!
対応も早くて丁寧でしたのでとても感謝しています。
友達登録して専門家に相談しよう!
債務整理のデメリット
- ブラックリストになり借り入れやクレジットカードの審査に通らない
- 保証人に影響が出る場合がある
- 手続きによっては一部の財産を没収される
- ローン返済中のものは没収される可能性がある
- 手続きによっては官報にのる
- 手続きによっては資格に制限がかかる
ブラックリストになり借り入れやクレジットカードの審査に通らない
もっとも、これは債務整理の記録が残る5~7年の間の話。債務整理の記録が消えてブラックリストが解除すれば、通常通り審査に通る可能性があるよ。
CIC(株式会社シー・アイ・シー) | 約5年 |
JICC(株式会社日本信用情報機構) | 約5年 |
KSC(全国銀行個人信用情報センター) | 約7年 |
今使っているクレジットカードも使えなくなる
今使っているクレジットカードも、債務整理を始めると使えなくなってしまう可能性が高いよ。
たとえばニコスカードの規約には、こんな記載があるんだ。
第125条 (会員資格の取消)
1 本人会員に以下のいずれかの事由がある場合には、当社は、何らの催告なくして、本契約を解除し、本人会員およびその家族会員の会員資格を取り消すことができるものとします。
(中略)
(3)第117条第1項第4号の期限の利益喪失事由欄に掲げるいずれかの事由に該当したこと。
本人会員の債務整理につき、弁護士、弁護士法人、司法書士、司法書士法人その他の者への依頼がなされた旨の通知を受けたこと。
【一部抜粋:NICOSカード会員規約ー三菱UFJニコス】
受任通知は、債務整理を弁護士に依頼したときに債権者に送られるもの。
なので、債務整理を始めたら使えなくなると解釈できますね。
あまり使っていないカードも使えなくなる
クレジットカードには、大体、中間審査があるんだよね。
その中間審査で、債務整理をしていることがバレて解約させられてしまう可能性があるよ。
もし中間審査に引っかからず使えたとしても、弁護士から「使わないで」っていわれる可能性が高いかな。
使えるカードがあるからってそっちで借金してたら、債務整理をする意味がないからね。
保証人に影響が出る場合がある
保証人は、元に借りた人が返済できない場合の代打。債務整理をすることで、借金が返済できなかったと判断され、今度請求は保証人や連帯保証人に行くことになるんだ。
手続きによっては一部の財産を没収される
自己破産は一定以上の財産と引き換えに、借金の返済義務がなくなる手続き。
下記のような財産は没収されてしまうんだね。
没収されるもの | 20万円以上の価値ある財産(持ち家・車・預貯金・美術品・貴金属・保険の解約返戻金 など 99万円を超える現金 など |
---|---|
残せるもの | 99万円以下の現金 生活に必要な家具・寝具 年金・生活保護費 仏壇・位牌 など |
ローン返済中のものは没収される可能性がある
これは、返済ができなくなってローン会社が損をしないために、返済できない場合に、ローンで購入したものを担保として回収しちゃうから。
債務整理をすると借金が返済できないと判断されて、ローン返済中のものは担保として回収されちゃうってワケだ。
代表的なものでいうと車や家だね。
わかりやすくいえば、自己破産をするとローン返済中だろうがなんだろうが、裁判所に財産を没収される。
自己破産以外の債務整理では、財産を没収されないけど、ローン返済中のものはローン会社に回収されるって感じかな。
手続きによっては官報にのる
官報は、国が発行する新聞くらいに思っておけば大丈夫。
裁判所からのお知らせや、法律改正の情報が書いてあるよ。
自己破産や個人再生をした場合に、手続きが行われたことを知らない債権者がいないように、周知してるんだね。
だから債務整理をしたことが、官報から周囲にバレるケースはないと思って大丈夫だよ。
手続きによっては資格に制限がかかる
手続き期間中は、その資格を使って働くことはできないんだ。
資格の制限で影響が出る職業
- 司法書士
- 弁護士
- 行政書士
- 税理士
- 公認会計士 など
債務整理のデメリットへの対処法
生活に支障が出る人もいると思うんですよね…。
- クレジットカードはデビットカードなどで代用できる
- 保証人への影響を避けるには任意整理をする
- ローン返済中の車は第三者弁済などで手元に残す
- 資格制限を受ける職業は配置換えを申し出る
クレジットカードはデビットカードなどで代用できる
デビットカードは、即時引き落とし型のカードだね。
口座残高以上の利用はできないから、申し込みの際に審査がないのが特徴だよ。
そのほかの代替手段も、簡単に紹介するね。
- Suica・PASMOなどのプリペイドカード
- 家族が所有しているクレジットカードの家族カード
- バーコード決済(現金チャージ)
保証人への影響を避けるには任意整理をする
これを避ける方法は、何種類かあるよ。保証人と話し合って、あとから任意で返済をしていくか、保証人も一緒に債務整理をするか。
そして、任意整理を選択するか、だね。
でも任意整理は交渉だから、自分で整理する借金を選べるんですよね。
それができるのが任意整理なんだね。
あとで余計なトラブルにならないようにね。
ローン返済中の車は第三者弁済などで手元に残す
その場合は、下記のような方法で対処できるよ。
- 借入先が複数なら、任意整理で手続きから除外
- 個人再生・自己破産なら第三者弁済で手元に残す
わかりやすくいえば、親族などに返済してもらうこと。
とはいえ色々細かい決まりがあるから、第三者弁済をするなら、弁護士に相談するのがおすすめだよ。
資格制限を受ける職業は配置換えを申し出る
もしも制限される資格に当てはまる場合は、勤務にあたって資格がいらない部署に配置換えを申し出よう。
実際に債務整理で借金を減らした人の声
これを見て興味が出たら、弁護士に無料相談してみればいいよ。
債務整理をしてよかった
まあ、あの時任意整理してなかったら
今も自転車操業であの時よりも首を
絞めてたことは確実やし、絶対に
返せてないから、例えローン落とされ
ようが審査落とされようが
ブラックリストであろうが私は後悔
していない。— miya@任意整理中 (@miya_30m) March 24, 2022
自己破産してよかったと思うことは無駄な浪費しないように強制的に止められること。心はしんどいけど、他のもので紛らわすことができる
— 星屑 (@pameo_jelly) September 5, 2022
早く債務整理をしておけばよかった
なんでもっと早く任意整理しなかったんだろう…
せめて200万くらいですれば良かったってずっと後悔してる…— モヤセナイゴミ@借金返済600万→392万 (@moyasenaigomi) April 14, 2021
自己破産を決意するまで、かなりの時間が掛かった。
今ではなんでもっと早く自己破産を選択しなかったのかが悔やまれる。
借金返済の為の借金とか普通に無理ゲーですよね。
破産手続きも早ければ完結に済んだはず。
先日の27日も督促来なかったからもう大丈夫なのかな?
これからが本番かな?
— 翔馬@手取り13万の苦悩 (@shouma911) January 1, 2023
債務整理しなければよかった
月の支払額が下がったのは事実だけど、まじで任意整理しなければ良かったと後悔してる‥
実際整理前と後で額は変わらなかったし— せっちゃ (@secha41000) March 17, 2023
例えば、任意整理をごり押しされたから、やってみたけど、返済額はほとんど変わらず減額されないケースもある。
理由は、借金総額が高額で、任意整理では借金が減らなかったからだね。
こういう場合、本当は個人再生や自己破産のほうが合っているケースもあるんだ。
こういうミスマッチをおこさないためにも、月いくらまで返済できるのか、手続きにかかる費用はいくらなのか、確認すること。
そして、債務整理が得意な弁護士に相談することが大事なんだ。
債務整理すべきかどうかも含めて、聞いてみるといいよ。債務整理せず完済できるのなら、それはそれでいいわけだからね。
\LINEで無料相談しよう!/
↓↓債務整理の無料相談↓↓
自力での完済が難しい場合は債務整理がおすすめ
債務整理は、法律にもとづき、債権者との交渉や裁判所の許可で借金を減額・免除できる手続きの総称なんだ。
大きく3つの手続きに分けられるよ。もう分かっているかもしれないけど、改めて確認ね。
任意整理 | 債権者と直接減額の交渉をする |
---|---|
個人再生 | 裁判所の許可で元金を最大10分の1まで減額する |
自己破産 | 裁判所の許可で借金の返済義務をなくす |
任意整理|債権者と直接減額の交渉をする
任意整理に必要な費用と期間は、こんな感じ。
費用 | 手続きする借入先1社あたり2~5万円 |
---|---|
期間 | 3~6ヶ月程度 |
今ある借金をおおよそ3~5年で完済できる安定した収入があるのなら任意整理がおすすめだよ。
個人再生|裁判所の許可で元金を減額する
減額幅は最大で10分の1。原則3年で完済を目指すんだ。
任意整理より大幅な減額が期待できるし、自己破産と違ってローンの残る持ち家を残せる制度があるのが魅力だよ。
個人再生の費用と期間はこんな感じだね。
費用 | 弁護士費用:50~60万円+裁判所費用 |
---|---|
期間 | 6ヶ月~1年程度 |
財産が没収されたり、資格制限もないので、自己破産のデメリットが気になる人にもおすすめだね。
自己破産|裁判所の許可で借金の返済義務をなくす
とはいっても、99万円以下の現金や生活保護費などは手元に残しておけるよ。
また、自己破産は無職の人や生活保護を受給している人でも手続きできるんだ。
返済できない人のための最後の手段なんだよ。
費用 | 弁護士費用:40~50万円+裁判所費用 |
---|---|
期間 | 6ヶ月~1年程度 |
ただし、返済できない借金を放置していてもいいことはない。どうにもならないなら自己破産をして、人生を再スタートさせるのが一番だよ。
\LINEで無料相談しよう!/
↓↓自己破産に強い↓↓
まとめ
- 債務整理をせずに完済するには収入を増やすか支出を減らすか
- 完済のためのポイントはまず借金額を把握すること
- 借金を借金で返している状態は危険
- 返済と弁護士費用で二重に払う必要はない
- クレジットカードには代替手段がある
債務整理をしたくない人の中には、すごく怖いイメージを抱いている人もいるんじゃないかな?
実際、多少のデメリットはある。でも、これまでの生活と変わらないところも多いんだ。
まずは、弁護士の無料相談を活用してみよう。
最近は、LINEで話を聞いてくれるところもあるみたいだよ。
企業法務をはじめ、債務整理関連の案件、離婚・男女トラブルの案件、芸能関係の案件などを多数手がける。