リンク債権回収株式会社から突然連絡がきた！無視してはいけない理由と対処法を解説

たしかに借金はあるけど、この会社からはお金を借りていないと思うんだよね。

無視しても大丈夫かな？いわゆる架空請求詐欺ってやつ？

借金をいつまでも返してくれない人がいたときに、消費者金融や銀行などが頼るのが債権回収会社なのさ。

債権回収会社は、借金の回収をするという業務の都合上、とても厳しい条件をクリアして法務大臣の許可を得ないと営業が認められないんだ。

その理由について、詳しく解説していくよ。

だから基本的には、実家や会社に借金の取り立てが来るということはない。

ただし、連絡を無視し続けていた場合のみ、金融機関や消費者金融が債務者の自宅や実家に直接訪れることを許されているんだ。

だから、家族や会社の人に借金をしていることが絶対にバレたくないという人は、リンク債権回収株式会社からの連絡を無視せずに対応するのが重要だよ。

遅延損害金とは、借金を期限までにきちんと返済しなかったことに対して発生する罰金のようなものだね。

一般的な金融機関が設定している年率20%という数字に基づいて、遅延損害金を計算してみると以下のとおりだ。

だけどね、もともと借金の滞納を続けて債権回収会社が取り立てをするようになった時点で、一括請求をうけても仕方ない状態なんだよ。

なぜなら、借金を数ヶ月滞納をした時点で、もともと借金をしていた会社との契約によって『期限の利益』を失っていることがほとんどだからだ。

裁判を起こされると裁判所から特別送達という特殊な種類の郵便が送られてくるんだ。

そうすると、財産や給料の一部が差し押さえられてしまうんだよ。

それか、債務整理をするしかないね。債務整理については、この『リンク債権回収株式会社への支払いが難しい場合は債務整理がおすすめ！』で詳しく解説するよ！

そうだ！夜逃げをすればリンク債権回収株式会社も連絡ができないから、借金の返済から逃げ切ることができるんじゃないですか？

連絡を無視したり逃げたりするのではなく、素直に弁護士へ相談して解決を図るべきだね。

じゃあ、実際に連絡が来た場合の正しい対処法についてみていこう。

だけど過去に借金をしていなかったり、滞納をした覚えが全くないにもかかわらず突然請求が来た場合は、リンク債権回収株式会社の名前を使った詐欺の可能性もあるから注意してね。

ここでは郵便・メール・電話のいずれかで連絡がきた場合に、それぞれどうすれば架空請求かどうか確認できるのか解説していくよ！

文章の中にはリンク債権回収株式会社と記載されていても、電話番号やメールアドレスがまったく関係ないものだった場合などは要注意だ。

怪しいと感じたら、リンク債権回収株式会社に問い合わせて確認してみるのがおすすめだよ。

実際に昔同じ電話番号を使っていた人に対しての請求で、リンク債権回収株式会社が連絡をするケースもあるようだよ。

貸金業者や金融機関などの借金は、最後に返済をしてから5年以上経過していれば時効になり、返済する必要がなくなるんだ。

実際に時効を成立させて返済義務から逃れるためには『時効援用』という特別な手続きが必要になるのさ。

時効援用に関して詳しく知りたいという人は、以下の記事を参考にしてみてね！

対応が遅れると、訴えられて財産や給料を差し押さえられたりする可能性もあるからね。

「場合によっては」とは言っているけれど、借金の減額なんて、債権者であるリンクにとってまったく得のない話だよね。

実際には、返済の約束をさせることによって、時効の成立を阻止するためにこういった手紙を送っていると考えられるんだ。

そして、リンク債権回収株式会社に債権が渡った時点で借金の滞納はかなりの長期間になっているケースが多いんだよ。

つまり、リンクから請求を受けた時にはすでに時効目前って場合もあり得る。

実は、時効が目前であっても、借金の存在を認めて返済の約束をしたり、1円でも支払いをしたりすると、時効までのカウントがリセットされるんだよ。

だから、債務者が電話をしてきたくなるような言葉で誘って、時効が成立しないような手を打ってるってわけさ。

だからこそ、借金問題の専門家である弁護士に相談するのが一番だよ！

無理に支払おうとはせずに、まずは弁護士に相談してみて債務整理(さいむせいり)を検討するのがオススメだよ。

債務整理とは、法律の力を使って合法的に借金を減額する手続きで、以下の3種類があるよ。

リンクから請求が届いた時点で、すでに時効が目前となっているほど時間が経過している借金も多いのさ。

「リンクから『ご相談をお待ちしています！』という手紙が届いたらどうしたらいい？」でも話した通り、対応を間違えると時効が成立しなくなってしまう。

時効が成立しなくなるリスクを避けるためにも、弁護士などの専門家に相談するべきだよ！

1人は、連絡をそのまま放置してしまったAさん…もう1人はすぐに行動を起こしたBさんだね。

Aさんの事例を見ると、放置するのがいかに恐ろしいのかわかるはず。参考にしてみてほしいな。

内容を確認すると、過去に借金をしていたB銀行の返済が滞納したままになっており、すぐに一括返済してくださいという通知でした。

確かにB銀行からは借金をしていたのですが、そもそもリンク債権回収株式会社というのを聞いたことがなく、恐らく詐欺だなと思って何も対処せず放置してしまいました。

その後、しばらく時間が経ってから財産や給料を差し押さえるとの連絡がありました。

慌てて弁護士の方に相談したのですが、対処が間に合わず給料も差し押さえられてしまい、自分の所有していた財産も処分しなければなりませんでした。

結果的に債務整理で解決することとなったのですが、連絡が来た段階で弁護士に相談していれば家族や会社にバレることなく今も過ごせていたのにと思って後悔しています。

心当たりは無かったのですが、裁判という言葉で不安になり連絡を受けた次の日には、FAST法律事務所さんに相談しました。

相談した時点で裁判直前だったため、大事になる前に慌てて債務整理をすることに…。幸運にも会社や家族にバレることなく手続きを進めることができました。

突然債権回収株式会社というところから連絡が来たら焦ると思いますが、落ち着いて弁護士の方に相談すれば問題なく解決できると思いますよ！

最後に大事なところをおさらいしておこう！