債務整理

債務整理の着手金はいくら?払えない場合の対処法を解説!

債務整理をお考えの方で、弁護士に支払う着手金を用意できないという方はいませんか?

今回は、着手金の相場や払えない場合の対処法について、詳しく紹介しています。

この記事を読めば、債務整理の着手金を用意できない方でも債務整理をすることができるようになりますよ!

さいむくん
さいむくん
いよいよ借金が限界だから、債務整理をしよう!と思ったんだけど、弁護士の着手金なんて払えないよ…。
弁護士の着手金って、いくらかかるのかな?

払えないときはどうしたらいいのかな…?

ともだち
ともだち

債務整理をお考えの方で、このようにお悩みの方はいませんか?

今回は、債務整理に必要な着手金の相場や、着手金を支払えない場合の対処法などについて、詳しく紹介しています。

この記事を読めば、着手金を用意できない方でも弁護士に債務整理を依頼することができるようになりますよ!

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そもそも債務整理とは

せんせい
せんせい
債務整理に必要な着手金は、選択する債務整理の種類によっても異なるんだ。

まず最初に、債務整理の種類についておさらいしておこう。

債務整理には①任意整理、②個人再生、③自己破産、の3種類がある。

方法 内容
①任意整理 今後の利息をカットする
②個人再生 借金の返済総額を少なくし、分割返済する
③自己破産 借金をゼロにする(免責)
債務整理には、それぞれのメリット・デメリットがあるんでしたね。

債務整理の細かい比較や、手続きや費用の内容については、こちらの記事でも紹介してくれましたね!

ともだち
ともだち

債務整理に必要な着手金

さいむくん
さいむくん
先生、そもそも「着手金」って何なんですか…?

弁護士に依頼するのって初めてなので、よく分からなくて…。

着手金というのは、弁護士に依頼して最初に支払うお金のことだね。

着手金は事件の解決とは関係なく支払うお金だから、原則として返金されない。

せんせい
せんせい
着手金 事件を依頼した段階で支払う
報酬金、報奨金 事件が成功した後に支払う
手数料 裁判所に支払う手数料や、交通費などの実費
相談料 弁護士に法律相談をする際に発生する費用
せんせい
せんせい
そういえば、法律の世界では債務整理のようなものも「事件」というんだ。

債務整理の報酬金は、「減額した借金の〇%」のような形で決められていることが多い。

例えば、借金を50万円減額できたとして、報奨金が10%だったとしたら、報奨金は5万円ってことか。

減額できた額を考えると、弁護士費用を払ってもやっぱりお得だね。

ともだち
ともだち

任意整理

せんせい
せんせい
任意整理に必要な着手金は、借入先1社あたり約3万円~6万円くらいだ。

任意整理は裁判所を通じた手続きではないから、個人再生や自己破産と比べると、比較的費用を低く抑えられるのが特徴だね。

なるほど!

だけど、あくまで「借入先1社あたり」だから、借入先がたくさんある僕みたいなタイプは注意が必要だね。

着手金が3万円だとしても、借入先が3社あれば着手金だけで9万円だからなぁ。

さいむくん
さいむくん
せんせい
せんせい
そうだね。

だけど、任意整理ではどの借入先を整理するか自分で選ぶことができるから、まず1社債務整理して、上手くいけば2社めも整理して…、と段階的に任意整理することもできるよ。

個人再生

せんせい
せんせい
個人再生に必要な着手金は、大体30万円くらいだ。

個人再生と自己破産は裁判所を通じた手続きで、弁護士のやる仕事も多いから、どうしても費用が高くなってしまうね。

うっ、30万円はかなりキツいですね…。

だけど、個人再生のメリットの大きさを考えると、それも仕方ないか…。

ともだち
ともだち

自己破産

せんせい
せんせい
自己破産の場合も、着手金は大体30万円くらいだね。

自己破産に限らず、着手金の額は法律事務所によってかなり異なるから、まずは初回の相談の際に見積もりを出してもらうといいよ。

自己破産は借金をゼロにできる手続きだから、よくよく考えると着手金30万円でも安いもんかも…。

とはいっても、今手元に30万円なんかないんだよなぁ…。

さいむくん
さいむくん

債務整理の着手金が払えない場合の対処法

せんせい
せんせい
債務整理を考えている人の多くは、着手金などのまとまったお金を用意するのは難しいよね…。

だけど安心して!今は着手金を用意できない場合の対処法がいくつかあるから、紹介していくね。

着手金を用意できない場合の対処法
  1. 分割払い・後払いを利用する
  2. 司法書士を利用する
  3. 法テラスを利用する

方法1:分割払い・後払いを利用する

せんせい
せんせい
最近、多くの事務所では弁護士費用の分割払いや後払いに対応しているんだ。

着手金無料で完全成功報酬制を採用しているところも、少数だけどあるね。

ガチですか!それはありがたい!

正直、分割払いにしてもらえるだけでもありがたいもんなぁ。

さいむくん
さいむくん
せんせい
せんせい
弁護士が債務整理を受任すると、債権者(貸し手)に対して受任通知というものを送付するんだ。

そこには「今後債務者に対して連絡をしないで下さい」と書かれているから、受任通知の到達以降は債権者から返済の催促がくることはなくなるんだよ。

なるほど!

じゃあ、これまで借金返済に充てていたお金をまず弁護士の着手金として分割で支払って、着手金分が溜まれば債務整理してもらうのか。

それなら、実質的に弁護士費用としての負担なく債務整理できるね!

ともだち
ともだち

方法2:司法書士を利用する

せんせい
せんせい
司法書士に依頼した場合、大体弁護士費用の半分~3分の2ほどの費用で済むといわれているね。

費用を低く抑えたいという人は、司法書士に頼んでみるのも手かもしれないよ。

なるほど!

とはいえ、司法書士の場合には個人再生や自己破産の手続きでは裁判所との面談に同行してもらえなかったり、裁判で最後まで戦ったりすることができないんですよね…。

そういったデメリットも考えながら比較する必要がありますね!

ともだち
ともだち

方法3:法テラスを利用する

せんせい
せんせい
国が整備している、国民司法支援センター(通称「法テラス」)を利用した場合、着手金などの費用を安く抑えることができるよ。

法テラスを利用した場合の着手金の目安は、次の表の通りだ。

ただし、色々と条件によって金額が異なるから、あくまで参考程度にね!

任意整理 3万3千円(1社あたり)
個人再生 16万5千円
自己破産 13万2千円
うーん、確かに費用は安いね。

だけど、法テラスは自分で弁護士を選べなかったり、利用するための条件が厳しかったりするんだよね。

個人再生や自己破産では長い間弁護士とやり取りすることになるから、分割払いをお願いして、信頼できる先生にお願いするのがいいのかも!

さいむくん
さいむくん

着手後に報酬を払えない場合の対処法

さいむくん
さいむくん
先生、ひとつ不安なことがあって…。

もし債務整理を弁護士に依頼したあと、報奨金などを支払えなくなった場合はどうしたらいいんですか…?

まずは、その弁護士にしっかり相談しよう。

絶対に支払いをバックれたり、催促を無視したりしないようにね。

せんせい
せんせい
ともだち
ともだち
弁護士は法律のプロだし、弁護士会を通じて色々と情報を調査できるから、弁護士から逃げるのなんて絶対ムリだもんね…。

それに、分割払いに応じてくれるような弁護士なら、債務者に対する理解もあるはずだ。

だから、どうしても弁護士費用が払えない場合には、支払いを待ってもらえないか相談してみるといいかもね!

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まとめ

ともだち
ともだち
今回の話をまとめると、次のようになるね。
今日のまとめ
  • 任意整理の着手金は3万円から
  • 司法書士や法テラスの利用も検討しよう
  • 最近では分割払い・後払いに応じる弁護士も増加中!
これまで弁護士に依頼したことないし、色々と費用について不安だったけど、結構柔軟に対応してくれるんだね!

特に分割払いの場合には負担が小さいし、まずは初回相談で支払方法や費用総額について相談してみよう!

さいむくん
さいむくん
弁護士に相談することで
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著者情報

この記事の監修者
赤堀弁護士
赤堀 太紀 FAST法律事務所 代表弁護士

企業法務をはじめ、債務整理関連の案件、離婚・男女トラブルの案件、芸能関係の案件などを多数手がける。

監修者の詳細なプロフィール
この記事の筆者
浜北 和真株式会社PALS Marketing コンテンツディレクター

2017年から法律メディアに携わりはじめる。離婚や債務整理など、消費者向けのコンテンツ制作が得意。
監修したコラムはゆうに3000を超える。

20代後半に作ってしまった借金100万円を自力で完済した。

筆者の詳細なプロフィール