クレジットカードの滞納で起きた裁判を無視したらどうなる？

滞納や未払いがあっても、クレジットカードでは裁判所の許可なしに財産を差し押さえることができないからなんだ。

冒頭でちょっと話したけど、クレジットカードの滞納や未払いで裁判になった場合、無視するとどういうことになるのか、ここでわかりやすく教えてあげるね！

訴状っていうのは、超簡単にいえば「あなたは訴えられましたよ、反論があるならこの紙に書いて裁判所に送ってください。裁判はいつ頃やるので、この日は出廷してね」って手紙なんだ。

特別送達っていうのは、裁判所からの通知を届ける特別な配達のことだよ。

特別送達の場合はポストに投函されず、荷物のように受け取った人の署名や押印が必要なんだ。

特別送達は配達記録が残るため、「受け取っていない」なんて言い訳は通用しないよ。

でも自宅で受け取らなかった場合、裁判所は勤務先に送達するケースもあるよ。

実際にこんな質問をしてる人もいるからね。

さすがに生死不明で失踪してたら裁判はできないでしょう。

もし裁判を無視して欠席すると、今度はクレジットカード会社の言い分が全面的に認められることになるよ。

裁判にちゃんと出席していれば、支払い方法や分割払いについてまだ話し合う余地はあるんだ。

でも裁判に出廷しないとなると、裁判所はクレジットカード会社の言い分通りに借金を支払えという判決を下す。

その判決の内容の通りに支払いを行わないと、差し押さえが実行されるってわけだ。

でも時効を迎えても時効援用という手続きをしないと、時効の効果は得られないんだね。

裁判になった場合は、答弁書や異議申立書って書類に「消滅時効を援用する」って書いて主張しないといけない。

そして判決が下されると、時効は判決から10年経過しないと成立しなくなるんだよ。

裁判では判決が下されて、その判決の内容の通りに支払いをしないと、財産の差し押さえが行われることになるね。

ブラックリストの状態のままだと、クレジットカードが利用できない、新規契約も難しくなるよ。

意外に知られていないけど、家賃保証会社によっては契約できず、賃貸契約に影響が生じる可能性もある。

同じく、携帯端末の分割購入も審査が通らない恐れがあるからね。

もし訴状が届いた場合は同封されている答弁書に必要事項を記入して裁判所に返送しよう。

支払督促は簡易裁判所が送る支払命令のこと。

もし支払督促が届いたら、同封されている異議申立書に必要事項を記入して2週間以内に返送してね。

異議申立書はこんな感じだよ。

訴状の場合は無視すれば差し押さえ、支払督促を無視しても差し押さえ、異議申し立てをすると裁判…滞納すると裁判か差し押さえの二択になるんて…。

時効は放置していても時効の効果は得られない。

時効援用という手続きをするか、訴状や支払督促に「消滅時効を援用する」と記してはっきり宣言しよう。

支払督促の場合は、分割払いの欄にはチェックを入れずに、「その他」を選択して、消滅時効を援用するとはっきり書こう。

もし本当に時効が成立してるなら、相手はそのまま訴状を取り下げて手続きは終了するはずだからね。

いずれにしても、かなり前のクレジットカードの請求が来た段階で、弁護士に時効かどうか相談しておくのがベストだよ。

そうなると裁判も棄却されて終わることになるね。

自己破産は裁判になる前でもなった後でも手続きができるけど、時間がかかる点は注意が必要だよ。

早い段階で支払いが難しいと思ったら、自己破産も含めて弁護士に相談してみよう。

裁判になってもいきなり差し押さえが行われるわけではない。

でも裁判で決まった内容通りに支払いができなければ、今度こそ強制的に財産を差し押さえられることになるよ。

その時に差し押さえを止めようとしても難しいことがほとんど。

差し押さえられたお金は返してもらえないし、生活が苦しくなることは避けられないだろう。

差し押さえが行われてしまうと、もう弁護士に依頼するお金すらない可能性がある。

早い段階で相談してくれれば債務整理などで借金を減額・免除できるかもしれない。

でも差し押さえ後だとかなり難しいんだ。

今以上に生活が苦しくなる前に、まずはどうするのがベストなのか、弁護士に相談してほしいな。

どうやっても支払いができない場合は、自己破産を検討することになるね。

自己破産などの債務整理は、裁判前はもちろん、裁判が終わった後でも利用できるよ。

でも裁判をした後に支払いができなければどの道差し押さえを受けることになるし、生活が苦しくなることには変わらない。

どうやっても支払いができないのなら、債務整理をやるかどうかは別として、一度弁護士にどうしたらいいのか相談してみるのが一番だよ。

裁判っていうと、何かを争うイメージがあると思うけど、借金の場合、どうやって返すのかしか話しようがないんだ。

裁判前には一括返済を求められていても、裁判では支払い可能な金額で分割払いを話し合うことが一般的だよ。

ただし、裁判後はちょっとでも滞納すると、すぐに差し押さえられる可能性があるってことだね。

裁判で決められた内容に背くと、差し押さえが可能になるからだね。

簡易裁判所で対応できる裁判は140万円以下と決められているから、司法書士は140万円以下の請求なら対応できるってわけ。

一方で弁護士には制限がないよ。もし裁判が地方裁判所で行われるなら弁護士に依頼することになるね。

でもお金がないし、依頼はできそうにありません…結局黙ってこの状況を受け入れるしかないんでしょうか…。

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