自己破産で法テラスを利用する場合の流れや期間！デメリットは？

正直お金もないので、いくらくらいかかるのか、条件なども教えてください…！

じゃあ今日は、次の点をわかりやすく教えてあげるね！

ちなみに…法テラスの金額で弁護士に依頼する方法は2つあるんだ。

よくいわれる法テラスだと弁護士が選べないっていうのは、法テラス経由で相談した場合。

法テラスの費用に対応した弁護士を、自分で探せば好きな弁護士に依頼できるってわけだね。

依頼後の流れはそこまで大きく変わらないけど…わかりやすく教えてあげるね！

法テラスが何か知りたいって人は「法テラスはお金がない人のための相談センター」を参考にしてね！

法テラスは全国に110ヶ所相談できる事務所があるけど、まずは法テラスを利用できるか、いつ相談をするのか決めないといけないんだね。

だからまずは法テラスに電話して、オペレーターさんに法テラスが利用できるかどうか確認してもらうんだ。

もし可能なら、面談相談の予約を取ってくれるよ！

ちなみに、法テラスが混雑してると予約は来月ってケースもある。不安なら早めに電話してね。

面談場所は、法テラスの事務所、あるいは法テラスに登録している弁護士の事務所、他にも指定相談場所などがある。

指定の場所に出向いて、弁護士と面談相談しよう。

もし必要な書類や資料があれば、電話相談の段階で教えてもらえるよ！

法テラスでは、収入が一定以下などの条件を満たすと、民事法律扶助(弁護士費用立て替え制度)を利用できる。

弁護士費用が安い上に、支払いも月々数千円からと嬉しい制度なんだ。

弁護士に民事法律扶助を使いたいと伝えれば、必要な書類や資料を教えてもらえるよ！

民事法律扶助については「民事法律扶助で支払いは月々5,000円～」でも解説するね！

必要な書類は、収入や資産がわかる書類、本人確認書類などが必要になるんだけど、「審査に必要な書類が用意できる」で詳しく教えてあげるね！

民事法律扶助が利用できるかどうか審査の期間はおおよそ2週間くらい。

ただし、申請が混雑していたり、お正月など祝日を含むと、1ヶ月くらいかかるケースもあるから、早めに相談するようにしよう！

法テラスが間に入るのは、弁護士費用をさいむくんの代わりに立て替えてくれるから。

さいむくんは以後、法テラスに弁護士費用を払っていくことになるんだね。

弁護士費用は、契約書を結んで2ヶ月後から支払いが開始される。

そしてこの弁護士費用は基本的に3年で完済できるように、支払っていくことになるよ。

費用に関しては、「法テラスの自己破産の費用は15万円くらい」でわかりやすく教えてあげるね！

弁護士が手続きに着手すると、どのくらいの頻度で連絡が来るのかは弁護士によるんだ。

不安なら、最初に依頼する前に弁護士にどのくらいの頻度で連絡してくれるのか確認しておこう！

弁護士からも説明があると思うけど、返済を止めてしまっても問題ないんだ。

「私が自己破産を担当します。以後連絡は私にしてください。」といった内容が記されているよ。

貸金業者はこの受任通知を受け取ると、法律上取り立て行為を禁止されるんだね(貸金業法21条)。

結局契約書を結んだあと、法テラスが弁護士に費用を支払ってから対応してくれるんだけど、その支払い時期によって着手してくれる時期も左右されるよ。

弁護士によってはもっと早く送ってくれるケースもあるから、依頼前に確認してみよう。

弁護士費用の支払いは基本的に口座引き落とし。希望に応じて支払い方法も変更できるよ。

弁護士費用をすべて払い終えれば、借金問題はもう終わり。新しい人生の幕開けだね！

法テラスで自己破産を依頼した場合の期間については、「法テラスで自己破産をした場合の期間は6~8ヶ月程度」で教えてあげるね！

まずは弁護士のHPなどで法テラスに対応しているかどうか確認してみよう！

もしHPに書かれていなければ、電話で法テラスに対応しているかどうか確認してみてね！

弁護士に依頼する際は、相談が必要。

また依頼する弁護士が、本当に自己破産の実績があるのか、信頼できるかどうか確認する大事な機会でもあるからね。

面談相談は30分程度であることが多いから、事前に質問内容などをまとめておくとスムーズだよ！

そうすれば、弁護士から法テラスに民事法律扶助が利用できるかどうか審査を申し込んでくれるよ。

法テラス経由だと、基本は審査が降りてから自己破産に着手することになる。

ただ、弁護士によっては審査を申し込んでいる間に、早速自己破産の手続きに着手してくれる場合もあるよ。

以後は、法テラスに弁護士費用を支払っていくことになるね。

費用に関しては「民事法律扶助で支払いは月々5,000円～」でも解説するけど、基本的には3年、つまり36回払いで完済できるように分割で支払っていくことになるよ。

民事法律扶助の審査は長いと1ヶ月くらいかかってしまう。

そこから自己破産の書類作成におおよそ2~3ヶ月ほどかかる。

申し立てから、3~4ヶ月で自己破産が認められるんだね。

これは、財産がほとんどない「同時廃止」といわれる手続きの場合。

もし高価な財産があると、「少額管財事件」といって、1年くらいかかるケースもあるよ。

法テラスで自己破産を依頼すると、実際にはいくらくらいかかるんでしょうか…。

弁護士に依頼する場合はやっぱり費用がかかるよね。

お金のない人でも法的なサービスを受けられるようにってことで設立されたのが法テラスなんだ。

法テラスにも多くの弁護士がいるから、その弁護士に相談や依頼をすることになる。

ただ法テラスは、弁護士費用を立て替えたり、弁護士に相談できる場所を提供したりするのが役割なんだね。

利用するにも、収入が一定以下という条件をクリアしないと利用できない。

そして条件をクリアすれば、無料法律相談ができたり、相場よりも安く弁護士などに依頼できたりするんだね。

法テラスで自己破産を依頼した場合の費用は、約15万円～だよ。

でも15万円か…安いは安いけど、借金を返しながらこの金額を用意するのは無理だな…。

民事法律扶助とは、弁護士費用を一旦法テラスが負担して、依頼者は月々分割で法テラスに支払っていく制度だね。

月々1回支払うことになるので、分割回数は36回だね。

例えば借金に関する相談は3回まで。

しっかりと相談して3回目までに依頼をするかどうか判断しよう！

つまり、生活保護を受給していれば、費用をかけずに自己破産ができるんだね。

また、条件を満たしていれば、生活保護を受給してなくても費用が免除されるケースもあるよ。

例えば、収入が一定以下で財産がない、かつ、高齢者や障害を抱えているような場合だね。

条件は細かくてやや難しいから、法テラスで相談してみてね！

じゃあどんな条件をクリアしたら、法テラスで無料相談や民事法律扶助が利用できるんですか？

利用するには収入が一定以下などの条件があるんだね。

給料から税金などを差し引いた手取り額が次の基準以下であることが条件になるよ。

家賃を支払ってるなら、手取りの月収が25万3,200円以下(20万2,000円に5万3,000円を加算)なら、収入の条件をクリアしているといえるよ！

資産要件では、同居家族全員の資産が次の表以下であれば条件がクリアできるよ。

利用できるかどうかはオペレーターさんが確認してくれるからね！

要するに裁判や調停、示談などで解決できる可能性があるってことだね。

自己破産の場合は、自己破産の条件を満たしていて、認められる可能性があるってことが条件になるね。

もっとも自己破産できるかどうかの判断は難しいから、まず法テラスの無料相談で自己破産できるかどうか判断してもおう。

わかりやすくいうと、相手が気に食わないから訴えてやるといった理由で法テラスは利用できないよってことだね。

法テラスでは、借金問題以外にも離婚や相続などの相談も受けている。

人間関係のトラブルで嫌がらせを目的として利用はできないんだね。

借金問題で悩んでいるさいむくんは関係ないから気にしなくていいよ。

日本国内に住所があり、個人でないと利用できないんだね。

それはとても助かるんですけど…何かデメリットがあるんじゃないですか？

あんまりいい噂を聞かないですし…。

「法テラスで自己破産を依頼した場合の流れと期間」でも話した通り、法テラスを利用する方法は2種類あるよね。

法テラス経由で相談すると、担当になる弁護士はランダムなんだね。

だから自己破産の経験が乏しい弁護士や、自分と相性の悪い弁護士に当たる可能性はあるかもしれないね。

でもそんな弁護士ばかりではないし、親身に対応してくれる弁護士もいるよ。

もし相談してみて、もっと親身に対応する弁護士がいいと思ったら、持ち込み方式で法テラスに対応している弁護士を探す方法もあるよ。

法テラスはお金がない人のための法律相談センター。だから収入が一定以下の人しか利用できないんだ。

また、民事法律扶助も審査に落ちるケースがあるから注意が必要だよ。

もし法テラスを利用できない場合は「法テラスを利用して自己破産できない場合」も参考にしてみてね！

ただしそれは弁護士費用だなんだね。

自己破産では、裁判所の費用もかかるんだけど、裁判所の費用は生活保護でない限り立て替えてもらえないんだ。

というのも、弁護士は依頼を受けた当日か翌日には受任通知を送ってくれるからだね。

でも法テラスで弁護士に依頼した場合、弁護士によっては受任通知の発送に時間がかかる場合があるよ。

まず民事法律扶助の審査があって、その後に契約を結ぶよね。

さらに、法テラスから弁護士に費用の支払いが行われて、手続きが開始されるという流れがあるからね。

法テラスで相談した段階で、こうした審査の前や、支払いの前に受任通知を送ってもらえるかどうか確認してみるのも手だよ。

もし一刻も早く取り立てを止めてもらいたいなら、自分で弁護士を探すことも検討してみてね。

ここでは、実際に法テラスで自己破産した人の声を紹介するね。

さいむくんが心配するように、嫌な弁護士に当たってしまう確率ももちろんあると思うよ。

でもいい弁護士に出会って、ちゃんと手続きを済ませた人もいるんだ。

仮にもし嫌な弁護士に当たってしまった場合は、持ち込み方式で弁護士を探すのもアリかもしれないね！

でも残念ながら、「条件をクリアできなかった」「相談したけど合わなかった」などの理由で法テラスを利用できない人もいるんじゃないかな？

最後に、法テラスを利用できなかった人に向けて、対処法を教えてあげるね！

「法テラスの自己破産の費用は15万円くらい」でも話した通り、自己破産にかかる弁護士費用の相場は40~50万円と決して安くはない。

でもお金がないことくらい、弁護士もよくわかってるよ。

借金問題に関しては、無料相談はもちろん、弁護士費用も分割払いであるケースが多い。

法テラスほど安くはないけど、例えば1年くらいかけて分割払いをするなどの法律事務所もあるよ。

取り立てが止まれば、月の返済も弁護士費用の支払いにあててしまって問題ないんだよ。

法テラスじゃない法律事務所でも、相談してみることで負担なく依頼できる方法を提案してくれるんだ。

借金は放置してもなくなりはしないし、差し押さえを受けるリスクもあるんだよ。

もし「法テラスが利用できない」と悩んでいるなら、弁護士に一度相談してみたらどうかな？