弁護士の先生に相談してみようよ!
小規模個人再生をお考えの方で、このようにお悩みの方はいませんか?
この記事では、小規模個人再生と給与所得者等再生の違いや、小規模個人再生のスケジュールなどについて、分かりやすく説明しています!
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小規模個人再生とは
個人再生には①小規模個人再生と②給与所得者等再生の2種類があって、それぞれの違いを表にまとめると、次のようになる。
名称 |
メリット |
デメリット |
小規模個人再生 |
減額幅が大きい |
債権者の同意が必要 |
給与所得者等再生 |
債権者の同意が不要 |
減額幅が小さい |
確か、小規模個人再生をしたあとの最低弁済額(手続完了後も残る借金)は、債務額に応じて次の通りだ。
100万円以下の場合 |
その基準債権額 |
100万円以上500万円以下の場合 |
100万円 |
500万円超1500万円以下の場合 |
基準債権の5分の1 |
1500万円超3000万円以下の場合 |
300万円 |
3000万円超5000万円以下の場合 |
基準債権の10分の1 |
これを3年かけて返済するとなれば、月々の返済額は約2万8千円だね。
小規模個人再生のスケジュール
小規模個人再生のスケジュールは、大きく分けて次の通りだよ。
- 受任通知の送付・債権の調査
- 個人再生の申立て
- 個人再生の開始決定
- 債権者から債権の届け出
- 再生計画案の作成と提出
- 書面による決議・意見聴取
- 再生計画案の認可と確定
- 返済の開始
受任通知の送付・債権の調査
ここには、債務者が個人再生手続を行う旨や、今後債務者には直接連絡をしないよう求めることが書かれている。
ここでもし過払い金があれば、債権者に対して返還を求めることになるね。
個人再生の申立て
だいたい申立てから1週間ほどで、個人再生委員という人が裁判所から選出される。
個人再生委員は、基本的に、債務者とも債権者とも利害関係にない弁護士が選任されるね。
その後、個人再生委員と、債務者とその代理人の弁護士、の3人で面談を行い、債務の内容や理由について聞かれることになるよ。
個人再生の開始決定
その後、裁判所が資料を調査して、個人再生すべきとの判断に至った場合には、だいたい申立てから1か月くらいで個人再生決定がなされるよ。
債権者から債権の届け出
その情報は裁判所でまとめられて、のちに弁護士のもとへ送られてくるよ。
再生計画案の作成と提出
債権者がウソをついている可能性もゼロではないからね。
債権の情報が正しかったら、次に弁護士は何をするんですか?
ちなみに、再生計画の提出が期限内に行われない場合には、ここまでやってきた個人再生手続は全てパーになるから、自力でやるときには注意してね!
書面による決議・意見聴取
だから、裁判所は再生計画を債権者に送付して、その計画に同意してくれるかを確かめる。
ここで過半数の債権者が再生計画に同意してくれない場合には、残念ながら小規模個人再生を行うことはできないから、給与所得者再生ができないかを検討することになるね。
再生計画案の認可と確定
再生計画の認可から2週間で債務者の情報が官報に掲載され、そこでようやく手続きは完了だ。
官報に掲載される期間や、掲載されることによるデメリットについては、こちらの記事でも詳しく紹介してくれましたね!
返済の開始
基本的に3年(例外的に5年となることも)かけて返済していくわけだけど、計画通りにコツコツ支払っていけば必ず借金から解放されるから、頑張っていこう!
小規模個人再生にかかる期間と費用
そういえば先生、個人再生にかかる期間や費用はどれくらいですか?
期間 |
半年~1年 |
費用 |
50万円~100万円 |
目安にならないよ(怒)
具体的にどれくらいの期間と費用とが必要なのかは、私たち弁護士なら目途はつくから、最初の相談のときにお伝えするね。
小規模個人再生を早く終わらせる方法3つ
だけど、以下の点に注意すれば、少しでも早く手続きを終わらせることができるよ!
書類を用意しておく
手続きに必要な書類は私たち弁護士が代わりに集めることもできるんだけど、例えば債務者の住民票なんかは自分で取りに行った方が圧倒的に早いからね。
債権者と話をしておく
だから、あらかじめ債権者と話をしておいて、個人再生をする旨を伝えておくと、交渉がスムーズにいく可能性があるね。
サラ金などの債権者とは弁護士が話したほうが早いんだけど、例えば友人や家族からお金を借りているような場合には、債務者が直接交渉したほうが上手くいくこともある。
弁護士に依頼する
だから、無理に自力で行おうとするのではなく、弁護士に依頼したほうがスムーズかつ確実に手続きを進めていくことができるね。
最初は自分でやるつもりだったんだけど、書式をみて頭が痛くなってきたので、先生に依頼することにします!
まとめ
- サラリーマンでも小規模個人再生をするのがおすすめ
- 小規模個人再生にかかる期間は6か月~、費用は50万円~
- 手続きは弁護士に任せるとかなり楽!
だけど、再生計画が認められれば大幅な減額になって、人生をやり直す大きなチャンスになるんだ!
小規模個人再生で借金問題を解決して、新しい一歩を踏み出そう!
企業法務をはじめ、債務整理関連の案件、離婚・男女トラブルの案件、芸能関係の案件などを多数手がける。