仕事で二台目の携帯が必要になって、新しく契約しようと思ってショップに行ったら、10年前の他の会社の未払い料金があるからと契約を断られたんです…。
たしかに思い返すと催促の手紙が頻繁に来てたような気もするけど、その後どうなったかあまり覚えてなくて…これってどうすればいいんでしょう?
さいむくんのように、10年近く前の携帯電話の未払い料金が発覚してお困りの方も多いのではないのでしょうか?
そんなときは焦らずに、時効が成立していることを確認するべきです!
この記事では、以下の3点について詳しく解説していきます。
- 携帯電話の未払い金の対処法、時効援用という手続きについて
- 未払い金が発覚したあとでの携帯電話の契約方法
- 時効援用によるその後の生活への影響
10年前の支払いであればもう時効ですが、気をつけたいポイントがあります。
時効は、手続きをしなければ成立しないのです。
やり方を間違えたり、そのまま放置したりしていると時効の起算日がリセットされてしまう可能性があります。
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10年前の携帯の未払い金はどうすればいい?
5年が経過した未払い金は時効が成立しているため支払う義務はない
携帯電話の料金だけでなく、基本的には5年以上が経過した借金については時効となるんだよ。
でも、未払い金を理由に新規契約を断られたんですよ?やっぱり支払わなきゃダメなんじゃないんですか?
時効援用をしない限りは未払い金は残り続ける
この『未払い金を消滅させない限りは、携帯電話の新規契約はできない』んだよ。
その手続きを『時効援用(じこうえんよう)』と呼ぶんだ。この場合の債権者とは、未払い金があった携帯会社だね。
時効援用をすれば、未払い金を消滅をさせて携帯電話の新規契約ができるんだよ!
- 時効援用とは、時効によって利益を得ること(相手にとっては不利益)を、相手に明確に伝える手続き。
- 借金の時効援用の場合は、債務者が、一定期間を経た借金の返済義務がなくなったと債権者に伝えることを指す。
時効援用をする方法や手続きの流れ
具体的にどういう手続きになるんですか?
- 借金が時効を迎えているか、信用情報を開示して確認する
- 時効を迎えていたら、「時効援用通知書」を作成する
- 債権者に内容証明郵便で時効援用通知書を送付する
- 債権者からの連絡があった場合は、債務の承認をしないように対応する
- 時効の援用が成立する
手続きはおよそ1ヶ月ほどで終わるもので、仕組みを理解していれば自分ですすめることもできる。
ただ、時効援用は失敗するケースもゼロではないから、確実に行いたいならまず弁護士への相談をおすすめするよ。
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未払い金がある状態では携帯電話の新規契約や機種変更はできない
通常は未払い金を完済してから契約
だからまずは未払い金をすべて一括で支払ってから新しく契約する必要があるんだ。
強制解約となったあとの未払い金についてももちろん支払う義務があるんだけど、これはうやむやになってしまっている人が多いから注意が必要だね。
5年が経過している未払い金は時効援用をして消滅させられる
通常、未払い金の滞納が続いた場合は、携帯会社に依頼された債権回収会社が未払い金の請求を行うんだ。
さいむくんのところにも、債権回収会社から「法的手段の準備に入らざるを得ません」みたいな葉書が届いていたんじゃないかな?
裁判を起こされていたりとか特別な事情がない限りは、発生してから5年が経過している未払い金は支払い義務がなくなっているから、時効援用をして消滅できるんだよ。
強制解約後に裁判を起こされている場合は10年で時効援用可能
これが携帯会社に裁判を起こされたサインだね。
5年が経過する前に携帯会社から裁判を起こされてしまうと、『時効が成立するまでの期間が裁判が確定した日から数えて10年とかなり延長されてしまう』から注意が必要だよ。
裁判書類によって返答期限も異なるし、対応方法も素人では判断できないケースが多いから、裁判書類が届いたらまずは弁護士に相談するべきだね!
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何年前であっても、携帯電話の未払いがあった会社での再契約は難しい
時効援用をすれば、未払いがあった会社でもまた契約できるんですかね?
時効援用までの流れも含めて解説していこうか。
通常2~3ヶ月の滞納で強制解約となる
- 利用料金の滞納をすると支払いの督促状がくる
- 支払わずに1ヶ月経過すると利用停止
- さらに1~2ヶ月経過すると強制解約となる
- 債権回収会社からの督促が始まる
- 裁判を起こされずに5年が経過すると時効援用ができる
そうすると、TCA(電気通信事業者協会)というところに未払い情報が記録されて、時効援用をするか実際に未払い金を完済するまで新たに携帯電話の契約ができなくなるんだ。
【参考】TCA(一般社団法人 電気通信事業者協会) 不払い者情報の交換
契約していた会社への事故情報は半永久的に残る
だけど、TCAとは別に、携帯会社ごとにも独自で顧客情報を管理しているから、『実際に未払いがあった会社での再契約は基本的に難しい』よ。
時効成立後であれば条件付きで契約できる場合もある
主な条件は、機種代金は一括で支払うとか、『預託金制度』を利用するなどだね。
経済的な理由などから支払いに不安がある人が携帯電話を契約するために、携帯会社に一定金額をあらかじめ預けておく制度。
預託金として5~10万円の金額を指定されるケースが多く、契約中に料金の滞納が発生した場合は、預けておいた預託金の中から支払いをおこなう。
解約時に預託金が余っていた場合は返金されるため払いすぎてしまう心配もない。
基本的には一度未払いがあった携帯会社は避けた方が無難ですね。
時効援用をすればクレジットカードやローンの審査は通る?
時効援用をしたあとでも、最長5年は事故情報が残る可能性がある
携帯電話料金の滞納の情報はTCAに記録されると話したけど、実はそれと同時にCIC(貸金業法指定信用情報期間)というところにも事故情報として記録されるんだ。
TCAとCICの違い
TCA(電気通信事業者協会) | ・携帯電話料金の不払い情報が記録される 『・時効援用をすれば事故情報はすぐに消滅する』 |
CIC(貸金業法指定信用情報機関) | ・クレジットカードやローンなどの支払い状況、遅延履歴、債務整理の履歴などが記録される 『・時効援用をしても、時効成立後最長5年間は記録される』 |
とはいっても、時効援用をしなければ信用情報は回復しないから、未払い金が発覚した時点でまずは早めに弁護士に相談して時効援用をするべきだよ。
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信用情報機関(CIC)に開示請求をしてから審査を申し込むのが確実
でもまずは一回申し込んでみて確かめるのが手っ取り早いかな。
先ほどのCICには、『クレジット会社や貸金業者などに審査を申し込んだという事実も記録されてしまう』んだ。
繰り返しやみくもに借入の審査を申し込んでいる人がいたら、ちょっと信用ならないから貸す側も審査を通しづらくなりますね。
手数料はかかってしまうけど、今はインターネット上での開示請求も手軽にできるから、一回申し込んでみるといいよ!
【参考:CIC 情報開示とは】
未払いの携帯料金が発覚した場合は弁護士に相談するべき!
早速自分で時効援用の手続きをしてみようかな!
急ぎたい気持ちもわかるけど、『携帯電話料金を滞納する人は、他にも消費者金融やカードローンなどで高額な借金をしているケースがよくある』んだけど、さいむくんはどうかな…?
そういう借金についても弁護士が解決してくれる場合もあるし、時効援用の手続きもなかなか複雑だから、まずは弁護士への相談をおすすめするよ。
何より、『借金についての相談は無料で受け付けてくれる弁護士が多い』からね!
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借金に悩まされる生活はとても辛く苦しいものです。
でも大丈夫!専門家に相談することで明るい未来が待っています!
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まとめ
- 5年以上前の携帯電話の未払い料金は支払う義務はない
- 時効援用をしない限りは未払い情報は残っているため携帯の新規契約はできない
- 時効援用をしたとしても、未払いがあった会社での再契約はできない
まずは時効援用をするために弁護士に相談してみよう!
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